おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

脇腹と腰に効く薬ありませんか?

2008-10-31 23:48:29 | 千葉ロッテ
今日も連投です。

福浦様 .252 出塁率.352 犠飛7 四球50

再起を期したはずの今季も,結局残念な結果に終わった福浦様。規定打席数を大きく割り込み,打率も2割5分そこそこでは到底本人も納得いかないことでしょう。あの華麗な二塁打を覚えているものとしては,二塁打がわずかに9本,長打率も出塁率を大幅に割り込む.290というのはちょっと信じられない思いです。

もうこれは残念ですが,一過性の不調ではないということは明らかでしょう。ただ,いわゆる視力が筋力がといった「衰え」とは少し違って,単純に「満身創痍」なんだと思います。元々持病の腰とは長年何とかうまく付き合ってきたんですが,2007年に脇腹をやってしまってからの急降下。去年も交流戦までは何とかやってくれたんですが,それ以降,ちょっといい時期が見当たりません。

私,詳しくは分からないんですが,おそらく体の回転に大きく影響する脇腹の怪我は選手にとって相当なダメージとなるんではないかと。昨年,シンゴも脇腹,そしてズレータも脇腹をやってからの今年のていたらくを見ると,ちょっと福浦様の怪我も深刻と思わざるを得ません。

何かあのネクストバッターズサークルでの,体をいたわるような弱弱しい素振りを見ていると,こちらまで切なくなるんですよね・・・。あの大声援があるだけにアンバランスぶりが,うぅ。

守備がといっても,失礼ですがしょせんは1塁手,今年はカブレラにまでゴールデン・グラブ賞をとられたのを見ると,ちょっと守備要員としての働きだけを期待するのはあまりに辛いものがあります。

ただ,本人も普通のバッティングが出来ていないのは重々承知のようで,何とか塁に出ようとする姿勢を見せ,四球はチーム1の実に50。犠飛もトップとチームに貢献しようとする気持ちは痛いほど伝わってきます。


改めて2005年プレーオフを見返してみましたが,あのころの福浦様は技術もさることながら,熱い熱い。ヒットを打っての雄たけび,あるいはホームに生還してからのガッツポーズと,本当に身をもってチームを引っ張っていたことがよく分かります。

今の福浦様は,本来のプレーができていないことで,悩んでいる様子がありあり。かえって他のナインに気を使っているんではないかと思います。

しかし,前にも書きましたが,あなたは,既に他の選手の何倍も働いてきたんです!一緒に冬の時代をすごしてきた先輩・同僚,あるいは彼を慕って,その技を学ぼうとする大松を初めとした後輩。あの西岡をして「3番は福浦さんのもの」と言わしめるそのキャリアは決して消えるものではありません。
今の調子がどうあれ,福浦様は,彼らに対して,存分に物を言って構わない,いや,むしろ常に言うべき立場にあるんだと思います。

たとえ打てなくてもいい,せめて来年は,燃え尽きるくらいの気持ちで,気迫を全面に出してほしいと思います。何ならイメチェンを図るために,カツラをかぶって

還俗

してみるのもよろしいんではないかと(失礼だぞ,あんた!)

来年は,さらに一皮剥けた福浦様を見られることを祈ります


それではおやすみなさい

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あわてず,さわがず

2008-10-31 22:57:39 | 千葉ロッテ
早速,長野君が物議をかもしているようですが,まずはこの2つの記事から。

巨人愛変わらず(サンケイスポーツ)

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またも願いはかなわなかった。白い作業着姿で会見場に姿を見せた長野は、ロッテの2位指名に表情を硬直させ、何度も言葉を詰まらせた。

 「指名していただいたことは光栄ですし、感謝しています。驚いた? まあ、そうですね…」

 巨人入りを熱望し、日大時代の06年に日本ハムの指名を拒否。ホンダに入社して2年間待った。数日前にロッテから指名するとの連絡が入り覚悟はしていたが、「巨人との縁? 見ての通りです」と下を向いた。

 夜にはバレンタイン監督が指名あいさつのために埼玉・狭山市の合宿所を訪れたが、長野は「気持ちの整理がついていない」と同席しなかった。バレンタイン監督はホンダの安藤監督に「ロッテの一員になると信じている」との言葉を託し、合宿所を後にした。

 「年齢(23歳)は気になりません。もう1年社会人でやれば、また違った味も出ると思う」と残留の可能性も口にした長野。決断は11月13日に開幕する日本選手権後となる見込みだが、「ジャイアンツ愛」は簡単に断ち切れそうにない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次はこちら
ボビー速攻あいさつ,長野「前向き」(スポーツニッポン)

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ロッテが1位で東京ガス・木村雄太投手(23)、2位でホンダ・長野久義外野手(23)を指名した。一昨年ドラフトでは木村が横浜の指名、長野は日本ハムからの指名に入団拒否の姿勢を貫いている。相思相愛の巨人以外からの指名なら再び残留としていた長野は、前日になって態度を軟化。ボビー・バレンタイン監督(58)の指名あいさつこそ同席しなかったが、入団には前向きだ。

 熱望していた巨人は1位指名で重複していた東海大相模・大田を引き当てた。外れ1位の指名は濃厚だった長野にとって“わずかな可能性”も消えた。それでもロッテから受けた2位指名。社会人No・1スラッガーは複雑な表情を見せながらも、記者会見では「ロッテはファンの応援が熱いチームという印象。指名していただいたことは光栄。感謝しています」と前向きな姿勢を示した。

 午後7時半には埼玉・狭山市の野球部合宿所までバレンタイン監督が駆けつけた。長野は気持ちの整理がつかないことを理由に同席せず、同社の安藤監督が対応した。それでも周囲には「指名してくれた球団で前向きに考えたい」として“巨人以外でもプロ入り”の気持ちにブレはない。敢然と指名したバレンタイン監督は「彼ほどの選手なら1位で当然重複すると思った。でも2位で指名するチャンスがあるのにいかないのは銃で頭を撃ち抜きたくなるような思いになると思って指名した」と説明。会うことができなかった長野には「気持ちは分かる」と理解を示した上で「この機会を逃すことはない」とメッセージを送った。

 入団を拒否した日本ハムからの指名は4巡目だった。今回は2位と上位指名だったことも自信になった。近日中にもあいさつを受ける予定で、長野がいよいよプロ入りの扉を叩く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ご覧の通り,マリーンズが2位指名し,ボビーが指名挨拶に訪れ,本人は出てこなかったという同じ事実を捉えたにもかかわらず,これだけ記事は違うわけです。

はっきり言っておくと,張本人の読売&報知,そして他球団について「ジャイアンツ愛」とか書いてしまう,実は読売以上に読売ヨイショのサンケイ,ついでに阪神だけが世界の全てのデイリーの記事は,彼らにとってメリットが無いことに関しては,全く当てにならないと考えていたほうがよいと思います。

いい記事に素直に浮かれるのはいいと思うんですが(そりゃ俺だ),正直言って,断片的な「悪い記事」でいちいち新人さんにどうこう言うのはちょっとどうかなーと思ったりします。まあ今時巨人一筋なんてはやらんと思いますし,その点の彼の発言はむっ・・・と思うところはありますが,所詮この手の話は,「監督」やら「周りの関係者」やら「親族」やらの利害がどろどろに絡んでいることは火を見るより明らか。

「長野は日ハムが一番嫌い!」とのたまった2年前の日大監督はもとより,HONDAの監督さんも,どうもご丁寧に,他球団のスカウトに「長野の気持ちを察して・・・」と指名回避の根回し?をしていたようで,到底信頼できる人物とは思えません。

昨日の,ボビーに監督だけが応対したというのも,個人的には「ええから,ここはわしに任せとけ!悪いようにはせんから。気持ちの整理がつかんってことにしといたる!」と言って長野君を出させなかったというのが案外真相ではないかと思ったりしています。だってその場で「行きます!」って本人が言ったら,計画もおじゃんですから(笑)

それに,個人的には,当日ぐらいそっとしてやれよ・・・と思ったりもしますしね。その辺のフットワークの軽さもボビーらしいといえばボビーらしいとは思いますが。

何はともあれ,はっきりといえることは2つ。

拒否してもお気楽学生生活が待っている高校生や,社会人とはいっても20歳そこそこのガキならともかく,もうじき24歳という歳で拒否するということは,はっきりとしたリスクだということは,誰よりも長野君自身が自覚しているということ。
それが涙を浮かべながらも「2年前よりは,プロでやっていけると思っている・・・」という言葉につながっているんだと思います。少なくとも,私は,気持ちが揺れ動いている中で,フラッシュを浴びながらもきちんと受け答えした彼を立派だと思いました。
そんなリスクを知りつつ,彼自身が選択をするのであれば,それはどちらにせよ,尊重してやらねばという点が1つ。

で,もう1つは,

拒否されたって,別にそんな損しないでしょ!?

という点。いくら精鋭揃いのプロ選手とはいっても,せいぜい1年の同期で活躍するのは,1チーム2人か3人程度。だったら,別に1人くらい拒否されたっていーや!というのが正直なところです。1位指名ならともかく2位指名ですしね・・・。

今をさかのぼること十数年,指名が決まった瞬間の「えーっ!」という女性陣の悲鳴をバックに苦渋の表情を浮かべた小池投手の顔を生中継のどアップで見た人間としては,抽選でもない2位指名の選手に拒否されたからって別にちっとも驚きません。

それ以上に昨日のドラフトは

面白かった

ですから。やっぱりドラフトはこれくらいの波乱がないと!というのが正直なところです。拒否が当たり前の歴史時代はもとより,逆指名のあったときも,どうせ誰も逆指名してくれないし・・・と面白くもなんとも無かったですからね。とにかく「選手の希望を尊重すべき!」とか早速臆面もなく言っている自称盟主球団に乗せられることなく,見守っていきたいと思います。

それではおやすみなさい

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おもろかったドラフト

2008-10-30 22:28:26 | 千葉ロッテ
ドラフト会議が終了しました。

ドラフト指名選手一覧

いやー,長野君いいなーと書いていたら,本当にやってくれました!謀略球団が大田君をゲットし,たくらみどおり長野君もゲットしようとしていた間隙をついての2位指名。他球団が,指名を回避する中,本当にしてやったりの指名でした。

そして,1位は,あの「ロッテ以外拒否」の木村君。正直1位でなくても取れるんでは?と思っていたので,少し驚きましたが,きちんと2年越しの求愛,そしてその後の木村君の苦難に報いる,なかなか心のこもった1位指名というように感じました。

この辺が自称盟主球団との違いですよね・・・。2年前,日大監督の意向もあれ,巨人以外拒否の姿勢を貫いて日ハムの指名を拒否した長野君。そして,2年後に大きくなって帰ってきたわけですから,当然1位指名すべきところ。しかし,大田君がプロ志望と判明するや(というか,直前までプロ志望させないように手を回していたとしか思えん),あっさりと大田君を1位指名,長野君に対しては,「ふふふ,どうせ他球団は回避して2位まで余ってるやろ・・・」というのが見え見えの2位狙い。

というか,そもそも

小笠原,ラミレス,李(ついでに谷)

と並べるような球団に育成型スラッガーなんかいらんやろ!

せっかくまたもや制度を変えたドラフトを1年目からあっさり骨抜きにしようとする球団に鉄槌を下したようですっきりといたしました。

さてさて,とはいえ,長野君も2年待って目前でこの状況で複雑な気持ちであることは間違いないでしょう。その心中はお察し申し上げます。ただ,気持ちは半々。2年前より今のほうがプロでやれると思っていると言ってくれているようで,実は本人の気持ちは決まっているんではないかと思います。おそらく2年前にかたくなに(監督の意向もあり)ファイターズを蹴った手前,名目上ジャイアンツ一筋を掲げているというのが本音ではないかと思います。

ま,ここはボビーの言う,「ドラフトは球団が選手を選ぶところで,選手が球団を選ぶところではない」という言葉に一理あることですし,2年前に大嶺君を口説き落とした手腕に期待することにいたしますかね。

一ついえることは


絶対,巨人よりうちに来たほうが楽しいですって!

損はさせませんでー。来年早速マリンで熱い声援を送れることを楽しみにしております

あとは,むしろサブちゃんのケアのほうが大事かも(笑)

何はともあれ,

木村君,長野君,上野君,坪井君,山本君,香月君

それから

育成の木本君,鈴江君,角君,生山君,西野君,岡田君,吉田君,田中君(多いなー・・・)

マリーンズへいらっしゃーい!!

我がチームの未来は明るい。

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ゴリ,おめでとさん

2008-10-30 00:57:30 | 千葉ロッテ
ゴリが4年連続でゴールデン・グラブ賞に選出されました。

三井ゴールデン・グラブ賞

悪夢の死球により悔しい離脱をしたゴリに,最後の最後で大きなプレゼントです。公式タンいわく,本人もこの賞を目標にがんばってきたとのことで,本当に良かったですね。ギプスも完全に取れたとのことで,本人も一段と来季に向けた張り合いが出てきたんではないかと思います。

しっかし,ファーストカブレラか・・・。ベストナインと違って,一応守備メインの賞なんですよね?なんぼほどレベル低(以下略)

まあ,いくら守備の名手と言われても,やはり自分の打撃成績あるいはチームの成績につながらなければ,評価はされないもの。福浦様には逆にいっそうの発奮材料となることを祈りたいと思います。ツヨぽんは,相手のナカジも本来テレンコだから,まあ気楽に(笑)

というわけで,久しぶりにいいニュースでございました。


あ,そうそう,気づいたら明日はドラフト。何でそんな早いねん?まだシリーズ前やんか?と思っていたら,そういえば分離ドラフトなくなったんでした。ここは賛否両論あるとは思いますが,育成型で行くのか,あるいは即戦力狙いで行くのか,球団ごとの狙いがはっきりしそうでこれはなかなか面白いと思っています。まあ,相変わらず囲い込みを図っている自称盟主球団はいるようですが,それはほっときましょう。

個人的には長野君,かなり魅力的なんですが,指名すると,かえってサブちゃんが「俺はいらんのか!」とへそを曲げそうな気もするしなー。もう,プロ野球選手って難しい!

何はともあれ,明日の結果を楽しみに待ちたいと思います

それではおやすみなさい

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とりあえず一段落

2008-10-28 23:17:31 | 千葉ロッテ
久しぶりに連続投稿です。

WBC監督,原監督が受諾

正直数日前,原監督の名前が出てきたときは,「そんな選択肢があったか!?」とちょっと意外な気持ちでした。ま,読売の傘からは逃れられないことが明白にはなりましたが,とりあえず○○監督でなければ誰でもいい!という気持ちでしたのでほっとしました。

ま,采配能力に関してはやや?な面もあったり,一部の選手しか重用しないといった噂もありますが,しかし,2003年には「読売内の人事異動」という訳の分からない理屈で監督を首になったりして結構苦労もしてます。なんだかんだいっても2年連続セ・リーグ優勝,今年は日本シリーズ進出など結果も出しています。ま,あの巨大戦力なら当たり前やろ!という見方も当然あるでしょうが,それすらできない監督も多々いたわけですし,あっという間のクルーン見切りなど,それなりに勝負もできるような気がいたします。

もうとにかく,意味もなくCMに出たり,選手をぶっ壊したりする監督じゃなきゃいいよ・・・。

一方,サトがWBC辞退したり,監督になれなかった(笑)ボビーが珍しく消極的だったりと,WBCがうちにとって一方的に不利になったりすることもなさそうな状況です。というわけで,ま,淡々と選出された代表選手を応援させていただこうかと思います。

とにかく優勝!とかいう必要は全く無いので,体を壊すことなく悔いのない戦いをしてきてほしいと思います。嬉しかったですけど,所詮前回の優勝はメキシカンタナボタ優勝でしたので,王者とか肩肘張る必要は全くないかと思いますしね。

でも,やっぱり○○さんのブログってしつこいね(笑)ノムさんにまで喧嘩売るとは,やっぱり病んでるわ,この人。読むだけうっとうしいので,もうリンクははりませーん!


それではおやすみなさい

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二律背反

2008-10-28 22:55:57 | 千葉ロッテ
ネモティ .296 HR3本 三塁打6本 犠打10

ネモティを語るのは私にとって難しい・・・。25という年齢,左方向に伸びる魅力のある長打力&出塁率,球際の強さ(普通のゴロ&送球は除く)とどこをどうとっても,将来性たっぷりの人材。

実際,2006年交流戦で金本選手の痛烈な2ゴロをダイビングキャッチ&帽子を直すプレーを生で見た時は,「すごい選手が出てきた!これでようやく堀様の後継者ができた!」と思って興奮したものなんですが・・・。

オー様がいなければねえ。この状態はまさしく私にとって,二律背反,アンビバレントとしかいいようがありません。

どうも阪神戦の悪送球&オー様後ろへのそらし以来,両者のミスマッチが気になってとうとうここまで来てしまいました。

本来,テレンコには相当寛容なつもりの私なのですが,どうもオーティス見たさに,ネモティの守備については,必要以上に辛く見てしまっているような(笑)

しかし,改めて考えてみると,うちのチームにとって世代交代が喫緊の課題であることは確か。そこに打てる若い2塁手が加わるということは,チームの将来を考えたときに大きなプラスであることは確かでしょう。

チーム三塁打王とチーム3位の盗塁数を見ても分かるとおり,その俊足も大きな魅力の一つ。

長らくチームの正2塁手をはれるかどうかは,来年が正念場であることは本人も自覚していることでしょう。今年のようなミスマッチな併用を見るのは,正直勘弁してほしいという気持ちもあります。

その自覚のおかげかフェニックスリーグ以来,やたらとHR・タイムリーの記事が目立つなど,本人もまた何かをつかみつつあるのも確かなようです。あとはそれが1年を通して出せるかどうか。もしもそれが出来るようなら,おのずと2塁手争いは決着がついていることでしょう。

ただ本人にとっても辛いのは,おそらく来年はファン待望の青野選手も復帰してくるということ。青野が1塁にコンバートされない限りは,まだまだ試練が続くことでしょう。同じく来年が正念場のオー様もただでは引き下がらないことでしょうしね!

何はともあれ,今年最終戦で見せたあのスーパープレーを思い出し,攻守ともに,ファンを納得させるような素晴らしいプレーを見せてほしいと思います

それではおやすみなさい

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選手orコーチor柔道家?

2008-10-28 00:17:27 | 千葉ロッテ
ベニたん 打率.283 HR5本 打点42 得点圏打率.368 失策0(笑)

この人の扱いは難しい・・・。誰もが認める性格のよさ&ムードメーカー,未だに福浦様の次に盛り上がるといえる,あの偉大な応援歌,得点圏打率の高さに現れた勝負強いバッティングといい,チームに必要な人材であることは間違いないんですが・・・。


失策0って,おい!

よく言われることですが,この辺が数字のマジック。特に外野守備であれば,グローブに当てない限りは,トンネルでもしないと,まずエラーがつくことはなし。

というわけで,無理だなーと思った瞬間,常に歩いて前進,横移動のベニたんは失策とは無縁(笑)。サブローが4つもついてるのに・・・。

とにかく守備には目をつぶる私でも,さすがにベニたんの守備は恐ろしい。エース様をして何度もあぜんとさせたあの守備は,もはやどうしようもなさそうです。

内野以上に守備の乱れは,とにかく失点への最短コース。ただのフライが2塁打とか3塁打になっては,いい加減投手もやってられんでしょうから,ここは本当に悩ましい。

ただ,一方でクビを切って済む問題かといえば,それもなかなか難しい。特に孤独に陥りがちな外国人監督の場合,信頼できるコーチあるいは選手として気心の知れた人物を置くのは,ある意味常識ともいえることなので,そういう意味でもベニたんの存在は貴重です。

ま,コーチ就任というのも一つの選択肢と思いますが,本人もまだまだやる気でしょうし,Benny would go!が聞けなくなるというのも寂しい気もいたします。

というわけで,基本的には,左専門DHというのが一番落ち着くところなんでしょうが,今年の様子を見ても,多分起用方法は変わらんだろうなー。個人的には,年俸3千万円くらいで代打の切り札というのが一番面白いと思うんですが。
今はセに行ってしまった大道選手のような,異色の存在というのが個人的には興味があります。

きっと出てくるだけで球場の雰囲気を一変させることが出来ると思うんですがね。ただ,それでは貴重な外国人枠も使えなくなってしまいますしねー。

ということで,残された方法は

日本国籍取得(職業は柔道家で)

しかないですかね,こりゃ!?

あのズンドコを投げ飛ばした一撃を入国審査官?の前で見せれば,一発取得間違いなし!!(免許かよ・・・)

何はともあれ,残留は早くも確定のようで,それはそれで・・・というところもあるんですが,あのナイスガイが来年も見られると前向きにとらえた上で,きちんと働き場所を見つけてほしいと思います。なにとぞ,これ以上ファンの寿命を縮めない範囲で・・・。

それではおやすみなさい

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やや?遅すぎた帳尻

2008-10-26 22:24:09 | 千葉ロッテ
部長 .249 盗塁18 死球13

さてさて,すっかりFAネタに振り回されてご無沙汰となっていた回顧ネタです。どうもこの辺からはどんぐりの背比べというところもあり,いまいち筆の勢いもなく(笑)

タイトルはややネガっぽい扱いですが,実際はそうではなく,それくらい彼の存在がチームにとって大きくなっているということ。

昨年の加入以来,我がチームの懸案であったセンターラインをがっちりと抑え,うちのチームとは思えない「安定した外野守備」を毎試合のように披露するばかりか,うちのチームになかった熱い魂キャラをナインに注入し,昨年最後まで試合を楽しませてくれる原動力となりました。

しかし,今年は,開幕から打てず・・・。とにかく2割そこそこの低空飛行が7月くらいまで続き,とてもセンタースタメンで毎試合起用できるような状況になく,福浦様不調・セカンド問題と合わさって,再び守備崩壊を引き起こす原因の一つとなってしまいました。ついでに2番問題と合わさって,この辺は,完全に問題が2006年に先祖帰りしてしまった感があり,かなりファンを脱力させる状況となりました。

しかし,8月中旬以降は当たり前のようにマルチ,あるいは3安打,ときには怒涛の4安打を見せることもあり,すっかり下位の核弾頭として定着しました。ついでに2満塁HRというのもすごい(笑)
もちろん守備の方も,実は昨年以上に正確性が高まった?守備を見せ,何度も「死んだー!」と思う危機を救ってくれました。特に,9月20日イーグルス戦5回2死満塁から成瀬の打球を捕らえた高須の球をキャッチしたプレーは鳥肌物でした。

というわけで,そこまで望むのは本来酷かもしれませんが,本当にうちのチームにとってかけがえのない選手になっていることは間違いありません。年間通して働いてもらわないと,やばいんですうちのチーム(笑)

残念ながら?他のチームならいざ知らず,うちのチームでは,どうしても打てることが起用の第1条件。球団に訪れるファンを安心させるためにも,まずは終盤に見せたシュアな打撃を見せ,来年もセンタースタメンをはり続けてほしいと思います。


頼んだぞ,部長!

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つまらんですね・・・

2008-10-26 01:27:21 | 千葉ロッテ
いやー,今日はこの記事(小野,単年ダウン提示にキレた!)を見て,「今年の成績でごねるんかい!」とシンゴを非難しようかと思っていたんですが・・・

本人のブログを引用すると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の新聞を見てビックリ〓
キレてねぇしっヾ(・ε・。)ォィォィ
有ること無いことが、だいぶ大げさになっていたので訂正しておきます。
球団に交渉の場を設けてもらった時に、初めてのFA交渉なのでどんな話しが出るんだろうと、ちょっと構えていった部分があった。
それがいつもと変わらない契約交渉の様に感じたので少し違和感を感じた。
よく紙上に引き止めにどうのとか目にしてたから、俺には無いんやなーと本当に必要とされてるんかな~?とちょっと思った。
金額面では、今年の成績で下がるのは当たり前だしなんの不満も無い。逆に球団には気を使って貰っているくらいだし…
ロッテが好きだし、最高のファンの声援の中で野球を続けたい気持ちは強いです。
まだまだこれから、しっかり話し合っていければと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

全然ニュアンスが違うようです。

先日のWBCの話もそうですが,マスコミはこういうやり方が,自分たちの首を絞めている,信用をなくすということに気がつかないんですかね?とにかく面白ければいい,あるいは自分のタイコ持ちチームのプラスになればそれでよい,そのためには選手や他チームの迷惑,さらにはファンの気持ちなどお構いなしでいいということなんでしょうか。

ま,今年は大量FA&たまたま12球団で一番早く試合が終わったということもあり,ニュースの洪水に振り回される自分も悪いんですが(笑),ちょっとええ加減にしてほしいなという気持ちはあります。

しかし,毎度毎度のことですが,本当にごく一部の球団を除いては,球団,選手,あるいはファンの間にすら毎年のように不信・憎悪をかき立てるFAという制度。本当に恐ろしい制度だと思います。もともと契約中心,トレード万歳,評価はお金だけというドライな関係を大前提とした制度を,終身雇用前提,義理と涙と「誠意」にあふれる実にウェットな日本社会に持ってくれば,こういう状況になることはある意味最初から火を見るより明らかだったわけで,空しさを感じます。


ただ忘れてはいけないのは,この制度が某自称盟主球団を中心とした一部のチームだけでなく選手会の強硬な意思で導入あるいは拡張されてきた制度だということは忘れてはいけないと思います。

というわけで,これからは選手自身も単なる権利,FAだから強気に出て当然,球団も配慮して当然という姿勢からは脱却して,よほど慎重な姿勢で臨む必要が出てくると思います。そういう意味で,FAだから特別という姿勢で臨んだシンゴの姿勢,あるいはその後の発言にはやはり問題があったと思います。

これはあまり語られないことですが,弱小球団にとって,FA制度は,ドラフト権を代わりに取れるわけでなし,やられっぱなしのひどい制度ではあるんですが,一つだけメリットがあるとすればそれは,ある意味,衰えの見えた高額選手の首を切るための「魔法の杖」になるという点。それは昨年の藤田投手を見ても明らか。日本どころか世界中のバブルもはじけて,どこの業界も縮小が当たり前なんですから,あんまりお調子に乗ってると,ファンも選手を擁護できませんよ・・・。


とにかく実績が評価されていないとか何とか言ってますが,上限は青天井,減額は40%まで(1億円以下なら25%まで)という天井がある以上,どうやったってベテラン選手の年俸には実績は十分考慮済みです。みなさん,誠意がとか実績がとかいうことなく,お願いですから,今年の成績と来年予想される成績だけで,契約更改に堂々と臨んでほしいと思います。

とにかく

みなさん冷静に!

それではおやすみなさい

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ま,ここは静観ですね・・・

2008-10-24 23:23:31 | 千葉ロッテ
エース様と球団の初交渉があったようですね。

清水とのFA初交渉は決裂

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国内FA権を取得したロッテ・清水の初交渉は物別れに終わった。千葉マリンでの秋季練習後に千葉市内のホテルで瀬戸山球団社長、本多球団部部長と約40分の話し合いを行った右腕は「残ってほしいという誠意が感じられず、とてもつらかった。引き留め交渉を行っていただいている感じがしませんでした」と広報を通じてコメント。不信感をあらわにした。清水は今季チームトップタイの13勝をマーク。通算87勝の成績に加えて07年から選手会長を務めるなど“チームの顔”となっているが「これまで(8年間)のいろいろな思いを持って交渉の席に着いたが、その思いも伝わっているかどうか分からずつらかった」。

 これに対して本多部長は「(来オフの)メジャーも視野にある。彼の望むものを踏まえて提案した」としながらも、条件面の見直しも含めて慰留に努める方針を示した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

FA交渉につきものの,「誠意」という言葉が出てしまったようですね。

前から書いている通り,私は,エース様は少なくとも来年のチームに絶対必要な選手だと思っています。一方で,メジャーにいきたいというのであれば,その意思を最大限尊重したいとも。

交渉の詳しい内容ははっきりとは分かりませんが,おそらく球団は,その清水投手の意思を尊重して,単年契約を提示したのだと思います。

じゃー,希望通りじゃん?双方の意向が合致してめでたしめでたし!となるところがさにあらず。「女心と秋の空」といいますが,実はそれ以上に難しいのが,男心。プライドとジェラシーにかけては,よっぽど難しいのが男ってもんです。ましてやある種プライドの塊である投手,それもエースともなれば。

こっからはほとんど推測ですが,おそらくエース様としては,かなり強烈にメジャーをにおわせつつも


いつまでも残って!って複数年で引き止めてもらえる

と思ってたんではないかと思うんですよね・・・。何か気のないそぶりをして相手の愛情を確かめるような。それが,球団が「どうぞどうぞー,来年1年はがんばって,再来年はメジャーね!球団も応援してるからね!」とばかりに単年契約を出してきたところで


なめとんのか,ゴルァ!
私のことはどうでもいいっていうの?
(なぜか後半はオネェ言葉)

とぶちきれたのが真相ではないかという気がしてます。

まー,あっさり「メジャーも視野にある。彼の気持ちも踏まえて提案した」とのたまってしまう球団の姿勢も普通の球団とは大いに違うんですが,そこはほら,やっぱりメジャー流ドライな関係ということで。多分悪気はなくやっている可能性が高いように思います。

エース様もあれだけメジャーを匂わせといて,「引き留め交渉を行っていただいてる感じがしなかった」っていうのもね・・・。いやー,本当に難しい,男心って。何かブログ見ても,「私は傷ついた!」感満載ですしね。

というわけで,ここからはほとんど痴話げんかの領域ですね,はい。どうなることかは分かりませんが,第三者としては静観するのがよいかと。何せ○○ゲンカは犬も食わないといいますしね。

ただはっきりいえることは,うちのチームの方針としては,基本的にFAご祝儀というのはない。純粋に来年以降の働きを考えた提示しかしないだろうということです。その一方で,本人の将来の希望もきっちりと考慮しているわけですから,ここは冷静になって仕切りなおしてほしいと思います。痴話げんかでファンが傷つくというのも,なんやしょうもない話ですから。

なにとぞ,短気を起してしょうもないボンボン(西とか東とか)のところに走ることのないようお願いしたいと思います。


というわけで


仲良くしてね!


それではおやすみなさい

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