苦しんだからこそ喜びは大きい！ エース涌井の熱投で，ようやく初のホーム勝ち越し！！

まあ，もうちょっと楽に勝ってもええんやで（苦笑）

ロッテ３－２西武





昨日，色んな意味で残念な敗戦を喫し，果たして立て直せるか！？と臨んだ一戦は，珍しく？打線が早々に援護。スタメンを大きく代えてきて，１番サードに座った中村くんが，ライトフライかと思いきや，まさかの先頭打者ＨＲで先制。すると，２回も，大地フォアの後，あんた本当に左腕には強いね・・・のキヨタンの２ベースで２点目。更に悪送球の間に三進していたキヨタンを，これまたスタメン起用の翔太が，うまく大きな犠牲フライで迎え入れ，三点目。３連敗中のワックンは，３回まで実にパーフェクトピッチングで，今日は少しは楽に見れるか・・・と思ったのが甘かった。３回裏，１死満塁から大地がまさかのゲッツーで倒れたところから不穏な展開に。４回，ワックンは，捕れたかも？という１塁翔太へのヒットから２進後，フラフラと上がったポテンヒットで１点を奪われます。すると，うちは４，５回，通常運転サクサク攻撃の後，６回は２死満塁とチャンス（ピンチ）を作るも，タムタムいいあたりの後，倒れやはり無得点。すると，７回には，ワックンが浅村君からソロを浴び，ついに１点差に詰め寄られます。しかし，今日のワックンはここから崩れませんでした。怖いおかわり，メヒア君，森君を見事に打ち取ると，８回は，下位打線を相手に，ストレート中心から一転，的を絞らせない変化球中心の配球で三凡。すると，５日ぶり登板の西野くんは，今日はカーブ，スライダーが冴え渡り，４球で２死を取ると，最後は，浅村君にフルカウントと粘られるも，立て続けに外角低めに落ちる球を続け，見逃し三振でゲームセット。ワックン久しぶりの３勝目に，西野くん実に４月９日以来の６セーブ目，奨吾はプロ初ＨＲ，ついでにチームは６カードぶりの勝ち越し＆開幕１か月にしてようやくのホーム初勝ち越しと，盛りだくさんの勝利と相成りました。

いやー，しかし，客が少ないと，選手たちもプレッシャーがなくなってのびのびできるのかねえ（苦笑）　奨吾・翔太・翔平起用と，思い切った若手中心のスタメン起用も功を奏し，乗ってる清田くんの当たりもあって，若い力であっという間の速攻はお見事でした。まあ，その後のもたつきは残念ではありましたが，やはり若い子たちが躍動すると，それだけでワクワク出来るよね。タムタムも，ヒットこそ出ませんでしたが，６回には盗塁殺といいところを見せてくれましたので，しばらくはこういうメンツでやってほしいなあとしみじみ感じた陣容でした。

一方，ワックンは，相も変わらぬピッチャーいじめのような，その後の打線の様子にもめげず，終始コントロールの効いたピッチングで，連打を許さず，常に最小失点でしのいでくれたのが，勝利を呼び込みました。中５日にして，１１３球で８回を投げるというピッチングは，連戦の始まったばかりということを考えても，まさしくパーフェクトな内容。ついでに，西野くんも久しぶりにセーブが付いてほっとしたことでしょう。

今日は，ヒーインで中村くんイジリに走るなど，すっかりとチームに溶け込んでいる，というよりはチームの中心にいることを感じさせてくれるワックン。とにかく今年はもっと上を見ているでしょうから，今後も素晴らしいピッチングを，そして，打線は，もうちょい援護を頼むわ，ホンマ。

さてさて，お通夜もあるけど，こういうこともあるからファンがやめられんのだよね。

次は，首位を走るハムですが，ホームでそうそう負けているわけには行きません。正直，明日のデウンくんを除いては，誰が投げるのかすらよく分かりませんが，とにかくチャンスを与えられた人にがんばってもらうしかありませんので，チーム一丸となって戦ってほしいところですね。

それではおやすみなさい

ＰＳ：そういや，８回にタムタム代打で，正直不安やったんやけど，最終回に出てきた吉田くん，今までとは違って，えらい低めに構えた姿が安定していたなあ。とにかく２人には高いレベルで競って欲しいので，お互いにがんばってほしいところですね。


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知ってた・・・

ロッテ０－７西武

滅多にない事前予告満員御礼の試合は，想像しうる最悪の更に斜め上を行くような結果に。

初回，京大男・田中くんは，未だ経験したことのないであろう大観衆を前に，ほとんどストライクが入らず，連続四球で無死１，２塁のピンチを招くと，浅村君・おかわりの連打，更には森君のあわやＨＲの当たりで，あっという間に４点を献上。対してこちらは，十亀くんから四球と，連続初球ヒットで無死満塁のチャンスを作るも，相変わらずのＺＧＳで，４，５，６番が倒れ，無得点に終わりましたとさ。

せっかくの満員の観客を，投手も打者も逆にプレッシャーに感じているようでは，到底勝利はおぼつきません。初回裏の大声援は，久しく聞いたことのないような日中の大声援だっただけに，本当にもったいなかったなあ。

なんか，せっかく知恵を絞ってフェスタの準備をしてくれたであろう裏方さんにも，企画してもらってかえって申し訳ない，そして，話題先行，フェスタ先行でもなんでも，貴重な休日に押しかけてくれた多くのお客さんに何より申し訳ないと思わされた今日の試合でした。


まあ，しかし，記事書いて，改めて基本的には打つだけのチームだとわかってしまったので，もうこういうものと受け入れるしかないと達観しつつある自分が怖い。

とりあえず明日は再びワックン中５日発動で，あんまり長期展望もなさそうなので，とりあえず石川・ワックンが投げるこのカードに負け越すようなことがあれば，それ以後は地獄しか待っていないと肝に銘じて，選手たちには少しは意地を見せてほしいところですね。

それでは



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たまげたなあ・・・

こんな美しい勝ち方が待っていたとは（嬉驚）

ロッテ４－０西武





先週を悲惨な形で終え，果たしてゴールデンウィークには何が待つのか！？と臨んだ一戦は，序盤は，がっぷり四つの投手戦。我らがゴエモンが，５回まで，わずか２安打，三振６つの好投を見せれば，雄星・菊池も素晴らしい豪腕ぶりで，４回まで，やはり２安打，毎回の実に９奪三振と，一見付け入る隙がなさそうな展開に。５回，早くも２桁となる１０個目の三振を喫したあとに，均衡を破ったのは，我らが左キラー・眠れる大砲キヨタン。外角低めに落ちる難しい球をひっぱたくと，打球はそのままライトスタンドに飛び込む弾丸ライナーＨＲ。すると，これに触発されたか，６回，再び打点トップに躍り出るクルーズのソロが飛び出し，まさかのＨＲ２本で先行する形に。ゴエモンのテンポの良い投球に触発されたか，打線は，更に８回，調子が悪かったのが信じられん・・・の大地ヒット，カッキー送りバントで１死２塁とすると，代わった岡本君から，初めて見た？デスパ君の軽打タイムリーで３点目。さらには，代走ホッシャンのスチール＆ワイルドピッチなどで１死１，３塁とすると，再びクルーズが，打点単独トップとなるごっつあん犠牲フライで４点目。この大きな援護も関係ないかのように，何と石川くんは，５回以降ノーヒット，実に１８人連続アウトという素晴らしいピッチングで，スイスイ１１７球２安打８奪三振で，今季チーム初の完封勝利。リリーフも休ませ，投打ががっちりとかみ合う内容で，明日の満員御礼試合に向け，最高の前奏曲となる試合と相成りました。

いやー，前回不安を露呈した石川くん，今日は初回先頭を出すも，見事に三振ゲッツーに切って取ったこともあり，乗って行き，前半は三振の山を，後半はゴロの山を築き，正直いって，我チームには滅多にない安心して見られるピッチングでした。

とても２年目とは思えない貫禄まで出てきたところで，間違いなく今やチームの柱。２年目のジンクスもなんのその，最後まで快投を見せ続けてほしいところですね。

そして，打つ方は，とにかくＨＲの少なかった我チームにおいて，１試合２本とは，それだけで気持的にはお祭り騒ぎというものです。菊池くんとは相性がいいとは言うものの，なかなか今季もチャンスの少なかった中で，実に大きな仕事をしてくれました，キヨタン。

とにかくパワーはあるとされながらも，荒っぽいスイングをしては落とされるの繰り返しで，なかなか輝きを見せられなかったところですが，タカシの降格もあり，いよいよチャンスが巡ってきたか。とにかくライトの守備は一番安心して見られますので，ぜひともレギュラーに定着して，チームを助ける活躍をこれからもお願いしたいところですね。

そして，ある意味，それ以上に大きいのは，デスパイネ君の軽打タイムリーかも。とにかくスイングスピードは素晴らしいんですが，それ以外の選択肢がないのか，こすったような当たりでポップフライあるいは内野ゴロを繰り返していたところが，今日もそれまで３打席はまるで駄目，４打席目もあっさりと２ストライクナッシングに追い込まれ，厳しいか・・・と思われたところで，遠目のスライダーをうまく拾って，大きい仕事をしてくれました。正直３点目がなかったらどうなっていたかわからんもんね。

速球投手がほとんどと思われる（よく知らんけど）キューバリーグと違い，技巧派揃いのＮＰＢでは，速いスイングだけが唯一解とは限りません。ああいうバッティングができるのであれば，自ずと打率は上がってくるでしょうし，相手もお気楽に変化球だけ投げていればよいとはならないと思いますので，これからも硬軟取り混ぜた４番らしいバッティングを見せてほしいところですね。

さてさて，とりあえずこれで明日は気楽に見られるというところ。

京大男・田中くんは，しょっぱなが満塁御礼とは，我チームではめったにないことですが，これも一つ持っているということなのかもしれません。

幸い，これでリリーフもつぎ込めるという状況ですので，田中くんにはだめで元々！と開き直って，その中で少しでも光るピッチングを見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい


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チーム作りとは難しいもんです

明らかに，伊東さんになってから早打ち傾向が目立つな・・・と思っていたものの，しっかり遡るの結構面倒なんで，このネタは触れないでおこうと思っていたんですが，昨今の早打ちっぷりがあまりにヒドイので，面倒を問わず，書いてみることにします（笑）

まずは，２００５年以降の打撃成績から。

2005年　2006年　2007年　2008年　2009年　2010年　2011年　2012年　2013年　2014年　2015年


とりあえずリンク貼るだけで疲れました（苦笑）

今日は四球数と得点数だけ注目しますが，ボビー時代の２００５年から２００９年の四球数は，リーグ１位，３位，１位，１位，１位と常に高い数字をキープ。特に，２００９年の５２４四球なんて，ダントツもいいところ。これはボビーのＯＰＳ重視の野球にも合致するところです。ちなみに，得点数は，１位，４位，１位，２位，３位と，概ね四球数と得点数が相関関係にあったことが伺えます（ちなみに打率は概ね下位で，全くリンクしていない）。次に，西村さん時代の２０１０年から２０１２年も，やはり１位，４位，１位タイと概ね高い数字をキープ。この辺は，前政権の遺産が残っていたというところでしょう。ただし，得点数は，１位，５位タイ，３位と，相関関係が若干怪しくなってきます。実際，２０１１年以降，残塁王とか満塁病とかが強い印象に残っているのは記憶にも新しいところ。そして，伊東さんの２０１３年から２０１５年となると，四球数は，４位，６位，５位タイと，とたんに，巻末爆走ならぬ，下位爆走をほしいままにいたします。昨年の４０４は，５位とも４０差があり，いかに選べないチームに激変したかということがよくわかると思います。ついでに，得点数は，３位，５位，２位で，これは四球数ではなく，打率（３位，５位，２位）と完全にリンクする状況となっています。

これを見ると，四球を選ばず，とにかく打って出るというのは，間違いなく伊東さん＆立花コーチの確固たる方針のもとになされているということがよく分かると思います。

日ハムとうちのピッチャーに投げさせた球数等を比較した，こんな記事を見ても，この傾向は間違いないと思います。

つまり，昔のうちは，弱者戦略というか，打てなくてもチャンスを作って得点をもぎ取るという野球をやろうとしていた，やっていたところが，今は


打てればお祭り，打てなければサクサクお通夜

という野球を積極的に目指しているのは間違いないように思います。

これって，やっぱりライオンズとかホークスとか強いチームでやってきた人々としては，極めて選択しやすい王道的なやり方なんでしょうが，ＯＰＳが重視されるようになってきた現代野球，また，何よりも，クリーンナップも１，２番も弱く，打てと言ってコンスタントに打てる選手がほとんどいないウチのチームにとっては，かなり諸刃の剣になっているように思われます。

ちょっと笑ってしまったのは，昨日の試合後の，伊東さんの「２ストライクに追い込まれるのが早い。１球目から打つ姿勢がない。」という発言。なんか，これ，


パンが無ければケーキを食べればいいじゃない

というマリー・アントワネット的発言というか，


２球で追い込まれるのが嫌なら１球目から打てばいいじゃない

という風に受け取ってしまったんですよね（苦笑）

もちろん，これ，１球目から積極的に打つ姿勢が見られないので，簡単にストライクを取られてしまう，だから，１球目から甘い球を積極的に打つ姿勢を見せろということかと思うんですが，実際は，現状を見ると，甘い球を仕損じているというよりは，１，２球目から，あえてダボハゼのように難しい球に手を出して凡退しているようにしか見えんのですよね・・・。別に追い込まれても粘って四球を奪う，あるいはヒットを打つ技術があれば，早打ちにこだわる必要もないわけですし。

去年の数々のコメントとかを見ても，とにかく伊東さん，積極的なのを評価する，というよりは，球を見る姿勢を消極的と断じて，くさす様子が見られるので，選手としては，「とにかくどんどん打っていかな・・・」と結構プレッシャーを感じているんではないかと思うんですよね。

全体としては，伊東さんのチーム作り，采配に関しては，納得感があるものが多いんですが，ここに関しては，地力に劣る我チームにとっては，かなりマイナスが大きいような気も。

ただ，伊東さんの頑固っぷりは，もうかなり見せてもらっているので，ここはあんまりやきもきするよりも，そういうもんとして割り切ったほうが，精神衛生上いいんでしょうね。きっと。

そう言いながら，これからもうんざりすることは多いかもしれませんが，まずは，そうした積極打法が，打率アップに，更には得点力アップに通ずることを信じて，応援するしかないなあと思う今日このごろです。

さてさて，そんなこととはかかわりなく，明日からは，鬼門ＧＷ９連戦に突入。かつての４月までは！，その後は・・・という状況を記憶しているものとしては，この期間は恐怖でしか無いんですが，まかり間違ってこの期間を上向きに乗り切ることができれば，何かが起こる，かもしれない。

田中くんデビューなど，それなりに楽しみも多い期間になりそうですので，せめてチャンスを与えられた選手たちは，少しでも楽しい試合を見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

ＰＳ：結局，落ちたのはタカシか・・・。求めているのはそれじゃあないんだよなあ（苦笑）


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元の木阿弥とはこのことです（脱力）

ロッテ１－７楽天

昨日を粘りと１発でモノにし，果たして生まれ変われるか？と臨んだ一戦は，結局，元の黙阿弥に。先発で５回２失点とそれなりにまとめた祐太を見事に見殺しにし，戸村くんに対し，またもや早打ち凡退のオンパレード。４回８球，５回わずか４球，６回も吉田くんが１人で１０球投げさせているのに１４球と，ギャグのような展開で，結局，戸村くんに１０２球プロ初完投勝利を献上しましたとさ，おしまい。

まあ，そんな気はしていたけど，昨日は，「たまたまそうだった」というところかねえ。今日も円陣を組むと，余計に凡退が早まるというのは，コーチの指示に根本的に問題があるとしか思えんなあ，個人的には。

そして，指示も指示なら，打つ方も打つ方。本来，出塁してチャンスメイクを行う，あるいは塁上をかき回すべき１番タカシ，２番大地，９番岡田君が，打率も低いけど，四球が実に，４つ，３つ，岡田君に至っては，わずか１つでは，そりゃ何も起きんのもむべなるかな。もう気力もないので，いちいち各チームのリンク貼りませんが，好調日ハムのみならず，こんな惨状はうちだけですよ，全く。しかもうちのチームトップがカッキーなんだけど，その後ろが期待できないと，結局ポイントゲッターが歩かされてるだけということになるんだよね・・・。

とにかく，これでは新たな先発が出てくる芽も自ずから潰れてくるというもの。祐太に勝ちをつけてやれず，半ば調整登板の大谷くんも見事に炎上と，何ともやるせない日曜日の試合でした。

いやー，しかし，とにかくもう少し入れ替えてほしいなあ。井口を落とさないのは，契約だけでなく，確かに成績を見ると，井口を少しでも使いたいという気持ちもあるんでしょうが，結局，１８日に負傷して，それから出られたのは合計７タコの２試合だけ。さっさと１９日に落としておけば，２９日にはリフレッシュして出ることも可能だっただけに，貧乏性が，さらなる貧乏を招いているというやるせない気持ちにさせられてしまいます。枠が埋まってるために，最終回まで，攻守に絶不調のタカシあるいは岡田君に代打を出せないという苦しい形になっているわけだしねえ。

上がお通夜，下では３試合連続満塁ＨＲとか聞くと（ホッシャン２，脇本くん１），現状はやはり異常としか思えません。現有のベストメンバーで精一杯戦って負けるのなら仕方がなし。しかし，弱いチームが自らハンデを背負っていては勝てるものも勝てませんので，首脳陣には，しがらみを乗り越えて，きちんと大鉈を振るってほしいと思う今日このごろです。

このままでは，明後日からの９連戦が恐ろしい・・・。とりあえずふて寝して運気を変えることにしましょうかね。

それでは


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やったぜ！ 粘りの打線＆デスパの解凍逆転３ラン＆デウン君好投で，見事に連敗脱出！！

もう，これで喜べちゃうんだよねえ（笑）

ロッテ７－３楽天





どん底４連敗で，果たして立ち直るきっかけはあるのか！？と臨んだ一戦は，序盤から点の取り合い。初回，デウンくんが，いきなり先頭カズオにＨＲを許し，しかも，そこから連打と四球で無死満塁と，ここまでわずか１６球で，試合を壊しかねない大ピンチ。しかし，その後，サンチェス，後藤君，ウィーラーをいずれも仕留め得点を許さず。すると，２回表，ネモティの粘っての四球から，三振の間の盗塁で２死２塁とすると，吉田くんのタイムリーで同点。その裏，再び勝ち越しを許すも，３回表，先頭大地，続くゴリの連続ヒットで無死１，２塁として，再び４番に戻ったデスパイネ。ここで，デスパ君は，２球目の高めに浮いたスライダーを，泳ぎ気味も捉え，何とそのままレフト中段まで運ぶ，一発逆転３ラン。被援護王の面目躍如たるデウンくんは，これですっかり立ち直り，何と，３回以降７回まで，わずか１安打１四球の素晴らしいピッチングで得点を許さず。すると，打線は，粘りの攻撃で，則本君をわずか５回にして１０６球で引きずり下ろすと，代わった長谷部くんに襲いかかり，吉田くんヒット，スタメン中村くん送りバント，岡田君１０球粘ってのフォアボール，大地も７球投げさせてのヒットで満塁とすると，ゴリの，まさかの？走者一掃２ベースで３点を奪い，試合を決定づけます。デウン君のあとは，ロサやんがＨＲ１本を許すも，最後はセーブの付かない西野くんが，４月９日以来の３凡で締め，ゲームセット。どん底連敗をようやく４つで止め，明日に希望をつなぐ勝利と相成りました。

いやー，解凍されたデスパイネ君が素晴らしかったのは当然なんですが，特筆すべきは，そこまで，あるいはその後の打線の粘り。昨日までの淡白ぶりとは打って変わって，２回だけでも３５球，３回無死のデスパイネ君の段階で，すでに６１球も投げさせていたいやらしい攻撃が，則本くんの集中力切れを誘いました。初回，大地は何と１人で１０球，２回は，ネモティ７球粘っての四球，キヨタン７球，タイムリー後も，岡田君８球と，ただでは凡退しない，あるいは四球を奪い取ることが，ピッチャーにとって，いかに効くかということをまざまざと見せつけてくれました。大地に至っては，その後も６球，７球，７球，２球と実に１人で３２球も投げさせ，しかもしっかり２安打と，これこそまさしく２番のお仕事。７回の中村くんも１３球と，しっかりやってくれたし。

ただ，笑ったのは，試合中のコメントで，立花コーチが，「キャンプから粘って四球を取ることなどを心がけさせている」とのたまっていたこと。どの口が言うねん！と思ったのは，私だけではないと思いますが，昨日の伊東さんの「ファウルで粘れていない」コメントといい，さすがに好球必打という名の早打ちが徹底しすぎていることに，自ら軌道修正を図ったというところか。

やっぱり好投手でも粘られると嫌なもの，そして，粘っておけば，好投手を下ろして力の落ちるピッチャーを引きずり出すという当たり前のことができるわけですからね。こういう攻撃は，うちにとってぜひとも必要なものだと思いますので，ぜひとも各打者が，自らの役割を意識したバッティングを心がけてほしいところですね。

一方，その粘りを結果につなげるのは，クリーンナップの役割であることもまた確か。デスパ君，昨日までは，ああいう甘い球をミスショットしていたのが，ようやく軌道が合ってきたというところですかね。正直に言うと，打った瞬間は，打ち上げた？と思ったんですが，そのまま中段まで打ち込む辺り，やっぱりパワーは規格外。今日は最後も火の出るような三遊間と，初のマルチヒットで，ようやくエンジンがかかったと見てよかろうか。明日からも，どっしりと４番に座って，ランナーを返す働きをお願いしたいところですね。あ，もちろん，唯一の満塁病免疫保有者・ゴリの走者一掃２ベースも素晴らしかったよ。デーブのエンタイトルでは？という抗議がうっとうしかったけど（笑）


それにしても，被援護王の名は伊達ではないなあ，デウン君。正直いって，あかんときはグダグダになって，テンポが良いとも言い難いところがあるんだけど，何か持ってるのかなあ。何と言っても，うちのチームでは数少ない，常時１５０キロ近くのストレートは魅力そのもの。理屈抜きで，勝てる投手というのは本当に大事な存在ですので，このまま乗って行ってほしいところですね。

さてさて，とりあえず現状で１勝できたのは本当に大きかった。とりあえず個人的にはノルマ達成のような気もするけど，ここで勝ち越せれば大きいの一言。明日は，前回の好投でチャンスをもらた祐太ですから，打線には今日同様の援護を，そして，祐太自身は，気負わず，行けるところまで行く！という心境で，ナイスピッチングを見せてほしいところですね。

それでは

ＰＳ：パ・リーグＴＶの中立実況笑った。もうＧＡＯＲＡのときは，全部これやって欲しいなあ


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受け入れるしかないのか・・・（呆然）

ロッテ１－７楽天

なんかねえ，薄々，嫌な予感はしているわけですよ。それでも，ひょっとしたら？と期待するわけですよ。しかし，結果はいつも，その悪い予感の斜め上を行く負けっぷり。

いくら打線の調子が悪いとはいえ，４１歳のおじさんピッチャーに，５回までノーヒットどころかパーフェクト。投げては，気前よく先制点，中押し，やっとのこさ味方が１点（だけ）返したと思いきや，その３倍，４倍を気前よく献上と来ては，どうしようもありません。ついでに，また藤岡くんを投げさせて，更に燃料投下とはねえ。

なんで，どいつもこいつも，こうプレッシャーに弱いんですかねえ，全く（涙）

まあ，しかし，元々地力に劣る選手たちが，まじめなことばっかりを考えていたら，得てしてこういうものかもしれません。下では打撃爆発で圧勝，しかし，入れ替えすらなく，井口，サブ，ついでに２億円ゴリもノーヒットと来ては，ポジる要素がさすがにないような。

毎年のように，今年こそは１試合１試合の勝ち負け，さらには勝ち方にまでこだわりたい！と思うんですが，結局は，まあこういうもんかという気になるのは正直辛いんですよね・・・。ファンも基本的に飼いならされているので（自虐），それでも仕方ないといえば仕方ないんですが，やっぱり覇気のない試合を見せられるのは残念というほかなし。

首脳陣も，相も変わらず早打ちにこだわって，「本来やるべきことをやれば」とか「デスパが火が付けば」とか達観している場合ではないと思うんですよね。どっしり構えている余裕は我チームにはないわけですから，せめて，チーム全体で，いろいろと考えて，食らいついてでも勝つという姿勢を見せてほしい，そう切に願った今日このごろでした。

とりあえずがんばれや・・・。

それではおやすみなさい


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君らの健康管理はどないなっとるんや・・・（絶句）

発熱により欠場で，誰もがインフルでは・・・と思っていた（除く首脳陣）カッキーは，案の定インフルとの認定。昨日は，「どこかでゲームにも出る予定」とまで言っていたのが，この体たらく。というか，すでに離脱者がいたんだから，少しでも熱出た段階で，すぐに病院行ってくれよ，頼むから（怒）

そもそも，社会人なんやから，予防接種受けるとか，最悪，１人でも熱が疑われた段階で，すぐに隔離するとか，いくらでもやりようがあると思うんですが，毎度の「病院に行かず様子を見る」→長期離脱といい，このチームのコンディショニング管理は，どうなってるんですかねえ，一体。

ダメな人はどうしようもありませんので，もうカッキーだけでなく，井口もサブもまとめて抹消して，一度仕切りなおしてほしいと切に願った脱力ニュースでした。

さてさて，そんなこととはかかわりなく，試合は，また明日から続きます。その予告先発は，ワックンＶＳレイくん（あの謎マスクの人だっけ？）。明日くらいは，有利な対決かと思いきや，なにげにレイくん，すでに３勝０敗，しかも，防御率１点そこそこと，えらい調子いいのね（泣）

とにかく援護率の低さに泣き，好投を続けるも勝ちがつかないワックンにとっても，またチームにとっても，明日を取れるかは，かなり（早くも）ターニングポイントとなりそうな予感。というか，単純に，ここで負けるようでは，蟻地獄な未来しか見えんわなあ。

というわけで，早くもプレッシャーをかけて申し訳ないが，明日は石にかじりついてでも勝ってほしい。その自覚はすでに十分でしょうが，ワックンは，今まで以上にナイスピッチングを，そして，打線は，開き直って，１点でも多く援護をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい



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語るに落ちた・・・

まあ，こんな流れになりそうだったよなあ（涙）

ロッテ２－５オリックス

昨日は，５時間近い試合も虚しく，ひどい負けを喫し，果たして立て直せるか？と臨んだ一戦は，今日もその傷に塩を塗りこむような試合展開。降り続く雨の中，とにかく点を取ったら気前よくキムキムが吐き出す内容。初回，ノーヒットで，四球のタカシがダブルエラーで見事に世界一周，先制点と思いきや，あっさりコヤノンに逆転２ラン。その裏，デスパ君の火の出るようなヒットから，大地の２ベース＆デスパの激走で同点に追いついたかと思いきや，２ベース→ヒットで，あっさり勝ち越しを許し，その後も，四球，明らかに審判に救ってもらったようなホームブロック（普通にセンター前タイムリー），四球と，もう何点取られてもおかしくない展開。ただ，その後，代わった黒沢くんが，前回の汚名をすすぐようなナイスピッチングだったんですが・・・，先日の祐太といい，もっと前の８点追いつきといい，乗っていけそうな展開で，ことごとく乗っていけないんだよなあ，我チームは。結局，２回以降，わずか１安打，ほとんど見せ場すら作れないまま試合は流れ，７回，リリーフで無理やり昇格かよ・・・の藤岡くんが，あっさりピンチを作り，２死にこぎつけるも，満塁策後に２点タイムリーと，なんとも気の滅入るようなやられっぷり。残念ながら，最後まで抵抗すら見せることなく，オリに５連勝目を献上，こちらは，雨の中１万近くも入ってもらったのが申し訳なくなるような内容で，あっさり敗北と相成りました。

いやー，しかし，試合とは直接関係ないんですが，毎年毎年，相も変わらず，この，いつ怪我が治るかもしれない井口を，１軍に置いておくというの，なんとかならんのですかねえ。結局，これで井口とサブ，２人の置物発生と，例年通りの展開となれば，ただでさえ，長打もつなぎも期待できない我がチームにおいて，仕掛けるという手段すら全く失われるわけで，重い展開もやむなしという気がします。それこそ，ここで翔平，伊志嶺くん辺りがいれば，打てないまでも，試合を動かすことくらいはできるわけだしねえ。

おそらく契約の縛りとかあるんでしょうが，４億円ナカジですら，ダメとなれば，きちんと抹消させる他チームを見ると，井口・サブが引退しない限り，このげんなりするような展開が毎年続くんやね・・・と，必要以上に落ち込む今日の試合でした。

まあ，しかし，毎度毎度，先発が，リリーフがという話になるんですが，毎日，７安打とか３安打とかでは，そりゃ勝てる気もしないというもの。しかも，タカシ以外は，足も期待できないとなると，各駅停車，１イニング，３，４つヒットor四球がないといかんわけで，恐ろしくホームが遠く感じられてしまうんだよね・・・。

こうなってしまうと，ちょっとファンがジタバタしてもどうしようもないという気も。早くもオリの足音が聞こえ，楽天と仲良く沈みそうな悪寒がしなくもありませんが，意外と１日休むとコロッと変わるかも？と無理やり前向きに捉え，まずはふて寝したいと思います。

それではおやすみなさい。



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おいおい・・・

ロッテ２－５オリックス

５時間近い試合は，結局，なんともしょっぱい結果に。もともと，接戦というよりは，お互いにチャンスをつぶしまくっての状況で，あんまりすっきりしない展開だったんですが，負けると余計に凹む（涙）　ついでに，借金生活突入のおまけ付きとは・・・。

まあ，天敵コヤノンにヒットを浴び，バントを恐れて，フォアボールで自らの首を締めてしまったマッスの投球がアレだったのは間違いないんですが，どう考えても，その前に決めておかんといかん試合だったよなあ。

７回から１０回まで，実に４回連続で先頭を出していながら，すべて点につながらず。

個人的には，７回に，わざわざ吉田くんにバントをさせていながら，岡田君に代打を出さず，あるいは９回もヒットで出たクルーズ君に代走を出さなかったこと，さらには，その９回も岡田君に代打を出さなかったことがちょっと残念だったかなあ。とりわけ伊東さん，代走出すときは，せいぜい同じポジションかどうか見るくらいで，ここぞという場面で，足のスペシャリストを使うという意識がほとんど見られないんだよなあ。去年は，伊志嶺くんをそういう使い方してたはずなんやけど。結局，怪我の井口はともかくとして，中村くん，キヨタン，サブを残しての終戦というのはなんかもやもやした気持ちが。どうも，この回で決める！という姿勢が，イマイチ最後まで見られなかったように感じてしまいました。

あと，９回１死１，２塁，デスパ実質敬遠直後の，３ボールナッシングから打っていった福浦様の打撃は，個人的にはあんまり好みではないんだよねえ。もちろんあれは，取ったロッテキラー・小谷野がうまかったところではあるんですが，あそこで満塁にしておけば，自ずと勝ちは転がり込んできたような気も。もちろん，現状の首脳陣が四球よりも好球必打を徹底させていることはよく理解できますし，結果論と言われてしまえばそれまでなんですが(byサト），やっぱり長打力が少ないうちのチームからすると，肝心なところで，ランナーを貯めておかないと，ワンヒットで返すという野球はなかなかできんのですよね。とにかく２塁にランナーが来れば，完全になめきったようにすごい前進守備を敷かれてるのでねえ。

まあ，この辺は紙一重ということなのかもしれませんが，ゴエモンが打たれまくりながらも，なんとかしのいで，その後はこちらが終始チャンスを作っていただけに，なんとももったいない試合となってしまいました。

さてさて，これだけリリーフつぎ込んで，疲労しまくったところで，明日はキムキム先発とは，なかなか明るいイメージを抱きにくいところではありますが，ここで負けるわけには行きません。

とにかく打ち勝つしかない！という気持ちで，打線は，今日はできなかった，しっかりとした援護をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい


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