ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

軍師官兵衛ロケ地の旅 ―20140314 軍師官兵衛特別展 NHKスタジオパーク―

2014-03-17 23:49:37 | まち歩き

3月も中旬だというのに、まだまだ寒いですね。

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と思ったら、桜が咲いていました。河津桜でしょうか。 染井吉野の開花は、今月下旬とか。今年の見頃は、4月上旬だそうです。待ち遠しいですね。

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梅に鶯ならぬ、桜に雀。

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桜も珍しいですけど、雀も珍しいここは渋谷。NHKスタジオパークです。仕事の合間に時間ができたので、ちょっとサボってやってきましたw。

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今年初。今年は何度お邪魔するかなー。

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社会見学でしょうか。ななみちゃんとこどもたち。

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スタジオパークに来ましたは、こちら。「大河ドラマ 軍師官兵衛 特別展」開催中です。

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いつもの特別展示コーナーが官兵衛仕様になってました。

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この特別展は全国巡回します。主要な県庁所在地を巡るみたいですので、お近くに来たらぜひお越しください。

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官兵衛どーもくん。

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おなじみのポスターと官兵衛になろうコーナーです。

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ドラマで使用された小道具。

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官兵衛様の紺革采配。

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同じく官兵衛様の赤房付軍配。

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官兵衛様の扇でしょうか。

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秀吉公の六骨扇。

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信長公の六骨扇。

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官兵衛様の六骨扇。

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サイドビューです。

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圧切長谷部です。信長公から貰いましたね。

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こんな造形です。

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鎧の袖印と萌黄別珍巾着袋。

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ビードロが入っています。

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小刀の鞘の造形。

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圧切の柄の造形。

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小刀の柄の造形。

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お馴染み、軍師官兵衛の題字のオリジナルです。力強いですね。

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お衣装です。官兵衛様役の岡田准一さんのお衣装。

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信長公役の江口洋介さんのお衣装。

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光役の中谷美紀さんのお衣装。

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第五話から岡田さんが着用している、官兵衛様の胴丸鎧です。

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大刀。

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兜。撮影ではお面は付けてないですね。

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腕の鎖の部分です。とても細かい表現で、本物のようですね。

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脇差。

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この鎧はエイジングが施されています。建物セットのエイジング技法は教えていただいたことがありますけど、衣類はどうやっているんでしょうね。年代物の鎧と見まごうばかりの出来栄えです。すごい。

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官兵衛様のおたくキットです。

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官兵衛様愛読の兵法書です。

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三略、孟子、太平御覧。

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論語と紹興校定経史証類備急本草です。

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官兵衛様愛用の油紙表紙根付手帳です。

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戦略絵図と駒。

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黒田家の旗指物。

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今回の特別展のメインの展示は以上です。姫路の大河ドラマ館はもっといろいろ展示してあるのかな。はやく行ってみたいです。

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歴代の大河ドラマを紹介するコーナーに、ドラマのセットができるまでを新しく紹介してあります。

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ごちそうさんのコーナー。め以ちゃんと悠太郎さんの学生時代の衣装。

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あまちゃんのコーナーがありました。懐かしいですね。

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軍師官兵衛のドラマの紹介ボードです。

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ようやく軍師官兵衛の世界に触れることができました。姫路と福岡に行ってみたくなりました。

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2014J1リーグ第3節ヴィッセル神戸vsFC東京@ノエスタ20140315

2014-03-17 22:11:53 | サッカー

名古屋から急ぎ神戸に馳せ参じましたは、メインイベントのためでございます。

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今シーズン初遠征の相手は、J1にお帰りなさいの神戸。

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今日のYou'll Never Walk Alone♪

スタッツの上では圧倒するもがっぷり四つで互角の展開でしたけど、効率よく加点した神戸にやられてしまいました。

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東京は開幕から3試合続けておなじスターターです。GKは権田。CBは加賀とモリゲ。SBは徳永と宏介。3CHは秀人をアンカーに置いて慶悟とたま。WGは今日はよっちが右で千真が左です。1トップにエドゥー。

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神戸は、ファビオ・シンプリシオがサスペンション、慶治朗が怪我のため不在です。布陣は4-2-3-1。GKは海人。CBは岩波と増川。SBは右に峻希左に茂木。ボランチはチョン・ウヨンの相棒に今日は英雄が入ります。WGは右にペドロ・ジュニオール左は今日は松村がプロ初先発。トップ下に森岡をおいて、1トップはマルキーニョスです。

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今日の東京の守備はアグレッシブでした。慶悟とたまがフォアチェックで神戸のボランチを追い込みます。柏、甲府と比べると神戸の攻撃がシンプルで速いので、引っ掻き回される前に起点を抑えようという意図かもしれません。なので、とても展開の速い試合になりました。観ていて面白かったです。東京が意図して作った展開ならいいのですけど、ちょっと神戸に付き合ったかもしれません。今日はシュート数はほぼ倍と、スタッツの上では東京が優勢でしたけど、オーガナイズしてたのは神戸だった気がします。

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神戸の守備もフォアチェックを基調とします。2列目の3人が東京の3CHを狙います。形は同じでも意図は少し違うかもしれません。神戸の考え方はシンプルで、攻撃に直結する守備というところでしょう。

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神戸は攻撃もシンプルです。攻撃方法は主に3つ。試合の状況に合わせていずれかを選択していると思います。峻希のオーバーラップ、松村のサイドアタック、森岡かペドロを絡めた中央突破です。ピッチ上のフィーリングで選んでいるというよりは、ある程度パターン化されてるんじゃないかと思います。オペレーションA、B、Cみたいな。

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今日はまず、峻希で挑んできました。ペドロがインサイドに寄りたまを引きつけて空けたスペースに峻希が攻め上がります。フォアチェックで東京のビルドアップを狂わせ、バイタルエリアでターンオーバーしたボールを手をかけず峻希に送ります。これは、最前線にマルキーニョスが居てこそでしょう。神戸の攻撃は選手の特長を最大限に活かす発想から来ていると思います。神戸がJ1で戦うために揃えた編成でストロングポイントとして計算できる選手は、マルキーニョス、ペドロ、シンプリシオ、峻希です。今日はシンプリシオがいませんけど、まずはここを活かすという考え方は合理的だと思います。加えて森岡、慶治朗、松村がチャレンジのなかでストロングポイントになれば、残留どころか上位を狙う可能性があります。戦い方が似ている鳥栖が証明していますし、神戸は鳥栖よりお金がありますから。

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さて、峻希のクロスで何度か危険なシーンがあった東京ですけど凌ぎ、10分を過ぎると逆襲を始めます。東京のフォアチェックが機能を始めます。神戸の起点を抑えますから峻希のサイドアタックを予防できます。加えてトランジションが速いので峻希の上がったスペースを使えます。今日は千真を左に置いたのは、フィジカルがミスマッチになることを期待したのかもしれません。そして今日もエドゥーのポストは安定していました。増川というJ屈指のフィジカルモンスターに対しても優位性を得てますから、エドゥーは完全に計算できると言っていいでしょう。東京は素晴らしい補強をしました。このアタックは効果を見せますけど、なかなかシュートまで持っていけません。

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神戸も対処します。右がダメなら中央です。森岡が下がってパス捌きに加わると、変わりにバイタルエリアにペドロと松村が入ってきます。狙いは慶悟とたまが上がった後のスペースです。今の東京の明確な弱点を神戸もついて来ました。

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ただ、神戸も東京同様シュートが撃てません。トランジションの仕合いでスピーディな展開となった前半はスコアレスで終了。

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後半開始早々、神戸が攻撃方法を再びアジャストします。今度は松村フィーチャーです。まずは松村をワイドにはらせ、ロングボールを送ります。徳永に1on1を仕掛けます。そこは徳永ですからそうそう簡単に崩されませんけど、何度も繰り出す松村の挑戦が、次第にジャブのように効いてきたと思います。そしてついに試合が動きます。

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後半7分。左サイドで徳永との1on1を仕掛けた松村に対し慶悟が寄せ、ダブルチームにします。その横には加賀。ゴール前はモリゲと宏介がいます。東京の数的優位。慶悟はボールを奪うと権田にバックパスします。この時、加賀とモリゲの間をダイアゴナルにペドロが侵入。このバックパスをカットします。加賀は慶悟からパスが来ると思っていたのかカバーしていなく、ペドロの動きに気づきません。ペドロは権田が寄せてくるところでゴール前に折り返します。そこにマルキーニョスがいました。マルキーニョスはダイレクトで流し込みました。神戸1-0東京。

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松村フィーチャーの成果が出ました。これで展開はさらにスピードが上がり、ジェットコースターのような試合になります。

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ここで先に動いたのは神戸でした。英雄に代えて橋本を投入。神戸のボランチは、ウヨンが捌き英雄がスウィープする役割分担です。前半からチェックに走り回っていた英雄のコンディションに加えて、慌ただしい展開のなかでの落ち着いた判断力を期待した交代だと思います。橋本はさっそくウヨンにポジショニングを指示していました。そして神戸に追加点が生まれます。

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後半17分。中盤でボールを持った松村がドリブルでアタッキングサードに進出。徳永、慶悟、千真が囲みます。ゴール前はペドロと森岡がいますけど、東京も加賀、モリゲ、宏介がいて数的有利。松村はインサイドにダイアゴナルにドリブル。慶悟が寄せてきたところでゴール前にパス。この時ゴール前は、ペドロと森岡が被っていました。パスは森岡が受けますけど、マークする加賀の前にペドロがいてスクリーンプレーのような形になります。外側を回り込んだ森岡はシュートコースができたところでシュート。これがゴール左隅に決まりました。神戸2-0東京。

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神戸にとっては絵に描いたような展開です。安達さんがさらに動きます。マルキーニョスに代えて高柳を投入。神戸も3CHにシフトを変更。高柳は左CHに入ります。ペドロが1トップで右WGに森岡が入ります。逃げ切りを意識して、東京の3CHにマッチアップする形を作る意図だと思います。

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ミステルも動きます。よっちに代えてヨネを投入。3CHの右におきます。東京は同時にシフトをマイナーチェンジします。慶悟をトップ下におき、千真を1枚上げて2トップにします。この交代は一粒で二度おいしい作戦になりました。まずヨネが広範囲にスウィープして右サイドの守備力が大幅にアップします。試合が安定しました。ヨネはターンオーバーポイントとしても計算できますから、チームが攻撃モードにスムーズに移れます。加えて千真の活きが良くなります。トップにいるほうが動きの感覚を掴み易いのでしょう。近くに慶悟がいますから尚更。これで一気に攻撃が活性化します。そして待望のゴールが生まれます。

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後半22分。カウンターから、宏介のアタック。峻希が寄せる前にバイタルエリア中央にいるたまにパス。たまはCBとボランチのスクエアのちょうど真ん中にいました。たまの選択肢は、前方にエドゥー。左大外に千真。中央後方からヨネが上がってきています。神戸のゴール前は岩波、増川、茂木の3枚。同人数です。たまはドリブルでアタッキングサードに進出。神戸の守備陣がたまをぐっと囲い込んだところに、いいタイミングでヨネが上がっていました。たまは絶妙な間でヨネにパス。エドゥーをマークしていた茂木もヨネに釣られます。ヨネがワンタッチしたボールがエドゥーに渡りました。どフリーのエドゥーは左足で流し込むだけ。2戦連続です。東京に待望久しい本物の外国人ストライカーが来てくれたかもしれませんね。神戸2-1東京。

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残り時間はたっぷりあります。神戸はもはや攻撃方法のカードを持っていないようで、カウンターのみになりました。以降は東京が圧倒します。ミステルは前線をいじります。千真に代えて河野を投入。オリジナルのシフトに戻します。千真が活き活きしてきたところだったので残念ですけど、コンディションを考慮したのかもしませんね。

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安達さんの〆の選択はアタッカーの交代でした。松村に代えて田代を投入。松村のコンディションを考えた交代だと思います。

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終了間際ミステルがスクランブルに出ます。秀人に代えて相太を投入します。スクエアな4-4-2に移行します。ボランチはたまと慶悟です。

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最後までカードを切り合うストラテジックな試合になりましたけど、軍配は安達さんのチームに上がりました。このまま試合終了。神戸2-1東京。

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あえてMOMを上げるなら、間違いなく松村を推したいです。プロ初先発とは思えませんでした。2得点とも松村がチャンスメークしましたし、後半は「戦術は松村」状態になってました。徳永は悔しかったでしょうね。これからが楽しみな選手です。でも次は抑えたい。

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東京はまだ、3CHのバランスと千真の使い方という当面の課題に対して解決の糸口が見つかりません。試合ごとに様々なチャレンジを見せていますけど、なかなか芽がでません。ここはまだ粘り所だと思いますから、焦らずにじっくり見守りたいですね。

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今年初勝利の前に初敗戦を体験してしまいました。悔しい感覚が戻ってきました。これもフットボールさなんて嘯きながら、次こそ初勝利を見たいです。

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