ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2015J1リーグ2ndステージ第17節FC東京vsサガン鳥栖@味スタ20151122

2015-11-23 15:08:27 | サッカー

無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいやずらや 走りつづけたあれこれ思う 秋の日。

2015シーズンJ1リーグ最終戦は、90分間に期待と興奮と焦燥と落胆と、そしてサウダージが一気に流れゆく、ぼくらにとってトラジェディになりました。

個人的なことですけど、そういえば、GWのころに1stステージ優勝を算段して、そして当時から移籍話があったよっちをまぶたにやきつけるために、ことしは行くつもりのなかった鳥栖旅を、興奮のなか急遽準備しました。そのすぐ後に鹿島と浦和に負けて、結局よっちを観るためだけに行ったような鳥栖でしたけど、めぐりめぐって、リーグ最終戦は、もうあんまり言いたくないけど、CS出場権をかけた舞台の相手になりました。試合前にキング・オブ・トーキョー アマラオさんが激励にかけつけてくれました。本日のYou'll Never Walk Alone♪

自分は2ステージ制には寛容です。どっちみち東京を応援することに変わりはないし、試合を観にくるし。たしかにリーグ優勝の価値がなんだか良くわからないし、ミッドウィークが増えてしんどいのは事実ですけど、レギュレーションの設定にはいろんな事情があると思うので、とりあえずやってみたらいいんじゃないと思ってました。結果がでなければ1ステージ制に戻せばいいだけのことなので。

当初、思いもしなかったことですけど、現場の選手・スタッフにとっては、レギュレーションの範囲内での目標がどれだけ重要なことなのか、今日の試合後の風景を観て、実感しました。ぼくらが応援する選手とスタッフは、レギュレーションの価値云々ではなく、目標に向かって団結して準備して、そして目標を達成することをこころから願って、チームとして立ち向かっていたんです。少なくともぼくは、そこまでの気持ちになっているとは思いもしなかったのでびっくりぽんでしたし、だからこそ、とても感動しました。もらい泣きしました。モリゲが人前で涙を見せるなんて想像もしなかったし、秀人が泣き崩れて動けなくなるなんて思いもしませんでした。

もちろん、CSそれ自体というよりもACL出場権のほうを重視していたのかもしれませんけど、ファン目線でのレギュレーションの是非に対する一方的な意見は、現場の価値観を考えない無思慮なものなのかもしれないと思いました。間違いなく感じることは、これほどの想いを選手、スタッフが込めた試合の経験は、直接的な結果はどうあれ、確実になにかをもたらすと思いますし、いつか必ず、花が咲くと思います。

前置きがながくなりましたけど、ようするにCSには出場できませんでした。2015J1リーグは、これにておしまい。

決戦に臨む東京は、ベストメンバーです。布陣はミステル東京の象徴、4-3-1-2。GKはブラダ。CBはモリゲとまる。SBは徳永と宏介。3CHは右から拳人、秀人、ヨネ。トップ下は河野。2トップは遼一と慶悟です。

鳥栖は、キャプテン藤田が怪我で不在。中盤でリズムを変えられるキム・ミヌも直前の怪我で不在です。さらに大エース豊田も、夏場におった体調不良の影響で、なかなかスタートスコッドに名を連ねられません。という苦境にありながら、10月以降は3勝3分と、実は好調の難敵です。その理由のひとつが、森下鳥栖のかたちがどうやらここに来て完成してきていることがあげられるのではないかと思います。シフトは最近日替わりなのですけど、オリジナルとしては3-4-2-1に帰着しているようです。GKは彰洋。3CBは左右にミンヒョクと谷口を添え、今日は真ん中に菊池ではなく丹羽です。ボランチは岡本と義希。WBは右に豊左に今日はチェ・ソングン。2シャドウは右に宏太左に今日は早坂。今日の1トップは池田です。

事前のインタビューなどを聞いていて、少し不安に思っていたのが、競馬でいうかかった状態、過緊張を感じられたことでした。ガンバに勝ち点で上回ったとは言え、結局シーズンを通じてゴールが少なかったことが影響して、得失点差では逆転されています。今日ドローではダメで勝つしかない状況が、逆に東京を追い込んでしまったんじゃないかと、終わってみれば思います。さらに天皇杯がちょっとだけはやく、準備期間が10日間もあったことが、心身のリズムに微妙な変調をきたさないか不安でした。加えて代表にモリゲとまるが招集されていて、結局チームでの最終調整にあまり日数をかけられない事情もありました。ここにこそ、優勝争いという極限状態に臨む経験の無さが表面化していたんじゃないかと思います。

鳥栖はとてもシンプルに、試合を通じて同じプランを徹底して実行し続けました。何度も言うようですけどサッカーは相対的なゲームですので、なかなか自分たちのプラン通り進めるのは難しいことです。さらにそれを試合を通じて実行するのは至難のわざ。そこに、森下鳥栖の完成度を観ることができると思います。

思い返せば、去年ユンさんを解任したのは、守備重視から能動的にイニシアチブを握るサッカーに変質することを望んだからだと思うのですけど、巡り巡って、少なくとも今年は、やっぱり守備重視に帰結することになりました。それも、ユンさん時代のプログレッシブな守備ではなく、非常にコンサバティブな、伝統的なロングカウンターサッカーです。この事実を鳥栖のチームとサポさんがどう受け止めているか興味がありますけど、今日ばかりは枠外とします。いずれ、鳥栖は、今日に限って一方的な東京目線で言わせてもらうと、ホントに鳥栖に罪はまったくないんですけど、まったくもって迷惑千万なサッカーをしやがりました。普段は、賞賛こそすれけしてこんなことは言いません。今日ばかりは事情をお察しいただき、ご容赦ください。

鳥栖は5+4の2ラインの守備網を基準にします。守備のパターンは二つ。東京が自陣で、最終ラインでパスを回してビルドアップのリズムを作るときは、SBに宏太、早坂がフォアチェックをしかけます。もちろんリズムを崩す目的です。ただ、このパターンは主目的ではありません。東京が中盤にボールを入れられる場合、あるいは鳥栖陣に入り込める状況の場合は、くだんの5+4の守備網を作ります。まずこの状況判断がパターン化されていて、チームとしてのディシプリンができていることが、森下鳥栖の完成度の高さを伺わせます。

鳥栖の守備網におけるポイントは三つ。まず中央をしっかり固めることです。3CBは絞り気味で、三人がタイトに並びます。その前にボランチ二枚がこれまたタイトに並び、ゴール前に3+2の堅固な砦を気づきます。鳥栖はミンヒョクと谷口以外はそれほど高さがあるわけではないのですけど、このコンパクトな並びの堅さが、安定感のある守備の基礎を形作っています。

一方、守備の可動域は、なのでサイドにあります。中央をがっつり固められているため、東京は縦に勝負できません。もちろんチャレンジします。遼一と慶悟にポストをつけようと再三試みますけど、遼一には丹羽、慶悟にはミンヒョクと谷口がタイトにマークして、自由にポストをさせてくれません。先日水戸との対戦がありました。守備的な相手のシミュレーションとして好材料だったかなと思っていましたけど、とんでもないです。対人マークの技術が雲泥の差です。ポストを受ける選手の対人防御のそのまた上を行くマーク技術が、鳥栖の三人のCBにはあります。たぶん菊池あるいは久晃が入っても同じでしょう。山雅と山形にはなく、湘南に同じテイストを感じますので、鳥栖がJ1に残り続ける秘訣は、ここに真髄があると思います。

サイドの話に戻ります。中央を固められた東京は、必然的にサイドに、自分たちの意図より少しはやめに出すことになります。ここが鳥栖の狙い目です。鳥栖は守備的とは言え、能動的な守備を志向していると思います。つまり、守備を仕掛けるという意味です。それを担うのが、WBとシャドウです。シャドウはボランチの両脇に入り、メイヤのようなポジションになります。シャドウの守備での役割はチェイサーです。池田が方向付けた守備の流れに添って、宏太と早坂がボールホルダー、つまり出し手を追います。これは相手のリズムを崩すことと、トランジションポイントを作ることを意図しています。

一方のWBはスペースを消す役割です。東京はバイタルエリアで基点を作ることでリズムを生み出します。水戸戦を思い返すとよく分かると思います。今日の鳥栖の、守備における最大のクリティカルポイントは、バイタルエリア、とくにボランチの両脇をケアすることにあったと思います。そこをケアするのが豊とソングンです。河野、遼一、慶悟が変わるがわるこのエリアに侵入してポストを受けようとするのですが、豊とソングンがタイミングよく2m程度を上がって、バイタルエリアの両サイドをクローズします。これで、東京は仕方なく、アタッキングサードに入る手前で徳永と宏介に渡さざるを得ない状況になります。

守備については、鳥栖最大の特長がもうひとつあるのですけど、それは後ほど。では攻撃はどうなのか。鳥栖の攻撃は、極めて割り切ったものです。パターンは二つ。ひとつ目は、池田に高めのロングフィードを送ります。池田はこれを納めずダイレクトに後方にフリックします。そこに宏太と早坂が走り込むという、裏を狙うパターンです。序盤の鳥栖がいきなりリズムを掴んだのは、この攻撃が寄与したものです。なので、鳥栖のシャドウは、テクニシャンというよりかはスピード系の選手を1stチョイスとしているのだと思います。鎌田が最近スターターとして使われないのはそういう理由だと思います。ミヌがいたら、鳥栖のロングカウンターはもっと脅威だったと思います。

東京は10分くらいまで鳥栖のロングカウンターの脅威に耐えます。酷な言い方ですけど、今日の鳥栖のスターターは、プロセス遂行という意味では十分な能力なのですけど、それをゴールに結びつけるほどの違いをもたらすものではありません。やっぱり鳥栖は、豊田と鎌田がいて、池田や早坂も活きるのだと思います。ゴールの匂いはほぼ宏太だけ。鳥栖の圧力にびっくりぽんした東京だと思いますけど、十分に凌げるものでした。その意味で、守備に関しては過緊張の影響はなかったと思います。鳥栖のあわよくばカウンターをいなした東京は、攻撃に転じます。東京はまず、ロングボールを左右に散らします。とくに左サイドに慶悟を走らせるフィードが、鳥栖の攻勢を止めるのに有効でした。二発ほどのロングフィードで、一気に東京にリズムをもたらせます。ただ、もちろん鳥栖は織り込み済だったでしょう。引きこもります。まったく迷惑な話です。

これに対して東京もプランを用意していました。東京は仕切りに右を狙います。仕掛け役は拳人です。拳人はソングンの背後、あるいは義希、ミンヒョク、ソングンの間の三角地帯に走り込んで、鳥栖の左サイドを攪乱します。これは、拳人自身が基点になることだけでなく、拳人があけたスペースを河野あるいは徳永に利用させることを意図していたと思います。さらにこの右加重は、もうお分かりだと思いますけど、罠です。鳥栖に左を意識させておいて、宏介をフリーにする意図です。

鳥栖も心得ていました。基本的な守備の仕組みは前述のとおりです。まず拳人サイドの攻防ですけど、拳人の攪乱作戦にマークの受け渡しとスペースケアがしっかりできていました。もっと基本的なところでは、1on1の技術と粘り強い精神力が、やっぱり鳥栖の選手ひとり一人に基礎として根付いていて、拳人と河野と徳永があの手この手でこじあげようとしますけど、動じません。さらに宏介サイドでは、もともと鳥栖が5バックなのと、シャドウがサイドの守備に加わっているので、1on1の状況をなかなか作れません。たぶん試合を通じて宏介が勝負できる状況は一回しかなかったと思います。

やがて鳥栖は、もう一度攻撃のリズムを取り戻します。この辺が、やはり鳥栖が並のチームではないことを表していると思います。攻められつつも、愚直なフィード&フリックでチームの重心を上げる試みをし続けます。その一本がはまって、宏太あるいは早坂が抜け出すことができれば、東京も攻め手を引かざるを得ません。そして鳥栖は、イニシアチブを保持するためにもうひとつの攻撃パターンを用意していました。サイドアタックです。ボールを持つ、あるいは持たされた場合は、後方で左右にサイドチェンジしながらWBを高く位置取らせます。フリーになったタイミングでWBに付けます。この時WBの前方で、シャドウがサイドの深く目掛けて走り込みます。WBはライン際にシャドウを走らせるパスを送ります。同時に、ゴール前に池田と逆サイドのシャドウ、さらに義希が上がって、ニア、中央、ファアそれぞれでクロスを待ちます。この二つだけの攻撃パターンに合致しない状況の時は、ひたすら後方でパスを回し続けます。シンプルで割り切ったプランですけど、それを脅威足らしめる編成と、チームとしての成熟は、さすが鳥栖と唸らされます。

鳥栖の、ディシプリンが効いたシンプルなプランに、次第に試合が膠着します。攻撃のリズムを作りきれなかったのは、もしかすると過緊張の影響もあったかもしれません。これは非常にまずーいことになったと、観ていてじわじわと焦りを感じはじめました。ガンバの状況が気になってたびたびチェックしていましたけど、前半はスコアレスの状況。もしかすると、他力も期待しないといけないことになるかもと、嫌な雰囲気を感じてました。盛り上がりが無かったわけでなく、ゴール裏はいつにも増して熱かったですし、太い声がホムセンにも届いていました。でも、なかなかその熱がピッチ上とうまく中和できない状況になっていました。これは一重に、何度も言って申し訳ないですけど、鳥栖のせいです。迷惑な話です。前半はスコアレスで終了。

後半に入り、少しだけミステルが工夫します。てか前半の終盤で見せた動きを継続します。遼一と慶悟を左右入れ替えます。さらに中央、丹羽とマッチアップすることの多かった遼一をサイドに流し、ミンヒョクをターゲットにします。さらに河野を遼一に近づけ、遼一のポストを直接受けられる距離にします。これが後半に入って奏功して、ようやくバイタルエリアで基点ができるようになります。鳥栖のロングカウンターを封じることにもつながる相乗効果もあって、結果的に後半は、鳥栖が引きこもる形から入ります。

そこでミステルが動きます。河野に代えて翔哉を同じくトップ下に投入します。バイタルエリアの基点だけでなく、翔哉自らが仕掛ける形も加味する意図だと思います。これで流れが変わります。とくに左サイドで縦への推進力ができはじめます。ここで鳥栖が、基本プランを忘れ、この流れにのっかります。ロングフィードでポジションを取り戻すプランが影響したと思うのですけど、鳥栖も宏太を中心に攻撃しようとします。この時間帯で、一瞬、ほんの一瞬だけオープンファイトになりかかります。チャンスだと思いました。でもほんの一瞬でした。鳥栖がすぐに平静を取り戻し、引きこもります。

鳥栖が引きこもると、必然的に東京のセットプレーが増えます。鳥栖が能動的な引きこもりを志向したのは、セットプレーを与えることを嫌がったのだと思いますけど、さすがに東京の圧力には抗しきれなかったのでしょう。ただし、いやここからがの鳥栖の守備の本領です。セットプレーでの鳥栖の特異性は、フルゾーンだということです。それもゴールライン近くに、彰洋を守るように並びます。ゾーンは攻撃側が動きを加えると不利なのですけど、スペースを狭めることで、常に局地戦を作ろうという意図でしょう。彰洋の守備範囲を作るイメージです。ようするに、彰洋がデカいんです。デカ過ぎなんです。宏介は中央、ニア、ファア、低めのはやいクロス、ロブ系のクロスといろんなパターンを試しますけど、ジャンプするモリゲ、遼一、秀人、まるの頭よりも彰洋の大きな手が、手のひらの分だけ常に上にあるんです。まったく迷惑千万です。

森下さんが動きます。池田に代えてエース豊田を同じく1トップに投入します。守備過重の状況が続くので、前線でボールを納めされる豊田を入れることで、守備の負担を軽減する意図だと思います。

ミステルが動きます。拳人に代えて容平をトップに投入します。同時にシフトを4-4-2に変更します。慶悟が右メイヤに回ります。左は翔哉。これはもう、ようするに点を取ってこいという、それ以上でもないシンプルな意図だと思います。前線が膠着化していたので、容平の多少強引でも仕掛けるプレーが、突破口になることを期待したのだと思います。

同時に森下さんが動きます。早坂に代えて鎌田を同じく左シャドウに投入します。鳥栖はすでに、小人数でのロングカウンターしか攻め手が無くなっていたのですけど、豊田、鎌田、宏太のセットは、十分にそれを実行するに足る布陣ですから、嫌な予感がますます増しました。その時、周囲からガンバが4点リードしているという声が聞こえました。ますます焦りがつのります。とくに鎌田が前線でボールを納められるので、鳥栖のカウンターを起動する時間を作ることができていました。豊田と鎌田でシュート精度も高くなるので、試合前には想像もしなかった最悪の結果が、うっすらと頭に浮かぶようになります。鎌田がポストに当てたシュートが決まっていたらそれが現実になりましたから、肝をひやしました。

さらに森下さんが動きます。ソングンに代えて福田を同じく左WBに投入します。これはソングンのコンディションを考慮したのだと思います。

最終盤はもう、遮二無二パワープレーに出ざるを得ませんでした。秀人を前線に残し、クロスのターゲットマンを増やします。見せたことがないプランではないのですけど、秀人をしても彰洋の手を越えることはできません。セットプレーを重ねる度に、期待と落胆を繰り返します。そのパワープレーも、鳥栖のカウンターの精度が高いので、秀人を戻さざるを得ず、結局やり続けられませんでした。

東京に関わる選手、スタッフ、サポーター、スポンサー、すべての人の願いはついに届きませんでした。崩れ落ちる選手を見つめながら、ただただ真っ白になってしまいました。試合はこのまま終了。東京0-0鳥栖。マッシモ東京コール。選手に贈るYou'll Never Walk Alone♪

攻撃に工夫がないと言えばそれまでです。宏介偏重も、今年これまでは一発で撃沈してきたので、致し方ないと思います。たしかによっちといい宏介といい、ストロングポイントに依存し過ぎな傾向があって、それが攻撃パターンのひきだしの少なさに現れているとは思います。ただ、あまりにもストロングポイントが強力過ぎると、まずはそれを活かそうとするのは摂理ですから、否定できません。今日は、及ばなかっただけだと思います。悔しいですけど、たまたまの巡り合わせでしょう。

ミステル東京の2015シーズンのリーグ戦の冒険がおわりました。オブリガードセレモニーは、気分よく迎えた覚えがあんまりないです。いつか、晴れ晴れとシーズンを終えたいものですね。モリゲキャプテンのスピーチミステルのスピーチ

まだぼくらには、天皇杯が残っています。2016ACL出場権が潰えたわけではありません。何といっても決勝の舞台は味スタですから。相手は年間勝ち点でトップになり、2ndステージ優勝と年間優勝を勝ち取った広島です。でもなぜか、遠征時の広島戦は相性が良いです。いろいろゲットした広島ですから、ここはひとつ東京にお歳暮をよろしくお願いします。

シーズンの振り返りは、例によって冬休みにするとして、ひとまずは選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さん、おつかれさまでした。残念ながら今年も突き抜けることができなかったですけど、冒頭に申しましたとおり、選手は一段上に上がれる何かを掴んだと思います。今日のこの悔しい経験が、きっと未来の糧になると信じます。