変わらんねえ・・・（色んな意味で）

結局のところ，今日も「休養」という文字は何もなく，パラデスくんと翔太の降格があったのみ。まあ，よう使いこなせんのに，未だに外国人が爆発することとか「１つでも上に行きたい」とか言っているようでは，こりゃ間違いなく，シーズン最後までこのまま行くよなあ。こんだけ負けても，ちょっとだけ上の下位に沈んでいるハムの存在が，半ば恨めしくもなろうというものです。

やっぱりプロ野球が１００敗するのって，相当の理由がないと無理なわけで，やっぱりその背後には，巨人（西武）ならこうしないというような，目の前の選手あるいはＯＢの存在をとことんまでバカにするような姿勢がないと，なかなかそこまで行かないような気がするんだよね。

今更全く心を入れ替えるつもりもないような監督さんとお付き合いして，果たしてどこまで行ってしまうことやら。せめて選手たちには，「このままじゃあかん・・・」という危機感を持って，１試合１試合を戦ってほしいところですね。


しかし，改めて，やっぱりこういう記事見てると，強い打球をここぞというときに叩ける選手がほしいよなあ。「打席に入っているときから狙ってた」「繋いで点を取るのも難しいと思ったから」といった言葉に加え，球種とかコースとかではなく，「大事なのはホームランが打てるスイングをすること」という金言とでもいうべき発想。こういう発想ができる選手がいるか，またそういう選手を，難しくても育てようとしたかと自問すると，なんとも悲しい気持ちにならざるを得ません。

いくらパークファクターが低かろうがなんだろうが，風を切り裂いてＨＲを打てる選手というのは，絶対にいるはず。そういう選手を一人でも育てる，あるいはパワーを持った選手が迷いなくチームに長居してくれるように（そこがデスパには足りなかったんだろうな・・・），なんとかチームの意識変革を図ってほしいところですね。


それではおやすみなさい

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いや，もう，ホント野球より，精神修養しようよ（苦笑）

ロッテ３－７西武

いやー，そこそこお客さんが入った週末のマリンは，見事にお約束となったマリンフェスタでの。ゴエモンはちょっと打たれすぎたけど，かなり審判も厳しかったからなあ。結局，リズムをつかめないまま一気に持って行かれてしまいました。

しかし，気持ち的に完全に呆れたのはその裏の攻撃。せっかく３連打で１点を返し，なおも無死１，３塁というチャンスで，せっかく暴投してくれたにもかかわらず，２走カッキーは三進しているのに，１走翔平はそのままで無死１，３塁止まり。そこから大地の叩きつけたピーゴロで，ああ，まあこれで１死２，３塁か・・・と思いきや，カッキーがなんとも中途半端な突っ込みで挟殺。しかも，あまりにも止まるのが早すぎたので，そのまま３塁ベースに詰められ，翔平も２塁止まりのままでジ・エンド。せめてあそこで突っ込まない，またどうしてもゴロゴーならうまく挟まれておけば，３塁にランナーを置いてチャンスが継続できたわけで，結局，この数年で劣化の一途をたどる走塁意識の低さが如実に出たようなプレーの連続でした。そして，それを取り戻すような迫力も気概も全くない，パラ・福浦様の凡退では，なんとか少しでも盛り上がろうとしているお客さんにはっきり言って失礼という状況。

そして，極めつけは，猛打賞と気を吐く翔平に，代打やもんね・・・（ついでに守備緩め）。はっきり言って，翔平に対するいい言葉とかも，「いいこと言ってる俺」に酔っているだけという，典型的なパワハラ陶酔親父ぶりを見せつける采配ぶりで，もはや言葉もありません。

ついでに，明らかに現状で打てそうもないパラデス君を無理やり４番で起用するかと思いきや，代打でペーニャン（しかもタイムリー）とか，もはや何がしたいのかすら意味不明。最初からペーニャン使って，打てなければ責任を取る気概もない起用では，誰も気持ちも乗ってこんことでしょう。

しかし，こんなアホみたいな使い方でファーストコレクターばっかりして，その一方で，アジャ，香月くん，それにダフィーとかって，もう今シーズンチャンスすら与えないまま終わらせるんですかね！？　カッキー１番とか，もはや完全にやる気をなくしている指揮官にこれ以上指揮を取らせるのは，はっきり言ってデメリットしかないことでしょう。

フロントは，アホみたいな取り巻きスポーツ記者の「名将がかわいそう」とかいう言葉には耳を貸さず，いい加減，このへんで断を下して，せめて残り試合，順位とかどうでもいいので，少しは「変わった」というところを見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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もういいんでね，休養で？（チームもな）

ロッテ１－６西武

いやー，今日も今日とてお粗末な試合ですな・・・。６回まで，ランナーは出すも，１失点に食い止める力投を見せる二木くんに，結局，その１点すらプレゼントできず。それもノーチャンスならともかく，１死２，３塁から無得点，先頭バッターが出てバントさせるも失敗ゲッツー，そこから２連打も無得点と，まあなんというか，チグハグな攻撃の連発。そりゃ，二木くんが，もう死んでも１点もやれん！と気負って３つも四球出しても，到底責められませんわ。

結局，あんだけ大砲，大砲言っていた割には，パラもペーもスタメン落ちで，完全に何の怖さもない打線に逆戻りでは，相手ものびのびと投げることでしょう。しかも，初回から３者連続三振，そして，追加点奪われたその裏も三者連続三振では，なんというか，相手を引き立てるためだけに存在しているというところか（涙）

しっかし，いろんなチームがあるとは思うんですが，ホームで弱い，ばかりか，観客が多く入れば入るほど負けるチームって，そんなのありなんですかね！？　なんか気持ちの持ちようとかいろんなものが根本から間違っているんではないかと，疑わしい気持ちになります。


チャンスがピンチになる，観衆が多ければ多いほど，期待に応えなきゃ！と固くなるというのは，おそらく真面目ないい子たちだからなんでしょうなあ。しかも，そこに輪をかけて，「絶対に勝たないといけない。特に若い子は気持ちを出して」と，ワンパターンの叱咤を繰り返す監督さんでは，もう負の連鎖にしかならんことでしょう。

一時は収まりかけていたＸデー待望論ですが，前回の西武戦に続いて連続３タテを喰らえば，もはやうちの監督さんが続ける価値はまったくないというところでしょう。チームもそのまま休んでほしいところですが，それがかなわないなら，せめて責任を取るべき人は身を引いてほしいなあと，半ば八つ当たり気味に思った今日の敗戦でした（まあ，今日は采配以前の問題なんですがね・・・）


ついでに，そう言えば，内君，寝違え速報だったはずが，起きていたときに痛めたって，もはや何が言いたいのか訳わからんよ・・・。相も変わらぬコンディションとか情報管理のでたらめなチームですので，もうどっか痛い！とか言って，今シーズン休んでもええよ，ホンマ（爆）


さてさて，すっかり毒吐いたものの，やっぱり３タテだけは回避しなければならないところ。相手はまた苦手なウルフくんではあるんですが，今更誰が来ても一緒なので，相手はカカシかなんかだと思って，打線は，少しでもゴエモンを援護してあげてほしいところですね。


それではおやすみなさい

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全ては無に帰するのか・・・（呆然）

ロッテ４－５西武

いやー，今日は翔平のセーフティースクイズあり２点タイムリー３ベースありの無双の活躍で，ワックンも立ち直り，行ける！と思ったんだけどなあ。

７回，まさかの右太もも違和感で降板すると，形勢は一変。１点差に詰め寄られ，防戦一方。それでも松永くんとマッスの力投で，なんとか抑えたんですが，そもそもなんで８回大谷くん出てこないんやろう・・・と思っていたら，どうやら内君ここまでですか（涙）

これまでどんな点差でも無駄遣いしてきたツケがついに来てしまったということか。正直，こんなアホみたいなシーズンで使い潰したくなかったなあ（涙）　もちろん詳しくは詳報が入ってからですが，毎年のように繰り返される光景に，悪い予感しかない９回の一コマでした。

そして，代わりに上がった大谷くんは，四球とヒットからあっさりピンチを作り，なんとか翔太のナイス突っ込みで，３塁フォースアウトかと思いきや，奨吾のベース踏めずという，素人のようなミスでジ・エンド。いくら同様にバントシフトで突っ込んでいたとはいえ，そりゃねえぜ，奨吾よ。

結局，そこから犠飛２本と，お手本のような攻撃で逆転されると，その裏，せっかく先頭井口がツーベースを放つも，いわゆるチャンスがピンチのような気負ったスイングの連続で見せ場なし。得点圏はなぜだか弱いキャプテン大地，せっかく名誉挽回のチャンスをもらった奨吾がいずれも高めの直球を空振り三振とすると，最後は，これまた福浦様が，全くどうしようもないポップフライで終了。

はっきりと力の差を見せつけられたばかりか，もはや勝ちパターンが完全崩壊し，いよいよ残りシーズン，見るのが辛くなるような敗戦と相成りました。


いやー，ここまで故障が少ないと言われていたところが，立て続けにこんなことが起きるとはねえ。なんともはや，ツキもないというところ。ただ，常に球数投げるエースに，無駄遣いの多いリリーフエースでは，こういう事態もいずれ避けがたかったというところか。

最近，わずかに星を拾えるようになっていたのは，ひとえに先発陣とリリーフ陣の頑張りゆえだっただけに厳しいところですが，なんとか残されたピッチャーは，自分たちのためにも頑張って欲しいところですね。

それではおやすみなさい

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がんばってや・・・

いやー，昨日昼の敗戦の後に，夜にクルーズ・ゴリ，更にはマツのお立ち台とか見ると，さすがにこれはどういうことや・・・としばらく凹みましたねえ。

これまでも多くの選手を奪われ，あるいは出て行かれ，そのたびに，「うちを出た選手はもう活躍しないしな・・・」と半ば酸っぱいぶどうのような気持ちで自らを慰めていたんですが，デスパ含め躍動している姿を見ると，なんともねえ。やっぱり貧乏はいかんよ，本当に，うんうん（涙）

まあ，その翌日に骨折発表と，肝心なところでのゴリのひ弱さは相変わらずではあるんですが，それも含めて愛されている選手だったなあ。ちょっとこのままで来年の契約はどうなるのか，ナルニャンともども不安ではありますが，まあ気にしている場合でもないので忘れることにします。


そして，そんな感傷とは何ら関わりなく試合は続きます。６月半ば以降は明らかにマリンでの試合が少なかったんですが，ここからは６連戦，３試合空いて再び６連戦と，怒涛のように本拠地での試合が続きます。

以前から書いているところですが，プロ球団として，ホームチームでの大きな負け越しは恥ずかしいの一言。正直言って，ここ数年の（もうちょい前から？），マリンは埋まらんけど，他所様のビジター席は真っ黒というのは，他球団からすれば単なるお得意様みたいなところがあって，辛いところがありましたからね・・・。

こんだけどん底の状況でどれだけお客さんが入るのかは一つの試金石。それもこれも，楽しい試合を見せてこそのことだと思いますので，夏休みのちびっこたちも少しは楽しませるべく，ワックンにはナイスピッチングを，そして打線には，もうちょいしっかりした援護をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい

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いろいろと辛いのう（苦笑）

ロッテ２－４日本ハム

いやー，奨吾の一発で勝ち越したときは行ける！と思ったんだけどなあ。まさかの翔太のエラーから暗転，逆転を許し，悔しい敗戦と相成りました。

まあ，負けるのは仕方ないにしても，毎度のことですが，移転後１０００勝，更にはよりにもよって，大谷くんに場外弾とかいちいち見出しを提供するような負け方をしなくてもいいのになあ（涙）

ただ，何なんだろうね，この大嶺ブラザーズの力弱さというのは。奨吾が散々叩かれてきましたが，ある意味，それ以上に，翔太のプレーは「軽い」んだよね。まずは守備をきっちりしないといけない立場にもかかわらず，これで堂々チームダントツワーストの８失策は情けないの一言。今年はほんの一瞬だけ覚醒の期待もあったんですが，結局のところ，ムラが多すぎるんだよなあ，彼。

もちろん，この期に及んで，奨吾をショートにまわしてまでサード起用するのもアレなんですが，正直あれを弾くようではなあ。改めて，石垣島キャンプ移転を含め，ボビーの思いつきでの祐太指名は，色々と尾を引くなあとため息を付きたくなるようなエラーからの敗戦でした。

さてさて，今日はよりにもよって，楽天のクルーズ獲得の報ありと，いちいちファンにとっては，傷口に塩を塗るような展開が続いたところ。もちろん，他所様から強奪しといて，勝手に干して，今度は違うチームに売り飛ばすとか，身勝手には腹も立つところではあるんですが，常連さんのコメントにあったんですが，改めて資本の論理が野球界，というよりもパ・リーグに見事に及んできたというところなんだよなあ。

考えてみれば，広島・ヤクルト・横浜とかは，昔っから，自称盟主球団あるいは関西の雄などに，散々っぱらＦＡ日本人でも外国人でも強奪されまくって踏みつけられてきたわけで，それでもひたすら外国人を当てる，あるいは育成に舵を切るなどして，なんとかやりくりし，開花の時期を（一瞬でも）迎えた，あるいはまさに迎えている最中だったりするわけだしなあ。

そこを行くと，なんとなく身内意識のパ・リーグの中で，露骨な引き抜きはそれほど多くなかったこともあって，やっぱりうちのチーム，というよりフロントは甘えてきたんだと思いますよ，実際のところ。

カネは出さない，育成も下手，トレードに至っては行う気すらないという状況では，もはやチームを持つ資格は無し。いつまでも「それがロッテだから」という言葉で納得するほどファンは甘くないんだよね。

もう二度と，「この戦力でよくやっている」などという声は聞きたくないところ。ファンは，とにかく優勝に飢えているわけですので，そのためには何がおいくらほどで必要なのか，そして試算した結果，球団を持つ旨味がないと考えるのであれば，すっぱり手放すなどして，再び隆盛しつつある野球界に貢献するような動きを，フロントにはお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい

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おいおい，きれいに勝ってもたで・・・（困惑）

ロッテ４－０日本ハム





いやー，今日は地方で，まさかの平日デーゲームということで，パソコンをちょこちょこにらみながらの展開だったんですが（←オイ），想像を遥かに超える美しい展開でしたね・・・。

不調がささやかれていたペーニャンのタイムリーによる先制，まさかのサントスくんの２試合連続の一発，そして最後は，奨吾のきれいな２点タイムリーでのダメ押しとなれば，むしろ多くのファンが困惑せざるを得ないところでしょう（笑）

ただ，サントスくんの一発とか見ると，非力とか剛力とかそういうことではなく，やっぱり気持ちよく振り抜くことが大事なんだなあと改めて思いますよね。非力バッターでも，きちんと振って，タイミングが合えば，逆方向へのＨＲすら出るというもの。逆に言えば，セカンドゴロを量産する岡田くんにはここが足りない，というよりも，中途半端な意識付けを解消してあげてほしいところ。

やっぱり野球の本質は，強く打つことという原点を，野球小僧サントスくんに教えてもらったような貴重な一発でした。

これを受けて，ジェイソンも，まさかの？７回を無失点というのを見ると，改めてピッチャーを活かすも殺すも打線次第なんだなあと痛感するところ。これが１点や２点の援護だと，遅くとも，６回のピンチにはカリカリしてランナー貯めて，逆転食らっていたという未来が見えていたところだよなあ。これは獲得当初からささやかれていたところですが，着実な援護点すら与えれば２桁確実，接戦でイライラすると自滅を繰り返すジェイソンの真骨頂というところか。

なにげに他の先発・リリーフともども，暑い夏場に来て，ピッチャーが整備されてきたというのは，（前半がひどすぎた反動とは言え）今までのうちにはなかった好材料でもありますので，投手陣は引き続き頑張って欲しいところですね。

さてさて，三凡は一度もなし，得点イニング以外に，実に４イニングにわたり，先頭打者出塁ということを考えると，さらにさらに楽に勝てないといかん試合ではあるんですが，さすがにそれは望み過ぎというところか。ただ一つ言えることは，相手のハムもどうしようもなく苦しんでいるという現状があるようですので，なんとかここはもう一つ取って，今までの鬱憤を少しでも晴らすような試合を見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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好きやのう，おっさん・・・

昨日の福岡から，今日は羽田を経由して釧路行きと過酷な移動だったんですが，今日も懲りずに休日返上で練習したとのこと。ホンマに，人間，二十歳過ぎたら性格変わらんという言葉の意味をしみじみと感じますね・・・（苦笑）　しかも，こういうときに，コーチに任せずに，自らノックするというのが，いかにも団塊の世代好みという気がするなあ。

まあ，しかし，今更変わらんもんは変わらんでしょうがなし。選手たちは，その中で何かきっかけを見つけて復調につなげてほしいところですね。


とまあ，いつものごとく，軽いツッコミから入ってしまったんですが，実は最近，ハムの相変わらずの不調，そして，ヤクルトの巨大連敗と，絶不調に陥るチームがうちに限らず，いくつも出ているということに，実は，苦労しているのはどのチームも同じなのかなあとちょっと考えております。まあ故障者が多かった他のチームに比べて，うちはメンツ揃っているのに・・・と言われるところですが，ヤクルトはともかく，ハムも故障しているのは，実は最初から欠けていたのは大谷くんくらい。もちろん彼の存在があまりにも別格ということでもあるんでしょうが，改めてうちを冷静に振り返ると，最優秀防御率，首位打者を含む，昨年の我チームのリーダーズが，軒並み不調，あるいは「いなくなった」（もちろんデスパね（涙））というとんでもない状況だったわけなんだよなあ（ついでに，ワックン・大地・カラカーを除いて，伊東政権下の２０１３年以降の他のリーダーズ，すなわちゴリ，クルーズ，キヨタン，井口，古谷，西野といったメンツも退団，衰え，不調というのも改めてひどい状況だよなあ）。

ゴエモンのメンタル含めたどん底は実に長かったですし，カッキーも，正直言って，復調と言うには程遠いところ。心配なのは，もちろん脇腹の怪我もあれなんですが，どちらかと言うと，mansengoさんが，４月の段階で既に指摘しておられたように，どうも研究されて相手の攻め方も変わってきているような気がするんですよね・・・（確かにストレートを捉えきれていないように思うんですが，勝負球でストレートを投げ込んできた球数はわからないので，あくまで感覚的なものです）

そして，チーム２冠王だったデスパの強奪の痛手はもはや言うまでもなく，こんだけチームの軸がゴソッと抜ければ，確かに誰がやってもなかなか勝つのは難しかったのかなあと，やや思うところです。少なくとも，「他と違ってメンバー昨年と変わらんのにこんだけひどいのは云々」とそこまで悲観する必要もないのかなあと。もちろん，そこでうまくアジャストして，現状でも勝負できる形で持っていく，あるいは若手を育てるという方向に舵を切るといったところが求められるんですが，そこはそれ，やはり冒頭のとおり，伊東さんは伊東さんということで（苦笑）　実際問題として，シーズン半分とかで育成を，それも単年契約の監督に求めるのも難しいと言えば難しいしなあ。


で，結局，長々と書いて，何が言いたかったかというと，楽天の貯金３０という逆方向での躍進を考えても，実は，今のプロ野球というのは，わずかな変数が，大きな差となって現れる世界になってきているんではないかと感じるんですよね。昨年Ａクラスだった，あるいはそれこそ昨年優勝だったにもかかわらず，ちょっとしたことで歯車が狂う，あるいはデータ一つとっても，少しでも力を入れられない，あるいは活用を間違ったりすると，とんでもない差となって出力されてしまうという状況があるんではないかと。

そうすると，やっぱりフロントの最大限のバックアップ，そしてそうした努力が選手たちにスムーズにフィードバックされるという仕組みづくりは不可欠なところ。いずれにしても，「強く打つよりもボールに当てること優先」とか，「四球を恐れて力弱い球を投げ込んでＨＲ」とか，そういう野球を少なくとも無意識下に置いている現状では，未来永劫優勝はないと思うんですよね。インフラと意識の変革が噛み合えば，振り子が逆方向に大きく触れる可能性はあるはず。

そうした変革を図るためにも，選手たちは，なんとか来年以降も見据えて，少しでも将来につながるような戦いぶりを見せてほしいところですね。

明日からも，とりあえず順位とかはいいから，力強い試合を見せてくれ！

それではおやすみなさい

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この１勝だよ，大事なのは（笑）

ロッテ３－１ソフトバンク





２日間お休みしていたのは，あまりにもひどい試合のため書く気も起きなかった，ということではなく，旅行に行っていたためでした。まあ，試合はちょこちょこ見たりはしていたんですが，１試合目の奨吾の右方向への当たりがライトフライに終わったところで，次の日早かったので，さっさと寝ました（笑）

まあ，しかし，度重なる１死１，３塁のチャンス，ついでに１塁には俊足ランナー，にもかかわらず一度たりとも２塁に走らせないのを見ると，ホンマに機動力って発想がないんやなあ，前のカードの２勝を決めたのは，いずれも「前進守備の頭を越えての一打」だったのになあといろいろと思うところがあったんですが，とりあえず今日勝てたからいいや。

とにかく今まで大事な試合で，負け越しまでは仕方がないとしても，あっさり３タテというのが，伊東さんになってから，あまりにも多かったからなあ。こういう１勝を取れるかどうかで，シーズンというのは大きく変わってくるだけに，選手たちには，この感触を是非とも覚えておいてほしいところですね。まあ，６回，７回は，勝ったのが不思議なくらいの展開でしたが，７回，無死２，３塁から，ゴエモン，松永くん，そしてマッスはよくやってくれました。１塁塁審のひどいハーフスイング判定にもめげず，最後は主審の「こりゃさすがにまずい・・・」とばかりの帳尻ハーフスイング判定を引き出したのは笑いましたが，いずれにしても，各投手が最後まで気持ちを切らさなかった結果ですよね。三凡に抑えた大谷くん，そして，最後は，「ここで一発出たらすべて終わりや・・・」というファンの負のオーラにもめげず，きっちりと投げ込んだ内君ともども，どうもお疲れ様でした。

そして，打つ方は，まあ贔屓の奨吾はいいとして（笑），やっぱりサントスくんだよなあ。これだけ気持ちも技術もついてきている選手を，盗塁がうまくないからとかなんとか理屈をつけて使わない監督も，自ら首を絞めているとしか思えないところ。岡田くんをあっさりと超えていく，テラスムランどころか，スタンドにぶちこむ一打は素晴らしいの一言。もうさっさと来季に向けて今のうちにお安く契約更改してほしいところですが，まあ，あんまり考えてもしょうがないかと思った素晴らしい活躍ぶりでした。

さてさて，ここに来て井口どんがスタメン４番ＤＨ，しかも結構活躍とは，チームのことを考えると何ともはやというところではありますが，まあ本人もヤフド凱旋ということで気分は良かったことでしょう。

すっかり差が開いたかと思いきや，ジリジリと差が詰まってきているハム相手の２連戦が控えていますが，まああんまり順位とか考えても仕方がないので，まずはゆっくり休んで釧路・帯広２連戦という稀有な戦いに臨んでほしいところですね。というか，完全に観光気分やろな，これ（苦笑）

それではおやすみなさい

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さあ，ここが正念場！

２日空いて，いよいよ明日からはリーグ戦再開。予告先発は，順当に

ワックンＶＳ千賀君

と出ましたね。ＷＢＣ以来，不調かと思っていた千賀君，なにげに７勝もしてるんですね・・・。やっぱり強いチームにいるってええことなんやなあ（涙）

好投が多いながらも，打線とのかみ合わせがイマイチで，未だ３勝にとどまるワックンですが，勝ちへの飢えは，相当高まっていることでしょう。ちょっと試合が始まってみないと分からん打線ではありますが，球宴前とは何かが違う（はず）　ここまでエースを援護できなかった負い目も返済するため，早い回からの援護で，たまには優位に試合を進めてほしいところですね。


あ，そうそう，うち，スポニチ取っているんですが，そこの連載企画の「わが道」というコラムが，２週間ほど前から村田のチョーさんなんですが，それを読むと，昔っから，あまりに変わらないうちのチーム，というかフロントの体質がなんとも。活躍しても給料は他チームの半分から３分の２程度，チームを強くしてくれと言ってもなしのつぶて，新球場（横浜）に移転するのかと思いきや，もらったのは大洋のおこぼれの川崎球場，たまらずトレード志願すると，前向きな返事かと思いきや，最後は「ワガママは許さん」とのオーナーの一声で頓挫等々，何か今に至る要素が，既に１９７０年台，８０年台からそのまんま。

改めて球団史を振り返ってみると，1974年にリーグ優勝と日本一に輝いていると言うものの，この年は前後期で，結局，シーズン１位は，１９７０年，しかも，このときは，実質ネーミングライツで，１９７１年から本格経営ということを考えると，うちのチームって，


自ら強化してシーズン１位を取ったことが一度もない

チームということなんだよなあ・・・。毎日・大毎の遺産を食いつぶし，１０年に１度位はそれなりにやる気を出そうとするも，結局長続きせず，球団を保有すること自体が目的化しているというのが実情というところか。

不人気パ・リーグの時代なら，そういう経営も許されていたかもしれませんが，さすがに全試合つぶさに中継を見る，あるいは多くのファンが球場に詰めかける昨今では，そういう生ぬるい態度はもはや許されません。

遅まきながらトラックマンを導入するかも？という記事が出たようですが，とことん本腰入れるのか，あるいはあっさり諦めて他に譲るのか，いよいよもって正念場となりそうな今シーズンですね。


そんなこととは関わりなく，選手たちは与えられた仕事をやるのみ。とにかくホークスに負けっぱなしではプロとして恥ずかしいので，出鼻をくじくべく，明日は良い試合を見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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