ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

清水ミチコ / 歌のアルバム

2009-04-30 16:07:10 | 歌謡曲 / J-POP

現代における女性ヴォードビリアンとも云うべき才能溢れるタレント

清水ミチコの傑作アルバム。


1曲目の山口百恵をパロった「波の数だけさよならを」から

最後の綾戸智恵のパロディ「テネシー・ワルツ」まで

彼女の笑いにおける類まれなセンスを感じる事が出来る。


中でも彼女自身大ファンの矢野顕子マネの「相合傘」と

フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」を

フランス語から日本語の九九による歌詞に置き替えて

4x5=20(しごにじゅう)と歌い出す「イェル・ケ・クク」は

際立っている。


全13曲中9曲が彼女の作詞、作曲によるもの、と言っても

その内2曲は語りだけ。

また、彼女自身が弾くピアノも見事の一言です。



 清水ミチコ / 歌のアルバム

  ソニー・ミュージック MHCL-489


1,波の数だけさよならを (山口百恵)
2,この凄い血筋いっぱい (森山良子)
3,ボイス・アドベンチャー
4,リキュールの恋人 (松任谷由実)
5,野球中継
6,ワルのテーマ
7,相合傘 (矢野顕子)
8,イェル・ケ・クク (フランソワーズ・アルディ)
9,クッキング・バトル
10,アタシのブルース (桃井かおり)
11,不思議なリズム
12,歌姫メドレー
  ・Jupiter (平原綾香)
  ・もらい泣き (一青窈)
  ・月光 (鬼束ちひろ)
  ・ワダツミの木 (元ちとせ)
  ・悲しみジョニー (UA)
  ・笑 (笹川美和)
  ・誰かの願いが叶うころ (宇多田ヒカル)
  ・地上の星 (中島みゆき)
13,テネシー・ワルツ (綾戸智恵)



清水ミチコ (vo,p)
and Others


2005年 作品




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