大バトル討論会は見たかった

●今回の都知事選は面白かった。つまらない番組をやっているよりも、終盤は候補者やその支援者が出て大討論会をした方が視聴率がとれたんじゃないの?と思う。例えば鳥越俊太郎と桜井誠、小池百合子、マック赤坂、上杉隆等々による闘魂バトル。ここに政党の都合とかいろいろな事情で降りた石田純一や宇都宮弁護士が入って、女性の人権や恨まれない別れ方、候補者選定の透明化などを事例をも混ぜ込みながら罵り合ったらこれは面白い。罵り合いまではいかなくても、考え方や具体策の違いなども出て面白いはず。
　なにせ、最近の夜の番組が面白いのがなくて、ほとんど見ていない状態で古いビデオや映画を再見している。定期的に見ているのは“ドクターG”“サラメシ”の二つだけ。あとはごひいきアイドルの番組を録画という程度で、19時から21時までは全然見ていない。

都合のよいように考えているんだね

●ここのところ、腸の調子が良くない。やたら、湿気が多いので冷たいものを飲んだり、夜、寝るときにエアコンを使ったりしているせいかもしれない。まあ、毎年、夏になると起こる症状なのである程度は予測されているのだが。

●都知事選挙で負けた鳥越氏を支援している人たちのツィッターというのか恨み言というのがnetにあって、覗いてみたらヒドイコメントばかり。終盤で鳥越氏を支持しなかった宇都宮氏への悪口ばかり。支援者たちは小異を捨てて大同に就けと…かねがね、左の連中ほど権力を握ったら弾圧を好むと考えていたので、その例がここにあった。従軍慰安婦の時は当事者の証言が第一と言いながら、今度のケースでは証言は無視ですか。
　なんでも都合のよいように考えているんだね。

野党は宇都宮氏の話を聞け

●都知事選の速報等々が面白かった。それぞれの候補者の器の大きさや推している組織の内情をうかがわせるところもあって興味深い。pochiは7chとmxを主体に見ていたのだが、7chでは鳥越陣営が逃げた。聞きたいとか言っていたのはうそだったことを証明したわけだ。鳥越氏を応援した人達は今度の選挙で自分たちの名前も落としたわけだ。なんでも、敗因を人のせいにするのは潔くない。
　なかでも、一番だったのはnetの宇都宮氏の話。pochiはこの人の意見は賛同しないが、言っていることは極めて当然のことだった。この人もいい加減、リベラルに愛想がつきたかもしれないね。内輪もめと内部に民主主義なし、要するに共産党系の上から降りたことは尊重しろという封建的な締め付けというわけだ。岡田代表は相変わらず理解しにくい人だ。参院選の時も、この人は短い時間で分かりやすく説明することができない人だという印象を受けたが、こんども同じ。どうせなら、選挙後に言えばよい。
　それにしても、民主党のころからいつも表に出てくる人は同じ。手あかのついた人ばかりで新鮮味なし。岡田…前原…細野…レンホウ…この人たちは昔の名前で出ています的な印象しかない。