ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2017J1リーグ第8節アルビレックス新潟vsFC東京@ビッグスワン20170422

2017-04-26 21:55:12 | FC東京

桜が散ると、一気に春の花が咲き、若葉が初々しい爽やかな季節がやってきました。

札幌の直後なので新潟には参戦せず。大好きな新潟なのに残念で、ちょっとスケジュールを恨みますw。今年はテレビ観戦の感想は控えようと思っていますけど、文丈さんががんばっている新潟は特別。

内容は良くありませんでしたけど、それなりに試合を作り、終わってみれば完勝です。

東京は前節と同じ志向の編成に、復帰メンバーを加えます。シフトは4-4-2。GKは彰洋。CBはモリゲとまる。SBは徳永と宏介。ボランチは梶山と拳人。メイヤは右に広貴が復帰して左は慶悟。2トップは復帰した嘉人と遼一です。

新潟は前節今シーズン初勝利したときのメンバーを踏襲します。シフトは4-4-2。GKは大谷。CBはカンペーとソン・ジュフン。SBは右に貴章左に原。ボランチは小泉とロメロ・フランク。メイヤは右に大左にギュンギュン。2トップはチアゴ・ガリャルドとホニです。

今日の東京は、試合の入りかたが良くありませんでした。浦和戦のアグレッシブな入りとは真逆で、ふわっと、なんとなく受けの姿勢をとります。新潟がアグレッシブな守備で臨むので、本来の東京のかたちである、カウンタースタイルを志向したのだと思います。でもこれが裏目に出ます。

新潟は、前節ようやく今年の初勝利を上げました。負傷離脱もあるなか、コンペティティブに足る闘いかたを模索している段階だと思います。文丈さんが志向するオリジナルのスタイルは分からないけど、リアリスティックに、結果が出たかたちをまずはベースにしようというところだと思います。

新潟は、形成過程のチームの常套に準じるスタイルです。フォアチェックを基調として高い位置でトランジションを目指し、縦に急ぐサッカーを展開します。とくに守備では、中盤のタイトなコンタクトが信条です。東京のふわっとした入りかたに新潟の中盤の圧力がはまりました。新潟の守備網はとてもコンパクトです。4+4の2ラインが高い位置を保ちます。これにフォアチェックが加わりますから、中盤の選手が素早くチェックポイントにアプローチすることができます。このため、最終ラインで局面の勝負になることが少なく、守備網全体でコレクティブに臨むことができています。

現状の東京は中盤の構成力が課題です。中盤が前にチャレンジする状況を作ることができれば、多少パスミスがあったとしても攻撃がポジティブに機能します。逆に中盤の攻撃ルートを閉じられるととたんにコンサバティブになります。このネガティヴな状況はさらに、中盤での不用意なボールロストを誘引することになります。このリスクを避けるため、守備陣はじっくりとチャンスを伺うスタイルを志向するのだと思いますけど、このことが東京攻撃陣のフラストレーションの要因になっていると思います。

ただし、堅く守ってカウンターを狙うスタイルは、少なくともモリゲを中心としたチームである以上、主武器として据え続けるべきだと思います。なので、まずはコレクティブな守備を基軸にすべきだろうと思います。その意味で現状で気になる表面的な課題は、攻撃というよりかは前述の通り中盤の不用意なパスミスによるボールロストと、最終ラインのイージーミスでしょう。

新潟の攻撃は、チアゴとギュンギュンを打開の主戦としているようです。なので、左サイドアタックを基調としています。チアゴは最近あまり見かけない、なんでもできるアタッカーですね。足元の技術もありますし高さもあるのでポストも比較的安定しています。左足のセットプレーキッカーも担います。さらにロングスローも持っています。ただしシュート精度はそれほど高くありません。なので文丈さんはチアゴを、フィニッシャーというよりかは、どちらかというとチャンスメーカーとして使いたいのだろうと思います。新潟は頻繁にアタッキングサードに進入できていました。これは前線からの献身的な守備のがんばりはもとより、チアゴを中心とした基点の安定も貢献しています。さらに、多少無理な状況でもチャレンジでき、突破力のあるギュンギュンが左サイドにいますから、アタッキングサードのなかでもチャンスメークができていました。ただし、そこまで。

新潟のフィニッシュスタイルは、左で仕掛けて、ギュンギュンが独力でペナルティエリアを目指すか、中央のチアゴ、ニアにホニ、ダイアゴナルに入る大にクロスを合わせるかたちです。このかたちはできているのですけど、いかんせんフィニッシュに威力がありません。新潟の問題はこれに尽きると思います。ホントは、最前線に純粋なターゲットマンを置きたいのでしょう。現状では、新潟の編成はよく分かりませんけど、チアゴをアクセントマンとして使える布陣を目指せると良いと思います。

もうひとつの新潟の狙いはセットプレーです。左右に精度の高いフリーキッカーがいますので、供給力は高いです。ホニが執拗に前線でコンタクトを挑んでいたのはセットプレーを得るためだったと思います。計25本のFKはホニの成果。ただしエンターテイメント性はおおいに損なわれます。これはクラブにとってリスクテイクのような気もします。

というわけで、東京はまったくと言っていいほど攻撃のかたちを作れませんでした。でも、この絶対絶命の状況で救世主が復活します。

28分。嘉人が大に倒されて得た左FK。宏介のシュートは、壁の左際ギリギリを巻いてゴール左上隅ギリギリに吸い込まれました。スーペルゴラッソ。宏介の左足が復活しました。感覚が戻ったのか、今日は後半にも一本、大谷が反応できなかったシュートもありました。一度休んだのが良かったのかもしれません。宏介が武器として計算できるようになればカウンタースタイルの完成の目処も立つと思います。新潟0-1東京。

東京はリードしてからの闘いかたが課題です。リトリートモードに入ると受け身過多になり、そのこと自体は常套なのですけど、ボールを持たせつつペナルティエリアに入れさせない術がまだチームとして確立できていません。でも今日は入りが最悪だったので、それ以上悪くなりようがありませんでした。むしろ序盤から新潟の圧力をまともに受けることで耐性ができたような気がします。

新潟は頼みの綱のギュンギュンが次第に徳永に進路をはばまれるようになります。このためギュンギュンの単独突破は見られなくなります。それでも新潟には二の手があります。今度はギュンギュンを基点にして原が攻撃参加するようになり、中央にクロスを供給します。ただ攻撃のプロセスでチアゴが組み立てに絡みますから、ゴール前はホニと大が入ることになります。これでは高さと強さに欠けます。なので新潟の攻撃は、一撃で仕留める速さと鋭さが信条になると思います。新潟の左サイドを封じて、前半はリードのまま終了。

後半の開始は、前半とうってかわって、東京はとても良い入りかたをします。前半の反省からかアグレッシブな守備を見せます。これでボールの保持率が高まります。イニシアチブを取られると新潟は守備網のもろさを露見します。新潟の中盤はややボールにつき加減に守ります。このためポゼッションされると4+4のラインにギャップが生まれやすくなります。東京のアタッカーはここを狙います。バイタルエリアで基点が作れるようになりますので、フィニッシュまでもっていく攻撃ができるようになります。

でも、またも中盤の不用意なボールロストから新潟にイニシアチブを渡してしまいます。札幌戦でもありましたけど、良い闘いかたができる時間が長く続かないのも課題ですね。後半開始早々、我慢の時間が訪れます。

そこで篠田さんが動きます。梶山に代えて洋次郎を同じくボランチに投入します。パス回しを安定させる意図だと思います。それでもボールを持てないのでイニシアチブを取り戻すことができません。洋次郎は、どちらかというと中盤の守備を安定させる効果のほうが高かったと思います。

さらに篠田さんが続けます。広貴に代えて永井を同じく右メイヤに投入します。怪我明けの広貴のコンディションを考慮したのでしょう。加えて、カウンターの可能性に備えることも視野にあったと思います。

新潟の攻撃も、東京が守備を安定させることに重点を置いたため、アタッキングサードには入れてもペナルティエリアに進むことができなくなります。そこでホニの意図的にコンタクトを狙う抜け出しに可能性を見いだす比率が高まります。互いに縦に急ぐ展開になった矢先、追加点が生まれます。

69分。新潟の自陣のFKから。大谷のFKは空中戦を経て嘉人へ。嘉人がホールドしたボールは、洋次郎から宏介、まるを経由して彰洋に戻ります。彰洋はモリゲにパス。モリゲは右前方を狙ってフィード。このダイナミックな縦の応酬が試合を動かします。モリゲのフィードは原がクリア。このボールを拳人とロメロが競ります。ロメロが先にボールに触りますけど、弾いたボールは遼一に納まります。さあ、カウンターの発動です。一度納めた遼一は上がってくる嘉人に渡します。嘉人は流れのまま左にいる慶悟にパス。これを受けた慶悟は、さらに上がってくる宏介にパス。宏介はそのままダイレクトでマイナス気味に中央に折り返します。この思い切りが功を奏します。勢いを受け下がり続ける新潟守備網はマイナスのクロスに対応できません。宏介のパスを受けた拳人が放ったダイレクトの右足ボレーはゴール左に突き刺さりました。偶然の絶好カウンターですけど、遼一と嘉人が絡んだ良い攻撃だったと思います。やはりこの連携が再浮上の鍵のような気がします。新潟0-2東京。

文丈さんが動きます。チアゴに代えて達也を同じくトップに投入します。組み立て役を無くして大丈夫なのかと思いましたけど、チアゴのコンディションなのかもしれません。

文丈さんが続けます。ホニに代えて武蔵を同じくトップに投入します。同じくスピードで勝負するタイプですけど、高さが加わります。それに純粋アタッカーが前線に二人並ぶので、シンプルな攻撃に転じる期待があったのでしょう。ところが、前半から攻めていた新潟は、布陣をアジャストしても攻撃方法をアレンジできるわけではなく、それ以上シフトアップできません。

一方東京はしっかり守ってカウンターというかたちが、悪いなら悪いなりに試合中に作り上げられました。地味ではあるけど、結果的に勝ち点3をゲットした最大の要因でしょう。こういう試合を拾っていけるなら、再浮上もありえるかもしれません。そして、ラックにも助けられます。

82分。ジュフンに倒されて得た自身のPKを嘉人がきっちり決めました。新潟0-3東京。

文丈さんが最後のカードを切ります。ギュンギュンに代えて大野をCBに投入します。ジュフンがトップに入るパワープレーです。左メイヤには達也が回ります。ジュフンをターゲットに長いボールを入れ、フリックから抜け出す武蔵に預けるかたちを狙ったのだと思います。でもこれも不発。文丈新潟は少し綺麗に闘い過ぎているような気がします。アグレッシブに守るならマンマーク気味の仕組みにしたほうが良いでしょう。逆にコレクティブに守るならゾーンをしっかり維持することを優先すべきです。現状の闘いかたでは、ファーストディフェンスを交わされると巨大なリスクになりかねません。

篠田さんが〆にかかります。遼一に代えて拓馬を右メイヤに投入します。永井がトップに上がります。遼一のコンディションを考慮したのと、試合を安定させる作戦だと思います。

このまま試合終了。新潟0-3東京。

内容は必ずしもよく無かったけど、試合運びはそれなりに上手くいったと思います。良くない状況でも失点しないでいられたら、最低でも勝ち点1を獲得できるという、当たり前なセオリーを再認識しました。シュート数6本ととても少なかったけど、3ゴールと効率も良かったです。

結果もさることながら、今日は前線と守備陣のコンセンサスが保たれていたようで、安心しました。宏介同様、嘉人も一度外から東京を見たことが良かったのかもしれませんね。東京には東京の闘いかたが大前提としてありますから。

例年苦しむGWの連戦を迎えます。今年はミッドウィークにルヴァンカップが設定されてますから、主力を上手に休ませつつ、チーム全体のバイオリズムを上げていってほしいと思います。


2017J1リーグ第7節FC東京vs浦和レッズ@味スタ20170416

2017-04-18 07:38:25 | FC東京

桜が散りはじめたと思ったらいきなり初夏の陽気です。半袖は楽で良いですね。

淡い桜色に彩られた青赤味スタにやってきたのは、真っ赤なレッズ。春先の対戦はあまり記憶がありません。本日のYou'll Never Walk Alone♪。ドロンパとエネゴリくんのパフォーマンスその1その2

好調レッズを地味試合を引きずりこむことができましたけど、リスクテイクが裏目に出てカウンター一閃に沈みました。

東京は嘉人とウタカがトラブルで不在です。シフトは今日も4-4-2。GKは彰洋。CBはモリゲとまる。SBは今日は右に徳永左に室屋。ボランチは梶山と拳人。メイヤは右に永井がスターター復帰で左は慶悟。2トップは遼一と拓馬です。

浦和はターンオーバーです。シフトは3-4-2-1。GKは周作。3CBは右からモリ、航、槙野。ボランチは勇樹と陽介。WBは右に大介左に宇賀神。2シャドウは右にムトゥ左に慎三。1トップにラファが戻ってきました。

嘉人不在の東京は、総合的な攻撃力はともかく、闘いかたは整理できていたようです。2016篠田東京の布陣がベースですから、整理し易かったのかもしれません。まずは守備。今年の東京が誇る両ピチーチが揃って不在のなか、今日は好調レッズが相手でもあり、コンサバティブな引きこもり大作戦で臨むかなと思っていたのですけど、さにあらず。東京はアグレッシブにリスクテイクします。前線からの粘り強いフォアチェックはもとより、浦和のパスの供給源も断つべく、中盤もはやめのケアを仕掛けます。陽介に対しては拳人がマンマーク気味について、中央の攻撃ルートを断ちます。

とくにサイドは今日の守備のテーマだったかもしれません。今日は宏介と翔哉に代えて徳永と永井をサイドに配置していましたけど、これは守備の安定を意識した作戦だと思います。つまり今日は、ホームマッチながらも、カウンター狙いの、スコアレスドローも視野にしたロースコアの地味試合に持ち込むことが東京の基本プランだったと思います。

一方攻撃は、序盤は拓馬に裏を狙わせる、シンプルな長短のカウンターで浦和の守備網を押し下げるワンプッシュを見せます。そうしておいてリズムを掴むと、基本プランに移行します。

今日の東京は、嘉人と拓馬のセットで取り組んでいた、スモールスペースのコンビネーションで崩すかたちではなく、昨年の後半に見せていた、前後のダイナミックな展開で縦に仕掛けるシンプルなかたちを志向していたと思います。ですので前線のポストが鍵になります。あらためて遼一の高精度なポストに安心感を覚えるとともに、篠田東京の方向性ゆえその効能を享受できないことを歯がゆく思います。

今日は、モリゲもしくは梶山から縦に入れることで攻撃スイッチが押されていました。起点の二人が積極的に縦を狙うので、攻撃にリズムが生まれますし、観ていても焦ったくはありませんでした。ただしここにも相関性があります。

東京がイニシアチブを握れたのは、浦和がフォアチェックを封印する省エネモードで臨んだことも理由のひとつです。浦和はミッドウィークにACLを闘っていて、今年はターンオーバー制で臨んでいるにしろ、浦和サッカーのクオリティのベースロードを担う選手は大会にかかわらず固定されていますから、コンディションを優先してトレードオフになる試合が出てくるのも必定でしょう。リーグ戦よりACLを重視しているというわけではないでしょうけど、チームのバイオリズムを考慮して、たまたま今日が省エネモードの日になったと考えて良いと思います。

なので今日の浦和の基本プランは、スコアレスドローも視野にしたロースコアな試合展開だったと思います。東京にイニシアチブを渡しつつも、最終局面でペナルティエリアへの進入を許さない堅固な浦和城を築くこと。その上で、一撃のチャンスをものにできれば、というところだったと思います。

浦和は攻撃でも省エネモードでした。浦和は通常、上下動するシャドウで基点を作り攻撃のリズムを生み出します。今日それを見せはじめたのは10分あたりでした。これも、東京の様子を伺いつつあえてイニシアチブを取りにいかない作戦の表れでしょう。

シャドウが基点を作るようになっても、今日の東京の守備重視のセットは守備網を作る切り替えがはやく、バイタルエリアをクローズしますので、浦和はなかなか縦に入れられません。これをフォローするために、陽介が通常より少し高めに位置取り、シャドウをフリーマンにすることでスペースを狙う可能性を広げようとします。これで打開を見せますけど、最終局面で浦和らしいフニフニした前線の連動を見せるには至りません。

良い感じに地味試合に引きずり込めたなと思った矢先、東京があえておったリスクが突然顔を出してきます。

14分。彰洋のGKから左サイドで攻撃を展開。空中戦の応酬を遼一が制し、拳人に落とします。拳人は内にいる梶山にパス。梶山はルックアップ。この時前線では、拓馬がボールを受けに下がってきています。さらに慶悟が拓馬についていこうとするモリの裏を取ろうとしています。梶山はダイレクトで慶悟に出します。これは航がカット。勇樹が拾おうとするところを梶山が狙って、ハイプレスを仕掛けます。ここは押し処だと読んだのでしょう。勇樹はもつれながら航に戻します。航は前方の陽介に渡します。これを拳人が狙いましたけど、一歩遅く陽介にダイレクトでラファに渡されてしまいます。この両ボランチのリスクテイクが仇となりました。ラファはターン。カウンターの発動です。東京は四枚揃ってます。浦和は左の最前線に慎三だけ。やや遅れて右からムトゥが上がってきます。ラファはそのままドリブルでアタッキングサードに入ります。モリゲがこれをケア。左サイドを宇賀神が上がり、徳永と永井がケア。ムトゥは室屋がケア。モリゲがラファを見ているのを見た慎三がモリゲの背後に入ります。これを見たラファが絶妙スルーを慎三に送ります。まるが慎三に付きますけど、まるから見て遠い側にスルーを出され、ひと足分だけはやく、先に慎三のつま先がスルーに追いつきました。慎三は態勢を崩しながらも左足のコントロールショットで流し込みました。東京0-1浦和。

この1点は、結果的に決定打になりました。東京、浦和とも先行逃げ切りのロースコアマッチを望みましたから、先制したほうがもちろん有利。とくに浦和が先制したほうが作戦成功の可能性は高いと感じていました。東京には、アタッカーの離脱で点を取りに行くモードのクオリティに不安があったためです。

東京は点を取りにいかないといけませんから、さらなるリスクテイクも心配でした。でも今日は、整理した闘いかたに徹するというコンセンサスができていたのだと思います。惜しむらくは、遼一のポストを活かせなかったことです。遼一と拓馬はつるべの動きのようにプレーエリアが被らないようにしていました。結果的に遼一がせっかく頑張ってボールを保持しても孤立するシーンが何度かありました。遼一に当ててから手数をかけず一気に裏を狙うイメージを今日はなかなか具現化できません。

一方の浦和は、作戦が思う通りにはまったので省エネモードを継続します。少しアジャストを加えます。攻撃時のモリと槙野の位置を通常より心持ち高めにしていたと思います。大介と宇賀神のアタックをサポートする意図だと思います。WBは浦和のなかでは代えの効くポジションですから、エネルギーを使いきることが大介と宇賀神のミッションでしょう。

それにしても、浦和をして省エネモードを成立せしめるのは、守備のクオリティの高さはもとより、攻撃のプレーの安定感にもあると思います。一見すると相手にイニシアチブを渡すことはリスクです。攻撃においては、パスミスやトラップミスによるトランジョンは守備網を固めたとしても脅威ですから。まして今日の東京の狙いでもありましたので。浦和の選手には基本プレーでのミスがほとんどと言って良いほどありません。このことが省エネモードの安定感を生み出す原動力だったと思います。とくに目を引いたのが宇賀神とモリ。

浦和の今日の攻撃パターンは、東京守備網を左右に揺さぶることでした。とくにモリから宇賀神へのサイドチェンジを頻繁に見せます。このホットラインのプレー精度が高かったことも浦和の安定感につながったと思いますし、地味だけど引き締まった試合になった要因でもあったと思います。

前半は、名実ともに浦和にオーガナイズされたままビハインドで終了。

東京も内容が悪かったわけではないですので、後半も同様の展開が続きます。時間の経過とともに浦和の安定感に一瞬のほころびが生じる可能性はありますから。それに最初から地味試合は望むところですので。

先に動いたのはミシャでした。大介に代えてタカを同じく右WBに投入します。大介のコンディションを考慮したターンオーバーだと思います。大介は浦和のなかでも運動量が目立っていました。攻撃でも前を向いてペナルティエリアに仕掛けることができていました。昨年の駒井といい、新戦力のサイドプレイヤーがはやくフィットできて、選択肢が増えているようです。

篠田さんが動きます。永井に代えて翔哉を左メイヤに投入します。慶悟が右に回ります。篠田さんが攻撃のモードチェンジを計算できたのは、広貴のコンディション次第ですけど、もしかすると翔哉投入までだったかもしれません。昨年のアウェイでも少なくとも前半は、翔哉は攻撃を引っ張ることができていましたから、浦和の疲労を考慮しても流れを変えられると願ったのだと思います。

でもここからモリとタカの守備の集中が一段増します。翔哉にドリブルを許しません。このため左サイドの仕掛けが機能しません。翔哉は結局シュートを打てるアテンプトを作ることすらできませんでした。翔哉を止められると得点の匂いが霧消するのはガンバ戦と同様。

それにしても、東京のダークヒーロー広貴の離脱は、思ったよりも現状に大きく影響しているかもしれません。攻守の献身性のみならず、広貴の存在そのものが東京のチームとしてのプレー強度の象徴になっていますから。今日はそれがより鮮明でした。チームとしてプラン通りに闘えているのだけど、どこかしら淡白に見えるのは、沸点がわかりやすい選手がいないためだったと思います。考えてみれば昨年終盤の失速も広貴離脱が起因していました。バイオリズムを上げるためには、まずは広貴復帰が優先なのではないかと思います。

さてミシャが動きます。ラファに代えてカピをボランチに投入します。陽介が右シャドウ、ムトゥが左シャドウ、慎三が1トップにそれぞれ回ります。そろそろクローズモードに移行しても良いと見てのセットアッパー投入だと思います。オーガナイズできている時のミシャの打ち手は正確かつ堅実です。

篠田さんが動きます。拓馬に代えてインスを同じくトップに投入します。とにかく元気に引っかきまわして、東京伝統のエルチクロンにすがろうという願いだと思います。

同時にミシャも動きます。慎三に代えて忠成を同じく1トップに投入します。慎三のコンディションを考慮したターンオーバーだと思います。

篠田さんが最後のカードを切ります。徳永に代えて宏介を左SBに投入します。室屋が右に回ります。セットプレーも増えてきていましたし、翔哉が仕掛けることでSBがフリーになれる算段もあったと思います。

結局、浦和の安定感は最後までゆるぐことはありませんでした。このまま試合終了。東京0-1浦和。

激闘符を刻んできたこれまでの浦和戦でしたけど、今日は互いの事情がある意味噛み合って地味な試合になりました。彼我の差を分けたのはもちろん慎三の技術ですけど、闘いかたを安定させる基本プレーのクオリティこそ90分間地味に闘い抜く秘訣のような気がします。結局のところ、やっぱりというか、練度の差なんでしょう。

ぼくらの今年の目標は優勝です。優勝ラインを敗戦数だけで見ると6くらい。すでに半数を消化してしまって確かにピンチです。でもやるべきことは、地道に負けない策を実行し続けること。言い換えると、現実的なサッカーに方向性の舵を切って良いのかもしれません。今日はそのための試金石に、負けはしたけどなったような気がします。

なによりも、バイオリズムを上げるために何を選択し何を捨てるべきかをしっかり見極めて、チームとしてのコンセンサスをとって欲しいと思います。


小金井公園の桜20170415

2017-04-15 22:38:47 | まち歩き

春になってから気温の上下動が激しく、春の乱のようでなんだか心が騒ぎます。みなさま体調など崩されてませんでしょうか。

小金井公園の染井吉野の満開は先週だったようです。ちょうど札幌に行っていて、今年は満開を見逃してしまいました。それでも今年の桜は長く残ってくれていて、一週間遅れのお花見をお届けします。

小金井公園の西口の巨木、太白です。

染井吉野。

薔薇のように匂いたつ楊貴妃。

江戸。

白雪です。

嵐山。

一葉。

紅華。

花笠。

御車返。

関山。

山桜。

衣通姫。

江戸彼岸。

それでは最後に、小金井公園の象徴です。小金井薄紅桜。去年、原木が枯れてしまいました。それでも、二世の本数が今年は増えていて、元気に花を見せてくれました。来年も小金井公園の桜たちが綺麗に咲きますように。


2017J1リーグ第6節北海道コンサドーレ札幌vsFC東京@札幌ドーム20170408

2017-04-09 22:19:09 | FC東京

多摩は例年より随分遅れて染井吉野が満開になりました。

春満開の東京を、後ろ髪をひかれる思いであとにし、2年ぶりの札幌。

本日のマッチアップは、ひさしぶりにJ1の舞台に戻ってきた札幌でございます。札幌が以前J1にいたころはまだアウェイ旅をそれほどしてなく、それに札幌には結構来てるのですけどいつも真冬で、はじめての札幌ドームです。You'll Never Walk Alone♪

堅固な要塞と好調アタッカーの前に逆転での敗戦です。

東京は前節の後半のセットで臨みます。シフトは4-4-2。GKは彰洋。CBはモリゲとまる。SBは室屋と宏介。ボランチは拳人と草民。メイヤは右に慶悟左に翔哉。2トップは嘉人と拓馬です。

札幌は中盤の構成を変えます。シフトは5-1-2-2。GKはク・ソンヨン。3CBは右からキム・ミンテ、横山、福森。WBは右に早坂左に雄大。アンカーは宮澤。IHは右に荒野左に兵藤。2トップは都倉とジュニーニョです。

札幌は、5バックの堅固な守備網をベースにした、オープンファイトを基調とするチームです。ですけど、けして守備過重というわけではありません。むしろ攻撃をいかに効果的にするかがチームのテーマのような気がします。

札幌の攻撃はとてもアグレッシブです。いわゆるポゼッションでもカウンターでもなく、形容しがたい札幌独特のアタックモデルをもっています。それでもプレーはとてもシンプル。高い位置で基点を作って後方の押し上げを呼び込み、ゴールに向かう推進力を生み出すことを志向しています。

ゆえに基点の位置が、札幌の攻撃の状態を示すバロメーターになります。今日はまさに、それがとても顕著な試合でした。試合は東京がイニシアチブを握るかたちで入ります。

東京は少し攻撃プランをアジャストしました。嘉人が積極的に中盤に下がってゲームメイクを担います。東京も同じく、前線の基点を安定させることが課題です。今日のアプローチはなんでもできる嘉人をポスト役に使おうということだと思います。たしかにポストは安定すると思いますけど、不安でした。嘉人が所属してきたチームはいずれも、攻撃が機能しない状態のときに嘉人をゲームメイカーとして使うことがありましたけど、えてしてそのようなときは結果が芳しくありません。嘉人のフィニッシャーとして期待を低減してしまうわけですから。それでも攻撃のかたちを作ることを優先せざるを得ない状態こそ問題です。

今日の東京は、趣旨が少し違います。基点を安定させる選択肢が嘉人以外にも豊富にありますから。なんとなく、嘉人自身の提案のような気がします。嘉人がイメージする攻撃モデルはベストの嘉人を体感していないぼくには分かりません。でもチームとしての機能に違和感をもっているのは試合中の雰囲気でわかります。チームに、そのイメージが具体的に伝わらないので、自ら体現しようという趣旨のような気がします。

というわけで、序盤の東京の攻撃は機能します。狙いは札幌の3センター。東京は基点の位置を少し下げます。これは札幌のIHをひっぱり出すためです。とくに荒野のサイド。そこに嘉人をあてます。

札幌のリスクテイクはここにあります。オープンモードで守備時にIHの存在価値を無くされてしまうと、サイドはWB一枚になります。このモードの札幌の守備ラインはけして低くはないですから、サイドで人数をかけられるとWBの背後を狙われやすくなります。序盤東京の左サイドが活性化していたのはそれゆえ。東京は、その勢いを具現化します。

8分。彰洋のGKを荒野がはじき返したところから。縦にはやい仕掛けからゴールライン付近で宏介があげたクロスが逆サイドに流れます。これを嘉人が拾います。室屋がオーバーラップしていたため、福森は室屋をケア。嘉人は余裕をもってルックアップします。この時ゴール前は、ニアに拓馬が飛び込んでいて、ケアのために兵藤と横川も引っ張られます。このためゴール正面で慶悟がどフリー。嘉人のクロスを受けた慶悟は振り向きざまにシュート。ゴール左隅に決まります。札幌0-1東京。

さらに東京は、15分くらいまで機能的な守備も表現します。テーマは札幌をペナルティエリアに入れないこと。嘉人と拓馬が積極的に守備ルート作りに励むことで、札幌の重心を下げます。このため札幌は、生命線である基点が作れないか、作れても位置が低く、本来の縦を目指すアグレッシブな攻撃を見せることができません。なので、アタッキングサードに入ったときには、すでに東京の守備網が敷かれている状況です。この時間帯の札幌のシュートがペナルティエリア外ばかりだったのはこのため。

序盤、唯一の札幌の可能性は、早坂の技術でした。ボールを持って仕掛けられる早坂は、翔哉と宏介に対し、トリッキーなボールさばきでスペースメイクして荒野にチャンスメークします。でもその先の打開策がありません。

ところが、15分を過ぎたあたりから状況が変わります。先制した東京は、札幌に攻撃権を渡します。試合を安定させるために不可欠な作戦です。でもいまの東京は、安定策が安定を生み出しません。最終ラインに1on1の不安をかかえていますから、ペナルティエリアの局面勝負に持ち込まれると脆さが露呈します。

そして同時に、札幌の攻撃が機能しはじめます。バイタルエリアで基点を作れるようになります。担ったのはジュニーニョと兵藤。リトリートモードに入った東京はバイタルエリアの処理を整理できていなかったのかもしれません。

そしてそれは、ジュニーニョの躍動スイッチを押すことになります。札幌は都倉をメインポストとしていましたけど、このあたりからジュニーニョにボールを集めるようになります。これが機能します。ジュニーニョはスピードがあって足元も巧みですね。今日は調子が良かったようですけど、安定すればチームをJ1クオリティに成し得る存在です。結果的に東京が札幌に屈したのは、ジュニーニョを止める術を試合中に見出せなかったためです。そして、その後の流れを決定付ける同点ゴールが生まれます。

42分。福森の右CK。札幌はダミーを置き主力のマッチアップを絞り込む、オーソドックスなかたちです。ダミーは横山、宮澤、荒野の三人。主力はジュニーニョがニアで、ファアにミンテをスクリーンに使う都倉。東京はストーンをニアに二枚置いた上で、局面の1on1で対する守りかたです。都倉にはモリゲ、ミンテには拳人。ここで、サイズのギャップが生まれます。まるをストーンで置くため、札幌のエース二択のうちのひとり、ジュニーニョには室屋がつくことになります。室屋がセットプレーのマッチアップで狙われるのはすでに定番。福森の狙いはシンプルです。ゴール正面で室屋と競るジュニーニョにクロスに送ります。あっさり室屋を征したジュニーニョが頭で合わせました。札幌1-1東京。

前半はこのままドローで終了。

後半頭から篠田さんが動きます。草民に代えて梶山を同じくボランチに投入します。中盤でボールを持ち、イニシアチブを握る意図だと思います。でもこれは機能しません。むしろ札幌のカウンターへの作戦移行に対応しきれなくなります。

業を煮やしたのか、篠田さんが動きます。翔哉に代えてウタカをトップに投入します。拓馬が左メイヤに回ります。決定力だけを加えた作戦変更ですから、偶発的なカウンターかセットプレーにしか期待が持てないのは明白。それでもウタカならなんとかしてくれそうな雰囲気はあります。嘉人にゲームメイクをさせるなら、ウタカを前線に置いたほうが合理的でしょう。

ウタカ投入が目に見える効果をあげないまま、札幌に高速アタックを決められます。

59分。ソンヨンのGKを拳人が跳ね返したボールを福森が拾い、センターサークルにいる宮澤に渡します。このとき宮澤はどフリー。まずここが問題。ターンした宮澤は余裕をもってルックアップ。右にオーバーラップする早坂にフィード。これに慶悟が反応できず、早坂もフリー。問題の二点目。アタッキングサードに入ります。ライン際で早坂が時間を作っている間に、荒野がその前方に流れてきます。これでまるがひっぱり出されます。この結果、ゴール前はジュニーニョと都倉に対し、モリゲと室屋のガチ局面になります。荒野の狙いはジュニーニョ。ジュニーニョはフリックしてファアの都倉へ。都倉が落としたボールがジュニーニョへ。ジュニーニョのダイレクトシュートは室屋がはじきます。この時点で東京のマークはコンフューズします。こぼれたボールをフリーの兵藤が拾い、落ち着いて都倉に渡します。ゴール正面でフリーの都倉は流し込むだけ。札幌2-1東京。

リードした札幌は、これで完全に、はっきりした守備固めに移行します。3センターのリスクも、選手間の距離がコンパクトになりますのでリトリートすると解消されます。東京がボールを持たされるかたちになります。

これを受け、篠田さんが動きます。慶悟に代えて徳永を右SBに投入します。室屋が一つ上がります。室屋が何度か雄大の背後に進入できていたので、効果を拡張する意図でしょう。

そこで四方田さんが動きます。兵藤に代えて前を同じく左IHに投入します。兵藤のコンディションを考慮したのだと思います。

ここでアクシデントがおきます。ジュニーニョが足を痛め下がります。代わって菅が入ります。同時にシフトを5-4-1に変更します。菅は左メイヤ。荒野がボランチに回ります。1トップは都倉。アクシデントではありましたけど、これで札幌の堅城が確立されます。5+4の守備網をディフェンシブサードにコンパクトに作ります。東京はいたずらにサイドに展開するだけで、ペナルティエリアに入ることすらできません。

札幌はまたもアクシデントです。都倉が足を痛めて下がります。代わって河合がボランチに入ります。荒野が左メイヤに回ります。1トップは菅。

セットアップモードに入った札幌の集中力は増すばかりです。こうなると成す術なし。このまま試合終了。札幌2-1東京。

良いかたちを作れていた時間帯に押し切れなかったのは残念です。とはいえセオリーに反することですから、現状ではハードルが高いですね。

それよりもペナルティエリアでマークをあっさりはがしてしまう不安定さがここ二戦に顕著な課題です。なにが起こっているのかわからないけど、攻撃面の課題に目を向けるばかりに反動を起こしてなければ良いのですけど。

次は激闘譜を刻む浦和です。バイオリズムが下降しつつあるチームの立て直しになるカンフル剤になることを願います。


ひよっこロケ地の旅 ―20170406 連続テレビ小説「ひよっこ」展―

2017-04-08 00:11:18 | 連続テレビ小説ひよっこ

初夏を思わせる陽気に、桜も満開を迎えました。

平成29年度前期連続テレビ小説「ひよっこ」がいよいよはじまりました!。

今回のひよっこは、茨城弁の音階とともに、とてものんびりほっこりした、あったかい作品になりそうですね。ぼくらの朝に(昼と夜に)ほっこりが届く日々が楽しみです。

というわけで、ひよっこのロケ地巡りスタートです。

朝ドラロケ地巡りのスタートは、恒例通り今回もスタジオパークでございます。ポチえもんの誕生日にロケ地巡りをスタートする誉を嬉しく思います。

連続テレビ小説「ひよっこ」展を開催しています。6月29日までを予定していますので、お時間がおありのかたはぜひスタジオパークに足をお運びください。

第24週までの、わかった範囲ですけど主要なロケ地です。
・みね子の奥茨城の実家、谷田部家のお家と田んぼは、茨城県高萩市です。こちらは私有地です。ひよっこののんびりした世界観満載のとても素敵なロケーションですけど、お住まいのかたのご意向で非公開となっております。ロケ地ファンの名誉にかけて、くれぐれもご迷惑をおかけしないよう、気をつけましょう。
・時子の実家の助川家も高萩市です。こちらも私有地ですのでご迷惑をおかけしないようにしましょう。
・三男の実家の角谷家は、常陸大宮市内のようです。こちらも私有地ですのでご迷惑をおかけしないようにしましょう。
・牛が水浴びする川にかかる木橋は、高萩市内です。詳細は控えます。
・みね子の自転車の通学路の橋は、高萩市内です。詳細は控えます。
・みね子の自転車の通学路の木橋は、常陸太田市内だと思います。探索中です。
・みね子と時子と三男が通う高校は、松本深志高校です。
・みね子と時子の通学路で三男と合流する上賀口バス停は高萩市中戸川です。すごいのは、実際の路面はアスファルト舗装のようですけど、ドラマでは未舗装のように見えます。撮影用に砂をまいているのだと思います。
・美代子さんが事故を心配して実さんに連絡するために電話を借りていた家は探索中です。
・みね子と時子と三男が聖火リレーの相談をしていた半鐘塔がある空き地は、茨城県久慈郡大子町の諏訪神社です。
・奥茨城村聖火リレー大会の出発式の会場も諏訪神社です。
・三男と木脇先生が走っていた木橋は、茨城県常陸太田市の白羽橋です。
・澄子をおばあちゃんが迎えていたのも白羽橋です。
・みね子が帰省したのを知った田神先生が走っていたのも白羽橋です。
・上野駅は、浜松オートレース場です。
・時子が聖火を待っていたリレーポイントは、常陸太田市の旧町屋変電所です。
・みね子と時子と三男と澄子が就職のために上京するときに乗っていた車両が通過していたのは、大井川鐡道の大井川第一橋梁です。とと姉ちゃんで記憶に新しいですね。
・みね子と時子と豊子と澄子が就職した向島電機は、富士市の小野製紙さんです。
・時子が訪れたNHK放送会館は、水戸市三の丸臨時庁舎です。
・みね子と綿引さんが実さんを探していた路地は、JR大森駅前の山王小路飲食店街です。
・みね子と宗男さんが叫んでいた飲み屋街も山王小路飲食店街です。
・みね子と時子と三男が会ってた日比谷中央公園は、県立相模原公園です。
・みね子たちがお盆休みに行った海は、高萩市の海水浴場です。
・綿引さんが走っていた神社は、赤坂氷川神社です。
・実さんが追剥にあった路地は葛飾区立石駅前の呑んべ横丁です。
・宗男さんと滋子さんがビートルズに会いに行った日本武道館は、小田原城の馬出門と銅門です。
・みね子と純一郎がデートしていた東京タワーのふもとの公園は、増上寺の安国殿です。
・純一郎の大学の教室は、帝京大学八王子キャンパスの9号館です。
・純一郎の大学のキャンパスは、調査中です。
・ツイッギーそっくりコンテストの会場はNHKホールです。
・コンテストのあと三男がサウダージだったのは、代々木公園です。

それではひよっこ展を見学しましょう。

恒例通り、スタジオギャラリーがメインの展示です。

スタジオギャラリーの展示の全景はこんな感じ。

反対側から見るとこんな感じ。

ヒロイン谷田部みね子役の有村架純さん。ちなみにキャストのパネル写真は、ほぼ等身大。

谷田部実役の沢村一樹さん。

助川時子役の佐久間由衣さんと角谷光男役の泉澤祐希さん。

谷田部茂役の古谷一行さん。

ひよっこの作品紹介パネル。

人物相関図。

故郷編の登場人物。

東京編の登場人物。

すずふり亭。セットはイメージです。実際のセットの七分の一ほどのサイズだそうです。

すずふり亭の看板。

玄関のステンドグラス。

オープンの告知。

メニュー。

昔なつかしい、模型のメニュー。

「エビマ、カロ、二グラタン?」。

お衣装と小道具です。

すずふり亭のテーブルセット。

みね子ちゃんの制服のパンツバージョン。

すずふり亭の外観のイメージスケッチ。

内部のイメージスケッチ。

ひよっこの台本とすずふり亭のマッチ。

トランジスタラジオ工場の写真。

乙女寮の写真。

乙女寮の規則と一日のスケジュール。

みね子ちゃんが作るトランジスタラジオ。

たぶん、これから出てくるみね子ちゃんのペンチ。

時子ちゃんが愛読している芸能誌。

みね子ちゃんと時子ちゃんと三男が作る映画のポスター、かな?。

動画募集のポスター。

Bフロアのひよっこの展示は、キャストさんのサインと作品の紹介パネルです。キャストさんのメッセージです。
有村架純さん「応援よろしくお願いします!!」
沢村一樹さん「応援よろしくです!!」
木村佳乃さん「がんばっぺ!!」
古谷一行さん「応援してください。」
羽田美智子さん「ひよっこ羽ばたけ~!!」
佐久間由衣さん「ひよっこ☆☆」
峯田和伸さん「ひよっこ応援してくださいね♡」
柴田理恵さん「応援してください♡がんばっぺ~!!」
泉澤祐希さん「ひよっこお楽しみに!!」
宮本信子さん「「すずふり亭」にようこそ!」
佐々木蔵之介さん「応援してくださいね!」
松尾論さん「発車オーライ!!」
和久井映見さん「どうぞよろしくお願いします!」
松本穂香さん「「ひよっこ」ぜひ観て下さい!」
藤野涼子さん「たくさんの笑顔が届きますように」
小島藤子さん「皆様に笑顔を!!」
八木優希さん「「ひよっこ」ぜひみてください」
竜星涼さん「たくさんの人に届きますように」

作品の紹介パネルです。

ドラマはまだはじまったばかりですけど、リズムがいいので軽快に楽しめますね。まだまだ序章で、この先の展開がわかりません。でもそれが岡田恵和さんの作品の特長。岡田さんの朝ドラ作品をリアルタイムで拝見するのは、ひよっこで六年ぶり三回目。ほっこりワクワクしながら半年間過ごしたいと思います。