ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

いだてんロケ地の旅 ―20190426 玉名―

2019-05-11 22:04:18 | 大河ドラマいだてん

今年のゴールデンウイークはたびから旅へ。

ひと足はやく連休入りして、最初の旅は熊本。

しばらく心が動く大河がなかったのでロケ地めぐりはやめていたのですけど、いだてんに出会い、面白すぎていてもたってもいられず。

今回は、滞在時間がそんなになかったので本格的なロケ地めぐりではなく、まずはスタートということで、大河ドラマ館におじゃまします。

やってまいりましたのは、43の地元、玉名です。

玉名駅についたら、偶然ななつ星がいました。

駅舎に金栗四三のコーナーができるようです。

玉名の町中にあるのぼり。

いだてん大河ドラマ館でございます。玉名駅から徒歩15分くらいです。平地ですけどちょっと距離がありますね。駅にタクシーもいますので、不安なかたは利用されたほうが良いかもしれません。大河ドラマ館にはタクシーはいませんでしたので、帰りは呼んでいただくことになります。

建物はこんな感じ。ひらべったいので小さく見えますけど、中身は濃いです。

チケット売り場にある、四三の巨大パネル。

金栗四三のふるさとマップ。

入場はおとな600円也です。

おなじみ記念撮影パネル。

入り口はこんな感じ。

館内はほぼ撮影NGですので、撮影OKの部分だけで失礼します。大河ドラマ館ではいつも思うのですけど、サインは著作権の都合がありますからともかくも、渋谷や谷四で撮影OKな小道具や衣装がNGなのは残念でなりません。お客さんが多い日ならともかく、今日みたいにそうでもない日はOKにしていただきたいです。

入り口でいきなり出迎えてくれる主演のお二人。

六代目。

六代目のとつけむにゃー^^。

阿部サダヲさん。

入ると反時計回りにコーナーが続きます。作品の紹介パネルに続いて、浅草のバーチャルリアリティ体験ができるコーナーがあります。その隣が寄席のコーナー。

ビートたけしさん。

次に熊本ロケ地を六代目と宮崎美子さんが紹介する動画を4Kで見られるブースがあります。10分くらいです。出るとロケ地マップです。参考になるので助かります。

その向かいが池部家のコーナー。

綾瀬はるかさん。

大竹しのぶさん。

中村獅童さんと宮崎美子さん。

玉名の街を紹介したパネルの次に、池部家周辺の設定上のジオラマです。かなり大きくて精巧なので、見飽きません。

鉄橋の下に河童。

43とスヤさんがいます。探してみてください。

その隣に43の高師の制服とスヤさんの女学校時代の制服があります。六代目は小さく見えるのですけど、けっこう大きいです。その裏側に、43の羽田選考会のときのユニフォーム、痛快男子三島弥彦のスーツ、加納治五郎のフロックコートがあります。当時の生地はフエルトだったんですね。その向かいが三島家とTNGのコーナー。生田斗真さん。

高師のコーナー。役所広司さん。

隣に金栗四三のことばやデジタルフォトフレーム、年表があります。館の中央に360度体感シアターがあって、金栗四三の功績を時間順に見ることができます。このシアターがすごくて、ホントに360度で映像が流れていて、リアルに現地にいるみたいです。最後にキャストのサインと来場者のメッセージが展示してあって、その先がお土産ものの売店でおしまいです。

館の外側は日常の玉名の風景なのに、館のなかはこの国の最先端の商業映像技術が詰まっていて、そのギャップがおもしろいです。フル4K作品はたしかいだてんが初だったと思うのですけど、それゆえか、これまでの大河ドラマ館にないテクノロジーが玉名の地でいっぱい見られて、渋谷や浜松町や谷四にいくならいざしらず、非常に貴重な体験ができると思います。

ちょっとだけロケ地めぐりです。

池部家の船着き場。

防波堤の上の蔵屋敷はCGですね。

米俵を転がしていた坂。実際に俵まつりでも転がすそうです。

上からみたらこんな感じ。

最後に。いだてんは興行的な不調が伝えられます。近年のNHKは改革が進み、べき論だけでなく結果を残す方針に転換されて10年ほどになります。その結果、記録性の高いドキュメンタリーが少なくなった反面、衰退した民報バラエティの受け皿のようになってしまったり、大河への芸人起用など、デメリットも多くあります。一方でドラマでは、時代劇の継承は採算以上の目的があるでしょう、さらに朝ドラや大河の作り手に民報で腕をみがいた方が参加するようになって、かつてのコンサバティブな壁を壊して、チャレンジングで娯楽性がある、クオリティが高い作品が生まれるようになりました。幾分実験がし易い朝ドラで、先行してそのような成功した作品が出てきていて、あまちゃんやひよっこはわかりやすい好例ですね。いだてんはその流れをついに大河に持ち込んだ、ある意味実験的な意欲作です。実験は、最後までプランにしたがって進めないと評価ができない。なんとなく、大河の視聴層というクラスタがいて、朝ドラと似ているようでいて実際はかなり中心がずれているのでしょう。ただ朝ドラと大河を同質に評価できるクラスタが確実にいることもまた見えてきています。NHK自身が変わったように、視聴者の傾向も変わる、かもしれない。いだてんは、そんな時代になってようやく評価される傑作なの、かもしれない。いや、むしろそのほうがかっけーなんて思います。

2019年大河ドラマいだてんを全力疾走で応援します。


いだてんロケ地の旅 ―20190322 いだてん展―

2019-03-23 23:53:52 | 大河ドラマいだてん

東京は、金曜日に開花宣言がありました。いよいよ春本番ですね。

やってまいりましたのは、春のスタパまつり2019開催中のスタジオパークでございます。

ずっと来たかったいだてん展をようやく観られます。

はやくも、なつぞらのビジュアルが掲示されてました。

まんぷくもあと一週間でおしまい。いよいよさ来週からなつぞらがはじまります。はやいものですねー。

本日はタイミングよく無料公開の日。

それでは、いだてん展に参ります。

会場はイベントスペースです。

中で写真を撮るとTNGのワッペンがもらえますw。

登場人物の紹介パネル。

キャストの等身大パネルです。

金栗四三役の六代目中村勘九郎さん。

田畑政治役の阿部サダヲさん。

春野スヤ役の綾瀬はるかさん。

古今亭志ん生役のビートたけしさん。

三島弥彦役の生田斗真さん。

嘉納治五郎役の役所広司さん。

衣装のコーナー。

四三の普段着。

痛快男子三島弥彦のスーツ。

吉岡天狗のユニフォーム。

小道具のコーナー。

四三の足袋。

実次が代筆した、四三の母シエの手紙。

東京師範学校のマラソン大会のポスター。

天狗倶楽部のコーナーです。

天狗倶楽部の旗。

天狗倶楽部のメンバー。

天狗倶楽部のユニフォーム。

三島家の応援団扇。

奮え〜♪(´ε` )

天狗倶楽部の小旗。

凌雲閣のバー、ZYUNIKAIの小道具。

冒険世界とビール。

マッチ。

凌雲閣の提灯。

Bフロアにまいります。

Bフロアの展示は、キャストさんのサインと作品の紹介パネルです。キャストさんのメッセージです。
中村勘九郎さん 「体力 気力 努力」
阿部サダヲさん 「東京オリンピック」
役所広司さん 「順道制勝!」
綾瀬はるかさん 「皆さんの心に届きますように♡」
森山未來さん 「美濃部孝蔵」
生田斗真さん 「痛快男子」
神木隆之介さん 「よろしくお願いします!」
大竹しのぶさん 「頑張るばい!!」
ビートたけしさんはサインのみ。
杉咲花さん 「お楽しみに!!」
杉本哲太さん 「言語道断!」
松尾スズキさん 「見てください!」
永山絢斗さん 「アルギニンに感謝!」
中村獅童さん 「金栗実次」
橋本愛さん 「おなご最高ー!!!」
勝地涼さん 「ぜひっみてください!!」
峯田和伸さん 「応援よろしくお願いします!」
満島真之介さん 「仲間を信じて、自分を信じる。それがてんぐくらぶ。」
古館寛治さん 「ぜったい観てね!!」
川栄李奈さん 「よろしくお願いします!」
シャーロットケイトフォックスさん 「YAMATO DAMASHII」
池波志乃さん 「美濃部りん」
竹野内豊さん 「安仁子命」

作品の紹介パネルです。

いだてんを応援しています。自分の琴線に触れてなおかつ人気がない作品はめっちゃ応援してしまう性分なのですけど、いだてんはそれを除いても素直におもしろくて、毎回楽しみです。不可抗力で事件に巻き込まれたし、相変わらずクドカンっぽくくすぐりが意図的で大人計画を使い過ぎだけど、そんなアクを含めて宮藤さんの魅力だから、これからもぜんぶ楽しみたいと思います。

個人的にはこのまま人気が出ないままでもいいかなと思ってみたり。現代ではまずあり得ないけど、たまには時間が経ってから評価される作品があってもいいかなと思います。

大河はやめちゃったのだけど、ひさしぶりにロケ地めぐりしたくてうずうずしてます。