ジャケットが所謂エロ・ジャケの類なので、紹介をためらっていたアルバム。
本作品のリーダー、ジョー・ムーニーは1911年ニュージャージー生まれ、
病気の為10代半ばで失明している。
ピアノやアコーディオンを弾きながら唄も歌い、1920年代後半には
ラジオの人気スターにもなっている。
これは1957年にアトランティック・レコードからリリースされたアルバムで
ジョーはここでハモンド・オルガンを弾きながら歌っている。
余り声量は無いが、粋で洒脱な語り口のヴォーカルは、
マット・デニスやジョー・デリーズ(写真下)辺りに通じるものがある。
その手の弾き語りがお好きな人にはオススメのアルバムである。
Joe Mooney / Lush Life
Atlantic SD-1255
Koch Jazz KOC-CD-8524
Rhino 081227412227 (Reissue)
1,Polka Dots And Moonbeams
2,Nina Never Knew
3,Crazy She Calles Me
4,Lush Life
5,Love Is Here To Stay
6,That's All
7,The Kid's A Dreamer
8,Nowhere
9,My One And Only Love
10,Have You Met Miss Jones
Joe Mooney (vo,org)
Jimmie Lee Robinson (g)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)
1956年 11月28日~30日 New York 録音
■関連アルバム■
「Joe Derise / Joe Derise Sings」