ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

あさが来たロケ地の旅 ―20160110 京都―

2016-01-11 14:00:08 | 連続テレビ小説あさが来た

昨年末は、冬だというのに暖かな日が続き、このまま今シーズンは暖冬なのかなと思っていたら、年が明けて寒い日が続いていますね。ここに来て風邪が流行りだしているようですし、インフルエンザも怖いです。皆様くれぐれもご用心ください。

自分はというと、天皇杯元日決勝を観て、翌日に帰省してから今日10日まで、東京にいたのは一日だけというジプシー状態です(^^ゞ。

そして本日は、この10日間で二回目のあさが来たロケ地めぐり遠征です。今回やってまいりましたのは、作品を通じてよく登場する京都でございます。

前日にBKのあさが来た展を観て、朝がた京都にやってまいりました。今回は京都をウロウロしますのでレンタカーです。学生時代は大阪でしたけど、京都を自分でドライブするのは今日がはじめて。堀川を上がっていると西本願寺がばばーんと見えて、感動しました。といいつつも、すぐ堀川五条を西に入りましたので、京都市街地ドライブはあっと言う間に終わりましたけどw。

国道9号線を西北にえっちらおっちら行きまして、やってまいりましたは亀岡。昨年、マッサン完結直前に来て以来です。

亀岡はホントにあさが来たによく出てきます。今回行けたのは場所が特定できた三ヶ所だけですけど、その他に印象に残るシーンがいっぱいありますね。

亀岡が、滋賀を除くと異例なことに二年連続朝ドラロケ地に選ばれたのは、亀岡のご出身で立命館大学の創立者中川小十郎先生と広岡浅子さんが親交があったゆかりなのだそうです。その割には、亀岡市内ではまったくあさが来た関連のものをお見かけしませんでした。亀岡ロケ地が観光地でないせいもあると思うのですけど、他の作品のロケ地、たとえばあまちゃんの久慈、まれの輪島、マッサンの余市、花子とアンの甲府と比べたら、あるいはあさが来たの橿原今井町と比較しても、亀岡は観光誘致にあんまり関心がないのかなと感じました。なんとなく、ですけど、AK作品に比べるとBK作のロケ地は、朝ドラを観光資源化する意思があまり感じられない場合が多いです。おそらく作る側のAKとBKのポリシーというか、方向性の違いなんだろうなあと思います。結局作品としての質は、そういうことには影響しないのだけど、長い目で見たときに、地方経済への効果というか、そういうことも考えに取り入れたほうがいいような気はします。だって、始めたころは見向きもされなかった自分のブログにだんだんアクセスしていただくようになって、年ごとにロケ地への関心が高まっていることを実感しますもの。

あ、一個だけありました。毎年冬の更新される火災予防のポスターです。今年も朝ドラキャストさんから。今年は清原果耶さんです。

前置きが長くなりましたけど、それでは京都編スタートします。まずは懐かしのこちら。マッサンでマッサンがエリーさんに再プロポーズした土手道。亀岡市大井町並河上溝付近の桂川の土手西側です。JR並河駅からの徒歩ルートはこちら。

「あっ、お武家様!」「なかなか楽しかったど! 長旅の疲れも吹っ飛んだが。グッバイ」「「ぐっばい」やて。ハハハ! あのお方の言葉はちんぷんかんぷんや」「こら、あさ! お前は…何でいつもそう、ふらふらと。はぁ~」「お父はん、堪忍え」「あさが、このお武家様の正体を知るのは、もう少し後の事です」。まだちょんまげ姿の薩摩藩の侍、五代さんが走ってた土手の上。

「ハハハハ! えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!」。祝言の日取りを忘れて紅葉狩りに行ってた新次郎さんが、呼びに来た亀助さんと走ってた土手の上。

「何笑てますのや! 大体こない大事な日を、お忘れになるなんて…。あ痛!」。この大井川の土手のシーンは、玉木さんと三宅さんの初顔合わせの初撮りだったそうです。新次郎さんと亀助さんが土手の上でぶつかるシーンのリハで、三宅さんがおならをして、緊張感があった場の空気が和んだんだそうです。

「何言うてますねん。ほら、見てみぃな。ええお天気や。こら、わてのおかげやで。わては雨男やさかいな。昔から、楽しみな事のある日ぃは、必ず雨が降りますのや。ちっと忘れてるぐらいが、ちょうどよろしいねん」「そないな道理が、通りますかいな!」。新次郎さんが凛々しい顔でめちゃくちゃな理屈を言ってた土手の上。

「せや! ほら、ぼ~っとしてんと、早、急ぐで」「ちょっ! ちょっ…待って下さい、新次郎さん! ちょっ…また速いなあ、新次郎さん」「初めからこんな事で…。さて、この夫婦、どうなってしまうのでしょうか?」。新次郎さんと亀助さんが見ていた空。びっくりぽんだったのは、今日おなじ日に亀岡ロケ地をめぐられているかたが偶然いらっしゃったことです。Twitterでこの土手どこですか?ってご連絡をいただきました。なにしろ宅地ではないので住所がなくって、上手くお伝えできなくて申し訳なかったです。それにしても、ロケ地めぐりのブログをご覧いただくことはあっても、実際にロケ地に行くってかたをあまり存じ上げないので、マニアな同士がいたーと思ってとても嬉しかったです(*´∀`*)。

お昼どきになりまして、丹波蕎麦をいただきました。拓朗亭さんです。クセがなくてコシがしっかりしている、とっても美味しいお蕎麦です。

続いて向かいましたのは、JR亀岡駅から東の山裾の方向です。へき亭さんです。

新県道25号線が整備されていますので、へき亭さんへはそちらから行かれるのが便利だと思います。そのひとつ東の山裾に旧県道25号線がありまして、ちょっと狭いですけど、千歳町毘沙門、国分付近は、道沿いに江戸時代からの武家屋敷を観ることができます。でも、そこから山側は、車では入らないことをオススメします。今回は日産のノートを借りたのですけど、コンパクトカーでも立ち往生してしまうほど道が狭くて入り組んでます。

「1868年(明治元年) 9月。そして時代は、明治へと変わり、あさは正吉の代理として、奈良に借金を申し込みに向かっていました」「早行かな日が暮れる」。あさ姐と亀助さんが奈良の玉利さんにお金を借りに向かってた里道。

「へっ。お会いでけへんのだすか?」。

「へえ。またの日ぃに、改めてお越し下さいませ」「はぁ? 大坂から奈良まで、そない何べんも来られますかいな!」。

続いては、あの名シーンのロケ地に向います。丹波国分寺跡です。

ここへのアプローチは、千歳町国分の新県道25号線から入る道が一本だけ舗装されてます。ここを左折。

ここを右折。後はみちなりです。

建物は、門とお堂と鐘堂だけ。

境内はこんな感じ

門を入ってすぐ左手。

「何でこないなとこに? 今日はお引越しやて…」。新次郎さんがあさ姐を雨のなか探してた木立の道。

「わては妾なんか囲わへん。せやさかい、引っ越しはなしや」。

「何でだす? お家のために、大事な事だす! どうか、そないな事言わんと…。お、おめ…おめか…。やっぱり嫌や! うち、旦那様がほかの人と一緒になるやなんて、やっぱり嫌だす! 堪忍。わがまま言うてすんまへん! それでも、お願いだすさかい、お妾さんは囲わんといとくれやす! うちだけ…お嫁さんにしといとくなはれ」。

「ほんまアホやなぁ、あんたは。あんたの代わりになるようなおなごがおりますかいな。これ以上嫁さんに手ぇかかったら、わて、遊ぶ間、のうなりますわ」「旦那様…」。

「あ~ぁ、一番ええ着物、濡らしてしもて」「へぇ、これが、一番おなごらしゅう見える思て…」。

「あさほど心の中が、女らしいおなご、わては知らん。行こうか」。

「へぇ。はれ? 何で今日は、雨が降ったんだすやろ?」「さあなぁ」。新次郎さんが粋に傘を開いていたのがかっこよかったですね。

亀岡はこれにておしまい。ロケ地めぐりマニアの醍醐味は、やっぱり誰にも特定できてない場所を見つけることです。宝探しみたいなものかなw。残念ながら亀岡では、特定されてないシーンに訪れることができませんでした。印象に残るシーンは、第27、28回で山王寺屋さんを探し歩いてる新次郎さんがおはつさんたちに出会った山道のシーン。そこでは第60、61回で新次郎さんとおうめさんが歩いてる九州の山道のシーンも撮影されていると思います。それから第36回であさ姐と亀助さんと宮部さんが歩いてる九州の山道も亀岡でしょう。あと山王寺屋の和歌山の山のシーンもたぶん同じ場所。もしよかったら、どなたか未踏の地をチャレンジしてみてください(^o^)/。

京都市街地に戻りまして、嵯峨野にやってまいりました。

嵐山の観光客を縫うようにして北上。つづいてやってまいりましたは、広沢池でございます。

「ほんであの~…新次郎さんは?」「いえ、あの…はい。あの、それが…」「申し訳ござりまへん! 新次郎さん、どないやら、ご祝言の日取り、お忘れになってしもたはるみたいで…」「へっ?」「こないな日ぃに三味線持って紅葉狩りやて、どないな了見でござりましょうな」「やかましいわ」「紅葉狩り!?」。祝言の日取りを忘れた新次郎さんが、美和さんの紅葉狩りの会で三味線に興じてた湖畔。

「そう。新郎のはずの新次郎は、あさの嫁入りをすっかり忘れ、仲間たちと共に、紅葉狩りに興じておりました」。新次郎さんが座ってたのはこちら。

「♪まんまるまると 治まりて」「稲も十分 穂に穂が咲いて踊れ やっとな」「びっくりぽんや」。美和さんが座ってたのはこちら。

今回の京都編、最後に訪れましたのは、広沢池の西隣、大覚寺でございます。

大覚寺の境内には入らず、こちらを右に。

すぐ、公園の入口があります。

大沢池です。

右手に池を見ながら、時計回りに進みます。

この門をくぐります。

ちょっと進んだ右手に、池に浮かぶような小道があります。そちらに入ります。

「子供の頃、あれほど、「絶対にお嫁には行かない」と言っていた、あさでしたが、この4年間、許嫁の新次郎は、季節の変わり目ごとに京都に来ては、あさを訪ね、会話を交わし、あさも、今では少しずつ、大坂に嫁ぐ覚悟が、出来てきたようでした」。おあさちゃんと新次郎さんがデートしてた湖畔。

「そして、今井の家では、娘たちの嫁入りを前に、母・梨江が、張り切って教育をしておりました。今年の春の同じ日、2人は同時に、大坂に嫁ぐ事が決まったのです」。

せっかくなので大覚寺さんもお参りします。今日ここまでロケ地見学は、大沢池を含めて無料。最後に来て、しかもロケ地じゃないのにはじめて見学するのに500円也を払いましたw。

ちなみに、あさが来たの見学可能なロケ地で有料なのは、たぶんポルトヨーロッパと明治村だけだと思います。太秦の映画村は非公開エリアで撮影されているのでご注意を。自分はマッサンのとき、2,200円也を払って入村してからそれに気づいた失敗をしてしまいました(^^ゞ。

そうそう。あさが来たの京都ロケといえばもうひとつ。ポスターの撮影場所でもあります。今日は詣りませんけど、下鴨神社ですね。

これにて今回のロケ地旅はおしまいです。次、関西ロケ地に行くのは、春になって、あさが来た祭りの頃かなあ。


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2 コメント

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わろてんかロケ地 (ひさてる)
2017-10-20 20:23:23
わろてんかでは滋賀県の永源寺でも撮影されていると思いますよ!
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Re:わろてんかロケ地 (pochie_goya)
2017-10-20 22:05:51
ひさてるさん

たのしみです!
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