悔しい負けだが，藤岡君はよくやった

まあ，藤岡君とウッチーのピッチングが救いやね・・・

ロッテ１－２ｘ阪神

何とか昨日の悪い流れを払拭するか！？と臨んだ一戦は，そうは問屋が卸さない展開に。実に先頭打者を6度出すも攻めきれず，5回の岡田君のタイムリーによる1点にとどまる一方で，藤岡くんも3回まではどうなることか・・・という球数でしたが，4回以降見事に立ち直り，7回118球3安打，藤井くんのHRによる1失点のみに留めるナイスピッチング。8回は内君の先頭ヒットもその後三者連続三振という素晴らしいピッチングもあり，何とか勝ち越したいところでしたが，9回は藤川くんから岡田君がヒットを放ち，盗塁＆相手の送球ミスもあり2死3塁というチャンスを作るも，ペーの涙の？ヘッドスライディングも実らず無得点。その裏，薮田さんが先頭四球・続くマートンを追い込みながらもヒットを打たれ無死1,3塁とされると，1人を打ち取るも，なぜか満塁策を取ることなくブラゼル君に渋いヒットを打たれ，ジ・エンド。甲子園の恐ろしさを痛感させられた悔しいカード負け越しとなってしまいました。

いやー，最後，劇場でも薮田さんが抑えてくれれば気持ち的には十分及第点を上げられる試合だったんだが，ちょっと悔いが残るかな。もちろん先頭出した段階でいかんのですが，1人を討ち取ったところでいける！という感じがあっただけにもったいなかった。おそらく1死2,3塁でもブラゼルなら三振に取れる可能性が高い，あるいは満塁にして押し出しの危険を嫌ったというところかもしれませんが，ちょっと三振を狙いすぎて投球の幅を狭めた感は否めません。次がツカンポ新井君の代打であることがはっきりしていただけにねえ。

しかし，まあ，クローザーが打たれればどもなりません。いろいろと言われることでしょうが，何卒ご本人だけは引きずらずに次に切り替えてほしいと思います。


一方，収穫はやはりなんといっても藤岡君のピッチング。3回までで実に60球と5回持つかな・・・という感じだったんですが，そこから吹っ切れたのか4,5,6回をいずれも三凡に仕留める完璧なピッチング。7回は先頭を出してピンチを作るも，ブラゼルに真っ向勝負の空振り三振，そして最後は堂々たるピーゴロ締めは本当に胸アツだったよ。今までどうも悩んでいる・・・感がありありだったんですが，顔を真赤にしながら気迫をむき出しにする，あるいはブラゼルにすっぽ抜けの球を投げて大きく苦笑いの顔は実に好感が持てましたよ。これで一つ自分の球への自信を取り戻したというか，次のステップにいけるのではないかという気がします。

今日は残念ながら勝ちがつきませんでしたが，これもまたロッテのエースナンバーを背負うものの宿命として（苦笑），これからもがんばってほしいところですね。

さてさて，まあチャンスを作りながらの敗戦はこたえるところではありますが，ここで下を向いていても仕方がありません。所詮，自分でアカンと思う人こそが，アカン流れを呼び寄せてしまうわけですしね（と自分も叱咤してみる）

調子が上がらんのはどこのパ・チームも同様ですし（ハムもご丁寧にハンカチでヤクルトの連敗を止めてあげてるし（笑）），幸か不幸か1日試合も空くわけですから，まずはゆっくりと休んで，マリンでの試合に臨んでほしいと思います。

それではおやすみなさい

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井口どんの華麗なる一人相撲でバカ試合完成

うーん，6打点，6失点・・・

ロッテ９－９阪神

舞台を甲子園に変え，交流戦前半最後のカードを勝ち越しで飾るぞ！と臨んだ一戦は，全く想像もつかない展開に。鳥谷くんの3ベースで先制を許すも，3回には井口のタイムリーとサブゲッツーの間の1点で逆転すると，4回には3連打となるサトタイムリーの後，井口が豪快な満塁弾（しかも相手はピカチュウ（笑））。しかし，これで勝負あった！と思ったのが甘かった。その裏，井口のまさかのセカンドフライ落球などからまずは1点を奪われると，2死満塁からネモ・サブのお見合い走者一掃レフト前ヒット（何やそれ）。　さらに，鳥谷くんのタイムリー2ベースできっちり5点をお返しすると，もう後はバカ試合一直線。ゴリのソロHRと井口の6打点目となるタイムリーで合計9点を奪うも，6回にはまたもや鳥谷くんのタイムリー，8回には同じく鳥谷くんの犠牲フライで1点差とされると，その8回には，2イニング益田くんがようやく打ちとった！と思われたセカンド真正面のゴロを井口がまさかの見事なおはじきで遂に同点に。

最後はクローザー同士の投げ合いで，かたや三者連続三振，かたや連続四球で2死満塁の大劇場を展開するも，何とか，よりによってそこに回すかの鳥谷くん（何回彼の名前書いてんだ）をショートゴロに打ちとって0点に抑え，今日は何も考えたくない・・・と満身創痍の引き分けと相成りました（でもやっぱり負けなくて良かった）


いやー，しかし，井口どんは見事なまでのひとり舞台だったな・・・。ブログでお二人様の食事会が出てくる鳥谷くんともども，もう2人で野球やっといてというような展開でした（苦笑）

満塁ホームラン打ったとこまでは，今年はひょっとして夏もいける？と期待大だったんですが，その直後の落球があまりに痛すぎました（ちなみに，エラーがなければ藤井くんのヒットで点は入ってないし，その後の点も入ってないので，この回の5点に関して，グライ君は自責0）。8回のエラーなんて，明らかに普段と違って必要以上に腰を落として慎重だったんですが，得てしてこんなもんですなあ。

まあ，しかし，その後執拗にカメラで抜くのは，スカイAもやりすぎ（苦笑）　誰よりもプライドの高い男だけに今日は悔しさで眠れないかもしれませんが，明日は切り替えて再び大爆発をお願いしたいところです。

一方，リリーフは勝ちパターン総動員，益田君2イニング出しながら勝ちを奪えなかったことは残念ではありますが，こんなときもあるとしか言いようがありません。特に，薮田さんは昨日「劇場も織り込み済み！」と書いただけに，あれで打たれたらちょっと肩身の狭い所だったよ（笑）　なにはともあれ，こんなひどい流れでも負けなかったのは本当に良かった。最後にヒットを打たれたものの金本，そして，なんかしらんけど応援ボイコットされてた新井君（さすがにあれは敵ながらかわいそうやと思った。やっぱり虎ファン怖いわ。ついでにこんな記事まで）は寝たままなので，平野くん，そしてトリーさえ抑えればなんとかなる・・・はず。お疲れでしんどいかもしれませんが，明日こそは，藤岡くんにはできるかぎりリリーフ陣を休ませるような快投をお願いしたいところですね。

それではおやすみなさい

PS:そういや，そんなバカ試合の裏では，こぐまくんが華麗に完全試合逃しのノーヒットノーランを達成。もはや，同じ球技とは思えません（苦笑）

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さすがベテラン・・・

いつの間にか公式スマホ版（一応宣伝）で「鴎魂の継承者」が更新されていたので，今日もそのネタで。第3回は，順当に？薮田神。

今日も引用させていただきたいと思います（しかし，引用のルールは正直難しい・・・）


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2012-05-20
第3回 薮田安彦

チームを支えるベテラン選手たちに、マリーンズに受け継ぐべき魂や自身の思いを語ってもらう「鴎魂の継承者」。第3回の今回は、守護神・薮田投手の登場です。

―開幕から交流戦を迎えるまで(5月13日終了時点)、12セーブを挙げた薮田投手を含めて投手陣はいい状態を保っているようですね。
「そうですね。先発陣がすごく頑張ってくれているので、リリーフ陣は助かっています。また、先発投手が早くマウンドを降りてしまうような時は、中継ぎ以降の投手でカバーしようとしているので、うまくいっているのだと思います。

個人としては2敗してしまったので、チームに迷惑をかけているという思いはありますね」

―投手陣には「薮田さんにつなげば」という信頼感があるのではないでしょうか。
「そう思ってもらえるように頑張らないといけないですね(笑)」

―薮田投手はメジャーでの2年間を含めて、今年でプロ入り16年目を迎えます。今でも150キロ近い速球を投げ込んでいますが、その秘訣は何でしょうか。
「常に向上心を持ち続けて、それに向かってどういうトレーニングをするか、どういうフォームで投げるかを考えています。

投球フォームは、見た目で大きく変わることはありませんが、毎日毎日、その日のコンディションによって意識する場所を変えながら投げています。常にいい状態で、同じフォームで投げられるのが一番なのですが、なかなかそうはいきませんからね」

―昨シーズンから役割が変わり、それまでのセットアッパーからクローザーになりました。そのことで何か違いはあるのでしょうか。
「どちらも競っている場面での登板が多いので、やることも気持ちもそれほど変わりません。

ただ、セットアッパーの時は点を取られると後ろの投手にプレッシャーをかけてしまうので、0点に抑えなければいけないという気持ちが強かったですね。

クローザーになってからは、最後に勝っていればいいわけですから、点差や状況に応じた投球をするようになりました。仮に走者を出しても、点差があれば『この走者は還しても大丈夫なんだ』と考えるようにしています。もちろん常に0点に抑えるのが理想なのですが、自分の調子が悪い時もあります。そんな時でも、どうすればチームが勝てるかを最優先に考えて投げていますね」

―薮田投手はマリーンズで14年間プレーされていますが、チームに受け継がれていると感じるものはありますか。
「マリーンズは、チーム全体が明るく、のびのびと思い切ったプレーができるチームです。

先輩たちからは『ああしろ、こうしろ』と言われたわけではありませんが、先輩たちの背中を見て、トレーニングの仕方や試合への気持ちの入れ方、野球に取り組む姿勢などを学んで育ってきました。それは今でも引き継がれていると思います」

―メジャーでの2年間で学んだことは、どんなことですか。
「やはりメリハリの大切さでしょうか。自分は元々心配性で、練習していないと不安になるタイプなんです。だから、休んでいるようでも休めていなかった。でもメジャーを経験してからは、休む時はしっかり休むようになりましたね。

シーズンが進めば、疲れも出てきます。疲れをためず、シーズン終盤でも自分の力が残っている状態で戦えるかどうかが重要です。ただ休んで体力を温存すればいいのではなく、疲れているときは試合だけに備える練習をしたり、余裕があるときはしっかり鍛えたりといったメリハリをつけることで、体力が落ちないようにできると思います」

―若手投手陣に伝えなければならないと感じていることはありますか。
「今はみんな好調ですが、調子がいい時もあれば結果が出ない時もあります。そういう時にちょっとしたアドバイスができればいいと思っています。

シーズンは長いですし、野球人生はもっと長い。その中で、長くチームに貢献するにはどうすればいいのか。自分としてはそれを念頭に置いて一生懸命練習しています。

まだ自分も現役ですから、生き残っていくうえで100%の力を出せるようにやっていかなければなりません。自分のことを一生懸命やっているので、そういう姿を見てもらえればいいのかな、と思います」

―最後に、交流戦以降の戦いに向けての意気込みをお願いします。
「ここまではいいスタートを切れています。投手陣が打たれたら、野手が点を取って返してくれる。野手が打てなければ、投手陣が抑える。そうやってお互い力を合わせてやっていることが今の結果につながっています。チームスローガンである『和のもと　ともに闘おう!』が実践できていると感じますね。

ここからは、交流戦というよりも常に1試合1試合を大事に戦っていきたい。その積み重ねだと思います。これから先も苦しい時は力を合わせて、最後にみんなで笑えるようにしたいですね」

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いやー，もはや付け加えることが何もありません。素晴らしい，まさしくベテランの鑑としか言いようのないお言葉。

特にセットアッパーとクローザーの違いとか，年間通して戦うことの大切さとか，少し劇場があると慌てふためく心弱いファンに聞かせてやりたいくらいです（お前もだよ）

「シーズンは長いし，野球人生はもっと長い。」まさしくそのとおりですよね。

年を取ってもますます盛んな薮田さん。今後もリリーフ陣の精神的支柱として，様々なことを後輩に伝えてやってほしいところですね。

それではおやすみなさい

PS:あ，そうそう，昨日，明日から交流戦後半と書いたけど，虎戦のこと，すっかり忘れてた（苦笑）　金本・下柳を柱とした星野体制，岡田はんのJFK構築辺りまでは，昔のダメ虎を知る一人としてなかなかええチームを作ったな・・・と感心していたんですが，どうも新井君強奪やら，ピカチュウくれくれ攻撃実行，ジョージ・マッケンジー加入，更には謎の老いたる金本重用と，なんかチームとして魅力がなくなってきているんだよねえ（ヒロユキについては，あえてノーコメント）。まあ，かつての裏日本シリーズ相手として負けるわけには行きませんので，きっちりと勝利してほしいところですね。

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コロッケ大将のタイムリーがズムスタに嵐を呼ぶ

いやー，見事にあの回だけやったな（笑）

ロッテ７－３広島

昨日，絶体絶命の危機から辛くも引き分けで逃れ，今日で勝ち越しを決めるか！？と臨んだ一戦は，今季初先発コロッケ職人香月くんが，ランナーを出しながらも，6回まで5安打無失点のナイスピッチング。すると，その努力に報いるべく，打線が大爆発。毎日書いてる，またも！のカッキーの3ベースを皮切りに，まずゴリのタイムリー2ベース。2死となって，順当に？塁埋めで回ってきた場面で，その香月くんがまさかのライト前タイムリー。これに気落ちしたバリントン君を攻め立て，岡田・ネモティと3連続タイムリーを放つと，昨日に引き続き，まだ春は終わってねえ！の井口の豪快な3ランHRで，なんとこの回一挙7点。その後，7回には，キャプテン・ゴリのトンネルというなんとも締まらないエラーから3点を奪われ，救援を仰ぎますが，その後，中後くん，さらにはもったいねえ！の内君・益田くんのリレーで相手を無失点に抑え，嬉しい勝ち越し，ついに貯金１２に乗せる勝利と相成りました。

いやー，しかし，香月くんがここまでやってくれるとはねえ・・・。正直3回までの様子を見ると，いつ打ち込まれるかというところだったんですが，バックの好守にも助けられ，見事にしのぎ切りました。ついでに大爆発を誘うタイムリーとは，これでいざとなったら打者転向も可能やな（笑）　ローテ・リリーフ陣もなかなか激しい争いで，すぐには次のチャンスとは行かないかもしれませんが，きっと次はあると信じさせてくれるようなピッチングでしたので，再び牙を磨き続けてほしいところですね。

一方，打線の方は，見事にサブとマツが蚊帳の外なのが笑った（笑）　2009年の1イニング15点の日本記録の時は，マツが三巡目で2つアウトとえらく突っ込まれたもんですが，今度は，打者一巡で見事に2つアウト献上とは，サブもおいしすぎ。

まあ，初回1本，この回6本以外は，見事にノーヒットと極端すぎるような気もしますが，毎回散発無得点とかに比べればはるかにいいものです。これからもつなぎに決めをミックスした恐怖の打線を続けていってほしいところですね。

さてさて，心配された6連戦も，終わってみれば，4勝1敗1分け，勝ち越し3つと想像以上の成果に。いよいよ暑くなってくるところで，選手たちもそろそろ疲れが溜まってくる頃でしょうから，まずはゆっくりと休んで，水曜日からの交流戦後半に臨んでほしいところですね。

それではおやすみなさい

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鯉さんの日曜日の連続悪夢につけ込み，引き分けをゲット

しかし，先週のハム戦に続き，鯉さんちも大変やね・・・

ロッテ４－４広島

難敵のジャビの勢いを止め，そのままこちらが勢いに乗るか！？と臨んだ一戦は，我らがカラカー君が先週に続き，まさかの急ブレーキ。1,2回といきなり連打を許すと，2回には四球もあって1死満塁の場面でスクイズ，更には2死から2点タイムリーを許し，あっという間に3点を献上。その後はやや落ち着きますが，こちらも井口のHR1本にとどまる一方で，大谷君が出したランナーを中後君が返してしまい，またもや3点差。ところが，こりゃ目がないかな・・・と思われた9回にまさかの大劇場。守護神サファテから，サブ四球，カッキーヒット，マツなんとか選んだ！の四球で1死満塁とすると，初球攻撃ドヤムリーでまず2点差。ここで先週とは順番が逆となった今村くんがテンパッて2塁牽制悪送球で1点差に詰め寄ると，工藤くん凡退の後，ツイッターではなぜ代打が出ない！？の非難轟々だった岡田くんが，まさかまさかの足を生かした内野安打でついに同点。最後は中3日で休養十分の益田くんが，梵くんに11球と粘られるなどするも何とか打ちとって，見事に三凡締め。今年のロッテは一味違う！？と改めて思わせてくれた，執念のドロー劇と相成りました。

いやー，今日は，正直言って全く匂いがしないというか，完全に諦めていたんですが，カープの暗黒ぶりも恐るべし。サファテ君がサブに四球出しただけで，一気にムードが変わってしまうところ，やっぱりうちの薮田さんは十分優秀ですよ（笑）

それを見事につないだカッキーの存在が大きすぎるのは言うまでもないことだけど，ゴリ凡退の後，マツがよくつないだよ。今日もダメダメでいよいよ落とすしかないかね・・・というところ，ただでさえ力が入って一発同点HRを狙いたくなる場面で，何とかつないでくれました。

主力では見事に一人旅の1割台とはさみしい限りですが，世の中にはどこにきっかけが転がっているのかわかりません。あとどれだけチャンスがあるのかはわかりませんが，何とか立ち直って欲しいところです。

一方，さすがにちょいとカラカー君は心配ですなあ。被打率が高いのはある程度織り込み済みで，ただ長打は打たれにくい，ランナー出しながらも抑えるというのが身上だったんですが，どうも踏ん張りが効かなくなっているような感じを受けます。序盤に威力を発揮した外のストレート・スライダーは，4月に比べてあんまり取ってもらえなくなってる分，どうしても甘くなってしまってるからねえ。前回打たれた後「いろんな球種を使わないと」とのたまっていたので，ちょっと自分の組立に自信がなくなってきているのかもしれません。

ただ，そんな状況でも味方が負けを消してくれるんですから，やはり勝ちに恵まれる，というより負けに縁遠い要素を持っているんですよ，きっと。何とかもう一度己を見つめなおして，自信を持ったピッチングを見せてほしいところですね。

さてさて，明日は香月君ということで，ちょっと今日負けてると気分的に厳しかったんだけど（ゴメン），おかげで随分と気楽に見ることができます。並み居る2軍のピッチャーから選ばれたということで，きっと首脳陣に納得させる何かがあったんでしょうから，己を信じて，また使いたい！と思わせるようなピッチングを見せてほしいところですね。

それではおやすみなさい

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昨日のお返し！とばかりに美しい勝利

まあ，ナルニャンは，最後に薮田さんにセーブをプレゼントしたということで（笑）

ロッテ５－２巨人　ハイライト　

昨日は前座（ごめん，俊介），今日は主役エースで勝利をもぎ取る！と臨んだ一戦は，その期待にエース・成瀬が応える。4回までパーフェクト，8回までわずか2安打無失点7三振，しかもすべて空三振と素晴らしい投球で試合を作ると，打線もこれを大援護。3回にツーアウトから井口のタイムリー2ベースで先制点を叩きだすと，出ました，本カードの因縁男・4番サブ。ややテンパった沢村くんのストレートを弾き返すと，上がったかのように見えたその打球は見事にスタンドインの3ラン。その後1点を追加し，完封目前の成瀬は，9回1死から長野くんにまさかの2ラン被弾，さらにヒットを打たれ，あっという間に完封・完投を逃すも，救援した薮田さんがわずか2球でおいしいセーブゲット（笑）　ジャビの連勝を10で止めるとともに，こちらは再び貯金11。今カードの星も五分に戻す，申し分の無い勝利と相成りました。

いやー，しかし，もう帰ってこないと思った4番サブが，オレンジ色のレフトスタンドに叩きこみ，さらにエースとともにお立ち台に上がるね・・・。もう，何とも感無量です。ファンとしてこれ以上の出来事というのはそうそうあるものではありません。その思いは，本人にもあったよう。

苦しい試練を経て，単に帰ってきただけでなく，エース・将来のエースを叱咤し，さらには，チームトップの四球を選んでつなぎに徹するかと思いきや，一振りで勝負の流れを決定づける。そんな面食らうばかりの素晴らしい活躍を続けるサブの今後を，変に期待値を上げ過ぎることなく楽しみにしていきたいと思います。しつこいようですが，まずは戻ってきてくれた，それだけで十分嬉しいのですから。


一方，ナルニャンは，ついに勝ち方がわかってきたのかな？2007年のブレイク時はともかくとして，そのあとは，どうもシーズンではいい投球をしても勝ちがついてこないということが多かったんですが，今年2勝目を上げて以来，どうも吹っ切れたような感じが。本人は三振にこだわりがあるようではありますが，しかし，変に力み変えることなく，緩急で淡々とアウトを重ねていくことが打線にもいい影響を与えているのかもしれません。やはりエースと呼ばれるにはまずは勝つことが大事。ついにチームトップタイ・さらにはリーグトップタイに踊りでたところで，更に勝ち星を伸ばしていってほしいところですね。

さてさて，こういう大事なところで勝てるというのは，明らかに今年のチームは違う！ということを感じさせてくれます。なにせあの！ネモティが今日も好守備で成瀬を救うわけですから，まだまだうちのチームは発展途上。交流戦にしてはしんどい連戦が続きますが，気を抜くことなくいい試合を見せてほしいところですね。

それでは

PS：このツイッターを見ると，改めて応援団長ジンさんという方は素晴らしい。しかし，正直まだ長野くんにこだわるファンが結構いたとは。やはりドラフトの恨みは恐ろしいというか，いい加減その恐ろしさに気付こうよ，自称盟主球団・・・。

PS2:パシフィック・リーグムービーの好プレー集と珍プレー集は無料と思えない充実ぶり。好プレー集では，福浦様・（意外にも？）ネモティ・ゴリ，そして岡田くんが，珍プレー集では，何と言ってもサトが目立っている当たり，やはり今年のロッテは面白い！？

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明日につながる・・・かねえ？

まあ，今日はよしとするかね・・・

ロッテ２－４巨人　ハイライト

連勝で波に乗り，調子に乗っているジャビを叩くか！？と臨んだ一戦は，防御率１点台男内海くんの前に急ブレーキ。７回までわずか２安打無得点に抑えられる一方で，俊介はぴりっとせずに５回３失点で降板すると，後を継いだ大谷くんも１失点。８回に２死２，３塁から，まさかの？マッチのタイムリー２ベースで２点を返すも，時すでに遅し。最終回は２番からの好打順も三凡，それも今日ノーヒットの３番，４番が連続三振に討ち取られ，悔しい初戦負けと相成りました。


うーん，まあ，今日は投手のめぐり合わせも良くないので，ある程度敗戦は織り込み済みではあるんだが，やはり悔しい（苦笑）ただ，先制，２ベースによる中押し，更にはダメ押しと，こちらがやるべき攻撃を相手にされてしまってはどうにもなりません。正直あんまり内海くんに対して糸口も見つけられんかったしね。

こういうときは，せっかくの金曜日，酒でも飲んでふて寝するに限ります（不健康）　一応，完封負けは喫しなかったということで，手も足も出んというわけでもないしね。明日は，天気も良いようですから，ナルニャンを押し立てて，ぜひとも１勝をもぎ取ってほしいと思います。

それではおやすみなさい

PS1:ネモティのスーパープレーと岡田君の好プレー（いや，岡田くんのも十分すごいんだけど，彼にとって普通のプレーと思ってしまうところがすごい）があったので貼り付けておきます。しかし，ネモティ，立派になって・・・（ホロリ）

PS2:どうでもいいけど，なつかしの阪急ユニだったのでこちらも。いつもの？韓流の流れをたどるのかと思っていたら，なかなかイ・デホ君手強そう。やっぱり交流戦で遊んでる場合じゃないよなあ，実際。（ついでに，ロッテキラー後藤君のスーパープレイも。しかし，元は好きだったんだが，広島もすっかり冴えないチームになってしもたのう・・・）

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見ているものが信じられん（笑）

なんだ・・・，この素晴らしすぎる勝ち方は・・・

ロッテ６－１ヤクルト　ハイライト

久方ぶりの敗北をあっという間に美しい勝利で上書きし，再び上昇気流に乗るか！と臨んだ一戦は，投打，更には守りに素晴らしい結果に。すっかり満塁がデフォとなりつつある藤岡くんが，バックの好守にも助けられ，何とか6回0/3を8安打1失点で切り抜けると，打線が見事な援護。今日のヒーローの1人キヨタンの2ベースで2死から先制すれば，1点を取られた直後には暑くてもひょっとして大丈夫？の井口の豪快な2ラン，そして7回には長打3本，それもサブのタイムリーに，ペーのグラブから球をはじき出す暗黒タイムリーでダメ押しの2点。リリーフ陣では，内君が，藤岡くんが置いてった3人のランナーを殺し切る，三振＆素晴らしいゲッツーもあり，それなりに手強いと思われていたヤクルト相手に見事な2連勝で，今季未体験ゾーンの貯金11に突入いたしました。

いやー，しかし，内君，ここまで素晴らしいとは！　もう塁が埋まった瞬間，同点はしゃあないな・・・と諦めた弱気なファンをあざ笑うかのような素晴らしいピッチング。すっかり代名詞となったスライダーで4番バレンティンを三振，続く5番畠山くんを注文通りのゲッツーで切って取ると，まさかまさかの無失点火消し。改めて，このポジションで使えるとは贅沢極まりない！と実感させてくれた投球内容でした。

とにかく病み上がりですので，連投はできるだけ避けたいんですが，こういうのを見ると，ついつい使いたくなるのもある意味もっとも。その気持ちをぐっとこらえて，監督さんには年間とおして戦い続けられるような起用をお願いしたいところですね。

一方，打つ方は，今日もヒット12本中，実に2ベース5本，3ベース1本と，うちの持ち味を生かした攻撃ぶり。そこに井口の2ランHRが加わるんですから，そりゃ強いわ。やっぱりヒットは本数よりも長打あるいは四球がからむかが大事なところ。今後も，相手からすれば嫌になるような打線を作っていってほしいところですね。

一方，藤岡くんは，今日も内君の好救援，あるいは打線の援護がなければどうなっていたことやら・・・というところではあるんですが，ぎりぎりのところで何とかこらえました。もともと，球数多いというか，ピンチを作りつつも抑えていくタイプのような気もするので，とりあえず勝ちがついたのは喜ばしいところ。今日はゴリの好守あるいは福浦様の執念の好捕（その後，交代などそれなりに代償はあったような気もするけど，ベテランのこういう気合は嬉しいよね）に助けられたということで，その意味を噛み締めて次回の登板につなげてほしいと思います。

さてさて，ここまで交流戦3カードで3つの勝ち越しとは望外の喜び。次は手強い（と言わざるをえない）ジャビ戦ですが，ここを1勝でもできれば，大崩れはしないと思えるところ。敵は内海くん，サワムラーとなかなかの難敵ではありますが，何とか勝利をもぎ取る覚悟で臨んでほしいと思います。

それではおやすみなさい

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快投・快打で一つレベルを上げたような勝利

おいおい，がっちり噛み合っとるやないか（笑）

ロッテ５－１ヤクルト　ハイライト

2日休んだ後，いきなりの後日先発予定者・シンゴの抹消で暗雲漂うか？と臨んだ一戦は，今日もグライ君が古巣相手に圧巻のピッチング。7回を4安打無失点と先発としてパーフェクトな仕事を果たすと，打線もそれに応える。腰は治った！？のゴリが出塁率１００％右打ち2本1タイムリーで先制点を叩きだすと，またも！のカッキーの2点タイムリー3ベース，さらに，ホント，なんでそんな逆方向は伸びるの・・・のネモティのこの日2本目長打のタイムリー3ベースでダメ押し。ロサやんがイマイチで益田君の救援を仰ぐも，最後は，やっぱりあなたの球筋は素晴らしい！の内君が2三振含む圧巻の3凡で締め。まずは今カード先勝，他のパ球団に乗り遅れないような美しい勝利で再び貯金を2桁に乗せました。

いやー，しかし，素晴らしい，グライ君。もちろんサトとの共同作業ではあるんでしょうが，今までとは違い，古巣相手に，カーブでカウントを稼ぎ，ストレート，カットボール，さらにはチェンジアップで凡打を築くという見事なピッチング。まさにクレバーという言葉が似合うような見事な投球内容でした。

解説のジョニーも繰り返していたように，魔の日ハム戦のわずか1イニングを除いては，わずか自責点１という，とんでもない内容。ついにハーラートップタイの5勝目に踊りでたところで，これからも勝利を積み重ねていってほしいところですね。

打線の方も，今日も先制・集中打による中押し・さらには長打でのダメ押しと，うちの持ち味を出した加点でしたが（しかもヒット8本中長打4本という効率の良さ。それでいてHR0というところが笑える），何と言っても，うれしいのはお立ち台に上がったゴリ。腰の痛みでまたか・・・というところではあったんですが，まさかまさかの急回復。何よりも嬉しかったのは，自らお立ち台で言っていたように「僕の持ち味はスマイルなのでダメでも笑っている」ということ。今までは，あまりにもわかりやすいというか，良ければスマイル，ダメならどん底とというタイプだったんですが，ようやくキャプテンという自分の立場がうまく消化できてきたいということなんでしょうか。

とにかく，これほど乗せると怖い男はおりません。ホッシャンの様子を見ても，まだまだ代わりはおりませんので，年間通しての活躍をぜひとも期待したいと思います。

さてさて，今年はセ優位？との前評判とは何ら関係なく，ライバルたちは着実に星を積み重ねているところ。とにかくトントンでは確実に引き離されるというのが，パにとっての交流戦の恐ろしいところですから，気を抜かず，明日もきっちり勝つ！というつもりで臨んでほしいと思います。

それではおやすみなさい

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その手があったか・・・

他に先発もいないので，明日は藤岡くんがスライドかと勝手に思い込んでいましたが，実際はグライ君が予告先発という結果に。そうか，いわれてみれば，藤岡君を明後日にはめ込めば済むだけのことだったのか（苦笑）　ただ，それでも1人は確実に先発が足りなくなるので，誰が入ってくるのか気になるところではありますね。普通に考えればシンゴなんでしょうが，去年の大谷くんとかを考えてもあんまり便利使いは感心しないというか，先発で行くのか，リリーフで行くのかはっきりさせてほしいところなんですが，言うても詮なきところですかなあ。まずは明後日の先発，そして雨で流れなかったとした場合に，月曜日のマツダスタジアムでの先発に注目していきたいと思います。

あ，そうそう，なんか今カードでは，グライ君のヤクルト凱旋登板！と勝手に決めていたんですが，Wikipediaを見ると，そもそもヤクルトは単なる強奪された方で，何も悪いことしてないということを思い出しました（苦笑）

最多勝のインパクトは大きかったとはいえ，たった1年で，自称盟主球団，虎さん，鷹さんといつもの？メンツがよってたかって強奪に走ったわけで，ホント，ひどい。そういえば，当時は，私もグライ君に対し，金で転ぶという良くないイメージを持ってたんだよなあ。こんな苦労人，あるいはメモを走らせる真面目人間とは知りませんでしたわ。

どうも，当時のヤでの年俸とかを見ても，何やら悪夢再びと悪寒が走るところではありますが，まあ，シーズンも始まったばかり，今から心配しても始まりません。

まずは，他がどうしようもなく欲しくなるくらいの活躍，そして，その上で「ロッテが好きだ！」と言わせるような夢の様な展開を見てみたいところですね。

それではおやすみなさい

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