ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

マッサンロケ地の旅 総集編

2015-12-06 23:22:11 | 連続テレビ小説マッサン

2015年も師走。寒くなってまいりました。ちょっとあったまりたいなあと思たら、想い出しますのは、棚のウヰスキーでございます。それでは、マッサンのロケ地めぐりを一挙に振り返りたいと思います。

始まりは、当時札幌で仕事をさせていただいてまして、時間があったのでちいとばかし足を伸ばした余市からです。マッサン先取りの旅 ―20131127 ニッカウヰスキー 余市蒸溜所―

時をへて、夏のサンフレッチェ戦のついで旅で寄りましたは、マッサンの原点です。マッサンロケ地の旅 ―20140815 竹原―

マッサンとエリーさんの息遣いを感じたくて。朝ドラロケ地の旅 ―20140524 てっぱん・ごちそうさん・マッサン―

本放送開始後、はじめて訪れましたは、BK朝ドラ恒例のAKのスタジオパークです。マッサンロケ地の旅 ―20141012 連続テレビ小説マッサン展―

本格的なロケ地めぐりのスタートはこちら。マッサンロケ地の旅 -20141025 兵庫・大阪-

友達ご夫婦と一緒に訪れたのは、マッサンが初代所長を務められた、大将の工場です。マッサンロケ地の旅 -20141026 サントリー山崎蒸留所-

カーネーション以来のおなじみのこちら。マッサンロケ地の旅 -20141027 伏見-

そして、ついにこの日を迎えます。BKワンダーランド。玉鉄さん、かっこよかったなあ。シャーロットさん、綺麗だったなあ。マッサンロケ地の旅 -20141101 BKワンダーランド-

マッサンのすばらしさに、いてもたってもいられず、クリスマスの雪の余市にお邪魔しました。マッサンロケ地の旅 -20141222 ニッカウヰスキー余市蒸留所-

帰省を兼ねて、あの山崎のシーンを観に来ました。マッサンロケ地の旅 -20141230 河内長野-

自分の実家、岡山に帰る前に、倉敷に寄りました。マッサンロケ地の旅 -20141231 倉敷-

念願かなって、今年もファンミーティングに参加することができました。とてつもなく幸せな時間でした。マッサンロケ地の旅 -20150110 連続テレビ小説「マッサン」ファンミーティング-

バレンタインデーを祝うのは、自分ではなくマッサンとエリー。マッサンロケ地の旅 -20150214 北海道開拓の村-

いよいよ本放送の最終盤を迎える前に、友達ご夫婦と野洲を訪れました。マッサンロケ地の旅 -20150321 野洲市銅鐸博物館-

そして、BK朝ドラ恒例の、最終週前のイベントにお邪魔しました。マッサンロケ地の旅 -20150322 連続テレビ小説「マッサン」セット公開-

マッサン本放送中で、最後に訪れましたは、マッサンとエリーにとってかけがえのない想い出の場所でございます。マッサンロケ地の旅 -20150323 亀岡-

自分にとってマッサンは特別な作品です。本放送終了後に本格的なロケ地めぐりをするのは、これがはじめて。後方羊蹄山に向かいます。マッサンロケ地の旅 -20150704 北後志-

マッサンへの感謝を込めて、もう一度余市にお邪魔しました。マッサンロケ地の旅 -20150705 余市-

そして、マッサンロケ地めぐりラストは、マッサンが愛した広大な北海道の風景でございます。マッサン、ありがとうございました。マッサンロケ地の旅 -20150707 十勝-


マッサンロケ地の旅 -20150707 十勝-

2015-07-19 14:17:32 | 連続テレビ小説マッサン

いよいよマッサンロケ地巡りファイナルの最終日です。十勝を巡ります。

翌朝の帯広駅。

本日の相棒です。

ロケ地に行く前に、帯広に行くだったらと友達にオススメいただいた場所に向かいます。旧国鉄広尾線の愛国駅。

自分には縁のない場所(^^ゞ。

愛国からさらに南下します。

自分がここに来るイメージはなかったのですけど。

旧広尾線幸福駅です。

友達が無くしちゃったというので、この切符を買いに来たのが理由です。

ご覧いただく皆さまにも幸せが訪れますように。

さてそれではロケ地にまいりましょう。北海道らしい道。

十勝平野南部を見渡します。右手に日高山脈。

帯広から車で1時間半くらい。やってまいりましたは、然別湖。

然別湖のホテルがある中心部からさらに北上します。湖沿いを走りますけど、途中道が細くなるのでご注意ください。ここを右に入ります。

然別湖北岸野営場です。

ビジターセンター。

駐車場に停めて、ここからキャンプ場に入ります。ずっと静かだった然別湖ですけど、キャンプ場は高校生で賑わってました。

まっすぐ湖に向かって、ここを下ります。

それではマッサンロケ地巡りファイナル最終日はじめます。

「政春と一緒、いつも楽しかった。だけど…」。マッサンとのデートで、エリーが花をつんでる湖畔

「I have to go back japan」。帰国をつげるマッサンのことばに驚くエリーがふりかえった岸部。

「This saturday」。

「I can't be helped. But it is seep」。

「Thank you everything. Oh,I wan't forget you,Masaharu. I'll  pray for your dream come true in Japan」。

「Elly. Do you marry me?」「Oh,What?」。

「If you accept, Elly. I want go back to japan. I can live with you. Here in scotland forever. I want live with you. always to grow all together」。

「日本に行く。政春と一緒に、私が、日本に行く」。

「Elly」「政春の夢は、日本で、初めてのウイスキーを造る事でしょ? だから、私が、日本に、ついていく!」。

然別を下って東に向かいます。さっき降りてきた然別はこんなツインピークスです。

足寄街道国道241号線に出まして北上。上士幌に入ったあたりのすぐ、国道沿いにあるトカトカさんでランチです。パン屋さんなのですけど、パンに感動しました。パンの塩加減が、ドイツやフランスで食べるパンにかなり近いのです。日本ではなかなか、てか一回もあのパンだけで満足する塩加減に巡りあえないのですけど、まさか十勝でいただけるとは。

足寄街道を南下して、帯広方面に向います。道道337号線を西に、十勝牧場に向います。道道137号線との交差点あたりのここに駐車できます。

駐車場のすぐ近くのここを北に歩きます。

十勝牧場の白樺並木が、マッサンロケ地旅ファイナルの、ホントの最後でございます。駐車場から200mほど北に歩きます。左手に種苗課基地が見えたらそれを過ぎ、十字路を越えた辺りです。

「ウイスキー造りに情熱を燃やした日本人男性と、愛する人の夢をかなえるために、見知らぬ国、日本で、その生涯を過ごした、スコットランド人女性」「私を、日本に連れてって」「エリー…」「このドラマは、まだ国際結婚が珍しかった時代に、夫婦となった2人の、笑いと涙。そして、愛がいっぱいつまった、冒険物語です」。マッサンファンは選んだ名シーンの栄えある1位を獲得したシーンですね。

「エリー、大丈夫か?」。日本に向かうマッサンとエリーが走っていたスコットランドの並木道。

「うん」。

「この手、離すなよ」。

「はい」。

マッサンロケ地めぐりラストショットは、オープニングのあのシーン。マッサンとエリーが手をつないで走ってる並木道です。

帯広に戻ってきました。JRが約1時間遅れで帯広でボーと待ってましたけど、ゆっくりできてかえってよかったです。

夕刻を迎える帯広をあとにしました。

今回の北海道旅は、小雨はあってもほぼ晴天でした。北海道の空はめっちゃクリアで、ホントに気持ちよかったです。旅のおわりにサウダージを感じるのは最近あまりなかったのですけど、ひさびさに去りがたくなりました。マッサンロケ地めぐりはこれで最後だけど、北海道にはまた来ます。津軽海峡です。右手が下北半島左手が津軽海峡。梅雨の境目をはじめて見ました。津軽海峡梅雨景色。

マッサンロケ地巡りはこれにておしまいです。ありがとうマッサン。エリーさんforever。


マッサンロケ地の旅 -20150705 余市-

2015-07-11 01:21:28 | 連続テレビ小説マッサン

マッサンロケ地めぐりファイナル二日目でございます。

昨夜泊まったヴィブラント小樽さん。

地下室のお部屋のステンドグラス。

小樽駅に来ましたら、なんだか古風なバンカラ風情のみなさまがいらっしゃいました。

小樽商科大学応援団のみなさん。

恒例にのっとり遅参しましたは、白ぶたこと北海道大学応援団。

本日は、第101回小樽商科大学北海道大学綜合定期戦応援団対面式だそうです。対面式を前に、応援団長のタイマンです。

商大の本隊が先に対面会場に向かったのに対し、北大精鋭と北大生は小樽駅前に集結です。

応援団長同士のめっちゃ楽しいタイマンのあと、たぶん小樽開催恒例の北大生による商大煽り

本日は、綜合定期戦の硬式野球部の試合のようです。偶然、歴史的なイベントに触れることができ、朝からラッキーでした。小樽から汽車に揺られてきましたは、今年も変わらず人気のこちら。

余市でございます。

余市は3回めですけど、雪のない余市ははじめてです。なので雪に埋もれていたいろんな発見がありました。リタロードの碑。

駅前の余市熊の噴水。

駅前にある余市観光協会のブースに、竹原の紹介がありました。

リタロード。

リタの散歩道。

マッサンの新聞記事。

雪のない姿を初めてみます。ニッカウヰスキー北海道工場です。

余市は薔薇が満開でした。

本日はニッカウヰスキーのお客様感謝デーと、余市町の北海ソーラン祭りを共同開催する特別な日です。この日を狙ったわけでなく偶然でして、小樽駅前の対面式といい、今日はホントについてます。

北海ソーラン祭りの会場です。生ソーラン節をはじめて聴けました。

町のお祭りを蒸留所内で開催することが、余市とニッカの関係をあらわしているような気がします。

竹鶴政孝翁。半年間お世話になりました。創業記念日おめでとうございます。

発酵棟の西側のこの奥、蒸留所の北側の門のほうは、ここから先は通常は入れません。今日はテント屋台が出ていて、建物のなかには入れませんけど、外から見学できます。

ニシンのみがき焼きを無料配布していました。

車屋さんも来てました。

今日は、ブラックニッカフリージングハイボールの特別有料試飲会がございます。東京では飲めるお店が結構あるみたいですけど、逆に余市では珍しいんでしょうね。200円とリーズナブルでしたし。

整理券をいただきました(^o^)/。

ゲストに、アサヒビール2015イメージガールの西田有沙さんがいらしてました。

蒸留棟のほうからバグパイプの音がしてました。近寄るとスコットランド・ブレイブが聴こえてきました。なんと、マッサンの初回と最終回、ベストスコッチウイスキーの式典のシーンに出演されたバンドのかただそうです。その①その②その③

それではロケ地めぐりはじめます。

今日は普段は非公開の場所が何箇所か観ることができました。ピートを焚くキルン棟のなかの入口だけ入れます。

「地元で取れる、水、大麦、そしてピート」。マッサンが入ってくるキルン棟の入口です。

「ハイランドケルトに負けない、メイド・イン・ジャパンのウイスキー造りが始まったのです」。たぶんマッサンがピートを焚いてたかまどはこの裏手にあると思います。

「2日間水に浸して芽を出した大麦を、ピートの煙でいぶしながら乾燥させていきます」。

「この時、麦芽に染み込む、スモーキーフレーバーこそが、マッサンがこだわるウイスキー造りなのです」。エリーがキルン棟からのぼる煙を見つめていた余市の門。

「もう絶対に失敗できないウイスキー造り。エリーは、その成功を祈り続けていました」。

「昭和15年10月。待ちに待った、初出荷」。ドウカウヰスキーの初出荷の馬車を待つマッサンファミリーが立ってたキルン棟の前。

「マッサンのウイスキーが、世に出る日がやってきました」。一馬が拍手して見送っていた乾燥棟の前。

「おめでとう、お父さん!」。

「マッサン…おめでとう!」。

初出荷の馬車が通った余市の門。

「エマが帰ってくる当日、待ちきれないエリーとマッサンは、出迎えに、外に出てきていました」。マッサンがエリーを支えて歩いてた所内。

「お父さん! お母さん!」。エマが手をふってた正門。

「ああ! エマ!」「エマ!」。

「エマ、走らんでええど」。

「ただいま!」「お母さん」「よう帰ってきたのう」。

「やっぱり北海道は寒いね」「ハハハハッ。ロンドンじゃって寒いじゃろう」「寒い」。

「おお、beautiful!」「Ema!」「マイク! 早く、早く!」「OK! OK!」。マイクが立ってた正門。

「気をつけてよ!」「I'm coming」。

「マイク、お父さんとお母さんよ」「初めまして。マイクと申します」「マ…マイク?」「こんにちは」。

「結婚式は挙げた」「え?」「一緒に日本に来る前に、スコットランドで」「いや…エリー、あれは…」。マッサンとエリーの結婚の誓約式のシーンで使われたのは、旧事務所です。

「Masaharu, Elizabeth. I have to the pledge man of wife.  Before a signeture, please」。このシーンはてっきりスタジオ収録だと思っていたのですけど、余市のガイドさんに教えていただきました(^o^)/。

「Congratulations, Mr.&Mrs. Kameyama」。スコッチイングリッシュのヒアリング難し過ぎます。たぶん間違っていると思います。どなたか訂正のご連絡をお願いします(^^ゞ。

「Thank you」「Thank you」。

「あれがのう、ここで最初に造った、貯蔵庫じゃ」「へえ~! Really?」「エマが選んだ人、信じてあげよう。エマの人生は、エマのものだから」「いや…じゃけど…」「懐かしいのう。わしらも、あがな頃があったのう」。マッサンがエリーを支えて歩いてた貯蔵庫の間の通路。エマとマイクが雪あそびしてた貯蔵庫。浅香航大さんがこっそり出演していたシーンですね(^o^)/。残念ながらこちらは立ち入れません。

「ちゃんと足元見てのう。エリーが転んだら、えらい事じゃ」。マッサンがエリーを支えて歩いてた所内の道。

「はっ!」「うわっ! ハハハッ…」。マッサンが転んだ道。

「アハッ…。大丈夫じゃ。大丈夫じゃ」「すまん、すまん」。マッサンが転んだのはこの辺り。

「Really beautiful cupple」「Really!. I'm so proud of them」。

「エマ。僕と、結婚して下さい。2人で、幸せになろう」。マイクがエマにプロポーズした道。

「お父さ~ん! お母さ~ん! 聞いて!」。

「何じゃ?」「お母さん!」。

「お母さん!」「エリー! エリー!」「お母さん!」。エリーが倒れた道。

「エリー!」「お母さん!」。エリーが倒れたのはこの辺り。

「大好きなマッサン。私と出会ってくれて、ありがとう。お嫁さんにしてくれて、ありがとう」。

「この美しい国、そして、私のふるさとになった、日本に連れてきてくれて、ありがとう。おかげで私は、とっても素敵なアドベンチャーができました」。

「だけど、アドベンチャーの終わりが近づいてきたようです」。

「最後に、感謝を込めて、この手紙を書き残します。この手紙を読む頃、マッサンは、がっくりしているかもしれません」。

「だけど、いつまでも、ふさぎ込んでいたら、駄目。人生は、アドベンチャー。マッサンの冒険は、まだまだ続きます。どうかいつまでも、今よりもっとおいしいウイスキーを目指してください」。

「そして、いつか、世界中の人を笑顔にする、ウイスキーを造ってくださいね。マッサンの夢は、ウイスキー。私の夢は、マッサンでした」。

「初めて、告白します。私には、ウイスキーの味が、よく分かりません。味が濃い薄い、焦げ臭いとか、スモーキーフレーバーとか、ほとんど、よく分からなかった。ごめんね」

「だけど、私にとってマッサンのウイスキーは、いつだって、一番おいしいウイスキーでした。とにかく、まずは、健康が大切。お肉を食べる時は、必ず野菜も一緒に食べてください。いくらお仕事でも、お酒を飲む時は、ちゃんと量考えて、ぼちぼち飲むようにしてください。それと、これからは、私じゃない誰かが、マッサンの洗濯をすることになると思うから、脱ぐ時は、ちゃんと表に返して洗濯に出してくださいね」「うん…」

「最後に、もう一つ、お願い。一日に一度、夜寝る前に、私のことを、思い出してください。そして、おやすみと言ってください。そしたら、私も、おやすみなさいと言って眠ります。マッサンには見えないかもしれないけど、私は、いつもマッサンのそばにいます。だから、寂しがらないでね。ありがとう。おおきに。あなたの愛しい妻、エリー」

「♪Should auld acquaintance be forgot and never brought to mind? Should auld acquaintance be forgot and days of auld lang syne?」「ありがとう。ありがとうのう。エリー」

「マッサン!」

余市蒸留所のロケ地めぐりはこれにておしまいです。雪に埋もれてわからなかったのですけど、竹鶴政孝記念庭園に蒸留所のミニチュアがありました。

ニッカ会館に参ります。

試飲会場でございます。

本日は見学ツアーがないので、誰でも試飲ができます。

マッサンに見守られながらの試飲。

ありがとう玉山鉄二さん。

ブラックニッカフリージングハイボール。

余市10年。

スーパーニッカ。

アップルワイン。

ビンテージもいただきたいので、ウイスキー博物館にもお邪魔しました。

シングルモルト余市1980's。

結局今年も柿崎商店には行かず。行ったのですけど朝10時ですでに行列だったのでうんざりで、やっぱりちゃんとしたランチはできなかったのですけど、ウイスキーとニシンと屋台のおつまみでお腹いっぱいでした。

名残り惜しいですけど、お祭りも終わったようですので蒸留所を後にします。

よいち情報館です。

お衣装。

ドウカウヰスキーの商品。

ドウカウヰスキーのポスター。

ドウカウヰスキーの木箱。

マッサンとエリーとエマが余市の町を見ていた丘のロケ地は特定できなかったので諦めていたのですけど、情報館でよいち水産博物館だとわかりました。歩いてもそう遠くはなかったのですけど、汽車の時間が迫っていたので断念しました。

マッサン感謝祭北海道編のノベルティ。

余市から小樽に向かう帰りの汽車も満杯でした。

余市はホントにいつ来ても、初めて夏に来ても気持ちよかったです。次いつ北海道に来られるかわかんないですけど、余市にはかならずまた戻ってきたいと思います。


マッサンロケ地の旅 -20150704 北後志-

2015-07-05 22:28:42 | 連続テレビ小説マッサン

マッサンの本放送が終了して、はや3ヶ月。自分は前のみぞ見つめるのでまれでいっぱいいっぱいですけど、思い残したことがありまして。

7月2日は、ニッカウヰスキーの創業記念日なのだそうです。

それを記念して、というわけではまったくないのですけど、マッサンロケ地めぐりファイナルの旅でございます。6月のANA翼の王国にサントリー山崎工場の特集があって堤さんが出てました。今月はニッカで玉鉄さんです(^_^)/。

大雨の東京を脱出して、やってまいりましたは北海道。

ファイナルの旅の初日は、北後志地区をまわります。札幌から北上して日本海に出て、小樽から余市経由で仁木町。それから倶知安をまわって真狩に行って札幌に帰るコースです。なにげにまわりますけど、軽く滋賀県一周に相当する距離です^^;。本日の相棒。

小樽から余市の道は、マッサン渋滞でした。余市蒸溜所を過ぎるととたんに解消です。後志はさくらんぼが盛でした。

国道5号線で仁木町を南下しまして、西町のこちらで右折します。

こちらで右折。

みちなりに行ってここに出ます。余市川の砥の川橋です。

橋を渡って反対側にでます。

それではロケ地めぐりスタートします。マッサンがエリーを迎えに歩いてた橋。

マッサンが通りすがりのおじさんに会釈してた橋。

「はあ…。Of all the money that e'er I spent. I've spent it in good company. And all the harm that ever I did. Alas it was to none but me. And all I've done for want of wit. To memory now I can't recall. So fill to me the parting glass. Good night and joy be with you all」。別れの歌The Parting Glass♪を歌うエリーをマッサンが見ていた橋の上。

「マッサン!」「エリー!」

「フフッ…」「ハハハッ…」「迎えに来てくれたの?」「ああ…。診療所、どうじゃった?」

「別に…。いつもの薬をもらって、先生とおしゃべりしてきただけ」「ほんまにそれだけか?」「うん」「ほうか。えかった」「うん」

「へじゃ、帰ろう」

 

国道5号線をさらに南下してニセコ方面に向かいます。倶知安町に入りましたら、富士見橋を目指します。富士見橋の西側から入りまして、橋を渡らないでここを左折。

尻別川リバーパークです。

200mほど進んでこの橋を渡ったところ。

右側にある駐車場に止めます。

駐車場からこちらに向かいます。

ここを下って、ヘアピンを曲がります。

この右手。

ここを入ります。

尻別川です。

向こうに見えるのはニセコ連峰。

「霧?」。マッサンが興奮してかけてきた土手道。

マッサンが河原に向かって降りていった道。

「あった」。

「はは。おほほー」。

「ホ~ッ! あったど~! ホ~ッ!」。

「わー、2回じゃ2回。よっしゃよっしゃ。平べったい石はないか平べったい石」。余市に越してきたマッサンファミリーが遊んでいた河原。

「あ、これ」「おおお、お。こらええ。あー、2回かぁ。あ、エマもやってみぃ。思いっきり投げぇ。あーはははは。惜しいのぉ。もういっぺんnやろうか」

「エリー。何を書いとるんじゃ?」「ん?、ラブレター書いてる」

「ラブレター?」「うん」「誰に? ワシにか?」「まだ内緒」

「なんでじゃあ」「ダメー」「ええじゃろうが」

「うわ」「エマどうしたん?」。

「あれ何?」「お、鮭じゃ鮭。エリー」「おー凄いね」「凄いのぉ」。

「清涼な水。湿度のある気候。そして、大麦にピート。余市は、マッサンが目指すウイスキー造りにとって、理想的な土地です。しかし今、それが頓挫しようとしている。マッサンは、この大地で生きる人たちの思いに触れ、改めて、その覚悟を突きつけられました」。熊さんの状況が変わっていて、思い描いたウヰスキー作りができず悩んでいたマッサンがしょぼくれていた河原。

「Life is 人生」。

「マッサン?」「熊さんの家…出よう」。

「どうして?」「このまんまじゃ、裏切り者の仲間じゃ思われて、リンゴの仕入れもできん」。

「裏切り者、仲間?」「熊さんが、組合長らと仲が悪うなってしもうた話は、根が深いんじゃ。熊さんを頼ったわしが、いけんかったんかのう」。

「私、熊さんの家、出ていきたくない。熊さんと、一馬、仲直りしてあげたい」。

「エリー。わしらの夢はどうなる?」「諦めない。当たり前でしょ」。

「わしゃ…北海道はもっと自由で、みんなが力を合わせて生きる、夢の大地じゃ思うて、やって来たのに…」。

「マッサン、何言ってる。自由で、夢のある大地、マッサンがするんでしょ? 簡単に諦めないで」「誰も諦めるとは…」。

「マッサン…見て。青い…大きい! この空、どこまでも続いてる。大阪、広島、スコットランドにも続いてる」。

「エリー」「マッサン。私、ここ好き。北海道、大好き! お水、きれい! 空気、おいしい! 家族の事、大事に、大事に思う人いる。マッサン!」。

わかり辛いかもしれませんけど、同じ交差点なのに方角によって交差点の名前が違います。札幌も同じなのですけど、開拓地独特の風景です。

倶知安から国道5号線を南下。道道97号線を南伝いに羊蹄山を東に周ります。朝の天気予報では曇りでしたし、倶知安からみた羊蹄山も雲に姿をすっぽり覆われていたので、諦めていました。

ところが、真狩村に来ましたら雲が晴れ、なんと羊蹄山が姿を見せてくれました。さすが晴れ男のポチえもんヽ(=´▽`=)ノ。ここでごめんなさいをしないといけません。残念ながらロケ地の特定ができませんでした。無念です。真狩村役場がブログでロケの様子をアップしていただいてます。お近くのかたはぜひチャレンジしていただいて、コメントで教えていただけますでしょうか?。なので、似た風景を探してイメージでアップします。

「熊さん待ってつかぁさい。ちいと休みましょうよ」「いい若ぇもんが何言ってんだ」「熊さんが寝過ごすからでしょうがぁ」「ははははは」
「わしゃ背中のウイスキーが、これ重とぅて重とぅて」。真狩村泉地区です。

「これぐれぇで弱音はいとったら、新しい時代なんて作れっこねえ。あの山さ越えたら海が見えっから。そこが余市だ」「海?」「海はおらの仕事場だ」「熊さん漁師なんですか?」「だらっ。いいからサッサと歩け」「熊さん、熊さん」。

「1932年(昭和7年) 10月」。余市に移住するマッサンとエリーとエマを乗せた馬車が走っていた羊蹄山の麓。

「エリー、エマ。あれはのう、羊蹄山じゃ」「はっ!」「わ~すごい!」「大きいじゃろう」「ハハハッ…」「マッサンとエリーは、ついに、北海道へやってきました」。馬車からマッサンとエリーとエマが見ていた羊蹄山。

マッサンロケ地巡りファイナルの初日を終えました。北後志地方一周200kmの車旅でした。はじめての北海道ドライブでしたけど、噂に聞いたとおり信号機がなく、それはつまり幹線に脇道が少ないということですけど、自動車専用道かと思いました。ただ、最近重大事故が多い北海道ですから、道々交通安全ののぼりが立っていました。たしかに首都圏や関西圏の感覚と比較すると運転に神経を使う割合がぜんぜん違います。道民の皆様。どうかどうか、安全運転でお願いします。

札幌でレンタカーを返し、やってまいりましたは、今日2回めの小樽^^;。

21時半を過ぎてまた運河に来ましたら、ライトアップは消えていましたけど、むしろこっちのほうが風情を感じました。

小樽の歴史的建造物に指定されている旧北海道拓殖銀行小樽支店に泊まります。ヴィブラント小樽さんです。小樽を満喫して初日はおしまいです。


マッサンロケ地の旅 -20150322 連続テレビ小説「マッサン」セット公開-

2015-03-25 23:28:52 | 連続テレビ小説マッサン

春休み最初の週末は、マッサンとサッカー漬けの大阪、神戸、野洲の旅です。

お邪魔いたしますは、今年2回目のNHK大阪放送局JCBKです。

本日は、恒例連続テレビ小説のセット公開の見学です。マッサンロケ地巡りも本放送中はここを入れて残り2箇所。

 

お馴染みどーもくんのコスプレは、本日はマッサン北海道編。

その名もドッさんw。

オールどーもくんの森野ファミリー。

マッサンとエリーw

BKのドラマ紹介コーナーは、もちろんマッサン。

それではいよいよ、マッサンセット公開に参りましょう。例年と同じく、1階のアトリウムに設置されています。今回は、エリーハウスとニシン御殿を観ることができます。連日多くのお客さんがいらしてるそうで、自分が訪れた前日の21日(土)は最高の4,000人が来場したそうです。

今年は混雑緩和のためか、セット見学ツアーは行われていませんでした。

まずは衣装のコーナーから。

熊さんの衣装。マッサンと小樽で出会ったときの旅姿です。

俊兄とハナちゃんの衣装。ふたりが結婚するときのですね。

マッサンとエリーが初めて日本に帰国したときの衣装。

早苗さんに見せた、エリーの花嫁衣装。

道果ウヰスキーのロゴマーク。

道果ウヰスキー余市蒸留所の正門のプレート。

続いて小道具です。早苗さんがスコットランドにいるマッサンに宛てた手紙。

愛のしるし。エリーの指ぬきペンダントと6ペンス硬貨です!

マッサンのスコットランドのウイスキー研究ノート。

住吉酒造のマッサンのウイスキー事業計画書。

マッサンがスコットランドから持って帰ったハイランドケルト。

鴨居商店の太陽ワイン。

鴨居ウヰスキーと道果ウヰスキー。

エリーがスコットランドのママに書送った、マッサンのウイスキーが完成したことを報告する手紙。

一馬が残した二条大麦。ドウカ系5號。余市の風に使われましたね。

道果ウヰスキーのヒット商品。一級のスーパードウカと三級の余市の風。

マッサンファンがマッサンに送ったメッセージ。

では、お待たせいたしました。セットに参ります。

まずはこちらから。

エリーハウスの中庭です。

これまで観た朝ドラのセットのどれよりも、エリーハウスは花で囲まれています。

マッサンとエリー。

エマの自転車。

ちゃんと余市町の識別標がついています。

エリーハウスの玄関の外観。

灯篭です。実際の竹鶴さんとリタさんのお家にも灯篭があります。あれ?。石の池にカニがw。今年のセットには、そこかしこにBKスタッフさんの仕掛けがありまして、探すのが楽しかったです。

ポスト。そういえば郵便物はかならず手渡しだったので、これは役にたったのかな?

洗い場の前です。

ハナがよく使っていた洗濯桶。

一馬のラジオアンテナ。

ツバメの巣。

窓にブタ?w

エリーハウスの屋根にこんなものがついてました。もしかして雪落としでしょうか?。

反対側から見たエリーハウスの全景。

続いて、ニシン御殿です。

熊さんと一馬。最初は離れた場所に置いてあったのですけど、スタッフさんの粋なはからいです。

ハナちゃん。

ニシン御殿のお稲荷さん。これ、もしかして西門家の前にあったのと同じかもしれません。

玄関のツバメの巣。

玄関の屋根の角飾り。

ニシンの桶。

ハナちゃんの洗濯道具。

熊さんがお月見していた棚。

ニシン御殿には、このような衝立のようなものがありました。雪から守るためでしょうか?。

かんじき。

ニシン漁の道具。

洗濯ハサミ入れ。

ニシン御殿のサイドビューです。

ポスターのコーナーです。

やってみなはれ~(^o^)/。鴨居の大将です。

太陽ワインの旧ポスター。

あの、太陽ワインのポスター。

鴨居ウヰスキーの広告。

太陽ワインと清酒亀山の看板。

これ、凄いです。ドラマ用に作った余市の手書き地図。

ちゃんと道果ウヰスキーの広告があります。

じっくり調べまして、ようやく見つけました。マッサンと熊さんいきつけの中島理容室。よっちゃんの実家です。

エリーハウスに戻ります。

マッサンとエリーのベッドルーム

中庭側のサイドビューと天井。

テーブル。

左側のふすまの向こうには、トイレがありましたね。

鴨居の大将にもらった虎は健在でした。

エリーの香水と宝石箱。

マッサンの本。

ウイスキーの材料。これは住吉の家にも飾ってありましたね。

ウイスキー樽の置物w。

出てきませんでしたけど、将棋セットです。もしかして中島理容室の?

ベッドルームの天井。

飾り欄間。

畳にエイジングが施してあります。

ベッドルームに基盤です。

次は、エマの部屋です。 

エマの可愛いベッド。

本棚と置物たち。

住吉の家にあった、フランス人形とイノシシはエマが引き継いでました。 

机。

エリーが鴨居の大将にもらった香水も、エマが受け継いでました。

少女の友と、エマらしく英和辞典。

エマの部屋といえば、自転車の陶器の置物。

タペストリー。

ウェッジウッドかしら?。

エマの部屋の窓。

エリーハウスの玄関です。

玄関の天井。

椅子。

玄関からリビングを見ます。

廊下。

廊下のタペストリー。北海道といえば熊と鮭。 

廊下の天井。

廊下の外観です。

キッチンに参りましょう。

あまり使われないキッチンのテーブル。

コンビーフが置いてあるサイドテーブル。

住吉でも使っていた絨毯。

エリーのお料理道具たち。

流しの下部。手前にストーブ型のかまどがあります。

もしかしたら、エリーの梅干かも。リタさんがつけた梅干は、いまでも余市の家に残っています。余市のマイウイスキー作りに参加すると、余市蒸留所の普段見られないエリアも見学できるそうです。

調味料。

冷蔵庫です。たぶん西門家の冷蔵庫と同じだと思います。ひとつ一つの調理具を注意深く見ると、め以ちゃんが使っていたものと同じものがいっぱいあります。

お茶の道具。

エリー愛用のティーポットです。割れちゃった後に新調したものかな?。

キッチンの天井板。

マッサンセット公開最後に、数々の名シーンが想い出深い、エリーハウスのリビングです。

ソファ。マッサンはエリーに叱られるとき、いっつも隅っこに座りますよね(^o^)/。

奥に神棚。エリーハウスは和洋折衷様式が美しい建物です。

エリーのオルガンです。

こちらは緑茶のお道具。

キッチンの小窓。

これは、マッサンの研究室にあったコーヒーメーカーです。

リビングの基盤。

リビングの天井。

奥が玄関で左が廊下です。 

リングジュースとリンゴワイン。鴨居ウヰスキーとレッドラベル。奥に英一郎の丸瓶。中央に試作版の道果ウヰスキー初号。

北海道果汁株式会社の始業の鐘。

半年間、本当にありがとうございました。マッサン本放送中のロケ地巡りのエントリーは、これにておしまいです。マッサンは、製作発表のときから楽しみで、直後に余市と宮城峡にお邪魔したほど想い入れの深い作品でした。竹原にも行きましたし、山崎にも行きました。ウイスキーを楽しむようになりました。自分にとって、本当に想い出の募る、素晴らしい作品でした。まだやり残したことがあるので、ロケ地巡りは続けます。でもこれで一区切り。マッサンのキャスト、スタッフ、ファンの皆さん、本当におつかれさまでした。また、会う日まで。行って帰り(^o^)/。