ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

とと姉ちゃんロケ地の旅 ―20160505 栃木―

2016-05-06 18:16:46 | 連続テレビ小説とと姉ちゃん

雨あがりの爽やかさを通りこして、もはや夏っ。

駆け足で浜松編を終えたとと姉ちゃんです。ホントに進行が遅いやぁ?と思いつつも、楽しい東京編を満喫するためにも、休みを利用して浜松編ロケ地を巡ります。今回は北関東。

最初にエクスキューズです。ホントは石岡ロケ地巡りもお伝えしたかったのですけど、残念ながら現地まで行って特定できず。情報がわかったら、再訪したいと思います。なので、今回は栃木編です。

栃木のロケ地は足利と大田原です。まずは足利から。東部伊勢崎線の福居駅です。

改札を出て、右手の線路沿いを進みます。

ちょっと先に赤レンガの特長的な建物が見えます。

それでは、とと姉ちゃんロケ地巡り栃木編をスタートします。まずは足利から。

「浜松のある遠州地方は、綿花の栽培が盛んな場所だった事から、江戸時代より綿繊物の産地として栄えてきました。糸が作られる場所に、布の加工技術や染色技術が発展していくのは、世の必然。ここ遠州浜松染工は、国内有数の染色会社を目指し、業績拡大を図っていました。その営業部長が、常子の父、小橋竹蔵」。

(株)トチセンさんです。こちらでは、構内の掲示板にロケの様子を紹介するパネルが展示してあります。ありがたいですね。

パネルでもわかりますけど、工場の門と内側のレンガ塀はセットですね。

「大変だに! 小橋さん、大変です! 常子ちゃんがそこで!」。竹蔵さんが自転車を飛ばしていた工場。

「今度は何を?」。

「落ち着いたらの話だけど、会社に、小橋君の私物が、いろいろありますんで、一度、あの…。勝手に整理するのも、気が引けたもんでね」「ありがとうございます。では、落ち着きましたら」。つー姉ちゃんがととの荷物を取りにきてた工場。

「私が伺います。よろしければ、今からでも」「ああ、そうけぇ?」。

続いては、足利から北東に向かいます。東北道はみちのくの旅。

東北自動車道矢板ICから国道461号線を東に向かい、栃木県道13号線に入って北上します。大田原市須賀川に入って、中心部のこちら。大田原市営バスの学校下バス停のちょい北側。

右手に木造の建物が見えてきます。

旧須賀川小学校です。車だと矢板ICから1時間強、宇都宮市街地から一般道で1時間40分くらいです。

それでは大田原ロケ地でございます。

「いいやぁ。常ちゃんちのお父さん。そんな風に、お父さんの食べ方あれこれ言ったら絶対怒られる。父は家で一番偉くて、やる事言う事は全部正しいんだって」「この時代、父の存在は絶対でした」「よそのととはそうなんだ」「その呼び方だってそうよ。「とと」、「かか」なんて、うちでは呼ばせてもらえんにぃ」「そうだに」「そうか。うちは、どうしてなんだろ?」。つー姉ちゃんと鞠ちゃんが通う小学校。

作品で教室が映ってましたけど、スタジオセットですね。現在この建物は地域の集会所などで使われているようです。地域のかたは宿泊することもできるようで、自分が到着した時は、ちょうど泊まられてた親子連れのみなさんが解散したところでした。

鞠ちゃんが下校しようと校舎を出ると、玉置ブラザーズがバケツ持って立たされてて、鞠ちゃんが飽きれてた校舎の玄関。

茂雄と正雄が立たされていたのはこの辺り。

「あれ?」「2つも食べるの?」「これ、美子の…。あ…かかが間違えたんだ」「常ちゃん?」「あっ、ごめんなさい。ごめんなさ~い」「美子~!」。つー姉ちゃんがよっちゃんのお弁当を届けにきた校舎。

「でね、でね、でね。私が、お風呂入ってる時に、「ああ、おなかすいた」ってつぶやいたら、美子がこっちにお尻向けてこう言ったの。「ほら、桃があるよ」って。あれ?」「おめえ、そんな事したんかよ?。恥かしくねえのけぇ。女のくせして」「そうだで。何やってんだ」「女のくせに何してんだ」「そういう事が伝えたかったんじゃなくて…」「もうやめて! もういいから帰ってよ!」「でも、ほら…」「いいから帰って!」「よっちゃん…」「帰ってよ!」。つー姉ちゃんがよっちゃんをクラスの人気者にしようとして、かえって裏目ってしょんぼり出てきた校舎。

つー姉ちゃんが見上げてたよっちゃんの教室の窓。

「はい、止まって。本気で走っていいんだよ」「これで、全力ですが…」「そうなの?」「やっぱり無理」。運動会の当日。

「あっ、ちょっと待って待って待って」「離してよ!」「違う違う…。私勝ちたいの」「お米欲しいのは分かるけど」「そうじゃなくて…。お米だけじゃなくて、1位になって、美子を喜ばせたいの。ととみたいに勝つとこ見せて、あの子に認められたい」「じゃあ、出るには出るけど、どうせ無駄だよ。あのバカ兄弟には勝てないもん」。

「誰がバカだよ! ただ、そこ以外はよく分かってんじゃねえけ? 人生諦めが肝心だでぇ」「そうそう。ちょびっとは妹見習えよ」「何でいつもいるのよ。行こう」「おい、無視すんなよ!」。

「ほんっと躾のなってねえ女だに!」「お前らの父ちゃ、躾もろくにできねえのけぇ」「何ですって?」「何だよ。本当の事言っただけだら」。

「もういっぺん言ってみなさいよ! 鞠ちゃん離して!」「さっさと棄権して、俺らの優勝指くわえて見てな!」「ちょっと…。待ちなさいよ、こら! 何で止めるのよ! あんな事言われて悔しくないの?」「悔しいよ」「だったら…」「悔しいからこそ、人前で大恥かかせてやりましょう。私、頑張るから。絶対勝つわ」「うん」。

「あっ」「ん?」「でも、どうしたら…」「う~ん…。あっ。富士山!」「富士山?」。つー姉ちゃんと鞠ちゃんが遠くに見てた富士山。

「そう、富士山。何の感情も持たずに、富士山の事だけ考えて、走る。ただ、足を進める」「富士山…。うん」「ねっ」「うん」。当然ながら富士山はCGです。

「おいおい、お前ら結局出んのけぇ」。つー姉ちゃんと鞠ちゃんが勇ましく立ってた二人三脚のスタートライン。

「何つぶやいてんでぇ?」「さぁな」。

「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん……」。

「位置に着いて…。よ~い」「ふじさん、ふじさん…」「ドン!」。二人三脚のコースを回ってみました

「いちに、いちに、いちに…」「行け~!」「頑張って!」「いちに、いちに、いちに…」「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん…」。

「ほら! ほら!」「行け~!」「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん…」「やった! 抜いた! 頑張って~!」「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん…」「楽勝だな、兄ちゃ!」「ああ!」「いいぞ! 頑張りっせ~!」「ちょっ…兄ちゃ!」「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん…」「正雄!」。

「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん…」。

「ふじさん、ふじさん、ふじさん、ふじさん……」。

「頑張れ…。頑張れ! とと姉ちゃん!」。

「ふじさん、ふじさん…」。

「頑張れ!」。

「頑張って~!」。

「とと姉ちゃん! 頑張って! とと姉ちゃん!」。

「どうだったのかな…」「分かんない」。つー姉ちゃんと鞠ちゃんがぶっ倒れてたのはこの辺り。

つー姉ちゃんと鞠ちゃんが元気になったよっちゃんを見つけたグランド。

「おめでとうございます。3着だに」「3位か…。まあ、あのバカ兄弟に勝っただけでもよしとしよう」「うん」。

「くそったれ~! 兄ちゃが焦るからだ!」。

「うるせえ! 何の用だよ?」「お礼を言いに」「あ?」「あんたたちのおかげで鞠ちゃんがやる気になってくれたから」「こんなんまぐれだからな。次やったら勝つのは…」。

「あ~! あ~! うわ~血出てるじゃない!」「こんなん唾つけときゃ…」「ちょっとちょっと…」「何すんだよ?」「すぐにきれいにしないとばい菌入るって小学校の時習ったでしょ? うわ~痛そう」「大丈夫?」。

「とと姉!」「えっ?」「何してるの? お米取りに行こう」「えっ?」「3位でも5升もらえるんだって」。

「そうなの? あっ、自分でやって」「おう…」。

運動会のシーンは、自分がロケ地巡りをはじめて最長の、約10分間同一箇所ロケシーンの放送でした。途中回想シーンがありましたけど、通常は長くても数分、短いので1秒無いくらいなんです。だから、これだけ長いとカメラでシーンを再現するのが結構大変でした。

今日は、自分が見学している間にも二組の見学のかたがいらしてて、どちらもとと姉ちゃんを観て来られたんだそうです。山間の奥まったところなんですけど、だからこそひきつける魅力があるのかもしれませんね。

次は浜松、かな?。