ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

なつぞらロケ地の旅―20190923 陸別―

2019-09-25 21:22:18 | 連続テレビ小説なつぞら

まだ残暑が残りますけど、日に日に秋が近づいています。

北の街ではもう悲しみを暖炉で燃やしはじめてるらしい♪

北海道に帰ってきました。まもなく紅葉をむかえる十勝は、澄み切ったあきぞらです。

なつぞらもとうとう最終週を迎えました。サヨナラの季節は、毎作サウダージですね。本放送期間中に十勝にもどってくることができました。

とかち帯広空港にも、ちょびっとなつぞらの展示があります。

JALのなつぞらラッピング機材の模型。

直筆でした。

AIR DOの機内誌。今月は第5回だそうで、バックナンバーを読みたいですね!

「夏空」と表記されていますから、100回記念作の制作とヒロイン発表があった頃に掲示されたんですね。

作品の紹介パネル。

記念撮影のコーナー。

変わってJRH。石勝線の車窓から新得町のしばた牧場ロケ地が見られます。

奥のほうに見える生垣の向こう側がロケ地。

なつぞらロケ地めぐりの旅、最後にやってまいりましたのは、陸別町でございます。

なつぞらロケ地めぐりでもっとも遠い陸別町は、日本一寒い町なのだそうです。そういえば厳冬期にも撮影がありましたね。

まずはこちら。しばた牧場の母屋と牛舎です。

牛舎。

新牛舎。

母屋。

出かけるときに見える小屋。

こちらの建物に、玄関と風呂場とサイロが加えられていました。玄関と風呂場は新得町で公開されています。

続いてはこちら。

道の駅オーロラタウン93りくべつ。

こちらは、ふるさと銀河線りくべつ鉄道の陸別駅を兼ねています。

陸別駅は、幸せの黄色いハンカチのロケ地なんですね。

待合室になつぞらの展示があります。

サインや地元の新聞など。

チケットがなくてもホームを見学できます。

なつぞらラッピング車両がいました!

なつぞらラッピング車両は放送期間中に運行されていたそうです。

サイドビュー。

車内はほぼ通常通り。

このデザインはあまり使われないので、観られてうれしいです。

最終回に合わせて運行終了だそうです。9月28日におわかれ運行があります。お祭りのあるとか。

りくべつ鉄道は運転体験ができるんですね。すごい。

隣接する駅前多目的広場に向かいます。

しばた牧場のサイロです。

紹介パネル。

広場の端っこに設置されています。

イメージだと思いますけど小道具も置かれています。

なつぞらは、家族が家族を想いつづける暖かい作品でした。大きな起伏がないドラマだったけど、その分、他の作品にはない穏やかな空気を毎日届けてくれました。ひとつ一つのエピソードを丁寧に描いていて、そういうところも日々の暮らしを感じさせられる作品だったと思います。キャスト、スタッフのみなさん、長い時間おつかれさまでした。ロケ地の地元のみなさんの素晴らしい配慮、うれしかったです。ありがとうございました。

これで、朝ドラは100作をつむぎ終えました。スカーレットは、朝ドラの新しい時代の幕開けです。楽しみに待ちたいと思います。


なつぞらロケ地の旅 ―20190826 新得―

2019-09-04 00:03:42 | 連続テレビ小説なつぞら

十勝二日目。

十勝らしい、空がでっかい晴天です。

八月最後の週の北海道は、ひまわりとコスモスと蕎麦が一緒に咲く季節なんですね。内地ではぜったいにないコラボ。

今回のロケ地めぐりのメインテーマ。ゴールデンウィークに行けなかった新得町。

しばた牧場でございます。

現在、牧場主さん、新得町さん、帯広観光コンベンション協会さんのご配慮で一般見学が可能になっています。

新得町の市街地に入ると、ロケ地の案内板が立っています。

ロケ地の入口の脇に駐車場があります。6~7台くらい止められると思います。

大きなロケ地の紹介パネル。

ロケ地の入口です。

ほぼバリケードがあるのですが、一部開いていてわかりにくくなっています。

ここがバリケードが開いている箇所です。この先の牧場敷地内には絶対に入らないようにしましょう。

先ほどのパネルの普通サイズ版。

詳しいロケ地の紹介パネルです。

新得町には二か所、しばた牧場関連のロケ地があります。

牧草地ロケ地の主なハイライトです。看板とゲート。

オダッシュ橋。

ソリと倒木。

牧草地。

それではなつぞらロケ地めぐりをスタートします。なっちゃんが剛男さんに連れられてきた、しばた牧場に向かう道。

なっちゃんがはじめて来たしばた牧場の看板。

なっちゃんと夕見子ちゃんの通学路。

剛男さんが自転車で農協にいく通勤路。

千遥ちゃんがなっちゃんに会いにきた牧場の入口。

なっちゃんと一久さんが結婚の挨拶にやってきた入口。

なっちゃんと剛男さんが自転車で帰っていた牧場。

続いては、印象深い橋です。

なっちゃんが郵便配達をしていた正治さんを呼び止めた橋。

なっちゃんが東京に戻ろうとしていた橋。

剛男さん、悠吉さん、菊介さんが牛の世話をしていた牧場。

なっちゃんが泰樹さんに演劇の話を打ち明けていた牧場。

なっちゃんが俳優修業を読んで倒木。

雪次郎に富士子さんが野菜を持たせていた牧場。

演劇会をみるために、泰樹さんと夕見子ちゃんと明美ちゃんが馬車にのっていた牧場。

なっちゃんと咲太郎が千遥ちゃんを追って帰省したときに通ったゲート。

一久さんが転んだ牧場。

亡くなった天陽くんに会いに、なっちゃんと優ちゃんが帰ってきた牧場。

続いては、道道38号線を北に向かいます。

北広牧場さんです。

こちらは、しばた牧場の新牛舎のロケ地です。さらに母屋の一部が展示されてあります。

こちらにもバリケードが設置してありますが、くれぐれも立ち入らないよう注意しましょう。

紹介パネル。

 

こちらの母屋が設置してあった実際のロケ地は、陸別町です。

母屋。

お風呂場。

表札。

陸別町のロケ地は、十勝で終戦頃当時の趣を残す建物がなく、苦労して決まった場所なんだそうです。実際の建物に、当時の雰囲気を出すため、この玄関やサイロを付け加えたんですね。サイロは、本編放送期間中には公開される予定のようです。

自転車。なっちゃんのでも剛男さんのでもないですね。イメージかな。

ものほし。

ディテールです。

おまけでよくあるやつw。

母屋セットの隣にリアルロケ地です。

この建物です。

入口。

柵。

ロケ地めぐりモデルコースのパネル。

新牛舎のロケ地です。東側の通路。

北側。

西側の通路。

南側から入口側を見ます。

南側の小部屋。

天井。

窓。

床。

水を入れるのかしら。

北広牧場ロケ地の詳細な紹介パネル。

壁のパネルです。

撮影に使われたのか確認できなかったのですけど、小道具です。

十勝ロケ地めぐり二日間はお天気に恵まれました。前週と後週はかなりの雨だったらしく心配してたのですけど、奇跡のようなタイミングでした。おかげで夏の十勝らしい、まさに夏空を感じることができました。

先日、なつぞらはクランクアップを迎えたようですね。

なつぞらは、いよいよラスト一か月です。夏の十勝のような、さわやかなラストになるといいなと思います。

次は一か月後。最終週直前に初秋の十勝にお邪魔します。


なつぞらロケ地の旅 ―20190825 帯広―

2019-08-29 23:43:39 | 連続テレビ小説なつぞら

お盆明けに北の大地を覆った低気圧が一時的に通り過ぎ、次の低気圧を迎える合間に奇跡のような晴天にめぐまれました。

今年の夏の朝ドラロケ地巡りの旅は北海道。

エゾリスが迎えてくれました。

ゴールデンウィークの十勝は、なつぞらロケ地をほとんど観ることができず残念でした。でもこの夏、帯広観光コンベンション協会さんとNHKさんを中心に、帯広市さん、新得町さん、陸別町さんが嬉しいプレゼントを用意してくれました。ロケ地およびオープンセットを公開してくださっています。詳しくは帯広観光コンベンション協会さんのホームページをご覧ください。

今回は、このうち現在公開されている帯広市と新得町に向かいます。

今日は帯広市内。帯広駅の真南です。

札内川の川沿いにある真鍋庭園です。

土地柄というか、蝦夷地の植生が中心の、雰囲気がいいイギリス風庭園のようです。

庭園内は有料ですけど、なつぞらセットは無料のエリアに設置してあります。

こちらで拝見できるのは、天陽ゆかりのセット。

オープンセットの前に、ガーデンカフェ内の特設情報コーナーです。

地元紙の記事。

セット紹介のパネル。とても貴重な情報を伝えてくださっています。今回真鍋庭園さんでセット公開に至ったのは、実際にオープンセットが設営された場所と山田家の畑が真鍋庭園さん所有の土地だったからだそうです。関係のみなさまには、公開に至るまでいろいろご苦労があったと思いますが、公開にふみきっていただき、朝ドラファンとして非常に嬉しいです。ありがとうございます。

こちらでは、清原翔さんがポートレート撮影をされたそうです。

キャストさんとスピッツさんのサイン。

それではオープンセット見学をスタートします。まずは天陽のおうち、山田家のセットです。

芝生のテラスです。セット全景。

解説パネル。

家屋。

玄関側から。

正面。

反対側は木立にかこまれていて、リアリティがあります。

背面。

ディテールを観ましょう。屋根はリニューアル後も茅葺のまま。

玄関。壁はリニューアル後は板壁になりました。

手押し車。

荷車。

木箱などなど。

玄関前の壁があります。吹雪よけですかね。スキーもあります。

敷地内に切り株があります。

住居の前に木がおいてあります。動物よけですかね。

窓に灯りがともっているギミック。

薪割り。

井戸。

暖炉の煙突。

白樺の支柱の棚。

バケツ。

草鞋。

続いては庭園の入口の隣です。山田家の馬小屋兼天陽のアトリエです。

全景。

解説パネル。

正面。

入口。

脇の立木。

馬具や工具。

古い搾乳缶。

側面。

屋根。

背面。

背面の下部。

こちらは内部を見学できます。玄関の道具。

玄関から見える内部の全景。

天井。

玄関の床。

側面から見える内部の全景。

画材。

火鉢。

真鍋庭園にセットが設置されてから来園されるかたが増えたそうです。セットの周りもとても雰囲気がよく、ゆっくりした気分でセット見学できます。ちょうど今日は、鹿追町の神田日勝記念美術館で吉沢亮さんのトークショーがありましたので、良いタイミングで天陽のセットを見学できました。明日は新得町、しばた牧場に向かいます。


なつぞらロケ地の旅 ―20190706 大子―

2019-08-03 13:28:20 | 連続テレビ小説なつぞら

ようやく長梅雨が明けそうで、今年も夏空が戻ってきました。

快調、なつぞらの東京編。なつぞらは、東京編に入ってもうまく帯広を混ぜていて、北海道の香りを残しながらお話が進みますね。

梅雨の合間に、なつぞらのロケ地めぐりを再開です。

今回は北茨城。ひよっこの舞台に戻ってまいりました。

今年、ひよっこ2が放送されましたから、まだまだ記憶にあたらしいですね。

なつぞら北茨城ロケ地は、なっちゃんの学生時代をめぐります。

旧初原小学校です。

それではロケ地めぐりをスタートします。「1から7は引けないので、お隣の、10の位から10借りてきます。10引く7は3。3足す1は、4ですね」「ねえ、何見てんの?」「えっ?見てないよ」「何も見てないわけないしょ」「後ろを見てただけよ」「奥原なつさん」「はい!」「この問題、分かりますか? 今の授業を聞いていたら、分かるはずですよ」「あの、答えは…。10銭です!」「せん?」「あっ、10です!」「金の計算してんじゃねえよ」「正解ですけど」「すみません」。なっちゃんと夕見子ちゃんの小学校です。

「なつは、バターと一緒に、おじいさんの夢を味わいました。そして…」「皆さん、来週はいよいよ、この学校で映画会があります」「え~! やった~!」「チャンバラだよな?先生。チャンバラだよね?」「いいえ、今度の映画は、お待ちかね、漫画映画です!」「あっ…皆さん、漫画映画見るの初めてですか? 先生も一度しか見たことないんだけど、楽しみにしてて下さいね」「はい!」「チャンバラがいいよな!」「はい。家族の人み~んな来ていいですから、そのように伝えて下さい」「はい!」「チャンバラがいい!」「はい。それでは皆さん、さようなら」「さようなら」「チャンバラ、チャンバラ…!」「ねえ、漫画映画って、どういう映画かな?」「見たことないの?」「ないよ。あるの?」「あるよ」「漫画映画って、漫画がうつってるのかな?」「絵が動くんだよ」「絵が動くのか…。そうだと思った!」「フフフ…」「フフフ…。楽しみだね」「うん」「なつは、もう一つの夢を、味わうことになるのです」。

「翌日の放課後、なつは、倉田先生と一緒に、農協に向かいました」。剛男さんが勤める音問別農協です。

「なつ!どしたんだ?」「父さん、突然ごめんなさい。こちらね、学校の倉田先生」「ああ…なつが、大変お世話になっております」「倉田です」「あっ、あの~。うちのなつが何か問題でも?」。

「あっ、違うの。倉田先生は、演劇部の顧問で、今日は、農協の問題を知りに来たの」「えっ?」。

「泰樹さんと、農協の問題は、ますます、こじれてゆくようでした。なつは、おじいちゃんのために、演劇という表現を通して、その答えを見つけようとしているのです」。

旧初原小学校から南に下って国道461号線に出ますとすぐに、旧上岡小学校があります。

おひさま、花子とアン、記憶に新しいところですとひよっこのロケ地ですね。通常は一般公開をしていないと思っていたので来る機会がなかったのですけど、現在は常時公開されているようです。

さらに南下して、国道461号線から国道118号線に入り、水郡線沿いを南下します。目指す先は、国道から逸れてとても細い道に入りますから、住民のかたの歩行者や対向車に注意しましょう。

旧西金小学校です。

なっちゃんの母校、十勝農業高校です。

「おい、ちょちょちょちょ…それで、どうやって人工呼吸やったんだ?」「はい。じゃあ…よっちゃん、手伝って」「えっ? ちょっと…どうするのよなっちゃん」「よっちゃん、ここに寝て」「寝るの?やだわ…ふしだらよ」「大丈夫、牛だから」「私が牛なのか?」「早く」「まずは、鼻にたまった、羊水を、吸って、ペッ、吐き出しました。それからこんな風に、子牛の前足をつかんで、胸を開いて、戻すようにしました。開く時には、子牛の体が… 浮くぐらい、大きくして…」「なっちゃん痛いわ!」「戻して、開いて、戻す…」「なつは、とにかく、ここで生きることに、夢中でした」。

「ここ、十勝農業高校では、ほとんどの生徒が、将来は、家業を継ぐために学んでいます。女性の仲間は少なく、貴重な存在でした。中には、お菓子屋を継ぐために、農業高校に通う、変わり者もいました」。

「女優になれ」「え…えっ?」「女優として、舞台に立て。それが、一番おじいさんのためになることだ」「どうしてですか?」「だって、お前が出ていなくてどうやっておじいさんは芝居を楽しめるんだ? え? お前が出ていなくても、おじいさんは芝居を見に来てくれるのか?」「それは…」「ほらやっぱり。出るしかないだろ」「え~…」「はあ、はあ…。あっ、何だなっちゃん来てたのかい」「おいみんな聞いてくれ。奥原が今日から、演劇部に入部した」「ええっ?」「勝農演劇部、女優第一号だ!」「おお~!」「いや…ちょっと、待って下さい! そんなの無理です!」「大丈夫だなっちゃん。みんな下手だから、ハハハ…」「そうじゃなくて!」「心配するな。高校演劇は、あんまりうまいと、お客が冷める」「もうそうじゃないんです!」「ん?」「時間がないんです」「時間?」「家の仕事をしなくてはならないし、そんな時間は作れません」「放課後の1時間だけでもいい。日曜日だけだっていい。働きながらやるのが、俺たちの演劇だ。お前の思い、じいちゃんに、響かせろ」「じいちゃんに?」「うん」。

「昭和30(1955)年7月」「2、2、3、4」「5、6、7、8」「3、2、3、4」「5、6、7、8」。

「なつは、十勝農業高校演劇部に参加することになりました。演劇部といっても、勝農では、完全に体育会系で、その練習は、予想外にハードなものでした」。

「何よあんたら?」「何だ君たち、一年生だろ」「門倉さんがお呼びです」「門倉…?門倉ってあの?」「え…どの?」。

ちょっと小学校を離れて、隣接する諏訪神社です。

「それは、バンカラな校風を誇る、勝農において、番長と呼ばれている、3年生でした」「お前らはもう行っていい」「失礼します」。

「あなたは、農業科の門倉努さんよね?」「あの~何でしょうか?」「演劇部に、入ったそうじゃねえか」「あっ、はい!」「おめえに聞いてんじゃねえ!」「あっ、私はまだ…」「お前にも聞いてねえ」「もう一人は?どうなんだよ」「それがあんたに関係あるんですか?」「おい…!」「なっちゃん…」。

「女を入れていいと思ってんのか?」「はい? ダメなの?」「おめえに聞いてんだ演劇部」「ああ、あの… 僕じゃなくて倉田先生が…」「いいのかって聞いてんだよ!」「ダメなのかって聞いてんのさ!」「あ?」。

「女が演劇をやってはダメなんですか?」「農業高校がナメられんだろうが」「誰にナメられるんですか?」「そりゃ…世間様にだ!」「世間様って、あんたは何様ですか?」「なっちゃん!」。

「この人は、熊とサケを取合って、勝ったって伝説がある人だよ」「だからって敬語使う必要ないしょ。同級生なんだから」「おめえら、この学校何しに入った? 演劇なんて、人前で抱き合ったりすんだろ!」「やらしい… そんなこと想像してんだ。う~わっ」。

「あっ…おめえら、FFJの精神はあんのか!?」「あるわよ!」。

「FFJの意味を言ってみれ!」「フューチャー・ファーマース・オブ・ジャパン!我々は日本学校農業クラブの一員です!」。

「斉唱~!そ~れ!」「♪みのる稲穂に富士と鳩愛と平和を表した旗はみどりの風に鳴る土にとりくむ若人の意気と熱とがもりあげた♪」。

「ちなみにこれは、校歌ではありません。全国の農業高校生が全員所属する農業クラブの歌です」「♪エフエフジェイわれらの誇り♪」。

「あ~い!」「あ~い!」。

「あ~い!」「あ~い!」「よし!」。

西金小学校に戻ります。「天陽君!」「やあ!」。

「久しぶり」。

「久しぶり」。

「5、6、7、8」「2、2、3、4」。

「5、6、7、8」「3、2、3、4」。

「5、6、7、8」。

「横!1、2、3、4」。

「5、6、7、8。ハハハ…」。

「5、6、7、8。ハハハ…」。

「何で裏方も走んのさ…」。

「おめえら! 走んならシャキッと走れ!」「男らしい…」。

「私にとって、村人は家族です。血はつながっていなくても…みんなが、私にとって、大事な家族なんです。その家族がもし、争いごとに巻き込まれて、命を落とすようなことになったら、私はその悲しみに耐えられない…。だから、私が家族を守るんです」「なつは、初めて、自分の感情を使って、芝居をしました。なつよ、下手でも、伝わるものは、あったぞ」。

「僕には、門倉さんのような貫禄は出せないので…門倉さんがやった方が、いいと思います」「高木…困ったやつだ」「そうか。まあ、お前には来年もある。次は頑張れ」「はい」「よし」「おい、俺たちにとっては、最後の夏だ。今、頑張るしかねえぞ!」「よし!」「やるべ。先生やるべ!」「何か番長、やっぱり、すげえな」「どっからやるべ?」「一回静かにしろ、一回静かにしろ」「よし」「やる気は分かった」「余計な人まで目覚めちゃったわ」。

「そして、天陽君の中でも、何かが動き出したようです」。

「次!」「こうして、なつたちの演劇は、終わったのです」「次!」。

「したけどもったいねえな、大作だったのにな」「背景だけ取っておいたってしょうがないべ」「何日もかけて描き上げたのに、消えちゃうんだね」「それはみんなの舞台もおんなじだべさ」「そだね」「じゃあ2年生、来年頼んだぞ」。

「勝農演劇部は、地区大会で負けました。誰も口にはしなかったけど、あの歌が、敗因ではないかと思います」。

「俺たちは、試合に負けて、勝負に勝ったんだよな?」「え?あんたがそれ言うのかい?」。

「おい奥原!」「えっ?」。

「俺は…この舞台が成功したら、言うべと思ってたんだ」「何さ?」「言っていいか?」「どうぞ」。

「奥原!言うぞ」。

「どうぞ」。

「卒業したら、俺の…嫁になってくれ! 答えはもちろん、今すぐじゃなくていい。いつか…そのうち…気が向いたら…」。

「ごめんなさい。それは、できない」。

「即答だったね」「団長… 舞台は決して、成功してねえべよ」「そだな…それじゃしかたない。よし分かった! 今のはきっぱり忘れてくれや!」「うん、男らしい」。

「よし!ハッ…忘れた!ハハハハハ…。あ~!あ~!」「団長! 」。

「追わないのが思いやりだわ」「ごめんね番長…。だけど、びっくりした~」「私もです。私も、きっぱり忘れます」。

「なつ!私の、嫁になってくれ~!」「よっちゃん、やめてよ!」「番長かわいそうだべ」「ちょっと…」。

長かった梅雨が明けて、ようやく夏空がやってきましたね。なっちゃんの季節到来です。そんな折、帯広から嬉しい告知が届いています。なつぞらロケ地が続々と公開されています。次回は、そんな帯広に戻りたいと思います。


なつぞらロケ地の旅 ―20190503 帯広―

2019-05-04 14:03:42 | 連続テレビ小説なつぞら

十勝二日目は、帯広。

当初は陸別に行こうかと思っていたんですけど、そちらもやはり見学できなそうでしたので、取りやめ。ちょうど帯広市内でなつぞらの展示会が開催されているので、めぐることにしました。

西二条通りに、バナーがかかってます。

ローソンもなつぞらとコラボしています。

NHK帯広放送局オリジナルのポスター。

帯広駅のエスタです。東館2階で「なつぞら」展を開催中です。

帯広市内のなつぞら展は4か所で開催しています。ここエスタ、藤丸百貨店で「なつぞら」パネル&「”朝ドラ”100」展、NHK帯広放送局で「なつぞら」パネル展、昨日みた、とかち大平原交流センターの「なつぞら」パネル展です。

とかち大平原交流センターで、なつぞらの世界が体験できます。参加型のイベントがあると、なつぞららしさに出会えるかもしれませんね。

帯広放送局のかわらばん。

帯広市の広報。

なつぞらははやくもグッズが展開されています。

記念撮影のコーナー。

パネル。

エスタでしか見られない展示もあります。見どころはこちら。なっちゃんの制服。

小道具です。

咲太郎が闇市で手にいれた品物。

なっちゃんの靴磨きキット。

どこの展示でも見かけますね。俳優修業。

十勝バター煎餅。

台本。

第18週までそろっています。

十勝プラザのバナー。

続いて、NHK帯広放送局です。壁面の巨大ポスター。

お休みだったのでパネル展は観られませんでした。

最後に藤丸百貨店にまいりました。

展示場は7階です。

入口のポスター。

展示の全景。

こちらの見どころは、巨大なタペストリーです。

なつぞらのパネル。

朝ドラ100のパネル。

こちらのメインは朝ドラ100です。なつかしの小道具が見られます。スタジオパークでも見られないものがあるので、とても貴重。花子とアンの小道具。ロミオとジュリエットの原稿。はじめて見ました。

あさが来たの小道具。加野炭鉱の手形でしょうか。これもはじめてです。

台本。

やっぱりあまちゃんは知名度が高いので展示が多いです。

これにて、今回のなつぞらロケ地めぐりの旅はおしまいです。滞在中は、十勝の5月上旬にしてはあったかくて、ロケ地めぐり日和でした。これからの作品の展開にもよりますけど、次に来たときはもうちょっとなつぞらっぽい十勝に触れられたらと思います。