おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

今年の回顧・自分編(笑)

2012-10-11 21:15:06 | 千葉ロッテ
とりあえずようやく終わった・・・という今シーズン。普段どんなにひどい年でもそれなりに終わるときは感慨深いというか,区切りがつくものなんですが,どうもこれだけモヤッとした感覚が残るままというのは正直珍しい(苦笑) こういう気持ちは初めて,というよりは,実は,全く箸にも棒にもかからなかった1980年代後半,あるいは1990年代に近いような気が。まあ,あのころは幸か不幸か情報も少なかったので,それなりに諦めもつきましたが・・・。

正直今年は,


ゆるく見る


ということをモットーに掲げていたんですが,それなりに入れ込んでしまったことに,やや反省というか,ちょっと複雑な気持ちです。本来であれば最下位を脱出した以上,そこそこ喜んでもいいところなんですけどねえ(そうもいかんか)

それで,なんでそこまで腹立たしいほどに入れ込んでしまったのか!?ということを改めて振り返ってみると,それなりに多くの方に共通しているかもしれませんが,やはり


前半戦の快進撃に舞い上がって,いたずらに期待値を高めてしまったこと




去年と同じように失速して,しかも立て直すすべがなかったこと

ということに尽きるような気がします。

前者については,あそこまでがんばったのに何でや!という気持ちがあることは間違いないんですが,一方で,本当によくがんばりましたよね,前半戦は。なんか最初からがんばってなければここまで言われないのに,なまじ頑張ったがために非難が余計に大きくなっているとすると,ちょっと選手あるいは首脳陣には同情すべき点があるかも。私自身,仕事で死ぬほどがんばって成果を出し,そこで褒められるまではいいんですが,その後少しでも結果が出ないと,あるいは更にそのまま同じような成長を見せないと,「大したことないな・・・」的なことを言われると,はっきり言ってマジで腹立つんですよねえ(苦笑) 力を出し切れなかったこと,あるいはその後思うように行かないことは本人が一番自覚しているわけで,そこで傷口に塩を塗られるようなことを言われると,正直堪えるんですよね。だったら,最初っから手を抜いてやるぞ!とちょっとヤサグレてみたくなったり(なかなかできませんけど)

どうも後半戦負けが込みだした頃の選手たちの寂しそうというか,やや戸惑ったような表情には,チームがうまく行かなかった時にファンが必ずしも後押ししてくれない,結果を出さないと所詮は評価をしてくれないという複雑な気持ちがあったのかもしれません。私自身,反省をしなければいけないところなんですが,正直言って快進撃をしているときも,○○を信じる気持ちになれなかったというか,一緒にバカになってやることができなかったからねえ(苦笑) 今年こそはチャンスだったのに!という悔しい気持ちは,おそらくファン以上に選手たちのほうが持っているような気がします,何となく。

一方で,改めて感じたのは,前半戦42年ぶり首位ターンというのは,今年頑張ったということの反面,うちのチームが


多くのファンの想像以上に弱い,負け癖のつき続けたチームである

ということ。私は,一応80年代からのファンで,稲尾さんの時とかはそこそこ強かったという記憶で,それ以前のチームを見ても,それなりにAクラスに入っている,また,どちらかというと序盤戦は強い(ときもある。でも大部分はやっぱりゴールデンウィーク明け以降急速にシーズンが終わってた(苦笑))というイメージだっただけに,正直驚いたんですよね。パ・リーグに6チームだけしかなくて,しかも,こんだけ毎年毎年野球やっていて,優勝がないのはギリギリ措くとして,まともに前半戦首位にすら立つことができなかったチームって,どんだけひどいねんと。

やっぱり改めて,うちのチームというのは,あんまり,「他のチームはこうなのに,なんでうちは!」とカリカリしてもどうにもならない,因果なチームなんだなあと実感した次第でした。そうすると,どう考えても2005年以降の,(それなりに)強い(かもしれない)というイメージは,(1970年代前半を除いて)ロッテ球団の長い歴史から考えても稀有なことである,結構幸せな時代なのかもしれませんね,やっぱり。

もちろん,前半良くて後半落ちると,ショックはひとしおですが,少なくともがんばれば(前半戦は)首位に立てるというのは,今いるどのOB首脳陣も経験しなかった状況なわけで,選手たちは貴重な経験をしているわけですよ,間違いなく。なんとかこの「やればできる」という経験と,「でも何かが足りなかった」という悔しい思いをうまく来年につなげてほしいなあとしみじみと思うところです。


一方,後者に関しては,やっぱり西村さんに対する拒絶反応が出た大きな理由ですよね,間違いなく。ただ,どちらかと言うと,西村さんは変幻自在,融通無碍なボビー野球に対するアンチテーゼとして登用された方で,2010年の段階では「打順もメンツも固定してこそ役割が果たせる。痛いだの疲れただの言うような選手はいらん!」というのが,ボビー好きの私から見て驚くくらい多くのファンの意向だったわけで,今更柔軟性がない,面白くないとか言われるのは,本人にとって,ちょっと不本意だろうなあという気も(苦笑) そういう意味でかわいそうな面がなくはないと思いますが,ただ3年間同じような野球を続けて結果が出なかった以上は,やっぱり責任を取ってもらうのが筋だと思います。最後のコメントを見ても,本人の負けず嫌いぶりは正直言って想像以上でしたが。

どうも日本社会というのは,元々責任と権限を分散するのが真骨頂のようなところがあって,いつもそこが曖昧になるというか,油断すると,手柄はすべて上が,責任はすべて下がみたいなことになりがちなところがありますが(「正力賞」とかノムさんがもてはやされるのも同じように感じる),やはり組織,しかも勝利という結果を前面に出す集団である以上は,どこかで結果が出なかったことに対する責任を取るということは不可欠だと思います。


私は,元々自分が若い時に上司から「了承・決裁を受けた以上は,責任は全て上司にある」(→「だから,下っ端がグダグダ悩んでいる暇があったらとっとと働いて返さんかい,ボケ!」)という考えを叩きこまれたこともあって,余計にそう感じるんですよね。そこが不透明なまま西村さんが続投するかも・・・と感じながらアンビバレントな気持ちで応援していたのが,申し訳ないんですが,後半戦のストレスの無視できない大きな要因であったようにも思います。


そういう意味で,それがたとえ強いられたものであったとしても,西村さんが自ら責任を取る姿勢を示してくれたことは,心底嬉しかったというか,ほっとしました。これで選手たちも区切りをつけて来年を向くことができると思いますしね。

色々と忸怩たる思いはあると思いますが,自ら責任を取って身を引いたこと,そのことを誇りに思って,西村さんには,今後も何らかの形で我チームに関わっていってもらえればと思います。


さてさて,元々今日「自分編」と銘打ったのは,こうした因果なチームを応援する我が身について,なぜ腹を立てずに見ることができなかったのか,その原因を探り,来年こそは「ゆるく見るぞ!」という決意表明をしようと思っていたんですが,こんだけ時間かけてアホみたいに振り返っている段階で,かなり自信がなくなってきました(苦笑)

もちろんこんなチームを応援する以上は,いたずらにクレクレ病になったり,選手・フロントを叩いたり,更にはファン同士の姿勢を非難しあったりすることは厳に慎まなければなりませんが,一方で,少し夢を見るという気持ちを忘れていたこともまた事実。

自分なりに2005年の劇的なプレーオフで優勝を経験したこともあり,ちょっと変に満足してしまっていたというか,優勝という「夢」を見ることに臆病,あるいは斜に構えた姿勢になっていたような気がするんですよね。

もう一度,夢を見るためにはどういう姿勢で臨むべきか,ゆっくり休みつつ(やっぱり休むのか),あれこれ考えていきたいなあと思う今日この頃です。

その前に,今年の宿題として,できれば投手・打撃のそれぞれについて1年を振り返ってみたいと思っておりますが,それは明日以降の気分次第ということで(笑)

それではおやすみなさい

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とにもかくにもお疲れ様でした

2012-10-09 22:46:55 | 千葉ロッテ
ロッテ8-9日本ハム

最終戦くらいはエース対決を制して勝っとくか!と臨んだ一戦は,なんとも言えない乱打戦。こちらのエース・ナルニャンが今日も遺憾なく飛翔癖を発揮し,2HRなどで7点を失えば,こちらは岡田君の脛当て先制攻撃もあり,2回で降板した勝どんの後を受けたウルフくんを襲い,一挙5点などで合計8点をゲット。しかし,1点リードの8回に出てきた伊藤くんがそのリードを守りきれず,2点を失い再度逆転の憂き目に。9回は益田くんが,ついに72登板,新人シーズン最多登板記録を塗り替える活躍を自らの3凡で飾るも,打線が7回以降三振の山で点を奪えず終了。今季最終戦,そして西村さんの最終戦を白星で飾ることはできず,悔しい敗戦と相成りました。

いやー,しかし,3回の攻撃は面白かったんやけど,あまりにナルニャンの出来がひどすぎた。というよりも,とっくにメンタル的におかしくなっている成瀬に対して,首脳陣のやれたことがひたすら中5日で投げさせるだけというのでは,この結果も見えていたのかも。確かに後半戦の出来はひどいものでしたが,必要以上に被弾を気にしたり,表情に出したりしなければまだまだやれる男のはず。とりあえず気に病むととどまることを知らないタイプのようですから,いったんリセットして,もう一度己のいい時のイメージを思い出して,来年に臨んでほしいところですね。

一方,打線の方は,若い子たちの連打連打はそれなりに夢が見られたんだが,やっぱりあと一歩及ばないところが何とも物悲しい。まあ,しかし,来季に向けて伊志嶺くんのマルチとキヨたんの猛打賞はなんといっても明るい材料。多士済々の外野陣と言われつつも,結局は一時まともなメンツが揃わない時期があったことを考えると彼らにはがんばってもらわなければなりません。今年は悔しいことも多かった彼らが,来年以降どのような成長を見せていくのかを楽しみに待ちたいと思います。


さてさて,西村さんのスピーチを聞いても,あまり響いてこない自分を見ても,申し訳ないんですが,とっくに気持ちが切れていたんだなあということを痛感してしまいます。性格的にはいい(とされる)人ではありますが,やっぱり惜しむらくは,自らの手で獲得した,その伊志嶺くん,キヨたんをうまく使いこなせず,岡田くんといえど今年は信じきれず,タカシに至っては,潰してしまったことが残念でなりません。彼らを育て上げて,今日「監督のおかげです」と涙するくらいの活躍をしていれば,180度評価も違っただろうにね。

彼の能力・人格がどうこうの前に,やはりコーチ,2軍監督としては抜群でも,1軍の将となるには向いていない人というのがいるのかしれません。そういう意味では,慣れないポジションで兎にも角にも,3年間采配を振るい,2010年は色々と楽しい思いをさせてくれたことは,彼としてはまさしく最大限できることをやったと言ってもよいでしょう。

30年以上走り続けて色々と感じること,また疲れたことも多いでしょうから,とりあえずはゆっくりと休んで,今後は気楽な立場で我チームをサポートし続けてもらえればと思います。


一方,選手たちは,天国のような序盤戦,勝ち越せずにジリジリと貯金を減らしつつ,何とか大敗をせずに首位を守った中盤戦,そして糸が切れたように転落の道をたどった終盤戦と,普段の1年では味わえないような濃密な体験をしたことと思います。正直終わったあとも,充実でも悔しさでもなく,ちょっと放心したような表情の選手が多いように見えたのは,偽らざる気持ちではないかと思います。

色々と足りないことが多いながらも,戦おうと思えば戦えるだけの力を持った魅力的な選手が多いこともまた確かな我チーム。来年はごそっとチームカラーが変わる可能性も大きいですが,やっぱりそれでもしんどい思いをした経験は決して無駄にはなりません。

特定のチーム,それもかつてのライバルに塩を送り続けて最後も敗れた悔しさを噛み締めつつ,何とか来年への飛躍につなげてほしい,そう祈りつつ,まずは一区切りとしたいと思います。

なにはともあれ,


選手,首脳陣,ファンの皆さん,1年どうもお疲れ様でした!

それではおやすみなさい


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大概の事は許せる?秋の夕暮れ

2012-10-08 17:27:09 | 千葉ロッテ
まあ,ひどい試合はひどい試合でしたが(苦笑)

ロッテ0-6楽天

監督の退任発表に向けてどのような試合を見せるか!?という一戦は,6回までは俊介VSマー君ががっぷり4つの投手戦。俊介が,初回のエラーのランナーからの1失点だけに留めれば,マー君も押さえ気味のピッチングながら6回の1死3塁の場面ではいきなり150キロ連発などやはりエースは違う・・・と思わされる投球で点を奪えず0-1で7回へ。ここで俊介は岡田君の珍しいエラーもあり,2死3塁のピンチを背負うと四球を出したところで降板。しかし,これが結果的に勝負の分かれ目となり,代わった南くんがタイムリー3ベースを放たれジ・エンド。その後も吉見くんが炎上,また9回には益田くんが相も変わらぬマッチのキャッチングとネモティのエラーから崩れ2失点(でも自責0)となるなど,最後の休日に訪れたファンの前に何とも締まらない結果と相成りました。

いやー,しかし,なにはともあれ,試合後に退任が発表されたということで,まずは一区切り。本人のコメントはまだですが,まあ,性格的にあんまりサプライズがあるとは思えないところ(ぶちまけたらすごいけど)

本人も3年という期間を与えられてそれなりにやることはやった結果ですし,今まで長いことロッテで飯を食ってこられた方ですので,最後は笑ってお別れしたいところですが,どうなりますことやら。ただ,個人的には,こうなる前に自分から進退を預けていればカッコ良かったのに・・・と思わなくもありませんが,それこそ余計なお世話というか,言うても詮無きことですかね(苦笑)

一方,試合の方は前半はそれなりに守備も含めて締まった試合だったんですが,やはり取るべき場面で取れずに,抑えるべきところで抑えなければ容易に試合は壊れてしまうんだなあとしみじみと痛感しました。6回に相手島内君のまずい守備もあり,1死3塁としたところで,結果的には無策でチャンスをモノにできなかったのが勝負を分けました。もちろんそれだけ相手マー君がすごいというところでもあるんですが,そういう場面でどのように粘って点を取っていくのかというのも今後の大きな課題となるところ。特に,若い選手たちにはその辺りを考えて点を取る術を身に着けていってほしいところですね。

さてさて,泣いても笑っても今シーズンは明日で終了。残念ながらの平日で,どれだけのファンが訪れるのかはわかりませんが(私も行けないので偉そうなことは言えません・・・),少しでもいい試合を見せて,また最後のセレモニーも含めて,気持ちを来年に繋げられるようなラストにしてほしいところです。

それでは

PS:なんと,ここに来てオリ西君がノーヒットノーランか・・・。しかし,どうもホークスやレオのラストの状況を見ても,今年は例年以上にCSをやる意義が見いだせんような気がしますが,気のせいですかね(お前んとこだけには言われたくない!とツッコまれそうですが(苦笑))

PS2:西村さんのコメント(ニッカン),一部出てますね(時事はこちらこちら)。やっぱりこれを見ても,プロ野球選手,それも監督やるくらいの人は負けず嫌いというか,言われるまではなかなか辞める気にならなかったんだろうなあと(苦笑) 最後の一文はともかくとして,まずは選手・コーチ時代含めて長い間お疲れ様でした。

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結構いいんじゃないの,うちの若い子たち(笑)

2012-10-07 21:49:49 | 千葉ロッテ
ロッテ3x-2楽天 ハイライト キヨたん&益田君ヒーイン

昨日を後味の悪い敗戦の後,残り3試合をどのように過ごすか?という一戦は,カッキーがおそらく志願のスタメン出場。3打席凡退に倒れたものの,特に1打席目はよく粘り,気合の入ったというか,昨日の悔しさをぶつけるようなスイングを見せてくれました。他の打者陣も岡田くんがマルチ&盗塁,キヨたんが猛打賞,大地も1安打+3犠打,さらには井口の狭い守備範囲にはもう戻れん・・・という美技,ホッシャンも迷いのないスイングからタイムリー(まあ,1エラー&3三振だけど(苦笑))と若い子たちが生き生きとした活躍(なにげにゴリも最近マイブーム?なバントヒットなどでマルチ)。そして,もう一人タイトルのかかった益田くんは,今日も登板で遂に70登板。昨日のうちの再現のような無理やりリリーフ釜田君の一球もストライクが入らない2連続フォアボール→押し出しサヨナラで勝ち投手まで転がり込む結果に。最後はお立ち台で新人王宣言など,なんだかんだと,若手に関しては,うちの未来は明るい!と思わせてくれるような結果と相成りました。

今日のカッキーに関しては,昼にすでにナカジの凡退で余裕ができたからということがあるんでしょうが,やっぱり1ファンとしては嬉しかったです。昨日に関しては賛否両論があるのは間違いありませんが,結局傷つくのは選手たちというのは,このツイートの一言がある意味全て。最後の最後で休むことまで否定はしませんが,ギリギリまで出てヒットを積み上げ,やっぱりすごかった!という形でできればシーズンを終えてほしいところですね。

一方,益田くんの方は,今日もコミさんの新人王当確宣言が出たということで(笑) 確かにいかに記者投票と言えど,今年ばかりは,どう考えてもうちの益田くんが取らないというのは納得できそうもありません。ただ,記者というのは,とかく新人初!とか,何十年ぶり!とかいう言葉に弱いのもまた事実。泣いても笑ってもあと2試合しかありませんので,本人が望むのであれば,2連投で新人最多登板を更新し,これまた悔いのない形でしんどかったシーズンを締めくくって欲しいと思います。

さてさて,しかし,いくらなんでも明日は若い子をもっと使ってくれるんでしょうなあ。今更井口どんが4番に座ることに何の興味も持てない一方で,1軍経験の少ない若い子にとっては,たとえ1試合と言えども,人生を変える経験ともなりうるところ。何より見ていて楽しいしね。まあ,ここで俊介を使ってくる監督さんに多くを望んでもしかたがないのかもしれませんが(俊介は好きだけど),せっかくいい若手が沢山育ってきているチームですので,残り2試合,わずかながらも視野を広げた起用をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい

PS1:今日は8名+5名の選手に戦力外通告がありましたね。
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本日7日、山本一徳投手(29)、林啓介投手(25)、光原逸裕投手(31)、松本幸大投手(31)、山田秋親投手(34)、的場直樹選手(35)、渡辺正人選手(33)、南竜介選手(31)の8選手と、山口祥吾投手(20)、石田淳也投手(28)、鈴江彬投手(25)、生山裕人選手(27)、木本幸広選手(22)の育成5選手へ戦力外通告を行いました。なお、秋親、松本、林の3選手は現役続行を希望。その他の選手は未定です。
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南くんを除いてはそれなりに納得感があるとは思いつつ,やはり一抹の寂しさは禁じえません(ちなみに,南くんに関しては残念だけど,うまいこと使えないのであれば,まだできるうちにリリースしてやるのも一つの優しさだと思う。ちょうど昨日の活躍で買い手が付く可能性はかなりあると思うし)。やっぱり個人的には正人のリリース(というか引退だよね?)が一番寂しいけど,皆さん,それなりに何らかの形でファンとともに歩んできた選手たちの第2の人生が幸多いものであることを祈りたいと思います。

PS2:朝の激震報知ネタは,スポニチも「続投白紙」という形で追っかけてきたようですね。去年のサブを考えても,やはりファンの声というのは間違いなく通じる部分があると思うので,変に諦めたりすることなくこのネタに関しては見守って行きたいと思います(もちろん続投を支持される方はそれはそれで一つの見識です)

PS3:ツイート経由ですが,ついに時事通信も追っかけどころか,退任決定的との報を。そういやベルリンの壁が崩れた時もそうだったけど,盤石あるいは難攻不落と思われた物事が動くときは得てしてこういうもんなのかもね・・・(やや大げさ)

PS4:どうやら,今日退任発表ということで確定のようですね。待ちきれないとともに,西村さんが最後にどのような発言をするのか気になるところです。願わくば最後は気持よく行きたいところですが・・・。

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そこまで露骨にやらんでも・・・

2012-10-06 18:07:03 | 千葉ロッテ
ロッテ1-2x西武

カッキーVSナカジの首位打者対決は?という試合は,そのカッキーが欠場し,ナカジに実質2敬遠をかますという,全く盛り上がりを欠く展開に。結局ナカジは怒りの1スイングだけの2四球で引っ込み,3分差のままリードは変わらず。一方,試合の方は,よりによってこの時期に4番井口のHRによる1点と,これまたどう反応していいやら分からない1点のみを守って9回に入ると,これまたなぜだか休みは挟むも4連投の薮田さんが,ヒット1本+4四球による2押し出しという,想像も付かない投球でサヨナラ負け。なんというか,試合自体を楽しむことすら許してもらえない,最後の土曜の試合と相成りました。

いやー,もちろん首位打者を取らせるためという理屈は付くし,それを支持する人もいるんでしょうが,あそこまで露骨なのは,正直好みに合わん。こちらも出して,あちらも敬遠してきたのならともかく,こっちは出さずに相手には全く機会すら与えず(ついでに汚れ役をルーキーにさせる)というのは,何ともアンフェアというか,見ていて気持ちのよくないものを感じてしまいました。しかも,(相手が優勝がかかっていて逃げることができなかったからとは言え)カッキーが打率を上げまくったのは,そのライオン戦だったわけだしねえ。せめて仁義として,この1試合だけは正々堂々とやってほしかった,それであればレオファンも含めて,すべてのファンから賞賛を浴びる結果になっただろうに・・・と残念さを感じる今日の試合ぶりでした。この辺が西村さんの「優しさ」なんだろうね,実際。

益田くんの登板については,これまた賛否両論,どちらかと言うと否が多いような気もしますが,間違いなく本人が登板したいという気持ちを明確にしていますし,たしかに,武田くん推しの不穏な空気があり,新人王に向けて悔いのない投球をしたい,そのために新人最多登板記録を作りたいという気持ちもわからなくはないので,これはありかなあと。疲れは心配なところではありますがねえ。

それに対して,ここで薮田さんを投げさせる意味は正直全く分からん。なんかね,◯◯があるから,CSがあるから,そんで今度はシーズン勝ち越しがあるからということなのかもしれんけど,この諦めの悪さというか,区切りの無さは正直見ていて気持ちが悪いところです。もうご本人のセーブタイトルもなくなっていたわけすしねえ。4四球で2押し出しなんて,気持ちが切れていたとしか考えられない内容で,おそらくブルペンでもその様子は出ていただろうに。投げさせる必要のない人を投げさせて,いたずらに本人が非難を浴びる,そうした様子を最後まで見せられるんだなあと切ない思いになった今日の登板結果でした。

さてさて,その裏ではファームが日本一を決めたとのこと。もちろん結果自体は喜ばしいところですが,どの2軍選手も目標は2軍で活躍することではなく,石にかじりついてでも1軍に上がることでしょう。そこを考えると,上げるべき選手を上げずに来たシーズンの一つの象徴ということで,ちょっと脱力。個人的には2軍の調子がいいというのは喜ばしいことだとは思いつつも,2010年のファーム日本一がその後につながらなかったこと,1軍の上位チームは,必ずしも2軍で上位というわけではないこと,そしてMVPがベテランもベテランのペーということ,いろんな意味で,今年は難しいなあとしみじみと感じさせる今日の出来事でしたとさ(まあ,ペーの地元凱旋は良かったけどね)

正直,こんだけ空元気も出ないシーズンもなかなか珍しいところではありますが,泣いても笑っても残り3試合であることもまた事実。明日も中5日グライ君という,ある意味予想された脱力予告先発ではありますが,それでもマリンに訪れるファンのためにも,少しでもいい試合を見せてほしいところですね。

それでは

追記:おっと,報知の逆張り報道出ましたねー。2年連続Bクラスを重く見て,実質解任→伊東監督の流れがあるとのこと。他紙の向こうを張って1面報道に出た報知の姿勢を見ると,それなりに根拠があることだと思いたい,これはおもろなってきたな・・・。(とりあえず伊東さんがどうこうというのは置いておく)

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がんばれ,現代の星飛雄馬・・・

2012-10-04 23:06:47 | 千葉ロッテ
首位打者への道をひた走る角中くん。

一方,以前から某掲示板では現代の星一徹・飛雄馬との説が強かったんですが,改めて(本当なら)すごすぎますね,このお父さん・・・。

一歩間違えば,平成の今の世の中なら虐待と言われかねないところですが,とりあえず結果が出て良かった(笑) まあ,しかし,これを見ると,カッキーの図太さというか,物事に動じない姿勢もうなずけるような。

実は,その独立リーグ時代の陰には,信じられないくらい白かった中村ノリの美談話があったとか。改めて,何かとネタを持っているなと感じさせてくれる角中くん,うちのチームをいろんな意味で支える活躍をこれからも期待したいところですね。


そんな中,ファンの思いをあざ笑うかのように,よりによってCSが消滅した昨日も西村さん続投ネタが踊るなど,ファン無視への道をひた走る我がチーム。ただ,元々2年が3年というのは,さすがに後付けというかデタラメやと思っていたんですが,一方,今年2012年からの2年契約を結び直していたたということであれば,契約というのは本当かも。確かに,2010年の日本一直後に,契約延長で2年契約という話があり,なんで就任1年目でいきなり契約延長?と思っていたら,契約の切れる2011年から更に2年延長ということだったのかねえ。改めて,どうも井口獲得以来,このチームはファンに窺い知れないような契約でがんじがらめになっているんだなあと,妙に納得というか(いや,納得しないけど),素人さんにはとても説明できないブラックブラックなチームになっているんだなあと痛感するような記事でした。

しかし,「来季は一部のコーチを刷新し,西村監督の意向を踏まえた人材で固める方針」って,西村さん,あんな人畜無害そうな顔して,裏では「自分の手でコーチを選べなかったからチームとしての統一ができなかった」とか平気で言ってんだろうなあと。やっぱり人のよさそうな顔をしている人が一番怖いよね,ある意味で。

どう考えても,コーチは入れ替われどここ3年,一貫した(つまらん)采配が見られることは衆目の一致するところだと思うんですが,なぜかトップは安泰なのに詰め腹切らされるコーチの方,ご愁傷様です・・・。

それではおやすみなさい

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エースとクローザーで見事に終戦

2012-10-03 21:15:17 | 千葉ロッテ
ロッテ1-2xオリックス

昨日,見事なまでに嫌がらせを敢行した我チームは,残り僅かとなったCSのチャンスを追うという名目の下に今日も試合続行。なんかやけくそになったとしか思えない4番DH井口は全くはまらず,久方ぶりの2ベースのマツの牽制死もあり,打線はゴリのHR1本のみのわずか4安打1得点(でも,大地の軽やかな守備が見れただけでも価値はあった) 一方,エースナルニャンは,初回から盛大にランナーを出しながらピンチを凌ぐも,ビッキーの一発に泣き,7回をこれまた1失点。ルーキー最多登板を狙う益田くんは2回をパーフェクトに抑えるも,10回いきなり先頭に2ベースを許した薮田さんが,あえて満塁策の後,悪夢のバルディリス君に打たれ,あっさりとサヨナラ。夢追い人ギャンブラーにもいよいよ破産という現実と向き合うときが来た敗戦と相成りました。


いやー,しかし,はっきり言わせてもらうと,10回薮田さんがランナーを出して1死3塁となった後の,「ここが俺の正念場!」とばかりにいそいそと指示をしたり途端に動き出す西村さんを見て,はっきり言ってムカついたなあ(苦笑) やめろよ,そんな今更がんばってる感を出すのは。

その後の相変わらずの平静を装ったテンパった顔を見るに,どうもつくづく,この人はこれ以上好きになれんなあと痛感してしまいました。

昨日の各監督の素直な栗山監督への賞賛の中で,妙に上から目線のコメントとを見ても,どうもこの人,真実味を感じないというか,食えない感じが強いんだよねえ。改めて来年のお付き合いはご勘弁願いたいですが,今日くらいは少しは自らの責任に言及する発言を期待したいところです。


しかし,最後のレフトスタンドへの中途半端な挨拶を見ても(サードベースくらいまで来ただけで,ナルニャンなんかガム噛んだまま),やっぱりとっくに選手たちの気持ちは切れていたんだなあと感じてしまいました。そりゃそうでしょ,あれだけ今年は◯◯しか考えていないって言ってたんだだしね・・・。

この敗戦を今後の糧にしてくれるのであれば,負けも無駄にはなりません。ただ,現状では足りないものがあることも明らかになったわけですから,残り4試合,少しでも意味のある試合をしてほしいところですね。

それではおやすみなさい

PS:しかし,そう言いながら,少しは心のなかで期待していたんですが,やっぱりこんなコメントか。鉄面皮というか,厚顔無恥というか,やっぱり能力云々以上に,人の気持ちが分からんオッサンは正直しんどいわ・・・。

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ある意味で己を取り戻した我チームに幸あれ(苦笑)

2012-10-02 21:07:03 | 千葉ロッテ
ロッテ5-3西武 ハイライト ホッシャンのヒーイン

今日負ければ優勝が消滅する西武相手に勝利し,ハムに無人の野での胴上げを強いるか!?と臨んだ一戦は,今日もカッキーが遺憾なくその力を発揮。初回2点タイムリー,7回ダメ押しのタイムリーと今日も猛打賞で遂に3割1分8厘まで打率を上げると,ここまで今季無安打のホッシャンも追いつかれた直後に初安打が初HRとなる一発で勝ち越しをもたらすなどいい働きぶり。投手陣は今日も4回でシンゴに見切りをつけ,今球界一2イニングが似合う男?ナカゴーくんを始め,伊藤くん,益田くんと無失点でつなぐと,最後はお久しぶり3点差で薮田さんが登場。3球団の命運を背負った薮田さんは見事におかわりに一発を食らうも,その1点にとどめ,ゲームセットで26セーブ目をゲット。というわけで,遺憾なくロッテはやっぱりロッテであったことをBSを通じて全国に知らしめる結果と相成りました。


いやー,しかし,9回裏のタイムラインの盛り上がりはすごかった(笑) それではいかんのやけど,自分には関係なく,他所様の運命を握ることの面白さというか,気楽さを久しぶりに味わわせてもらいました。おかわり君に一発浴びた瞬間なんか完全にお祭りやったもんねえ。

ただ,改めてはっきり言っておくとハムに貯金10も献上して,最後2位にこの強さというのは,はっきり言ってプロとしては恥ずかしいの一語。この面白さを少しは本当の強さに変えるべく,来年は少しはがんばってほしいのう・・・としみじみと感じた秋の夜でした。

その中で,カッキーの活躍は本当に素晴らしいと言うほかなし。プレッシャーがかかるどころか,一気に首位固めと言わんばかりのその走りっぷりには,他の選手にはない気持ちの強さを感じさせてくれました。まだまだ若い選手ですから,このまま休んで打率維持とかしょうもないことを言っても始まりません。最後まで突っ走って,自らの手で栄冠をつかみとってほしいところですね。

さてさて,もはや高額代打お披露目の場と化した4番1塁の豪華メンツを見ると,何とも来年が思いやられるというところではありますが(なんだよ,左に左の代打福浦様を出して,すぐ代打の代打サブって),まあ,言っても仕方がないところ。ただ,今日のホッシャンを見ても,やっぱり力のある若い子は使い続ければ結果を出してくれるわけですから,チャンスを与えずに勝手に見切りをつけることなく,残り試合,少しでも貴重な経験を与えてやってほしいところですね。

それではおやすみなさい

PS:そういえば,ツイッター経由で,ちょっとマリンの観客動員について気になる記事が(チケット屋さんのブログのようです)。やはりその根底には,招待券の配布を絞ったということがあるようで,(タダ券で球場に金を落としてもらって試合も盛り上げるのと,チケットで収益を上げるのと)採算を考えるとどちらがいいとは一概に言い難いところはあるとは思いますが,このままジリ貧になっていくマリンというのもさみしいものがあるので,ここは何とか手を打ってもらいたいですな,ホント・・・。

PS2:おっと,益田くん,新人最多HP記録を更新していたのか。残り5試合投げると,確かに新人最多登板なんだけど,こりゃ,行ってしまうのかね(苦笑) しかし,この中田くんとのやり取りに関するリアクションを見ても,ホンマ,面白いね,この子。

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わー,いろんな意味でやっちまった(苦笑)

2012-10-01 21:12:20 | 千葉ロッテ
ロッテ4-0西武 ハイライト カッキー・ヒーイン

日ハムに勝ちなしで,迎えた西武との戦いは,見事なまでのKYぶりを発揮。グライ神が遺憾なくその力を発揮し,7回を零封すれば,カッキーは,全打点を叩きだす猛打賞で,今日も欠場ナカジの目の前で遂に2厘差で首位打者に踊り出る暴れっぷり。これ,西武ファンは,怒りの持って行きどころがないでしょうなあ(苦笑)

それにしても,今年1年チームを引っ張ってきた彼ですが,まさかここまでやるとは正直想像もせなんだ。大暴れデビューの年でいきなりタイトルとか取ると後がしんどくなりそうな気もしますが,なんといってもせっかくのチャンス。残り6試合も遺憾なく暴れて,そのまま結果がついてくることを祈りたいところですね。

一方,グライ君は,またもや年俸が吊り上がってしまったかのう(苦笑) なんとこれで12勝目で,改めて力のあるところを見せつけてくれました。もう,残留交渉についてもサトに任せてほしいところですね,ホント。


さてさて,このまま明日勝つと,レオファンの憎しみを一身に浴びつつ,試合のないハムに福岡で盛り上がらない胴上げを強いることになりそうですが,まあ,それもそれでありかなあ。6番以下は存在すらしていないかのような真空ぶりでどこまで期待できるかはわかりませんが,秋のロッテの到来をまったりと眺めることにしたいと思います。

それではおやすみなさい

PS:しかし,今日も4点差とは,薮田さんの心の声を思うと,本当に切ない(苦笑)

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