おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

もう最後まで走り続けましょうか(笑)

2009-09-30 23:15:26 | 千葉ロッテ
いやー,強えわ・・・。

ロッテ9-2西武

なんとなんと,あっさりとライオンさんちに引導を渡す連勝。今日も初回は相変わらずのヒロユキで先制を許しながらも,すぐに集中打での逆転,そして苦しみながらもヒロユキの粘りのピッチングで,見事に勝利をものにしました。

しかし,改めて思うのは,やっぱりうちのチームのキーポイントは,中軸よりも下位打線なのかもしれませんね・・・。

どちらかというと,近年あまり見なかった下位打線らしい下位打線が,それでいて恐怖の下位と呼んでいいような働きぶりで,着実に加点をしていく姿は,なかなか凄みを感じさせてくれます。

ペイの犠打&逆方向へのタイムリャー,南ちゃんの,これまた逆方向へすっとんでいくタイムリャー&気づいたら3塁にいる快足(というか,3ベースが3ベースにならない姿をあまりに多く見てきたので・・・),そして9月は俺に任せとけ!の部長の大暴れ(苦笑)。

今までゴリを9番におかざるを得なかった面がある種あったわけですが,普通に守れる面々が下位でこれだけの働きをしてくれると,ずいぶんと攻撃あるいは守備のレパートリーが広がるような気がいたします。

果たしてこれが秋の風物詩にすぎないのか,あるいは来年への布石なのか,正直まだよく分かりません。しかし,夢を見られそうな何かであることは事実です。

調子を上げてきた福浦様を軸としたツヨ・ゴリ・福浦様,そしてマツの並びもある意味,私が夢見てきた1つの形であることは間違いありません。

苦しんだシーズンの最後で,たとえ遅まきながらといえど,来年につながりそうな,面白そうな野球を続けてほしいものです

一方の,ヒロユキ。まあ相当,味方打線&相手打線に助けられたことは間違いありませんが,8回2失点はまあきっちり及第点というところでしょう。

というか,個人的にはmansengoさんの「低め投げときゃ2億円」(すいません,元記事が見つかりません・・・)が,今年のかなりのヒットだったんですが,実は,低め無理して投げない方がいいんじゃないですかね,この人どうも昨年来,コントロールの定まらない低目へのフォークあるいはスライダーがことごとくワンバウンドするのが,恐ろしく投球の幅を狭めていたと思うので(ついでに,それでも追い込んでから狂ったように低めに投げ続けるので),今日みたいに,適当に高めから真ん中に落ちるボールで空振りが取れるのは,それなりに痛快でした。

若い子たちの先発争いを考えると,来年この人の使い方は悩むところですが,やはり球自体には魅力を感じさせることは間違いありません。まあ最後は(それなりに)よかったということで,いいイメージを持って,シーズンオフを迎えてほしいと思います。


さてさて,長いこと,仕事が忙しかったんですが,それもようやく一段落して,明日は久しぶりに球場参戦と行きたいと思います。

で,今さらなんですが,やっぱり参戦に際して思うことというのは,普段はいろいろごちゃごちゃあり,成績もアレですが,やっぱり楽しい野球を見せてほしいということ。

週末の出来事については,かなり冷めた見方をしてしまいましたが,おそらくそのときも同じように,全てを忘れてわずかな楽しみを見つけに行っていたにもかかわらず,それを見事に裏切られて見たくもないものを見せられ,お怒りになった多くの気持ちもそりゃある意味当然かなと。

そういう意味では,燃えてるときにいたずらに火を消そうとする行為も,それなりに無神経のそしりを免れんなと,ちと反省した次第です。自分も行ってたら,きっと怒ってたと思いますし

結局,現状を見ても,実は一気に燃え盛ったからこそ,鎮まるのも早いかも・・・と思わんでもないですしね。

何はともあれ,せっかく行くんですから,


明日も勝ってやー

栄えある借金10を目指して?最後までがんばってほしいものです

それではおやすみなさい


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「雨降って地固まる」という言葉の意味をかみ締める

2009-09-30 02:14:26 | 千葉ロッテ
きっと大丈夫ですよ・・・

ロッテ13-3西武

今日は,久しぶりに仕事が早く終わったこともあり,疲れを癒すため速攻家に帰り,鍋を囲みながらビール片手に野球観戦という昭和のお父さん状態。うん,やっぱりこういうときが一番,野球は最高の娯楽という言葉を痛感しますね・・・。

やはり報道云々よりもまずは野球を見て,それを楽しむというのが一番の醍醐味です。おかげで気持ちよく楽しんだ後,酔いに任せて心地よく一眠りすることが出来ました(そのまま寝とけ)。

いろいろありましたが,まずはいつもどおりの声援,いや,いつも以上の大きな声援。

まあこれでもまずは筋通してからにせえ!という生真面目な人たちもおられるかもしれませんが,まずはあるべき姿に戻るということでいいんではないでしょうか。一方で,去ることを選んだ人もいるようですが,いちいちその行動に神経を尖らせてもあんまり楽しくないでしょう。

ここは


「(帰って)来る者は拒まず,去るものは追わず」

ということでよろしいんではないかと。

ツヨ,打席を外しながら,涙ぐんでましたかね?今日は素晴らしい走塁はあったものの,ヒットは出なくても全くいいやと思ってましたが,最後にヒットを放つあたり,大したもんです,やっぱり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて,久しぶりに試合の内容をば。

まあ,相手の石井投手が相当ヨレてたというのもありましたが,今日は本当に美しい攻めでしたなあ・・・。

まずはやっぱり南ちゃん。

実は,ものすごいパワーヒッターだったんでしょうか

いきなり試合の流れを持ってくるタイムリャー2ベースもすごかったですが,5回のバックスクリーンへの一撃は鳥肌もんでしたよ。だからもっと早く使っとけば・・・とはやはり思ってしまいますが,その強肩守備と相まって,こりゃ相当来年は期待できそうですよ。今日も好プレーを連発した圭介ともども,来年は一気に飛躍の年としてほしいです。

その圭介。

もう今日はすごかったね

守備に走塁にと素晴らしいプレーの連続。

もちろん1回のスーパーキャッチも良かったけど,個人的には4回の,背走しながら,ちょっとジャンプして軽くキャッチというほうが好みかな。捕った瞬間,「うまいっ!」って叫んじゃいましたもん。攻撃の方でも,2回に,川崎の「神の手」を髣髴とさせる好走塁で1点をゲット。何だかんだいって,石井投手に与えたダメージはあれが大きかったように思います。いろんなところで言われてますが,今年1番伸びた選手は,後半の大嶺君を除けば,やっぱり彼かもしれませんね。層の薄い外野をしっかりと固めるべく精進を続けてほしいと思います

あとは,4回のこれまた鳥肌もののダブルスチール,8回は足のおっそい福浦様含めた右飛からのダブルタッチアップと,みんな走れんじゃんの機動力も飛び出しました。今まで隠してたんでしょうか,皆さん・・・。

何だか晋吾の好投がかすむくらいの好プレーの連続でしたが(御免,晋吾!投球は粘りがあってとても良かったです),まあこれくらいはやってもらってもバチは当たりますまい。帳尻は帳尻で間違いないんですが,最後がよければそれなりに人間何とかなるもんです。負けるよりは勝つほうが楽しい,この基本に戻って,最後まで手を抜かずにがんばってほしいところです。


あ,そうそう,ライオンさん,CS争いの佳境の時期につまらんネタを持ち込んで本当に申し訳ない。J・Sportsの解説もツヨが映るたびにその話題でしたが,まあそれも今日限りということで。楽天戦とのあまりの変わりっぷりも含めて文句の1つも言いたいところでしょうが(苦笑),去年は,そちらに見事に最後のとどめを刺されたので,イヤなときにイヤなチームに当たったと諦めてもらえればと,ははは・・・。

さって,個人的には,果たしてラスト投がカラカー君にめぐってくるかが気になっているところなんですが,明日は順番どおりヒロユキ。誰か飛ばしてくれいと思わんでもないですが,そんなことを言っても始まらんしな・・・。まあ,最後くらいは良かったのうといわせるピッチングをお願いしたいと思います

それではおやすみなさい

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夢なら覚めてほしいわい

2009-09-28 22:07:23 | 千葉ロッテ
改めて書くということの難しさを痛感しています。

それなりに自分としては,考えて書いたものであるものの,やはりそれは,知らず知らずのうちに,現場を目の当たりにして本当に傷ついた人たちの傷口にどこかしら塩を塗りこんでいたんではないかと,あるいは,思いを述べてきた方を言葉足らずに冷たく突き放してしまったんではないかと。

まあ,本来ゆるブログを自称していながら,柄にもなく,肩肘張った文章書くから自業自得ではあるんですが,やはり傷つけたくない人を傷つけてしまうと,コメント1つでも大いにへこむものです。しかも,それが,このつたない文章を気に入って読んでくれていた常連さんであればなおのこと

「表現することとは傷つけること」とは分かりつつも,なかなか辛いものです。


しかし,ひとしきり反省しつつも,改めて考えるに,やっぱりなんでファン同士が争わないといけないんですかね?楽しみを求めて球場に集う人,日常生活で得られない何か(何だ)を求めて応援をする人,あるいは長ーいお付き合いで,義理と人情に駆られて肉親のごとくやむなく応援している人(私?),しかし,その全ての人たちが,やはり本来は楽しむためにチームを応援していること,これは間違いのないことだと思います。


確かに,26日のはともかく,27日の行為は,「応援」するものとして,越えてはいけない一線を越えてしまいました。そこは正当化の余地はないと思いますし,やはり少なくとも剛に対して謝るべきことだと思います。また,昨年のプレーオフ争いの佳境の時期に,自らの契約問題を持ち出して,今に至る騒動の火蓋を切ったボビー,そしてそのブラフを過剰なまでに受け止めるとともに,完全な粛清を目論んだフロント,そして,知らず知らずのうちに,人気&強豪球団と思い込み,いたずらに要求のハードルを高めるとともに,騒動に現を抜かしていった我々ファンにも責任があるのでしょう(なんかこういうのって,いかにも共産主義の「総括」っぽくて,あんまり好きではないんですが)。


ただ,やはりこれだけは言わせてください


出てこい,石川副代表

と。

なぜなら,我々は,もうそれぞれに十分ツケを払ったというか,傷を負ったと思うのですよ。

ある意味自業自得とはいえ,元は想いが同じ,いやある意味「普通の」ファン以上の熱い思いを持っていたにもかかわらず,おそらく生活の一部をなしている応援という行為を失おうとしている応援団(まあ,「捨てた」という言い方もあるでしょうが),優勝の絶頂から一転,失意のどん底で帰国を余儀なくされるボビー,そして,フロントとひとまとめにされてますが,やはり常に社長として最前線に立って批判を受けることを余儀なくされ,脅迫すら受け,さらには自分で築き上げてきたものを半ば自らぶっ壊すことをよぎなくされている瀬戸山社長,そして,まあ元関西人としては豹柄には寛容なんですが(笑),フライデーにまですっぱ抜かれ,プライバシーもなんもあったもんでないオバちゃん,最後にもちろん,野球を「楽しむ」という最大の目的を見事に奪われた多くのファン。

ついでに言うと,私自身,特技とてなく,グッズには貢献しないおっさんといえど,せめて球場に少しでも多く行って応援する,また,ペンネームとはいえ,少なくとも自分で書いたことの責任は自分で取るつもりで,インターネットという(半)パブリックスペースを利用し,それなりに凹みつつもやっておるわけですよ(ついでに,寝不足だし,勤務中にもコメント読んで仕事が手につかねえよ(まずはちゃんと働け))。


これだけ死屍累々の中で,ボビー粛清の陣頭指揮を取り,オー様&ピカチュウをぶったぎり,早々に補強なしを宣言し(なんでホークスと楽天がこの位置にいるかを考えてみてほしいもんです),見事にチームを浮上のきっかけすらつかませずにどん底に叩き落しておきながら,


秋はびしびしとやりますから

と嬉々として,神のごとく超然としている姿に,私は未だに悪い冗談でも見ているような気がしてならんのです。本当に責められるべき人間はそこにいるんではないかと。

応援団(&MVPという団体。よう知りませんが)は,まだ差し伸べられている手を握る気があるのなら,ツヨ自身が望んでくれている以上,やはりきちんとツヨに謝るべきでしょう(でも決めるのは彼ら自身)。ボビーはもちろん,監督として,絶望的なシーズンを過ごさせたことについてファンと選手に謝るべきでしょう。それは分かった。ただ,その論法で行くのであれば


石川さんは俺に謝ってくれ(謝るのがイヤならせめて説明してくれ)

間違いなく来年以降の再建はあなたに託さざるを得ませんし,謝ってくれれば間違いなく許しますが,さすがに頬かむりは許せませんのですよねえ,気持ちとしては。結局,変な契約結んで井口がぼろぼろになったり,ツヨが昨日みたいな目に遭うのも,あなたに少なくとも一部は責任あるでしょ?


はっきり申し上げておくと,私は「金を払ってれば(客だから)何をしても許される」という言葉は虫唾が走るくらい嫌いです。これくらい小市民根性というか,相手に対するリスペクトを欠いた言葉はないと思ってます。言われる側の職員あるいは店員だって人間なんですから(うーん,しかし,いい加減我ながら,あいだみつをかよ)。そういう意味では,以前のMVPとやらの発言と,昨日のボビーの発言は,適切さを欠いていることは間違いがないでしょう。


ただですね,一方でこれだけは言っておきますよ


興行だったら,も少し客に気を遣ってもバチはあたるめえ

ブログのたった一言でも,信頼関係をぶっ壊すことなんか簡単です。それがましてや興行主と観客の関係であれば,信頼を損ねる行動を取ることがどれだけ負の影響を及ぼすかということはやはり真剣に考えてもらいたいと思います。そうでなければ,いかに手腕があろうとも,それは単なる「野球○カ」あるいは冷たい経営者にすぎないでしょう。それこそ昨日のブログを書いたツヨの爪の垢でも煎じてのんでもらいたいかと。

「俺たちが今の人気を作った」と増長していると応援団を批判するのであれば,勝手にファンを優良ファンと不良ファンに色分けし,移転をちらつかせて「素直に従うなら野球を見せてやらんでもないぞ」と構える石川さん方も批判しなければ,やはりそこはフェアでないというものでしょう。優良顧客しか野球が見られないって,いつから決まったんでしょうか。どうしても人に詰め腹を切らせるのなら,そこはご本人にも筋を通してほしいものです。

まあ,しかし,幸か不幸か1週間マリンでの試合はなし。そして,幸い最後の1日は残されているのです。甘いといおうがなんといわれようが,皆がきちんと場に出てきて,悪かったといえる,そして水に流す,そういう1日を期待したいと思います。昨日のような試合が,未来永劫語り継がれるというのはあまりに哀しすぎますのでね・・・。

それではおやすみなさい

PS:ごめんな,ベニたん。明日くらいには書くよ・・・

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ここに全てがある

2009-09-27 22:37:49 | 千葉ロッテ
ツヨのブログを読んで,昨日来のモヤモヤがようやくすっきりしました。

生涯忘れられない感謝すべき日(しかし,アメブロは引用しづらい・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日はみんなありがとうな!

でも今日みたいに批判する人達も出てくるのは覚悟のうえでコメントしてるから
俺の事心配してるメッセージ多いからビックリして!

でも全然大丈夫やから!

俺らはユニフォーム来て純粋に野球できるのが幸せやから!
でも今日絶対掲げてはいけない横断幕がなくなってたんやから、よかったやん。

でも今日は応援嬉しかったよ!
感謝はしてるけど僕が望んでるのは今日の応援じゃない

人間やから一人一人とらえかたや感じるものは違うと思う。
だから昨日のインタビューで俺が言った事は一人一人伝わり方も違うのもわかる!

でも俺はヒーローになろうとも思ってないし今日ヒーローにでもなった気分はこれっぽちもないことだけはわかってほしい!
あとフロントをかばった思いもない!

ただ個人的に許せない横断幕があったから言わせてもらいました。
でも今日その横断幕がなかったことが感謝です。
みんなからも『ツヨシ負けるな』ってコメント多いけど俺は戦うつもりもない、
戦ってお互いプラスになることは何一つない。
今日も応援してくれなかった方々に僕は何一つ怒りの感情はありません!

今まで応援歌やスタンドをまとめてきたのは彼たちなんやから、それは忘れたらあかんと思う。
ほんまに誰よりも強い気持ちがロッテにあったから、不平、不満がでたのだと思う!

それがどっかでいろんな情報がいってこんなことになったんやと思う!
監督も今日は『よく頑張ったって感じで何回もハイタッチしてくれた』
心から嬉しかったよ!

情報は何が真実で何が嘘かは当事者にしかわからへんと思うから、ファンのみんなには正直真実の情報はいってない部分もあると思う

ただ昨日の僕の発言で異様な試合にしてしまったのは僕の責任です。

本当にロッテファンの皆様、選手の皆様、スタッフ、オリックスのファン、選手、関係者に迷惑をかけたのは申し訳ありませんでした!

いつかまたスタンドが一致団結して
時間がかかるかもわかりませんが、
彼たちがカッコいい応援歌を作ったり
スタジアムを盛り上げてくれる事を僕は信じたいと思います。

俺はほんまに大丈夫やから
俺から今日伝えたいことは今日僕に声援送ってくれたファンのみんな怒りの感情はもたないでください!

今日の事は生涯わすれられない感謝すべき日になりました!
みんな同じ人間なんやからすぐには難しいけど
絶対彼らもわかってくれるって信じてるから一緒に信じてください!

出禁とか排除するべきとかいうコメントもあるけど
それは正しい答えじゃない!
彼たちが、きづきあげてきたものは、大きいものだと思います。
僕を応援して僕の立場なって応援してくれるのは、
ほんまに涙でるぐらい嬉しいけど僕は望んでません!

だから一緒に信じていきましょ!
また俺らが群れになって彼らを傷つけてしまったら、
やってる事が一緒になってなんの進歩もないと思う。
人間の心なんかガラスのようにもろいんやから、
傷のつけあいは避けようよ!
みんなで渡れば怖くないって言うけど俺は好きではない!
(いろんな取り方があるけど)
だから俺はインタビューで発言した責任、覚悟があります。
ほんまに強いチームを望んでるから!
だから協力してください!お願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日の記事やコメントでもお分かりのように,私は,この問題が昨日持ち上がったときに,正直乗り切れんというか,引き気味でした。

それは,ツヨの言動が,たとえそれがいかに正しいものであれ,いや正しいものであればこそ,あの場で言うことにより,きっとかえって問題を大きくしてしまうだろうと思ったことと(批判される方も,人間なんですから),私が書こうとした段階で,圧倒的多数の人が「彼たち」の批判に回るであろうことが容易に予想できたからです。

昨日の発言は,はっきり言って,今頃こういう問題を再び持ち出す一部の方々に,「それはもうええやろ」と思いつつ,相手にも相手なりの言い分があるだけに(だって,問題の原因は,その人たちから批判されている側の人たちにもありますよね?),かえって相手をムキにさせてしまうだけだろう,それまでの経緯等を全て捨象して,正面切って批判されるだけでは相手も納得しないだろうと思っていたので,ある意味,寂しいことですが,今日の事態は容易に予想が出来ました。ああいう発言,あるいは周りの圧力があれば,あっという間に相手が改悛して頭を下げると考えるというのは,ある意味あまりに人間というものを無邪気にとらえているというものでしょう。

ひょっとして,そこも分からずに正義感だけで突出した発言をしているのかな・・・と違和感を感じていたのですが,ファンを含めた周りの人間以上に,わずか25歳の少年が,真剣に考えて発言し,しかも,そのことをきちんと自らの責任として向き合うつもりでいることには,正直驚きというか,素直に心を打たれました。


そして,もう1つの点。

私は,いいことであれば,皆で素直に盛り上がるというのは大切なことだと思いますが,正直言って誰かが誰かを批判することに対して,素直に乗っかって,さらにそれを煽るということは,あまりしたくないという気持ちを持っています。それは春先に私自身がフロント批判を繰り返した時に,いただいた冷静なコメントからある意味学んだことです。

これは私自身の経験に基づくことですが


争いごとというのは周辺者ほど過激化する

ものです。意外と当人同士は,冷静で,どこかで矛を収めたがっているのに(まあ,今の「彼たち」は矛の収めどころを見失っているような気もしますが),はっきり言って,直接は責任を取るつもりのない周辺者ほどいたずらに過激となり(なにせいくら言っても自分は批判されることはありませんから),それがさらに当人同士も引きどころのない立場に追い込んでいくというのは,よく見られるところです。

確かに,素晴らしい正論に与して,他人を批判するというのは気持ちいいものだと思うのですよ。そうした気持ちが私自身にもあることは否定しません。

しかし,ただでさえストレスの溜まる今シーズンのツケを,突出した一部の人に全て負わせる形で,容赦なく叩くというのは,どこか違うという違和感をぬぐえません。

はっきり言うと,私は,たとえそれが,挑発されて腹をすかせて,敵も味方も分からず当たり構わず吼え散らす者であれ,


水に落ちた犬に石を投げるつもりはない

のです。

そりゃね,10月6日とか7日でファン辞めろ!とか,応援すること自体は自由だから許さないでもない(でも懺悔しろor踏み絵を踏め)とか言われたら誰だってやでしょ・・・。そんなことを決める権利は本人以外の誰にもないと思っています。いたずらに踏み絵を踏ませる,あるいは敗北を認めるよう迫る姿勢が一部の人を逃げ場のない立場に追い込んでいるという自覚はそれぞれのファンが持つべきことだと私は思います。

そういう意味でも,ツヨのこのブログは素晴らしいかと。当人が収めてくれといっているときは,素直に収めるべきです。いかに周りが納得いかないとしても,それが結局は,傷ついた関係を修復する一番の早道だと思いますので。

元は同じロッテというチームを応援するファンという原点に立ち,一刻も早くこの問題が収束することを祈ります。

何せ


野球とは神様がくれた最高の娯楽

なのですから。

それではおやすみなさい

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オギー復活!が,しかし・・・

2009-09-26 22:11:09 | 千葉ロッテ
せっかくのオギーのヒーインがかすんじまったい・・・。

ロッテ6-2オリックス

今日も,早速のツヨの先頭弾&福浦様のHRに加え,ツヨのタイムリャーで見事に試合を優位に進めていたんですが,相変わらずとんでもなく被連打率の高い清水投手が2点をくれてやり,あと1回投げてくれれば・・・の8回で,無死2,3塁というとんでもないピンチを残して降板したんですが。

ここでファンの絶望的な気持ちを受けて出てきたのはオギー。

こりゃ,同点まではしゃあないか・・・というところだったんですが,今日のオギーは違いました。とにかくキレもコントロールも全盛期を髣髴とさせるピッチング。

早速ロッテキラー後藤君を三振に切って取ったのが効きました。その後も相手に全く的を絞らせず,日高・山崎を二飛・二ゴロに切って取り,まさかの零封ピッチングとなりました。

その裏,南ちゃんの見事な2ランも飛び出し,6-2の勝利とあいなったわけで,今日はオギーのヒーインも当然だわなとまったりとした気分でいたんですが・・・。


ヒーインの内容全部忘れちまったい

この件に関しては,皆さんが,既にたくさん書いておられるようなので,あえてあまり言及することは避けたいと思います。

改めて感じさせられたのは


溝は深い

ということですかね・・・。

やはり今回の件で最も哀しさを感じたのは,もはや選手・応援団体(の一部)・フロントの間になんら対話のパイプがないってこと。普通であれば,間に知っているもの同士が入って,うまく収まったりするもんなんですが,何かお互いが疑心暗鬼になっているというか,お互いがお互いを公の場でけなすばかりで,はっきり言って前向きな話は何一つ出てきません。

というか,ようやくみんな終わったと思っていたのに,なんで昨日辺りからこういう話題が復活するのか,全く理解できませんし。

はっきり言って,この手の話はもうたくさんです。元は同じロッテを応援するファン,あるいはロッテというチームに所属する選手なわけですからね。

もうぎりぎり今年いっぱいは仕方ないかもしれませんが,シーズンオフに入ったらきっちりとノーサイドということで,こういうしょうもない争いはこれっきりにしてほしいものです

それではおやすみなさい

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こ,こんな勝ち方ができるとは・・・

2009-09-26 00:01:12 | 千葉ロッテ
渋い,渋すぎるぞ・・・

ロッテ6-0オリックス

自分の中では今一盛り上がらん対決でしたが,結果は,投げては完封,打っては,2死からのタイムリャーで2塁から生還&鬼門の無死満塁から,詰まりながらのヒット→押し出し→犠飛→犠飛で一気4点&ダメ押しソロと,これ以上ない完璧な勝利と相なりました。

はっきりいえることは


最下位に値するチームではない

ということ(だからどうした)。

いやー,実際,ヘイポーよ,あの場面でよう打ったのう・・・。外への球を逆らわず流し打ちで,狭い三遊間を見事に抜くタイムリー。何か本当に覚醒したんでしょうか(笑)来年になるとまた一気にポジションがふさがれてしまう可能性大なので,この機会に一気にオンリーワンな自分を打ち立てるべく,がんばってほしいと思います。

ただ陰のヒーローはやっぱり早坂君だよなあ。

1死からこれまた見事に三遊間を抜けるヒットで出塁し,ツヨぽんの1ゴロにもめげずに,しっかり進塁し,最後はあっさいレフト前ヒットだったにもかかわらず,全く迷うことなく3塁を駆け抜け,見事に生還と相成りました。

抜けた瞬間は,絶対に帰れねー!と思ったんですが,どんどんと加速し,3塁を越えたあたりからホームまでは,(気分的に)返球のボールよりはええー!って感じでしたからね・・・。改めて足というのが偉大な武器であることを思い知らされました。

すっかりセンターも無難にこなすようになったので(ちょいと守備位置が深めなのは気になるけど(笑)),間違いなく来期もチャンスはあることでしょう。さらに足にバッティングに守備にと磨いて,不動のレギュラーを目指してほしいところです。


投げる方は,もうナルニャンにすっかり脱帽ですね

もうとにかく相手に全く的を絞らせず,2安打無四球!12奪三振の完封勝利。何か2年ぶりの完封って信じられんくらい,素晴らしいできでした。

これでなんと7連勝。完全に自信を取り戻したナルニャンに,もはや敵はありません。ここはいっちょ,エースへの名乗りを上げるべく,来年も素晴らしいピッチングを披露してほしいところですね

さあ,そして,明日は,最も懸案の(一応)現エース清水投手。ここまでナルニャンが相手打線を崩しておいてくれていても,まだまだ不安はつきませんが,さすがに最後くらいは意地に期待したいところ。せめて試合をぶっこわさないピッチングをして,何とか試合の流れを引き寄せてほしいと思います!

それではおやすみなさい

PS:上がってきたのがサブちゃんとは,ちょっと意外。こりゃいよいよ最後の顔見世興行開始なんでしょうか・・・(といいつつ出場機会がなかったけど)。

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ザ・消化試合の見所

2009-09-24 23:46:15 | 千葉ロッテ
さてさて,上位いじめ行脚も終了し,明日からは,名実ともに消化試合のオリックス3連戦。

ナルニャンVSキッシャンという,本来であれば,若手有望株対決ということなんですが,ナルニャンの2桁も決まった今となっては,いよいよ盛り上がらんのう・・・。

まあ,相変わらず,どこ診とったんや!という井口選手の骨折抹消もあるはずですから(気づかずにシート打撃しとったとか,もう訳分からん・・・),誰が上がってくるかをせめてもの楽しみにいたしますかね。しかし,バーorダンサーの就職活動昇格がありそうな悪寒もしなくはないですが・・・。

何はともあれ,まあまったりと応援していくことにいたします。残念ながら仕事が忙しくて,日曜のチケットは無駄になりそうですが(泣)

ナルニャンには,1勝でも上積みすべく,好投をお願いしたいと思います

それではおやすみなさい

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(今さらながら)最強師弟降臨

2009-09-24 00:26:28 | 千葉ロッテ
頼むから,来年もその調子で・・・

ロッテ7-5ソフトバンク

相性というのは恐ろしいもんです。秋の帳尻も,楽天3タテで,すっかり終了かと思いましたが,まさかまさかの初戦落とし後の連勝で勝ち越し。なんだかんだとホークス戦3つの勝ち越しを決めてしまいました。

まあ,しかし,この形の働く3番4番が拝めるとはね(笑)

正直言って,産卵を終えて力尽きる鮭のごとく,大松に秘伝を伝授して抜け殻となったかと思われた福浦様でしたが(失礼だぞ),今日もヒット&四球&さらにはもはや絶望と思われた走塁にまで元気なところを見せ付けてくれました。なんか,伝説の鍼師にでも巡り合ったんでしょうか

何であれ,元気な姿が見られるのは嬉しいことです。願わくは,来年こそは春先からエンジン全開となるべく,鍛錬を重ねてほしいと思います。

そして,弟子の方は,久しぶりの,出ました満塁男。田上君のミットとは全く違うど真ん中に投げ込んでくれた神内君に助けられたとはいえ,一瞬の失投を見逃さず,試合を決める一打を見せてくれました(まあ,あそこで決まったと思うロッテファンはいなかったとは思いますが・・・)。

やっぱり満塁での勝負強さはこの人の右に出るものはありません。まあ,今年の成績は大満足とは行きませんが,それでも警戒されながらも,コンスタントに20本前後のHRを重ねられるようになっているというこは,やはり物が違うのでしょう。せっかく掴み取った4番の座を確固たるものとすべく,さらに精進を重ねてほしいと思います(しかし,ポジションは,もうそろそろDHでもいいかな)。

投げる方は,ピリッとしない大嶺君の後を受けた根本君が,まさかの?プロ初勝利!

なんかこういってはなんですが,ちょいと汚らしーい格好だった去年までの風貌と異なり,やや引き締まった顔に。大嶺君が火をつけた後の火消しだっただけに十分以上の価値があります。


これまた来年以降の使われ方は全く想像がつきませんが,誰が見ても手薄な左のリリーフに名を上げるべく,どんどんと経験をつんでいってほしいところですね。

しかし,勝ったけど,というか勝ったからこそ言っておきますが,ほんっとに,今年のパ・リーグの試合日程は異常ですよね・・・。とにかく2週間,下手すりゃ1週間後の同じ曜日とかに日程が組まれていることが多いため,ローテが重なるんですよ,すっぽりと。そういうローテを組んでる鷹さんちが悪いんですし,杉内君とかと当たりたいとはこれっぽっちも思いませんが,いつもいつも大隣,高橋,大場君と見事な裏ローテで当たらざるを得ない鷹さんちにも少しは同情したくなります。

というか,うちとオリックスが沈んだ大きな原因も,見事にハムさんの同じローテに短い日程でぶつけられたことがあったわけですからね・・・。ちょいと考えれば,ローテがずれるようにするのなんか簡単なはずで,どうも当たり方によって,あまりに勝ち越し・負け越しがはっきりしすぎるような感じがして,興を殺いでしまった感は否めません。何か夏休みとか,このシルバーウィークも随分とホーム・ビジターの偏りがあったような気がしますし・・・。

興行なんですから,NPB及び各球団にも,なるたけ公平な組み方をお願いしたいところですね

それではおやすみなさい

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あれっ,勝っちゃった!?

2009-09-22 23:12:09 | 千葉ロッテ
分からんもんだ・・・

ロッテ5-3ソフトバンク

今日はさっさと4-0になったのもつかのま,その後じわじわと4-1,4-2,4-3と真綿で首を絞められるような展開で,こりゃ長くないな・・・と思いつつ,眺めていると,タムタム,オー様の連続ゲッツーを気に,なにやら復調の気配を見せた俊介。特に7回とか,いきなり球に伸びが出てくるからびっくりしましたよ(笑)相手打線に助けられた面はあるにせよ,8回3失点は,きちんと先発の仕事を果たしてくれました。ラスト登板にも期待したいところです。

打線の方は,相変わらずの中だるみというか,一線級には手が出ない状態で,今日はついにワッチのリハビリか・・・と思っていたところで,昨日攝津君を2イニング出していたこともあって8回も登場したワッチに対し,福浦様のビューティホーな一打!

いやー,やっぱり引っ張れる福浦様というのは魅力的ですねえ・・・。2回,8回はひっぱたくような一打,そして5回はこれまた当てるだけではなく,上から叩くようにして左方向への打球ともはや変幻自在。というかやっぱり今までよっぽど腰とかに力入らんかったんでしょうな(笑)

さすがに復調の気配を予感させる福浦様。ただ,おそらくは寒い時の腰の状況次第でしょうから,その辺りの体のケアをどうしていくのか,ウォッチしていきたいと思います。


まあ,しかし,笑って書けるのも,最後にぎりぎり抑えたからですなあ。シコ様,本当に最後まで安心させてくれん方です。去就が流動的とかふざけた報道もあったようですが,来年は本業のセットアッパーに戻って,「やっぱり残ってもらってよかった・・。」と全てのファンに思わせる活躍を期待したいと思います

それではおやすみなさい

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野球とは楽しむものなり(小宮山教授のお言葉)

2009-09-21 23:18:54 | 千葉ロッテ
というわけで,楽しめない野球はとっとと忘れましょう・・・

ロッテ0-4ソフトバンク

年に何回かあることはあるんですが,出てしまいましたね。全く楽しめない野球。

まあ打線が2回の無死2,3塁でなーんもできんかったところで,早くも勝負あったというところでしょう。

お久しぶりのヒロユキも,まあなーんとなく投げてる感じで,毎回ランナーを出す始末で,見所は特になかったですしね・・・。

まあ,あえて言えば,良かったのは4回のマッチのセーフティ&盗塁くらいでしょうか。3塁オー様を見透かしたような絶妙なセーフティから,盗塁。なんか糸の切れた凧のようなチームの中にあって,唯一気合の入ったところを見せてくれました。本音は2回で打ってくれてれば・・・というところなんですが,まああのときも当たりは悪くなかったしなあ。再編なる来季以降はどういう形で使われるのか全く予想がつきませんが,ほんっとに,ゴリ・ツヨ・サトのだめっぷりが際立つ今日この頃ですし,そろそろユーティリティから代えがたい人材へと脱皮を図るべく,何かを掴み取ってほしいところですね


はい,というわけでつまらん試合はとっと忘れて,本題へ。今日は,教授の引退記者会見が行われました。

ロッテ小宮山「これからは広く野球界に貢献を」

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今季限りでの引退を決めたロッテの小宮山悟投手(44)が21日、本拠地・千葉マリンスタジアムで会見。ユニホームを脱ぐ決意を固めた最大の理由を「体力の衰え」としながらも、バレンタイン監督の今季限りでの退団決定も大きな要因だったことを示唆。球団からは指導者といった形での“残留要請”を受けたが固辞し、来年以降は「母校・早大などを活動拠点に、広い形での球界への貢献したいと考えている」と明らかにした。一問一答は次の通り。(三浦馨)

  ■43歳6カ月で勝ち投手となった小宮山  

 ――ユニホームを脱ぐ理由は

 「ここ何年も今年が最後と決意を固めてきたが、今年1月に母校・早大の東伏見グラウンドで練習したとき、思うようにボールが投げられず、『監督に迷惑をかけるようなら辞めないといけない』と思った。5月に監督に呼ばれて『少し休め』と(2軍降格を)言われたとき、自分の中で腹をくくった」

 ――引退後の予定は

 「8月に球団に呼ばれて来年以降の話をしたとき、本当にありがたいオファー(石川晃球団副代表によれば、来季の現役続行、もしくはコーチか球団スタッフとしての残留を要請)をいただいたが、より広い意味で球界に尽力したいと考えた。特に最近はプロとアマの垣根を取り払おうという動きが進んでいる。そういうところで力を貸せたらと、まず第一に(母校の)早大のことが頭に浮かんだ。(具体的な予定は)まだまったくこれからですが」

 ――野球人生で一番の思い出は

 「(大リーグ・メッツ入りした)2002年、本拠地のシェイ・スタジアムで開幕セレモニーを迎えた瞬間。そこへ至るまでの経緯はいろんなこと(ロッテからの戦力外通告など)があって、奇跡的な野球人生といっても過言じゃないでしょう。もう一度あのころへ戻れたらと思うことはあります」

 ――日本のプロ野球では

 「やはりロッテで日本一になれたこと(2005年)ですかね。ベストピッチは1997年10月(6日)の神戸でのオリックス戦。まだイチローがいたころで、八回まで無得点に抑えましたが(九回は抑えの河本育之投手が完封リレー)、自分の野球人生の中で一番狙ったところへボールがいった試合でした」

 ――バレンタイン監督との日々は

 「1人の野心家(バレンタイン監督)が95年にロッテへ来て、自分の力を発揮できずに帰国したが、もう一度(04年に)戻って前回の失敗を踏まえ、相当に計算して日本一となり、たくさんのファンを獲得した。僕にとってのボス。(選手としては)ロッテと契約する身だが、ボビーに声を掛けられ、手伝いに来たという認識だった。(監督は)おそらく不本意な形での退団となったが、力を貸せず、申し訳ない気持ちです」

 ――チームの若手投手にひとことを

 「一度しかない人生の中、野球がどのくらいを占めているかと聞かれて『すべて』と言い切れるくらいじゃないと大成しないと思う。祐太(大嶺)も唐川(侑己)もまだやるべきことはたくさんある。神様がすべての人間へ平等に与えてくれた24時間をもっと上手に使えればいいのにと物足りない気はする」

 ――自分にとって野球とは

 「色紙に書いている言葉ですが、『神様が与えてくれた最高の娯楽である』ですかね。当面はまだ大きなイースタン(2軍)の優勝がかかっているので、そちらへ全力を注ぎます」(そう言い残し、会見場を後にした)
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いろんな引退会見というのがありますが,これだけ内容の濃さを感じる会見というのはなかなかありませんね。

もちろん


野球とは神様がくれた最高の娯楽

という金言や,具体的に名前を挙げての,後継者たちへの厳しくかつ温かい言葉もさることながら,やっぱり一番感銘を受けたのは


「1人の野心家(バレンタイン監督)が95年にロッテへ来て、自分の力を発揮できずに帰国したが、もう一度(04年に)戻って前回の失敗を踏まえ、相当に計算して日本一となり、たくさんのファンを獲得した。僕にとってのボス。(選手としては)ロッテと契約する身だが、ボビーに声を掛けられ、手伝いに来たという認識だった。(監督は)おそらく不本意な形での退団となったが、力を貸せず、申し訳ない気持ちです」

という下り。

いやー,男として生まれたからには,こういう冷静な目を持って支えつつ,最後には自分とともに身を引いてくれる部下,というか戦友と仕事をしてみたいもんですね・・・。おべっかやいたずらな精神論だけで人に接しようとする人間とは対極に位置しているというものです。

私が好きな言葉の1つなんですが


その人と仕事をしなければ,その人を知ったとは決していえない

私を含めた口さがないファン,あるいはマスコミの百万の批判あるいは声援よりも,自分を知る者の一言は何よりも重いもののはず。

人間って,たとえ100人が敵に回ろうとも,たとえ1人でも自分を理解してくれる人がいれば(いや,2,3人はいないと哀しいか(笑)),歩んでいけるものです。まさしく失意にまみれて帰国するボビーにとって,この言葉が貴重なはなむけとなることを願いたいと思います。


さって,後は,この魂が,ご指名を受けた祐太あるいはカラカー君(なんでこっちは名前じゃないんやろ(笑))に受け継がれることを祈るのみ。きっと10月6日は何かがあることでしょうから,ボビーともども,盛大にお見送りしたいと思います!

それではおやすみなさい

PS:しかし,一般紙ですら,この中身の濃い報道に対し,うちの公式サイトの記事の中身の薄いこと。抜粋コメントなんか,何も実体を伝えきれてねえよ。トラフィック目当ての携帯会社とタイアップした携帯サイト重視ということなんかもしれんけど,そういう本末転倒なことしてると,いつかしっぺ返しくらうぞ,球団よ・・・。

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