あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

不協和音

2005-08-20 15:27:59 | ひとりごと
今日も蒸し暑く相変わらずに残暑が厳しい。 

折りしも息子が先輩の結婚式に呼ばれていて
つい先ほどまで、ぶつくさ言いながら着慣れないスーツと格闘していた。
暑がり屋の息子にはそれだけで大汗もので
それでも、何とか恰好になった様子だが、もひとつ 決まっていない。

今の時間 また少し翳っては来たが、ひと雨あるのだろうか…。

そんな事を思っている私の耳には
耳鳴りのような蝉時雨と夜通し鳴いても鳴き足りないような鈴虫の声。
一方は夏の風物詩、片や秋の風物詩が一緒くたになって
この蒸し暑さの中、お互いがお互いに張り合うように
まだ我々の季節だと、もう 私たちの季節なのよと不協和音を奏でている。

  
蜘蛛の巣に引っかかってしまった蝉

どっちでも良いから、少し静かにはしていただけないだろうか。
これでは昼寝も出来ないというもの。

それにしても
あの時の鈴虫は写真に撮っても何処にいるか分からないほどだったが


  


今はしっかりと存在感のある黒く透明な羽を擦り合わせて
煮干やナスを食み、粉の鈴虫の餌を舐めように食す。
鈴虫は動物性たんぱく質がないと共食いをしてしまう虫で
煮干を入れたものなら、長い触角で探り当てるとしがみつく様に食べる。

  


しかも その鈴虫の上前をはねる輩もいる。
私の傍で餌をあげるのを見ていたポチコが
ケースの中に顔を入れたかと思うと煮干をくわえて逃げた。


また そんな事を思っているうちに、昨日と同じような時刻に夕立。

蝉時雨に鈴虫時雨の不協和音は静かになってしまい
今度は激しい雨音と雷の音 これは不協和音とは言えないなぁ…。

コメント (4)
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