おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

これで,気持ちよく眠れます(笑)

2018-10-25 21:08:09 | 千葉ロッテ
なかなかドラマのあった今季のドラフト,見事にくじ初挑戦の井口が藤原君を引き当ててくれましたね!

2018ドラフト一覧



あわよくば一本釣り,まあ順当にトラとの一騎打ちかと思っていたところが,楽天の参戦での三つ巴には驚きましたが,残り物には福がありました(笑) せっかくくじ引き勝利継続中の山室社長から,あえて引き継いでの初陣でしたが,やっぱりこの人は持ってるなあ。明らかに最大の懸案ポジションに,最高の人材を引き当てたことは素直に喜びたいと思います。

まあ,とはいえ,なんと言っても高卒選手,しかも怪我持ちとの話もあるようなので,いきなり過大な期待をかけるのはよくありません。安田くん,大河らとともに,3年,5年後のマリーンズの屋台骨を背負ってくれる人材と信じて,気長に見守っていきたいところですね。

そして,個人的には,にも書きましたが,本指名だけで8人行くかが,一つの試金石だと思っていただけに,素直に嬉しかったです。やっぱり本指名選手は,なんだかんだ言って契約金,最低年俸と金がいろいろかかるところ,敢然と8人まで突っ込んだことには,これまでと違う匂いを感じました。

違うといえば,長年,うちのチームは,高卒と社会人については,なんだかんだといい選手を引き当てている,あるいは育てられているものの,とにかく大卒選手の育ちっぷりが悪いんですが(大地とかマッスはかなりの例外レベル,あとはネモティ・マツくらいまで遡るか,せいぜい南ちゃんくらいなんだよなあ。伊志嶺くんとか藤岡くんとかそれこそ田中英とか見ると・・・(涙)),そのような中で,あえて3人突っ込んだのは,おもしろいところ。全くの育成対象でもなく,それでいて実は即戦力とも言い難い,この手の選手を2,3年かけてきっちりと育てられるようになれば,チームの厚みはずいぶんと変わってくるはず。変に,大社だから即戦力だろ!とかファンも慌てず,まずはプロの違いを見せて,きっちりとこの世界に馴染めるように育ててほしいところですね。間違っても,ルーキーイヤー(つまり元の素質だけの状態)が最高とかならないように(苦笑)

あ,あと,実質外野手の山口くん含め,投手5人,野手3人というのは,これから外国人,FA(小声),トライアウト組,さらにはトレード含めて,バランスよくしていくというつもりがあるのでしょう。長年ドラフト・トライアウト組くらいに頼っていた補強について,今年こそは,いろんな方法を組み合わせてやってくれるはず。その点も夢を見ながら,そろそろ眠りにつきたいと思います。


何はともあれ



藤原くん,東妻くん,小島くん,山口くん,中村くん,古谷くん,松田くん,土居くん,そして鎌田くん,マリーンズへいらっしゃい!!



そして,



皆さん,今年もありがとうございました! また来年!


それではおやすみなさい

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ホッとしました・・・

2018-10-23 21:59:53 | 千葉ロッテ
しかし,カジさん,どこまで入り込むねん(笑)



いやー,今年はさすがに大阪桐蔭の藤原君一択だろうと思っていたら,例の本部長の煙幕発言などもあり,にわかに不穏な空気が漂っていたところ,早くも藤原君1位指名を宣言してくれましたね。

あわよくば単独あるいは指名少しとの噂を背景に,トラなどがフラフラとよってきそうな雰囲気でしたが,これはうまく主導権を取った感じがしますね。

もちろん,抽選になる確率はまだまだ高いですし,高卒野手,どう育つかは全くわからないところがありますが,間違いなく最大の弱点に,ズバッと切り込む指名は気持ちがいいものです。山室社長から抽選も任されるという井口の強運に期待したいと思います。でも,できれば,みんなヨソに行ってね(笑)

ただ,やっぱりこの記事を見ても,うちの林さんの語彙力と言うか,言葉のチョイスは,ちょっと異常なセンスだよな・・・。「やってみてからだが,即戦力ならもちろんいいし,時間がかかってかまわない。」とか,はっきり言って,何を言いたいのか,いっちょもわかりませんからねえ(爆)

こんな人を押し立てて行かないといけないのかという脱力とともに,まあ,本部長ともなれば海千山千,言葉をまともに受け取るのが無粋というものかもしれません。もうしゃべらなくていいから,きっちりと仕事をしてほしいところですね。

あ,そうそう,夢の本指名8人かと思ってましたが,結局,育成含め8名前後だと夢がないなあ(苦笑) 2軍の構成にも苦労するという現状もあるわけですから,ドラフト,外国人,その他含め,どのような形で補強をしていくのか。,これまた生温かく見守りたいところですね。

まずは


明後日が楽しみ!

それではおやすみなさい

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【番外】今年の総括-フロント編

2018-10-22 20:44:46 | 千葉ロッテ
いやー,正直言って,うちの球団はひどいと思います。二言目にはカネがない,カネがないで,ここ何年もまともな補強のされた試しがなし。何年かに1回3位になれば,「この戦力でよくやってくれた」,それでいて,それ以上の上積みは全くなし・・・では,現代野球で勝利するすべはありません。

ただ,今のフロント,というよりも,ここんとこの歴代のフロントに若干同情的なのは,とにかくあまりにも親会社,というよりオーナー殿がひどすぎるからなんですよね。

残念ながら今は有料記事となってしまいましたが,この瀬戸山さんの記事にあったように,史上最大の下剋上を達成して,ホクホクで日本一の報告に行ったら,オーナーから「そんなことはいいから,赤字はどうするんだ!」と叱責され,泣く泣くサブを手放したとの下りは,正直,フロント云々よりも,オーナーの問題があまりにも大きすぎると痛感しました(まあ,瀬戸山さんは,うちを石もて追われて,その後オリに拾われているということもあり,若干誇張もあるんだろうけど(笑))。もちろん,あの石川本部長殿の,「生え抜きを出して申し訳ない・・・」と頭を下げるどころか,「サブを出すので坂本ください。だめっすか?」みたいな正直,ファンの気持を小馬鹿にしたようなやり口が火に油を注いだことは間違いありませんが。

一方,チームを根本的に変える,強くするというのは,以前からmansengoさんがおすすめされていた,この本を読んで,改めてとてつもなく遠い,そして金も意志も必要とする難事なんだなあと痛感させられました。もともと,根本さんって,寝業師とかモンモンとかで,かなりヤバイ人なのかと思っていたのですが(ごめんなさい),やっていることは,気の遠くなるような人間関係,配慮の積み重ね。それで初めて,選手,スカウトの心をつかみ,一方で太いオーナーを掴んで,金を出させることができるのだなあとしみじみと思いました。

この下りの中にあった,太平洋クラブ,クラウンライターから西武のスカウトを務めた毒島章一さんの,当時,金のなかった太平洋クラブの上層部からは,空っぽの金庫を見せられて,とにかく





上級のはダメ。ちょうど中間ですぐ使える選手を集めろ

つまり,安くてすぐ使える選手を探せと言われていたとの下りは,涙なしでは見られませんでした。

これって,もう何年も長い間,うちのチームの状況そのものであり,とにかく最初から天井を決められて即戦力,真ん中少し上くらいの戦力で戦うことを強いられている状況がまざまざと目に浮かびました。また,その中で,そこそこ3位には入ったりして,できる限りのミッションを果たしている辺り,きっとなまじの目利きと育成力はあったりするんだろうなあ,うちのチーム(涙) 大地なんて,ある意味,まさにそのチームの象徴的存在だもんね。

ただ,こんな球団も,かつては,ロッテを持ちながら,西鉄も実質的に買収するなど(その後,当時のロッテオーナーが,新球団太平洋クラブのオーナーにスライドしたとのこと),信じられないくらい金があった,また道楽する余裕があったんだよね,うちのチームも。

ただ,厳しいことを言うようですが,我が球団は,1969年に参入,1971年に正式に経営譲渡を受け,1974年に優勝した後,二度とレギュラーシーズン優勝がないわけで,つまるところは


1からチームを作って優勝をした経験が一度もない球団

ということになるんですよね・・・。やはりビジョンがないというか,根気がないと言うか,全く因果なチームですわ,実際。

改めて,根本さん関連で驚いたのは,今や常勝ホークスで,ダイエー買収して,大型トレードなどですぐに強くなったのかと思いきや,実に,1978年から1988年まで11年連続,買収後も,1989年から1997年まで9年連続でBクラス,世界の王さんも3年連続でBクラス,生卵事件も経て,4年目でようやくAクラス,翌年優勝というとんでもなく長い道程を経て,栄冠を手にしているんですよね。

そう考えると,1年や2年ではどうにもこうにもならない,井口が徐々に,当初の3年~5年計画どころか,5年~10年とのたまうのも,致し方ない面があるのかもしれません(爆)

ただ,そのためには,首脳陣だけではなく,球団が同じ方向を向いて,必要な金をかけることが大前提。ホークスを始めとした金満球団,あるいは名を売りたい新興球団がゴロゴロしている現状では,安くて勝とうなどというのは虫が良すぎるというものです。

正直,これまでは,貧乏球団だから誰も買ってくれない,貧乏でも持ってくれるだけでありがたいなどという言説がまかり通っていましたが,ZOZOタウンの登場で,実は200億でも売る気なしなどという話が表に出てきたわけで,今までいかに,我々が「うちは貧乏だから・・・」という言葉にある意味騙されていたかということがわかるかというものです。思春期の子供だったら,グレても仕方がねえぞ,これ(苦笑)

率直に言って,球団を持つなんて,昔で言えば道楽,一方現代社会では,最高の宣伝となるわけで,これからは,「金がない」とかいえば,容赦なく「では売りなさい!」という圧力がかかる時代になってきたんだと思います。まあ,前澤さんのはZOZOの宣伝がメインだったように思われますが(苦笑),球団に緊張感を与えるという意味では,実に良かったのではないかと。

まあ,補強ネタに関しては,早くも一喜一憂というところですが,現状では様子を見る他ないかなあというところ。ただ,これで真剣に補強に走らないようであれば,もはや蜘蛛の糸程度しかない信頼の糸もぶっちぎれることは明らかですので,せっかく黒字化したというのであれば,そのお金を有効に使ってほしいところですね。


本音を言うと,せっかく節約,やりくりをして貯金ができたばかりの人が次にやることは,大枚を叩くのではなく,その小金を守ること,より節約に走ることと言う悪寒がしなくもありませんが,まあ,ここは生温かく見守ることにしましょうか。


いや,ほんま,頼んますよ,まじで!(懇願)

長々と書きましたが,まずは,ドラフトですね・・・。


それではおやすみなさい

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残酷だね・・・

2018-10-21 20:46:49 | 千葉ロッテ
ホークスがライオンをマクり,CS突破,日本シリーズ進出を決めたようですね。

散々2位からのリーグ優勝とか史上最大の下剋上とかやっておいてなんですが,やっぱり個人的にはリーグ優勝したチームが日本シリーズに行くべきだと思うなあ(苦笑) この辻さんの涙を見ても,なかなかに残酷なシステムだなと改めて思うところです。

ただ,この涙がでるのも,1年通して戦い抜き,リーグトップの栄冠に輝いたからこそなんだよね。いつまでも3位に入れば良い,下剋上狙いとかアホみたいなことを言っていては,スタートラインにすら立てないというのが実情。

この悔しさを胸に,更に強くなってくるであろうレオ(ただ,このチームも予算的な問題は常にあるんですが・・・),そして,最後の最後に地力の強さを見せつけたホークスにどう勝つのか,真剣に考えて,首脳陣・選手・そしてフロントは知恵をしぼってほしいところですね。

あ,そうそう,安田くん,種市くん,ワールドカップでの活躍オメ! ロッテの投打が国際試合で活躍など,長らくなかったことで,素直に嬉しいです。ここらへんが主力に育ってくると,チームの様相は全く変わってくると思うので,これからも着実に力をつけてブレイクしてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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今年の総括-打撃編

2018-10-20 20:53:38 | 千葉ロッテ
まあ,今年の弱さの大部分が,打線の力弱さに帰されることは疑いがないでしょう。

ご覧の通り,打率こそリーグ4位なものの,HR数は唯一の2桁で圧倒的最下位,長打率も最下位,OPSは金森効果で四球が3位のため,団子状態の4位も,6割台と上位4チームとは圧倒的な差。もうね,正直言って,西武・ホークスと長打率が実に1割近い差では,勝負にならない,得点も5位,西武とは実に250点以上の差というのもむべなるかなと言うところでしょう。

防御率が,上から下まで0.5ポイント程度の差,失点も100点以上の差はないことを考えると,打撃力の差は,あまりにも大きすぎ,個人の気合や努力で解消するのはおよそ不可能な差と言わざるを得ません。

盗塁数こそ,100を大きく超え,リーグ2位に付けたものの,結局,それだけでは相手に驚異を与えられないし,得点にもつながらないことははっきりしてしまったしねえ。むしろ,印象的な盗塁死・走塁死のほうが目立ったというのが実情で(爆),西武が盗塁リーグ1位ということを考えても,ある程度以上の打力がある,それで走者へのマークも薄くなり,また,盗塁することで打者への注意も削がれるという相乗効果が生まれないことにはそれほど意味がないということなのでしょう。

ただ,今年は何度も言いますが,井口は,あえて外国人による補強を重視しなかったところがありますからね。普通であればご祝儀補強が少なくともあり,そこであえて打者をドミちゃんの1人しか取らなかったとういことは,外国人が1人,2人増えて,4位とか3位になっても,長い目で見て意味がないという,結構強烈な割り切りがあったのかと。結局,長い目で見ると言いつつ,多くのファンは眼の前の成績しか見ないので,この決断は,なかなか勇気があったとは思ってます(くどいようですが,その結果,くそ面白くない終盤になってしまったことは否定できませんが・・・)。

井口自身,長打力がある選手をドラフトでの優先事項に掲げていることもあり,問題点はよく理解していると思います。

ただ,投手以上に,打者は即戦力というのはほぼ不可能,特に長距離砲は育てるまで実に長い長い時間がかかるわけで(というかほとんど育たない),だからこそどのチームも,数々の失敗を繰り返し,大枚をはたきながら,外国人あるいはFA引き抜きに奔走しているわけだしね。

もちろん日本人打者を長い目で育てていくというのは大事なことではありますが,結局,点が取れないと,各打者も自信をなくし,かえって目先の当てに行く結果になるというのもまた一つの真理。育てる時期だからこそ,その間をつなぐ外国人打者の存在というのは不可欠なように思います。

最近結構話題になっているこの記事のように,外国人年俸は,ほとんどの球団が8億超え,セリーグを含めても,どこも6億円以上出しているのに,うちだけ3億5千万円とかで補強するなんてのは,およそ虫がいい話なわけですよ(怒) まあ,これはもちろん外ればっかり引いて,給料が高い外国人がいないというのも一つの理由なんですが,最初からコスパ狙い,逆に長期計画で低コスト外国人を自軍に継続的に調達する手段もなし(キューバ育成とはなんだったのか)では,永遠に勝つことはできません。王柏融くんはもちろんのこと,それだけでなく,DH,ファースト,外野のできる外国人を貪欲に狙いに行き,力弱い日本人打者たちがより気楽に打席に臨めるような体制を今年こそは作って欲しいところですね。

あ,結局,ダメ出しばかりになってしまいましたが,その中でアジャの20本超えは本当に素晴らしかった。あとはこれに,1年やっていく目処がたった奨吾(贔屓なので,あえてまだまだやれる!と言いたい),まだ完全覚醒とまでは言えないものの,着実に成長を見せる大河,そして来年は一気の新人王を狙う安田くんらの活躍があれば,もっといい野球はできるはず。ホームランラグーン開設に向けて,フルスイング志向と言われる河野コーチのもと,力強いバッティングを目指してほしいところですね。

とにかく



面白い野球が見たいのです!

それではおやすみなさい

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きっちり頼んますよ・・・

2018-10-19 23:14:52 | 千葉ロッテ
とにかく今年のドラフトは楽しみというのが正直な心境。アマチュアのことはようわかりませんが,少なくともうちの球団がやる気があるのか,それとも口だけなのかを図るには絶好の場ですからね(笑)

その中で,どうやら8人前後は獲る意向を示しているのは嬉しいところですね。

なんと言っても,うちのチームは魔の4人指名時代(ただ,繰り返すが,この時代,結構個々人としては当たりなんだよな・・・)を見るまでもなく,少数精鋭という名の節約志向に走り続けてきたところ。高卒ドラフトや育成ドラフトを除き,通常ドラフトだけで8人となれば,なんと1995年まで遡るわけで,これは間違いなく大事件ですよ。

今年はどちらかと言うと不作の年という話もあるようですが,おそらく井口は,手っ取り早くチームを変えるために,人を入れ替えるというドラスティックな手法を志向しているはず。その方向性を明らかにするためにも,変に6人か7人でお茶を濁すのではなく,8人は最低限のノルマくらいの気持ちで,チャレンジングな指名を見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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今年の総括-投手編

2018-10-18 22:21:56 | 千葉ロッテ
うーん,確かに,今年は投手陣も,防御率リーグ5位と良くはなかった。また,印象的な数々のリリーフが打ち込まれての敗戦があったこともまた事実。

ただ,以前から言っているように,例えば同じ3失点でも,味方が5点でも6点でも取ってくれれば,よくまとめての白星,逆に味方が1点,2点しか取れなければ,結局先に点を取られた,あるいは踏ん張りきれなかったための黒星と評価が真逆になるわけで,単純に防御率とか失点では測れないところがあるんですよね。

そして,今年は,二木くんの1失点とか2失点での敗戦を初めとして,突き放しきれない打線のせいで,リリーフも疲弊し,崩壊に至ったという事情が明らかであるので,投手が力弱かったのは,



半ば以上は打線のせい

というのが誰の目にも明らか。投手だけを取り出して云々というのには,どれだけの意味があるのかと思うところではあります(苦笑)

多分,ケイタリングとか土肥くん,そして種市くんも,打線の援護があり,早めに勝利が付けばずいぶん違った形になっていただろうとは思うところではありますのでね。若い力を先発にどんどん試したのは,一つ意味があったことだとは思っています。


ただ,以前(ちょっと古いですが)にも書いたことがあるんですが,そこそこ頭数が揃っているようで,実は先発の力弱さは,長年に渡ってかなりもの。リリーフばかりが矢面に立ってますが,実は,先発防御率も,きっちりリーグワーストのようで,はっきり言って,先発が力弱いので,リリーフにしわ寄せが言っているというのは,否定し難いように思います。

まあ,今年は,リーグワースト防御率の西武が優勝しているくらいなんで,防御率の差もそれほど大きくなく,あまり気にすることはないかと思う一方で,なんと言っても将来に向けた不安要素は


ゴエモンが結局,計算の立たないピッチャーになってしまった

というところですね。

入団以来3年連続2ケタ勝利という輝かしい成績を残し,昨年は,WBCのプレッシャーがあまりのゆえの特異な年,今年は,あっという間に9勝を達成し,どこまで伸ばすか!と思いきや,オールスター後にとてつもない激変,結局,すべて6失点以上では,もはや当てにするのは無理と言われても仕方がないところでしょう。

もともと,次男坊気質,メンタルにはやや不安というところでしたが,2年連続でやらかしていては,とても軸としての働きを期待することは難しいわけで,正直言って,分からん選手やなあというのが正直な印象です。間違いなくすごい投手だけになんとか立ち直って欲しいという気持ちはあるんだけどね。

せっかく,ワックン,ボル様とともに,3本柱が立ったかと思いきや,ワックンは衰えが隠せず,ボル様も,すごい勢いの後,半ば故障離脱では,なんとも計算がしにくいところ。そして,率直に言って,打線の援護のなさがあったとはいえ,二木くんの前半のもっさりしたピッチング,そしてキャンプ中はとんでもない球を投げていたにもかかわらず,シーズンは完全に出遅れ,しかも,その後も,ランナーがいなければ完璧,出ると途端にバタバタするというピッチングを繰り返した酒居くんなど,なかなかに残念な結果に終わったなあというのが正直なところです。


ただ,有吉くんが柱として立てそうな気配が出てきたこと,岩下くん,種市くんあたりが,少なくとも光るピッチングを見せたことは,間違いなく好材料。とにかく打線が打てるようになれば,ピッチャーの評価は放っておいても変わるので,今ドラフトは,変に即戦力先発に行くのではなく,どっしりと打線強化に主軸をおいてほしいところですね。


一方,リリーフについては,とりあえず,みんなお疲れ!という感想しか浮かびません(苦笑) 前にも書きましたが,球界上げてのリリーフ酷使,それでいて低評価は正直ひどいと思いますし,うちのチームは,過去数年,他の球団と比較しても異常なくらいにリリーフのメンツが変わっていないことは明らか。そんだけ怪我をせずにマッス,松永くん,大谷くん,そして残機限定と言われていた内くん辺りがシーズン通して戦ってきたというのは,素晴らしいことだと思いますし,一方で,こんだけデータ全盛,丸裸にされている中で,いくらイニングが短いとはいえ,同じメンツで,しんどいプレッシャーのかかる場面をしのぎ切るのは,正直無理があると思うんですよね。

幸い,リリーフは,それこそ下位指名即戦力,そして外国人で十分補充が可能なところ。ついでに,リリーフから吸い上げて先発に回すという先発至上主義ではなく,今年のカラカーくんがやったように,先発からリリーフに回すのも大事なところ。これまで過負荷をかけてきたリリーバーたちを,ちょっとでも楽にするために,有効な補強&配置転換,そして,打線には,なんとか4点,5点以上の差を付けて,無駄な労力をかけずに済むような環境を,作り上げてほしいところですね。


一つ言っておきたいことは,



いろいろ言っても,マッス,あんたはえらいよ!(ひいきもしたくなるよ,このタフネスっぷり)

それではおやすみなさい

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ほう,こう来たか・・・

2018-10-16 23:11:55 | 千葉ロッテ
コーチ陣については,名のあるコーチを連れてこられるか,それともOBでお茶を濁すかが,一つの分かれ目になると書いたばかりでしたが,ここ数日のコーチの動きは,ある意味,そのどちらでもなくて,ちょっと面白かった(笑)

今年引退したばかりの3人(岡田くんのコーチという役職はある意味名目だけなので除外)という,ある意味,どうにでも意思を通じられる,使い回せる選手をコーチに据える一方で,外部からは名のあるコーチと言うよりは,名前の上がっている河野さんとか野村さんとか,ちょっと軽量級を据えることで,意のままに動かせる状態に。

つまり,今年以上に,井口は


自分(と鳥越さん)でやる

という姿勢を明確にしたような気がしますね。まあ,あんまりにも監督が全て自分でやるのは得策でない面もあるんですが,井口はタイプ的に,自分の信頼できる人間だけでやりたい,また自分の方針と異なる指導をするコーチは好まないでしょうから,こういう形はある意味必然だったのかもしれませんね。

力のあるOBは,そもそもいない,あるいは2軍ということで,なかなか考えられているなと言うところを感じます。巌は,ロッテOBのメイン人脈とは異なる印象ですし,安田くんを初めとした大砲育成につなげるという気持ちがあるんでしょうしね。

やっぱり井口,結構,雅やんとかにムカついてたんだろうなあ(苦笑) 地味様も一瞬ベンチコーチになったかと思いきや,すぐにブルペンに戻ったことを考えても,いろいろとあったんだろうあなと想像するところです。

ただ,その使い方も,留守番コーチという,ある意味閑職のようでいて,重要でもありそうな位置に付ける辺り,考えてるなあというところ。

後は,柴原辺りが引き受けて,大塚コーチを外すと考えているのか,それとも,シーズン前から「積極走塁で死んでも非難しない」と宣言していた手前,ここは代えないのかも気になるところ。

いずれにしても,井口にいったん委ねた以上は,中途半端に夢は見られないと言うか,名のあるOBでお茶を濁す,あるいは考えが違いそうなメンツが入るのは,必ずしも望まないところ。もちろんひとつ間違えれば,全く融通の効かない沈む組織になることは間違いないところですが,きちんと威令行わる状態にした上で,補強も適切に行い,勝てるチームにできるのかどうか,真の戦い,井口の第2ラウンドに注目していきたいと思います。ま,もちろん,最後はやるのは選手ですけどね(苦笑)

それではおやすみなさい

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今年の総括-監督・コーチ編

2018-10-14 20:18:15 | 千葉ロッテ
いやー,ようやくシーズンが終わり,ほっと一息というところではあるんですが,冬眠する前に,ちょっと思ったところを書いておきたいと思います。

井口の監督初年度の感想を一言で言うと,


本当に,シーズン前に言っていたとおり実行したなあ

というところですね。

井口は,選手時代から,自分なりの考え方をずっと温めて来たんでしょうが,とにかくシーズン前のインタビューが多かったという印象。それだけ言葉に力があるタイプなんでしょう。

走塁を重視するとか,奨吾をキーマンに指名するとか,キャンプまでは横一線だけど,シーズン開始後はレギュラーを固定する,心中する,更には日本人だけの打線が理想と宣言し,それを1年やり通した精神力は,ものすごいものがあると思います。

もちろん,それは裏を返せば,いつも同じメンツ,疲れてつまらん野球というところと裏腹ではあると思うんですが(ま,実際8月以降は苦行でした・・・),やっぱり前にも書いたように,このドングリーズ集団には,一度,強制的にでも,そういう機会が必要だったんだと思います。

その結果,実際,6人の選手が規定打席入り5人が40打点超え,しかも日本人だけで達成とは,近年のチームではなかったことで,間違いなく一つの成果が出たんだと思います。何よりも,この指名された選手たちが,カクとアジャを除いては,一度も離脱することなく走り抜けたことは,今後を考えれば,大きな財産だったかと。(ちなみに,2017年2016年も貼っときます)

一方で,井口が図らずも順位確定のときにのたまっていたように,長年チームを背負ってきたカク・大地が今一歩で,更には,キヨタン・翔平という外野陣が,期待を大きく裏切ったことが,この惨状の大きな要因と言えましょう。あと,まだ若いはずのレギュラー陣の想像以上の体力・気力の持たなさ(アジャを除いて)と,脚が速いのに,この走塁下手,盗塁死・憤死率の高さは,多分想像を超えてただろうと思うなあ(苦笑)

ただ,改めて個人成績見ても,やっぱりこのメンツ使う以外の選択肢は,それほどなかったという気がするんですよね,残念ながら。もちろん,控えに落とされた選手にとっては辛かったでしょうが,間違いなくキャンプ・オープン戦までは横一線のチャンスがあったわけで(キヨタンはアレだったけど,本来,仲良しのはずの吉田くんがずっと2軍だったのを見ても,井口は冷静に見てるように思うんですよね),その後,わずかな機会に,キャッチャー陣,三木くん,ホッシャン,伊志嶺くんあたりが,力を出しきれなかったことは否定できない事実だと思います。たまに出てきた選手が,やらかしたりしてたら,そりゃチャンスは来ないと思うよ,実際。


というわけで,その有言実行の姿勢,とりわけ,明らかに負けが混んでも,つまらん補強に走ってCS狙いに行かなかったことは,大したもんだと思ってます。本来,勝ちたがり,勝ってきた男だけに,歯がゆさ,悔しさは人一倍だったと思うけどね。(くどいようだけど,その結果,かつてないくらいの,おもんない後半戦になったことは事実ですが・・・)

ただ,来年度以降に考えるべきことは,やはり年間通して戦うレギュラーシーズンでは,己の言葉を打ち出し過ぎ,それに縛られることは,間違いなくマイナスの面も大きいということですね。実際,井口も一人でやってる選手時代も,その言葉に縛られて,明らかに調子が悪くなっても出続け,結果,チームの足を引っ張るということがあったわけで,ましてや人を使う立場,ひ弱くもあり故障等も発生しやすい多くの選手を預かっている以上は,言葉通りに行くわけではないということは,おそらく今年,より一層噛み締めたのではないかと思います。

まあ,幸か不幸か,来年度からは,いちいち開幕前に井口に抱負や方針を聞きに来る人もいなくなるでしょうから(爆),自由度は高まるはず。今年の課題を受けて,大方針を微修正し,またシーズン中に,選手の調子もにらみながら,どのような手を打っていくのか,それは2年目以降の課題としてほしいところですね。というわけで,来季は


君子豹変す(いい意味で)

を,オプションの一つに加えて,戦ってほしいところです。




一方,改めて,井口の政治力を当然のように受け入れてしまってるんですが,そもそも,このコーチ陣を,昨年まで選手だった,しかも記録的な最下位だったチームにいた彼が連れてこれた事自体が奇跡的と言うか,やっぱりすごいの一言だと思うんですよね。(ちなみに前任者はこちら

鳥越さんは,ヘッドコーチとなり,守備面の一線からは引いて姿が見えにくくなったところもありましたが,選手が死球食らったときとかには真っ先に出てきてくれて,また,昨日,あまりの険悪な雰囲気に,ライトスタンドを敬遠する選手が多い中で,さっそうと,マー君とかけっこをしながらライトスタンドに赴き,サインボールを投げ入れてくれた,その度量,包容力は本当に素晴らしいと思います。

なんと言っても,昨年の秋季キャンプまではいなかったわけですから,この方の本当の力量が発揮されるのはこれからだと思います。とにかく首脳陣も底抜けに若い(しかも,金森さんが抜けて,更に若年化。というより,あの迫力で鳥越さんがまだ47歳ということに驚いた(苦笑))このチームを支えるべく,来季からは更に前面に立ってがんばっていただきたいところですね。あ,今岡さんには,そのまま阪神残ってたら,いきなり1軍監督の目もあったと思われ,ちょっと申し訳ない気持ちすらしますが・・・(それでも後悔せずに来年度以降も支えてくれるのなら本当にありがたいけどね)。

ちなみに,金森さんについては,間違いなく,シーズン中から,巌の育成方針と異なっていると思われ,また,フライボール革命が到達しつつある野球界と残念ながらマッチしていない感があり,早い段階から話し合いがあったのではないかと思います。

でも,あれだけ尊敬・執心し,入ってもらった金森さんを,スパッと切れる(おそらく,前任秋田の東北つながりで楽天へ話をつないだ可能性もあるんではないかと思ってますが),その辺りは大したもんだなあと思うところです。

昨日,井口は,最後の挨拶では明確には言いませんでしたが,うちにとっての大きな課題は


打線のひ弱さとリリーフ陣の崩壊

にあることは明らかというほかないでしょう。金森さん,雅やんを更迭し,そこにきっちりと,しかも早急にメスを入れる姿勢は,やはり評価したいと思います。雅やん,ブルペンコーチとしては良かったと思うんですけどね(笑)

ただ,その代わりに,再び人脈を駆使して,名のあるコーチを連れてこれるかどうかは,今シーズンが,ファン目線ではなく,玄人・プロ集団から見てどのように評価されているかの一つの試金石になりそうですね。

誰も引き受け手がなくOBでお茶を濁すようであれば,前任者の轍を踏む可能性大,一方で,きちんとしたコーチを連れてこれれば,間違いなく評価の現れ,将来に明るい兆しが見えてくることでしょう。

とにかく,コーチをOBの単なる再就職先,花道とする時代は終わり。今年の課題を踏まえて,どのような首脳陣を構成していくのか,この辺にも注目してみていきたいところですね。

それではおやすみなさい

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なにはともあれ,1年間お疲れ様でした・・・

2018-10-13 20:03:52 | 千葉ロッテ
ロッテ1-4楽天

いやー,ダメ元で行った試合はダメダメの結果に終わりましたが,それでも行ってよかったというか,結構サバサバしてます。それは,まあ,最終回の(全く)追い付かない程度の反撃で辛うじて1点取ったのと,帰りに海浜幕張で食ったやまと寿司が美味しかったから(半ば本気)

でも,理屈抜きで,12時位から行って,いい席で練習からのんびり見ていると,改めていい球場だなあとか,やっぱり野球は面白いなあとか,球場メシ(特にモツ煮とホルモン焼きそばとマリーンズビール(笑))は美味いなあとか,いろいろと浸ることはできました。

まあ,あまりの打てなさっぷりには苛立つこともありましたが,相手の古川くんが良かったのと(どんなピッチャーでも気分良く投げさせてしまう打線が問題ではあるんですけどね),則本くんの投球の凄まじさには,やられた!という感じでした。体調不良で先発回避とか言うから安心というか,ちょっと喜んでいたら,150キロ超えビシバシ投げ込んでくるのは反則だよなあ。改めて,こちらの計画は何もかもうまく行かず,相手の計画にはきっちりと応える優しいチームだなあと,変に感心してしまいました(苦笑) あれを1割打者が3人並ぶ打線(個人的には菅野くんは好きなんですが)と大河・奨吾・藤岡くんと見事に調子を落としている打線で打ち崩そうというのは虫がいいですわ,実際のところ。

ただ,間近で見る岩下くんの投球は本当に素晴らしかったですし,ヨッシーのもっさりプレーでのディレードスチールから2点を許したのは残念でしたが,その後立ち直り,コンビできっちりと試合を作ってくれました。間違いなく来年以降の大きな希望ですから,とにかくけがをすることなく,更に飛躍していってほしいところですね。

打つ方は,アジャの100打点に届かなかったのは残念でしたが,最終回,2死1塁から,当然ぶん回していい場面で,くさいボールをことごとく見逃し,堂々と歩いて一発同点の場面を作り出したことには,なまじな数字よりも大きな感動を覚えました。こういう見極め,切り替えができたからこそ,今年飛躍することができたんだなあとしみじみと感じました。来年は,1枚でも2枚でも大砲が入って,マークも分散されるはず。とにかく実質2年目となる来季に,うちの伝統の隔年あるいは1年きりに陥ることなく,活躍を見せてほしいところですね。


さて一方,気のついたところを一つ。まあヒドイ試合内容ではありましたので,気持ちはわからないのではないですが,やっぱり最後の整列挨拶のときの大ブーイングは個人的には,あまり馴染めないところですね。これがシーズン途中,腑抜けたプレーで落としたとかであれば,それもありかと思いますが,選手・首脳陣にとって,シーズン最後の記憶がブーイングというのは,あまり気持ちのいいことではないでしょうね。

もちろんプロスポーツのファンとしては,それが一つのあり方なのかもしれませんが,なんと言っても,当時16連敗の日本ワーストタイ記録を作ったチームに対して,どんなときも俺たちがついてるぜ!と歌ったのがロッテファン,日本一のファンだったとしたら,今は良くも悪くも「普通のファン」,言うたら,日本で7番目か8番目のファンくらいというところでしょうか(順不同)

なんだかんだ言っても,勝ちたい,打ちたいのは選手が一番なわけで,それが凡退した瞬間に,待っていたかのような大ブーイング,そしてそれを悲しそうに見つめる選手の姿を見るのは,正直言って辛いんですよね。間違いなく,今年は,昨年のひどい状態からの過渡期も過渡期,その第一歩で,ある意味,子供と一緒なわけですから,できればため息,悲鳴,一瞬の怒号くらいはありとしても,少しはフォローする雰囲気がほしいかなあと。

個人的には,たっかい金払って,いい場所で見て,ドイヒーな試合内容を見せられたことは間違いないんですが,それでも近い場所から声援を送り,わずか1点でも取ったときには,見知らぬおじさんとハイタッチし,負けた後には,見知らぬご夫婦と「まあひどい年でしたね。来年こそはいい年であるといいですね(苦笑)」と言い交わして別れたことは,自分にとって,とても良い記憶,改めて応援していて良かったなあと思う一コマでしたので,負けても(少しは)楽しかった,良かったと思える場所にしてほしいんですよね。

最終回の応援は素晴らしいものであっただけに,もうちょっと早くやってくれればというか,やっぱり今一度「勝つから,打つから,いいピッチングをするから応援する」あるいは「自分たちのやりたいように応援する」というのだけではなく,「応援して勝たせる,打たせる,いいピッチングをさせる(でも全然だめな場合も多々ある)」「それでも好きで応援しているから最後は仕方がない」という原点に戻った応援が,スタジアム全体でできたらいいなあと思った今日このごろでした。

まあ,しかし,しんどいシーズンではありましたが,なんと言っても初めて采配を振るった井口,そしてとりわけ初めてシーズン出続けた選手たちには,悔しさ含めて,得るものが大きかったことでしょう。

あとは,これをいつものごとく?リセットしてしまうのか,着実な第一歩とするのか,それは未だわからないところではありますが,きっと来シーズンは良いシーズンになる!と(毎年のごとく)信じて,今年の応援を締めたいと思います。

なにはともあれ,


選手,首脳陣,フロント,スタッフ,そしてファンの皆様お疲れ様でした!

それではおやすみなさい

PS:書きたいこともあるので,もうちょっと続くと思います,多分・・・(言うほど自信がない)

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