おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

クローザー降臨!?

2008-05-31 19:56:53 | 千葉ロッテ
1回で決まった・・・

ロッテ7-1横浜

いやー,今日はこのメタボ侍ネタをタイトルにしようと思ってたんですが。

実は,もともとたまった仕事を片付けようと休日出勤。ただ誰もいないので,Yahoo!動画見ながらにしようと思ってたんですが,1回にマウンドに上がった彼の姿を見た瞬間・・・


メ,メタボ・・・

もうピッチャーというか,とてもスポーツをやる人の身体ではありません。100kgって絶対さば読んでるような・・・。

でもって,あっさりと西岡がツーベースで出ると,3盗を敢行して相川のテレンコ送球で生還(でも,あの3盗はどうみてもアウトだったな・・・。相手にするとテレンコの破壊力がよく分かる),その後,サト,サブロー連打で続くと,オオマチュ3ラン!,さらには今江四球の後,オー様2ラン!であっという間に瞬殺。何か敵ながらかわいそうになりました。

と,とてもベタすぎていえない,


○○の大木

なんて・・・。

大松は,2回にもうまいタイムリーを打ちますが,どうも右肩違和感とやらで交代。明日は何事もなく出てほしいなあ・・・。

で,私は私で,こんなバカ試合,見ない手はない!生メタボを見るぞ!と思って仕事を切り上げ,急ぎ球場へ駆けつけます。ただ,残念ながら,予想通り(?)5回に球場に着いた時には既に彼はなし(笑)

さてさて,大量点をもらったコバヒロ。1点は取られるものの,要所を三振で締め,8回まで投げます。絶好調という感じはしませんでしたが,崩れなかったのは,やっぱり相棒がサトということが大きいような気がします。何か8回に四球を出す直前,1-3からの返球をサトが思いっきり投げ返すのを見て,

やっぱりヒロユキには,厳しい奥さんがいいのかなあ・・・

とかしょうもないことを考えてしまいました(結局,四球になりましたが)。

ただ,今年はいつも途中から参戦すると点が入りません。

何か盛り上がらんなあ,ま,ヒロユキのヒーインが見れたらいっか,ビールも飲めたし(またそこか)と思っていると,思わぬドラマがありました。そう,9回



ピッチャー久保!

いやー,これは全く心の準備が無かっただけに驚きました。球場も一瞬静まったあと,大歓声。拍手で久保を迎えます。

これは,やはりクローザーへのお披露目と考えていいんでしょうか?大差の試合だけによく分かりませんが,何はともあれ,みな興味しんしんで見守ります。

そんな中,久保は,いろんな思いを投げつけるかのように,すごい勢いで投げ込みます。フォームが変わったのは甲子園からも感じていましたが,とにかく球の切れが別人です。147キロ,148キロを連発し,とても打たれる気がしません。

やはり納得がいかない気持ちもあるのでしょう。
自分としては築き上げたものを一から積みなおす悔しさもあるのかもしれません。

しかし,2人目を西岡の好プレーで討ち取った後,拍手を受けながら,マリンビジョンに映ったはにかんだような彼の笑顔は,

ま,残念だけどいっか。
これだけ声援受けるのも悪くないなあ・・・。

といっているように見えました。

結局,久保は雨の中訪れた,少ないけども,熱心なファンの声援に応え,最後を見事に三振で討ち取りました。

そんな久保にサトが珍しくボールを投げ返します。おそらく記念のウイニングボールのつもりだったのでしょう。

ところが,久保は違った舞台での全力投球に気が抜けたか,グラブを出すことなく,そのまま右胸に当たります。

そのボールをゴリが拾い上げて拭きながら渡すとともに,サトが何度も久保の肩をたたきます。「お前はやれるよ。落ち込むなよ。」と何度も何度も励ますように。

我々ファンは,結果が出ないとすぐに配置転換だとか,負けが込むと内紛か?などと気楽に言います。

でも,今日のサトを見ても,サブローを見ても分かるように,選手たちは,我々が思う以上に,お互いがお互いのことを気遣っているのだと思います。誰かが結果が出なくても,それを誰かが埋める,ただ埋める人に対してもきちんとリスペクトを忘れない。それこそが本当にいいチームなのだと思います。

ほんの一瞬の出来事でしたが,なんだか今日は,チームとして,また人として,いいものを見せてもらったような気がしました。


さてさて,どうやら駒はそろったようです。新エースの復活への勝利とくれば,やはりここは左腕エースに続いてもらわねばなりますまい。

明日は,成瀬投手の予想。

昨年,両リーグを通じてシーズン中,唯一の黒星を付けられた横浜相手に,

俺が成瀬だ!

と見せ付けるようなピッチングをしてほしいと思います


それではまた明日


PS:あ,そうそう,これ買いました。しかし,「クセ者『オレ竜』」とかって失礼やろ!改めて面白しぎるので,我が球団のおバカ記念として永久保存したいと思います。

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我がチームはどこへゆくのか・・・?

2008-05-30 23:30:52 | 千葉ロッテ
なんかネガっぽい題ですが,必ずしもそうではなく,一時のどよーんとよどんだ状況を脱して,混沌としてきた我がチームの行く末を予測する意味で(ま,どうせボビーの頭を完全に予測することは不可能ですが)。

まずは,サト,サブローの復帰でようやく核ができつつある打撃陣から。

お得意の(?)対左右別で行ってみよう!

  対右      対左

1.西岡     
2.根元      大塚
3.里崎
4.サブロー
5.大松      南orベニタン
6.今江
7.早川      オーティズ
8.福浦      
9.投手(DHなしはつまらん・・・)
(打順ははっきり言ってよく分かりません!)

こんなところでしょうか。
わずか2週間前の状況に比べれば,ずいぶん改善されています。
福浦様orネモッチ→オーティズだけのマイナーチェンジにとどまることも十分考えられます。

やはりサト・サブロー復帰により,左右のアンバランスが解消されつつあるのが大きいです。

あと,アブさんを落としたのは,運河様が復帰する目処が立ったのでは?という願望込みも含めて,5番運河様が本当の希望ですが(そのときは,DHない以上,福浦様と入れ替えるしかないよな・・・。む,むずかしい)。

ただ,いずれにしても点が取れそうな打線になってきたことは間違いありません!


次は,ローテーション。ピカチュウの扱いが難しいところですが,大嶺が6月4日先発予定という記事が正しければ・・・,


コバヒロ(次は投げろよ・・・)
成瀬
大嶺
俊介
唐川君
地味様(なんか名前が戻っちゃったよ・・・)

ですかね。個人的にはウーさんも期待したのですが,今日2軍で投げたようなので(しかも,中田にホームラン),すぐに先発ということはないでしょう。

しっかし,えらい若なったなあ・・・。不憫王子の復帰はかなり厳しそうですが,カラカー君が疲れたら入れ替わりとかにするのでしょうか?


そして,われらがノーコンズ,改め再編リリーフ陣は

伊藤
根本
シコースキー
久保(本当にこのポジションで使うのかなあ?)

川崎
荻野

ということになるのかなと。

ただ,ピカチュウ,先日は素晴らしい投球でしたが,単なる6~7回のロングリリーフ要員ではもったいない気がします。そうすると,川崎との左右セットアッパーか,荻野を押しのけて抑えか,というところですが,あれだけいい形で投げきった川崎・荻野のパターンをわざわざ崩すことも考えにくいようにも思います(そういいつつも,抑えがはまるような気もしますが)。

よく2005年のロングリリーフ要員シンゴが引き合いに出されますが,あれは終盤のローテ人員が不要になったところでの一種のスクランブル登板。6月の段階からあんな使い方をするとも思えないので,彼の使い方には興味しんしんです。そういいつつ,やっぱり先発とかいうオチもありそうで,とにかく目が離せません。

しかし,コヤマリンさんも予想されてましたが,やはりボビーの再編までのお試し期間は約2ヶ月。普通の監督に比べると,ずいぶん腰が重いなあ・・・という感じも持ちますが,選手の信頼をつなぎとめつつ,最後に勝ちにいく,また同時に選手の再編も行うという困難な仕事を行うには,これくらいの時間が必要なのかもしれません。

これに加えて,4月に輝いた,われらが薄給浦和ロッテマリーンズ軍団が成長してくれば,ほぼ20代で構成される,相当長い間,層の厚さが維持できるチームが作れるのではないかと思っています。

あれこれ予想しつつ,1週間後には,えっ,こんな面子?と驚かされる可能性も十分ありますが,何はともあれ,明日の登録・抹消,スタメン,さらにはベンチ入りまでが楽しみな今日この頃です。





でも,雨ですけどね!

はー,是が非でも週末だけはやってほしいなあ・・・。せめて日曜には期待したいと思います

それではおやすみなさい


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やっぱり先発か・・・

2008-05-30 01:31:36 | 千葉ロッテ
つらい・・・

ロッテ4-8阪神

まさかの?緊急登板エース様が沈みました。エラーがらみでかわいそうな面はありましたが,7点は取られすぎです。チーム低迷の原因は,やっぱり高額年俸(しつこい)のベテラン先発陣にあることがはっきりしつつあったので,今日は何とかしてほしかったのですが・・・。ま,負けるときはこんなもんですね。

ご存知の方も多いと思いますが,清水投手は,甲子園の地元西宮出身。ひそかに私,同じ中学出身であったりします(歳は秘密)。確か奥さんも同じ中学だったらしいんですよね。そんな意味もあって,今日の登板は十分ありうる,そしていろんな関係者に対して凱旋登板といってほしかったのですが,なかなかうまくいかないものです。やはり第三者が余計な思いを乗せるものではありませんね。

今日も打線は好調だっただけにもう一ふんばりしてほしかったところでした。


それはさておき,今日は苦言を一つ。

それは根元のプレー。

世間では根元待望論が強く,それに応えるだけの実力も十分持っていると思いますが,ちょっと守備のミスが目立ちます。私,どちらかというとテレンコには寛容な方ですが,その中で,悪送球だけは嫌いなんです。

なぜかというと,周りに与える影響が大きすぎるから。

単なるヒットであれば,投手の責任。普通の球を取り損ねたら,その野手の責任,せいぜいそこに打たせた投手の責任。

しかし,悪送球だけは,投手はやった!と思ったのに落ち込む,悪送球した野手はもちろんへこむ,そして本来,何の責任もないはずのファーストまで「取れたのに・・・」と落ち込むとどんどんと周りを巻き込んでいきます。いかに今日のダイビングキャッチが素晴らしかったとはいえ,きちんと投げられないくらいであれば,取るな!というのが正直な私の気持ちです。
ましてや,2死満塁からの悪送球は,相手に自動的にツーベースをくれてやるようなもので,最悪としかいいようがありません。

今日の根元のプレーは飛び込んで取った瞬間,十分余裕はありました。あれだけ完全に立ち上がってから投げたのに悪送球するようでは,しかもショート・サードに比べて距離が短いセカンドからあんな球を投げるようでは,2塁手失格といわざるを得ません。

皆さんの気持ちは分かるのですが,悪送球を取れないたびに「福浦様だったら・・・」といわれるオーティズの気持ちにもなってほしいと思います(あれは取るの無理ですよ!)。もちろん,「俺が打撃の調子が良くて,出れたらよかったのに・・・」と福浦にまで思わせるというのは論外です。ましてや,相手には完全に死んでたのに助かった・・・と坊主丸儲けの気持ちにまでさせるわけですから。

なぜここまで厳しいことを言うかというと,対抗馬オーティズは,もともとテレンコの代表選手だったこと。そんな彼は,おそらくメキシコで血のにじむような練習をして(知りませんけど),おーっと言わせるダイビングキャッチ,そして華麗なクイックスローが出来るようになったのだと思います。その彼を押しのけて,常時2塁手として出場できるようになるには,それこそ守備だけでも使わせたい!と思わせるくらいのひたむきな努力が必要だと思っています。

私は,去年長距離砲ズレータがいなくなり,テレンコ&貧打ぞろいの2塁手しかいなかった中に,救世主のように現れたオーティズへの感謝の気持ちが消えていません。あれはお金が取れる守備だと思っていますし,バッティングでも十分チームに貢献する働きをしました。

その彼に勝つためには,日本人だからとか若いからとか将来性があるからとか,マスクが甘い(笑)からとか,甘っちょろい理由で使われ続けてほしくないのです。

おっさん野球ファンとして,2塁手は守備の最高峰(最近はショートとされてるようですが)という思いが強いだけに,そのポジションに恥じないプレーをしてほしいと思います

うーん,全国350万人(推計)の根元ファンを敵に回してしまった・・・。

打撃は魅力的ですし,守備も十分素質があるだけにがんばってほしいんですよね。意外と,俊足を生かして外野も面白いとか思ってますが(笑)。

正直言って,福浦様がかつての髪,じゃなかった,神モードに戻ることはなかなか期待しづらい以上,オーティズ1塁手というのは,根元とオーティズの2人を生かす十分ありうる選択と思います。それだけに,1球でその起用を壊すようなことはないようお願いしたいと思います(だってホセ3安打&1四球よ・・・)。


それはさておき,大嶺君もまさかの中継登板で,さらに混沌としてきた投手陣再整備。アブさん降格は,ウーさん昇格の序章か,はたまた単なる運河様復帰のプレリュードなのか,今日ベンチに入っていなかった久保は,やっぱり先発なのかとますます目が離せません。

なんだか負けてるにもかかわらず,面白みを増していく我がチーム事情。
こんなにかつて登録・抹消情報とスタメン発表に待ち焦がれたことはありません!

ぜひとも土曜日も

面白い野球

を我々に見せてほしいと思います!


それではおやすみなさい

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雨中の熱投

2008-05-28 22:19:05 | 千葉ロッテ
ついにやりましたKOコンビ!

ロッテ5-4阪神

いつもいつもやられていた,大差を逆転しての勝利!

いやー,ついにきましたね,中継ぎ久保投入。

4失点を喫した唐川君(でも,気にすんなー!)を引き継ぎ,鬼のような投球を見せます。5回にヒット2本を許した以外は完璧。フォークもスライダーもとてつもなく切れがあり,ストレートも素晴らしい伸び(150キロ連発って・・・)。

やっぱりサトが言ってたように,5回投げるだけのつもりだったら素晴らしい投球が出来るんですね。

正直言ってこの配置転換が続くのか,それとも前回登板が短かったための緊急措置かは分かりませんが,ぐぐっと流れを引き寄せる継投でした。

代打を出さずに,久保を7回も行かせたのは我慢したボビーの勝ちでしたね。なぜなら,そう,ようやく出ました勝ちパターン継投。

川崎荻野

のリレーです。

いやー,是が非でも1点差でのこのリレーが見たかったんですよね。久保を8回以降も続投させるとか,川崎を2イニングとか小手先のリレーも考えられたのですが,今後につながる勝ちパターン確立のためには,このリレー以外考えられません。

この期待に見事に応え,川崎は,1球で恐怖の金本を討ち取ると,危なげなく3人で抑えます。あまりに良すぎて,続投かもと一瞬思わせましたが,今日のボビーに迷いはありませんでした。

よりによって強まる雨。しかも期待のストッパー雨男は,甲子園と阪神園芸の見事なタッグにより現れる気配がありません(水溜り一つ浮いてませんでしたもんね)。

制球命の荻野には厳しい場面。しかもカーブをうまく打たれてバントで1死2塁。舞台は恐怖の甲子園という状況でしたが,落ち着いていました。代打矢野を討ち取ると,赤星には厳しいところをついて四球。しかし,平野アクシデントのため,代役で入っていた藤本を見事に初球で討ち取りゲームセット。チームに実に4月23日以来のセーブをもたらしました。

最後はフライを上げた瞬間,サトもガッツポーズ。程度は違えども,久しぶりに2005年プレーオフの討ち取った瞬間を思い出しました。

いやいや,本当に今日はボビーがマジックを振るいつつ,最後まで腰の座った采配を見せました。

これで後は2億円男(しつこい)ヒロユキが明日復活のピッチングを見せれば,ようやくうちのチームも乗ってくるはず!ぜひとも流れを一気に引き寄せる素晴らしい投球を見せてほしいと思います→(うづきさん情報によれば,今日はヒロユキはベンチ入りしていて明日の先発はなさそうとのこと。大嶺君昇格との噂もあり,ついに1年ぶりの先発?それともエース様地元凱旋?いずれにしても目が離せない投手陣の動きです!)

あ,そうそう打線もよくがんばった!15安打,12残塁とは如何なくうちのチームの持ち味(?)が出た試合でした。この調子を明日も続けてほしいものです。

それではおやすみなさい

PS:最初は,実況ロッテファン,解説草魂鈴木啓示思いっきり阪神寄り(というかロッテにあきれている)という放送でしたが,最後の最後で鈴木さん,「荻野は雨を気にしないことです」ときっちりピッチャー目線になっていました。荻野投手,まずは徐々に実績を積んで,誰からも認められる素晴らしいピッチャーに成長してほしいと思います。

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本当に悪ぃやつぁ誰だ?

2008-05-27 23:45:11 | 千葉ロッテ
ようやく試合がない日で落ち着いて考えてみました。

最近,四球王やら死球王やらノーコン大王やらが叩かれておりますが,本当に彼ら(だけ)が悪いのか?と。許されざる者は他にいるのではないかと?(いや,別に許すんですけどね)

というわけで,調べてみました。
5月の成績
4月の成績
3月の成績

やっぱり中継ぎ以降が悪いのか,先発が悪いのか1つの目安は,負け試合に関して,先発投手と責任投手(勝ち負けがつく人)が一致してるかですよね。先発が負け投手なら,先発が打たれたらしいということで。

で,まず3月,4月(連敗の始まる直前の4月26日まで)を調べてみると,なんと!

3試合を除いて全て先発が負け投手

となっています。しかも,3試合のうち2敗は教授(笑)

栄えある(?)1敗は荻野君ですが,これは「キモティー!」GG佐藤にやられた一発。ま,ショックな試合ではありましたが,抑えをやる以上,仕方のない試合であります。

いやーでも,暗黒に入りだした4月27日以降は違うだろう!こっからノーコン投手がチームをめちゃくちゃにしてるのだろう!と思いますよね。

さてさて,ではお楽しみの4月27日以降。

先発投手と責任投手が異なるのは,
4月29日,5月5日,7日,14日,15日,20日,23日,25日,26日の9試合。(ま,昨日26日は教授先発ですから8試合としましょう。)

ほーら,やっぱりリリーフが試合を壊してる!と思いたいところですが,問題は果たしてこのときに先発,そして打線は責任を果たしたのか。

まー,明らかにかわいそうなのは,

4月29日 成瀬    6回1/3 2失点(でも打線も2点)
5月5日  ウーさん  6回1/3 1失点
5月14日 コバヒロ  9回   1失点(でも打線も9回まで1点)
5月23日 成瀬    9回   0失点(でも打線も12回まで0・・・)

この中で,明らかに中継ぎだけが悪いのはウーさんの好投を川崎がぶち壊した子供の日くらい。

で,残り4試合はというと・・・

5月7日  俊介    6回0/3 4失点
5月15日 成瀬    7回1/3 5失点(ま,これは唯一微妙ですが)
5月20日 唐川    4回2/3 6失点
5月25日 久保    4回1/3 5失点

見事に先発が試合をぶち壊しております。なまじ打線が点を取っていたところに,先発が火を付けて退却,あとはか弱き中継ぎ陣が消火に努めるもあえなく炎上というパターンが目立ちます。
つまり本当に中継ぎ(だけ)がどうしようもなかったのは,こどもの日の川崎くらいかと。細かいことを言えば,ランナーを残して中継ぎが打たれたというのもありますが,やはりこれも先発の責任といわざるを得ますまい。

このほかにも,俊介2回途中8失点!とか,(勝ったけど)不憫王子2回途中6失点!とか,エース様7回途中6失点!とか,コバヒロ5回途中7失点!とか,香ばしい香りのする試合が満載です。

よく中継ぎが信頼できないから先発を引っ張りすぎて仕方なく先発が打ち込まれるといわれており,私もそう思っておりましたが,実際打たれた投手は成瀬を除き「7回」すら投げきっておりません。これでは不安定な中継ぎをかばうべく先発が責任を果たしたとはいえないでしょう。(ちなみに完投数-下の方に-はエース様4のほかは,成瀬2,俊介1,唐川君1。完封はエース様の1だけ)


さあ,誰が本当に悪いんでしょう?そろそろとどめを!

ロッテ年棒一覧(推定ということにしておこう・・・)
(情報はこちら,プロ野球人事部様より。素晴らしいサイトです!)

さー行きますよ!

コバヒロ  2億円!
エース様  1億6千万円!
俊介    1億3千万円!
不憫王子  1億円!
成瀬    7千万円!
久保    6千8百万円!

われらがノーコンズはというと,
シコ様   7千万円!
アブさん  4千6百万円!
教授    4千2百万円!(この人は仲間とはいえん)
荻野    3千5百万円!
川崎    3千万円!


根本    1千2百万円!
伊藤    1千万円!(なんか,もうかわいそうで泣けてきた・・・)

そして,ついでに
唐川君   1千万円・・・



ということで結論




先発が悪い!(除く唐川君&成瀬&ぎりぎりエース様)


ついでに打者も・・・
運河様    3億円!(えっ?)
福浦様    1億5千万円!
サト     1億4千万円!
ベニー    1億3千万円!

に対して,お立ち台ヒーローの数々

タスク    3千5百万円!
大松     2千4百万円!

さらにさらに
神戸君    1千50万円!
マッチ    950万円!(ああ,大台が・・・)
南ちゃん   800万円!
角中君    550万円!
細谷君    510万円!
金澤君    490万円・・・(リードに文句言う奴ぁ俺んとこへ来い!あ,俺か)


もう,若いみんな・・・




怒ってよし!


うーん,特に若い方々は,いきなり経験もないのに厳しい場面に引っ張り出された上,罵声を浴びせられたり,せっかく活躍してたのに,実績(だけ)はある先輩方が帰ってきただけで2軍落ちしたり,だーれもいなくなったから仕方なくがんばってリードしてるのにマスコミやファンからは叩かれたり,ひどい目にあっていることがよく分かりました。

彼らに払う給料,また授業料としての試合であれば,惜しくはありません!(というか,先輩の座布団あげて!)

ふがいない先輩方のために苦労をかけますが,めげずにがんばってください!


というわけで,

負けてもともと!がんばれヤングマリーンズ!

・・・でも,先輩も少しはがんばれよな。


それではおやすみなさい

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たたりじゃー,たたりじゃー

2008-05-26 22:33:52 | 千葉ロッテ
やっぱり必要なのはお祓いのようです・・・。

ロッテ4-8広島

うーん,頼みの綱のエース様が体調不良・・・。とことん呪われてます。

小宮山教授は清水投手に喝!と言っていたという話もありますが,去年も人知れぬ事情があったエース様。とても非難する気にはなれません。教授もこういうときのために枠取ってるんですから,もうちょっとなんとかしましょうよ!

言いたかないですが,神田・高木両ロングリリーフ要員を押しのけて枠を取っているのにこの体たらくでは,全く存在価値がありません。もし噂されているように1軍残留契約があるとしたらさすがに許せません。ブルペン監督要員でしたら,きれいに身を引いてコーチになっていただきたいかと。

この緊急事態にもかかわらず,意地のキャプテンの一振りで一瞬は盛り上げたのですが,またもやボビーが色気を出しましたね・・・。

3イニングをほぼ完璧に抑えたシコースキーをなぜ5回も投げさせるのでしょうか?

前から言っていますが,どうも使い方が見えません。4回で下げておけば,少なくともシコースキーはいい形で終われたのに,彼も気分よく寝れないわ,いきなり厳しい場面で見事に予想通り,根本・伊藤四球王が試合をぶち壊すわではどうしようもありません。

さらには,川崎2イニングって・・・。完全に迷走してますね。それなら,昨日出しといてください!負けるなら負けるで仕方ないんですが,全員意味もなく疲れさせるのはちょっとやめた方がいいと思います。


ま,しかし,よく言われるようにだめなときは何をやってもだめ,おとなしく自分たちのできることを淡々とやるのが一番の早道でしょう。とにかくボビーには選手の調子の見極めと,そして自分自身の落ち着きを取り戻してほしいと思います

しっかし,全てのチームに勢いを差し上げる何といい人チームのことか・・・。どこか我がチームにも勢いをもたらしてくれる優しいチームがいないことでしょうか?

求む!救世主!(我がチーム以外で)

それではおやすみなさい

PS:久しぶりの借金2桁が香ばしい・・・。


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うーん・・・

2008-05-25 21:34:11 | 千葉ロッテ
残念な結果です。

ロッテ6-7広島

待望のサト,サブが帰ってきて最高の展開になるところでしたが,5回に暗転しました。うーん,正直言って,まさか久保が帰ってくるとは思ってなかったんですよね。もともと好きな投手なんですが,2軍でも結果が出ていないのに,なぜ慌ててあげたんでしょうか?正直よく分かりません。

それでも同点で何とか止めたので,十分勝機はあったんですがね。

どちらかというと残念なのは,中継ぎの使い方です。私は(大方の予想に反して?)伊藤が1回2/3をきちんと抑えた時点で,後は,シコorアブ→川崎→荻野の勝利の方程式を描いていました。7回にかなり棚ボタでアブさんが抑えたところで十分勝機は見えたはずなんですが,なにゆえアブさん続投?

私は,今年中継ぎが炎上している理由は,力うんぬんというよりは,投手をどのように使いたいのかがボビーの意図が分からないため,投手の方も混乱しているのが1つだと思っています。

現代野球では,セットアッパー→抑えの勝利の方程式は必須です。幸い,伊藤,根本,シコ,アブの4人が出てきたことにより,ようやく川崎→荻野を勝ちパターンだけに限定することができるようになったのに,8回に川崎を出さなかったのは納得がいきません。川崎は,対左用という限定された場面だけ使うような男ではなく,試合のもっとも厳しい局面をびしっと抑えて,つなぐために存在するはず。


前にも書きましたが,その日の調子のよさで適当に投手を並べたところで長期的に見て絶対に良い結果は見えません。もしあの場面,単に右が続くというだけの理由で川崎を出さなかったのであれば,残念ながら勝ちパターンはいつまで経っても出てこないといわざるを得ません。ましてや延長を考慮したようなことがあれば,それこそ論外です。あそこで出してこそ,たとえ打たれても授業料を払う価値があるというものなんですが・・・。

せっかく千尋の谷を乗り越えて這い上がってきただけに,本当に残念な継投でした(結局,最後に出してるしな・・・)。とにかく打線の組み方はあれだけ意固地になるんだから,投手の起用にも少しは一貫した姿勢を見せてほしいと思います(左右だけで一貫しているとは思いたくない・・・)。

はー,ま,何はともあれ,サト,サブローがかえってきたことにより,右打線はきちんと機能することが分かりました。これからは,以前のように左を恐れる必要は少しは減るでしょう。里もいきなり3安打とは,よっぽど野球がしたかったことと思います。

今日の試合のことは忘れて,また明日から心機一転楽しい野球を見せてほしいと思います

それではおやすみなさい。

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帰ってきたスナイパー

2008-05-24 21:17:43 | 千葉ロッテ
いやー,今日は良かった・・・

ロッテ4x-3ヤクルト(ようやくロッテにxが付けられました!)

さてさて,今日は取るものも取り合えず球場へ。ポンチョも持参して,準備はばっちりです。
天気は今一で,お客さんもやや少なめで沈滞ムードかと思えば,開始直前にライトスタンドに

「お前らが勝つまでここから叫び続ける,跳び続ける,勝ちの連鎖を取り戻せ,俺たちならばできる!」(確かそんな文字)の横断幕。

いかにも慌てて作った手書き感満載でしたが(失礼!),これは良かった!ちょっとウルッと来ましたね。

声援も最初からハイペース。今日はSS席観戦でしたが,レフト側からもこだまするように聞こえて迫力満載でした。

それに応えるように,初回にネモッチのツーベースから,福浦様の食らいつくタイムリー。

そして,2回にはマティを継ぐ男,神戸君の特大ホームラン!
あれ,上がりすぎた,でもえらい飛んでるようなと思っていると,実に滞空時間の長い打球がライトスタンド中段に突き刺さりました。

いや,いくら左打者メインとはいえ,スタメン見て,神戸君だけちょっと穴かな,明日にはサブローと入れ替わりかな・・・と失礼なことを思っていたのですが,いやー,あの打球は感動物です。

さらに,4回には,左の主砲は俺だ!とばかりに,大松の弾丸ライナーホームラン。しばらくなかった効果的なホームランでの点を重ねます。

このとき,思ってたわけですよ,私。これはいけそうやなーとか思いつつ,あんまり大差で勝っても,バカ試合だと次につながらんなー,できれば少ない点差で勝ちパターンの継投が見たいなー,などと贅沢かつ身の程しらずなことを。

そんな私の気持ちを読み取ったか(読んでない,読んでない),5回に突然シュンスケがつかまります。先頭にツーベースを打たれつつ,その後は2死までこぎつけますが,9番川島に(去年まで日ハムだったよね?)四球を出したところからおかしくなります。逆球を連発し,当たりはよくないながらもあっという間に3連続タイムリャー。球場自体の雰囲気が「またか・・・」とおかしくなります。しかも,迎えるは昨日のヒーロー,最低年俸4番打者畠山君。これは終わったかと一瞬あきらめかけますが,何とかショートフライに討ち取ります。

打たれはしましたが,何とか同点で抑えたのが後々効きました。結局,6回も得点圏に打者を背負いますが,珍しく(?)ボビーの敬遠策が当たり,併殺に打ち取って窮地を脱します。

立ち直った館山からなかなかヒットが出ない中,試合の流れを引き寄せたのが,そう

帰ってきたスナイパー川崎

7回,シュンスケがヒットを打たれたところで登場です。コールした瞬間は,「えっ・・・」と,なんともいえない静寂。そりゃ,誰でも思うわな・・・。

しかし,今日の川崎は違いました。
迎えるバッターをキャッチャーフライ,三振に討ち取り,きっちりとピンチを脱します。

いやー,調子の悪い時は,1球でもボールになると,下を向いたり,首を振ったり「おかしいなー」という感じを全身で漂わせていましたが,今日は決して下を向きませんでした。

内へ外へと厳しい球をビシバシと投げ込む姿は,昨年我々が見たスナイパーそのもの。圧巻は,外に投げ込みつつ,一転して内角で畠山君を見逃し三振に取ったシーン。球場中が大歓声に包まれました。

それに触発されたか(?),荻野も今日はスローカーブを有効に使いつつ,ストレートも切れがあり,2三振を奪って完璧に抑えます。やはりきちんと回の先頭から出せば,きちんとした仕事をします。十分抑えもいけますって!久しぶりのKOコンビ(名前が悪い)の活躍でぐっと流れを引き寄せます。

そして,迎えた9回裏。

先頭オーティズが強烈なピッチャー返しで塁に出ると,次打者大松はフルカウント。

ここで久しぶりにボビーマジック炸裂。

ランナーを西岡に変えて相手クローザー林(13S,防御率0点台ってすげえな・・・)にプレッシャーをかけると,当然のごとくエンドランをかけ,これが見事に決まります。無死1,3塁です。

こうなると,あとはどうやってもサヨナラだ!と思いつつ,どうやってやるのかが我がチームの難しいところ。迎えるバッターはゴリ。

ゴリは(いつもどおり)あっさりとツーストライクに追い込まれるとここから粘ります。でもあんまり前に飛ばなさそう・・・と見ていると,5球目をライトへ浅い飛球。

微妙・・・と祈るような気持ちで見ていると,猛然と西岡がスタートします。しかし,明らかに返球が先に返ってきました。

あー,2アウト1塁か・・・(なぜか明確にイメージできた)と思った瞬間,西岡がタッチをかいくぐり,ホームを駆け抜けます。その直後,審判は両手を開き,セーフのジャッジ!

今江が西岡に駆け寄るとともに,ベンチからペットボトルを持った選手の歓喜の輪。まさに,喜びがはじけたという表現がぴったりな時間でした。いやー,みんな勝ちたかったんやね・・・。ほんとうによくやりました!

で,なぜかちゃっかりとヒーローインタビューの今江。でも,これくらい皆がヒーロー,皆でつないだことを実感させてくれる試合はありません。これはぜひとも明日以降もつなげてほしいものです。

しかし,ショート根元,セカンドオーティズは,その手があったか!と目から鱗状態でした。守備的にはおそらく最強の布陣だと思います。
もちろん,西岡には出てもらわなければなりませんが(今日は首が悪かったそうですがよく走った),今日のような形で西岡を自由な場面で使える,また,西岡の疲れも取れる,さらにはライバル不在でやや迷走しがちな西岡にもいいプレッシャーを与えられる,と素晴らしいアイデアだと思いました。今日も両者とも結果を出した正2塁手対決は,チームにきっといい結果をもたらしてくれると信じています。


あ,そうそう,ライトスタンドの声援には感動しつつ,一つだけ気になったことが。攻撃時の熱い応援に比べ,投手の炎上時に,全くしーんとしているというのは少し気になります。ただ単にあきれているのか,それとも他球団の応援団との取り決めで相手の攻撃時は応援しないようにとかあるのかもしれませんが,どうもただでさえネガティブに追い詰められている時の投手が余計に追い詰められた気持ちにならないかと気になってしまいます。いや,人数が多いだけに,黙ってるとなんか暗黒力を感じてしまうんですよね・・・。

こんなときに,がんばれーでも,気にすんなーでも,それこそ名前を呼ぶだけでも随分違うのではないかと感じてしまいました。うちの投手陣も皆さん,ナイーブですからね・・・。動きの遅いと評判のコーチに任せるのではなく,皆さんの熱い応援でピンチの投手を後押ししてほしいと思います!

いやいや,何はともあれ,今日はよくやった!

こうなると明日が大事です。この勢いで広島に乗り込んで,鯉物語を制してほしいと思います。!(駅でポスター見ましたが,やっぱりおもろいわ,これ

明日も,ファイティン!

あ,一応最下位脱出オメ!(志は高く持ちたいものよ・・・)

PS:ついに明日はあの人(たち)が復帰か?すぐには結果は出ないかもしれませんが,チームに更なる勢いを運んできてほしいと思います!

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男は黙って・・・

2008-05-23 22:55:48 | 千葉ロッテ
酒でも飲むか・・・

ロッテ0-2ヤクルト

11回までは本当によくがんばったんですけどね。ま,9回裏に決められなかった時点で実質的に勝負ありでしたかね。

福浦様はやっぱり限界なのかな・・・。エラーしたこともそうですが,その後の落ち込み振りが余計に気になりました。バットが調子がいいうちは,「俺が取り返したる!」といえたのが,どうも悪い方悪い方に行っているような気がします。とにかくあまり一人でしょいこまないでほしいと思います。

今江のエラーは見事にその連鎖反応という感じでした。はあ。

しかし,みんな今日はよくやりましたよ。成瀬も,アブさんも,シコースキーも荻野も(根本は・・・ま,がんばれよ!),みんなよく投げました。シコさんは不運でしたが,あそこでフライに討ち取れる力があるのなら,きっと何とかなるでしょう。南君のおかげで,ずいぶんと外野守備も落ち着いてきました。

あと1人,あと1人がいれば,右打線も一気に爆発の目はあるのですが,運河様・・・。もう,こうなりゃ,サトもサブローもまとめて帰ってきてください!

しかし,意外だったのが,借金9が2004年7月以来だったという事実。まさか2006年ですら,最後は借金5だったとは!改めて,いかにこの4年間,幸せな状況にあったかを思い出しました。

さてさて,明日は,ようやく雨男俊介の本領が発揮されるはず!

仕事がやばい状況ですが,何とかマリンで熱い声援を送ってきたいと思います!

それでは

めげるな,マリーンズ!

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鞭の入れ方(SMではない)

2008-05-23 01:29:01 | 千葉ロッテ
唐突ですが,私自身は競馬はやりません。

しかし,私の両親なる方々は,お馬さんが好きで,週に1回,数千円,時には数百円というちっぽけな金額でお馬さんレースを楽しんでおりました。

それで,私も子供ながらにお馬さんの雄姿をテレビで見ていたわけですが,最初の頃は,スタートしてぐんぐん他の馬を引き離して先頭を走る馬を見ると,「これは絶対勝った!他の馬は何でこんなとろいんだ!」と思っていたわけです。しかも,それがレースの前半どころか,最後の数百メートルまで続くわけで。

ところが,そういう馬に限って,馬群に飲まれて,5位とか6位,下手すりゃ10位とか。何か後ろの方についていた馬が勝ったりするわけです。

何度か見ても,やっぱり同じような状況。そのころは,逃げ馬とか差し馬といった言葉は知りませんでしたが,どうやらお馬さんの場合は,単純に最初にスタートダッシュすればいいわけではないということはなんとなく分かりました。


さて,翻って野球の話(前置きが長いよ・・・)。


これ,前から不思議だったんですが,なんだかうちの国のプロ野球とやらは,スタートダッシュ信仰があるような。4月か5月での順位にそれこそ,天地がひっくり返ったような大騒ぎ。実際は,前半戦まで首位であれば,優勝確率は60%とかいった数字もあるとかないとか聞いたことがありますが,それとて半分以上の試合を過ぎた前半戦終了時のこと。
しかも,プレーオフが導入された今となっては,先行有利などほとんどあってなきがごとしです(アドバンテージは除く)。

これは,うちの国の野球の原点が,熱投甲子園,負けたら最後,汗と涙の高校野球にあることと,とにかく結果しか映さない(過程は問わない)マスコミの姿勢に原因の1つがあるのではないかと思っています(皆さん,忙しいですしね・・・)。


ただ,年間100試合以上もやるプロ野球ともなれば,大事なのは最初から闇雲に飛ばすだけでなく,いかに戦略的に鞭を入れるかということ(もちろん勢いをつけるとか,逃げ切れる体力がある場合には最初から飛ばすことも戦略としてありえます)。

鞭といっても,いろいろあります。それがチームによっては,中4日5日フル稼働体制だったり,休養なしの主力固定オーダーだったり,はたまた状況を変えるための配置転換だったり。
ただ,1つ言えるのは,お馬さんでは鞭を入れるのが1回しかないように(多分),チームとして動かす野球の場合にも,むやみと鞭を入れられるものではありません。使いどころを間違えれば,チームはいたずらに疲弊するか,下手すりゃ空中分解いたします。

実は,ボビーは,2005年の時は,明らかに鞭を早く入れていました。有名な話ですが,それまで勝ちの喜びを知らなかった選手に,自分たちの実力を信じさせるため,交流戦優勝というものを一つの目標にした。選手は,その期待に見事に応え,交流戦優勝を果たし,その勢いで,シーズン,そして日本シリーズ優勝まで上り詰めました。

そして,翌年も,WBCで調整のままならなかったチームに鞭を入れながら,またもや交流戦優勝。ところが,これで勢いに乗るか!と思ったら,結果は,転がり落ちるような連敗。結局,調子は戻ることはありませんでした。
交流戦後しばらくのボビーのコメントで印象的だったのが,「選手たちは,同じように努力して優勝をしたのに,明らかに世間が(マスコミが)それを同じように喜んでいない雰囲気を感じた。選手たちは戸惑っていた」というようなもの。
ボビーは,このとき,いたずらに鞭を入れることの難しさを悟ったのではないかと思います。

一方で,自分たちの力を信じつつあった選手には,馬なりでいいという判断も出来つつあったのかと。

結局,昨年は,先発・中継陣の配置転換も,悩めるエース清水投手の休養も,誰もが願った吉井投手の降格すら行うことなくじっくりと戦いを進め,その結果,パリーグ最後の試合まで熱戦を見せてくれました。

いろいろ言われてますが,やっぱりボビーは選手を信じているのだと思います。
そして,信じているといいながら闇雲にやり方を変える(たとえば某ウサギ球団の監督のように)ことによるマイナス,特に選手からの及び選手間の不信を避けるべくじっと耐えているのではないかと思います。
何とか微調整にとどめながら,選手自身が変化を納得するときを待っているのではないかと勝手に考えたりしています。きっとボビーにとっては,2ヶ月というのは,「もう2ヶ月」ではなく,「まだ2ヶ月」なのでしょう。

ここからは,何らかの動きが出るような気もしますし,出なければまだその時期でないと信頼するよりほかないようにも思います。


で,我々ファンとしては,動かない監督にいちいち腹を立てるよりも,せっかくだから,負けてるときもその過程を楽しまないと損ですよね!

これも有名ですが,ボビーの「いつも試合に勝てるわけではない。負けたときでもお客さんを楽しませる野球を目指したい」という言葉。それまでの日本球界,果ては日本スポーツ界,社会全体にも挑戦といえるこの言葉。

真面目な方々は,最初から負ける気でおるんかい!と目をむくところでしょうが,これって大事ですよね。勝っても負けてもやっぱり球場の雰囲気は楽しい。たとえそれがビールとモツ煮目当てでも(もちろん,勝てば楽しさは2倍,3倍,10倍増ですが)。

勝っても負けても楽しい!弱くても球場に行きたい!行けなければせめてテレビを見たい!という気持ちがみんなに浸透して,初めてそのときプロ野球界は変わるような気がします。


勝たないとつまらない!

という言葉は

(巨人が)勝たないとつまらない!

という世上よく流れている空虚な言葉に置き換えてみたときに,いかに空しいものかと感じますので。


なんだかまとまりが全くつきませんが,要はロッテというイバラの道を挑んだ以上,落ち着いて応援するんだ!という自分に対する言い聞かせでございます。

試合があったらあったで落ち着かんし,暇なら暇でしょうもないこと考え付くしな・・・。人間って難しいです。


何はともあれ,

早く野球が見たーい!

という今日1日でした。

それではおやすみなさい


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