おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

やっぱり試合に出続けることは大事ですよ・・・

2018-09-04 22:07:02 | 千葉ロッテ
今日は,台風接近でもともと難しいかと思いきや,ギリギリまで開場し,始球式も終わったところで中止。ただ,そのかわり,マリーンズ・ホークス合同即席サイン会が行われたそうで,こういう気遣いは嬉しいところですね。思えば私も(確か)2008年に,当時流行りの?やるやる詐欺で,開場後に中止になった際に,即席サイン会で,川崎雄介,シコ様,アブレイユくんの3人ものサインをいただけたときは嬉しかったなあ。未だにあのユニは家宝でございます(ナムナム)

なんでも,8月末以降は,中止・決行の決断は,主催者ではなく,審判団にあるとのこと。遅い判断の不満を救った両球団・選手たちに拍手を送りたいと思います。

それはさておき,最近喧しい,疲れた選手を使い続けるのはよいのか?論争で,思うところを書いてみたいと思います。

この点は,井口は,開幕前から,「オープン戦までは横一線,開幕後は信じた選手たちを使い続ける」と宣言していたところで,その言行一致は基本的に支持したいと思います。やっぱり使いまわしで真に核となる選手を育てなかったことが,今の1軍,2軍含めたドングリーズ集団の蔓延につながっていると思いますので。

そうは言っても,疲れたら休ませるのが当たり前だろ!うまく使わな!という言葉も,それはそれで気持ち的にはわかるところがあるので,改めて,他のチームも含めて,レギュラーというのは,どれくらい出続けているもんなんだろ?ということで,過去5年ほどの打席数に着目した数字を拾ってみたいと思います。

2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 (Basball LAB様より。ヌルさんなき後,貴重な素晴らしいサイトです!)

今年のは置いておくとして,大体1年通して600打席前後というのが一つの(ほぼ)フル出場レギュラーとしての指標というところか。それで行くと,2014年~2017年の過去4年で,この600打席に達したのは,我がチームでは2014年の大地と2016年のカクのみ。

しかし,特にレオ・ハム・ホークスの3チームに限れば,この数年,ほとんど秋山・浅村,中田・西川・賢介,ギータ・マッチ・今宮・中村くん辺りが常連として入ってきているところで,やっぱり強いチームは,レギュラーが固定できている,そしてそのレギュラー陣は,1年どころか何年もほぼフル出場してもしっかりとした結果を残しているんだなあということをしみじみと感じます。

対して,うちのチームは,先程書いたように,ここに食い込めそうなのはカクと大地くらい,ベスト10に一人入れるかどうかというレベルであることを考えると,層の厚さ・薄さの前に,核となる人材が見事なまでにいないのだなあとしみじみと痛感されられます。

それを考えると,非難もあるところでしょうが,今年,ベスト10に,奨吾・藤岡くんの2人が入っているというのは,過去にはなかったことであり,やはりそれ自体価値のあることだと思います。

もう一つ,並べて気づいたのは,やはり大地の頑丈さ。過去4年で,ベスト10入り2回,しかも2016年のカクを除いては,全てチーム最高打席数ということを考えると,結構,言われたい放題言われている男ですが,「出続ける」,そして,そのうえで,物足りないと言われながらも,それなりの数字を出し続けているというのは,本当にすごいことだと思います。

そりゃあ,同じような成績,あるいは潜在的にはそれ以上かもしれませんが,明らかにそれを超える気迫・成績を叩き出すものが出てくるまでは,大地を使い続けるというのは,首脳陣としては,ある意味当然の選択なのかもしれません。裏を返せば,それくらい大地におんぶに抱っこだったということなんですよね,うちのチームは。

ただ,カク・大地という過去数年の我チームを引っ張ってきた選手に陰りが見えてきた以上,新たな柱を立てるのは避けて通れない事項。そこに,奨吾・藤岡くん,更にはタムと言ったセンターライン,そしてアジャと言った強打日本人選手が出てきているというのは間違いなく光明だと思います。

とにかく疲れ切っているところですが,これから先数年間に渡ってレギュラーとして活躍し付けることができるかどうかの貴重な試金石であることは間違いなし。

個人的に,好きな言葉,「登山にとって最も良いトレーニングは山を登ること」(ある意味,身も蓋もない(笑))と同様,シーズン通して戦い抜く力をつけるには,まずシーズン通して戦い続けてみる,ということが必要だと思いますので,この苦しい時期をなんとか乗り越えて,来季につながるような輝きを,現レギュラー陣には見せてほしいところですね。

さてさて,今日中止になった日程がどこに飛び込むかはわかりませんが,いまさら考えても仕方なし。とにかく残り2試合で少なくとも1勝することを至上命題として,一戦一戦をしっかり戦ってほしいところですね。

それではおやすみなさい

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3 コメント

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無事これ名馬 (jun)
2018-09-05 06:51:49
やはり軸となる選手は、多少の怪我を押してでも出てる、簡単にポジション渡さない気迫があるからこそ周りから信頼されるてのはあると思います。昨今の風潮だとパワハラと捉えられるかもしれませんが…。
あと、相手からすれば、主軸選手は多少調子落としてても、いつ爆発するか分からない怖さも武器になってるのかと。
大地は、その本来の意味とは少し違うけど、でも素晴らしいです。だからこそ、マリンのファンは大地の打席で大きな声で声かけするんですよね。

仰る通りで、全試合出場する体力は、全試合出ることでしか得られないです。
まず今年は、(怪我をしない範囲で)継続出場の経験させて、自分に何が足りないのか・一年を見据えてオフとキャンプでどう過ごせば良いのかを、ショーゴ・藤岡・井上・タカシ(涙)に気付かせるためのシーズンなんだと理解してます。主力を育てるのは3年スパンですよね。

そう考えると、野手だけでなく抑え、特に内にも同じことが言える訳で。
好不調の波や疲れなど、今年を糧に学んでくれることが望ましく、また巷間言われるマサやんも同じ方針で使い続けてたりして…とまぁ中継ぎ・抑えは消耗度違うから同じじゃいけないかな。
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Unknown (アンノーン)
2018-09-05 12:21:08
奨吾、藤岡、楽しみです。
2人とも潜在能力は高いですよね。

他チームの名前が挙げられたら選手たち、良い選手ばかりですね。
固定出来るレギュラーがいるうえに、シーズン途中からグラシアルやヒースのような選手が出てくるんですから、相手が一枚も二枚も上ですね。

あと、アブレイユ、久々に名前聞きました。サインかなりレアですね笑
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>皆さんへ (ポンタ)
2018-09-06 22:27:41
コメントありがとうございます!

やっぱり上位チームは,確実に核となるレギュラーがいるわけで,最初から層の厚さ・薄さだけを言ってもどうにもならんと思います。毎日出られる(それだけの記録を出すということも含めて)選手がいなければ,シーズン優勝への参加資格すらないというところですね,実際。かつてのうちにはゴリ・剛・福浦様がいただけに,やればできるはずなんですよ,ホントは。
リリーフは別と考えたいところですが,少なくとも野手については,間違いなくやり通したという経験が必要なはず。その資格を与えられたレギュラーには歯を食いしばってがんばってほしいところですね。

>アンノーンさん
やっぱりねえ,レオでも鷹でもハムでも凄い選手がいるなあとしみじみと感じさせられます。こういう化け物たちと年間通して戦うんですから,やっぱりパ・リーグ大変です。
せめ
層の薄さはすぐにはどうにもならないとしても,少なくとも主力なら負けない!と言えるように,奨吾・アジャ・藤岡くんらは,さらなるステップアップを目指してほしいところですね。
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