Pochiのブチブチジャーニー

文字通り、Pochiが個人的な感想や意見をブチブチと語る。価値のあるものではないよ。

自分で勉強しなくては…

2005-08-13 12:16:00 | Weblog
 衆議院選挙が面白い。これまでも投票には行っていたが、あまり熱意はなかった。しかし、今回は本当に面白い。「小泉劇場」等と批判する人もいるが、これによって関心を持ち、投票率が上がれば結構な話で、なんの問題もない。
 地方の自民党の組織や支持者(これは自民党だけではないが)の中に、地元重視を口にする人がいるが、国会議員は地元の利益代表ではない。利益代表でいたければ町会・村会・区会議員になれば良い。少なくても国会議員は国全体のことを考えるべきで、地元のことを優先する人はいらない。

 昨日、杉並区で作る会の教科書が選ばれた。朝日の記事はもっと派手に反対になるかとも思ったが、それほどでもなかった。教科書は基礎的な知識を身につけるもので、さらに勉強しようと思えば本人の努力が必要だ。歴史問題で学校で教えられていない…というひとがいるが、それは本人が関心がなかった。興味がなかったということを告白しているようなものだ。
 郵政民営化でも説明不足という人がいるが、それは本人がなにも調べていない、勉強していないことの証明だ。政府の説明は基本的な教科書のようなもので、さらに詳しく知りたければ自分で勉強する以外にない。今は図書館に行かなくてもnetでわかるのだから。

 そうそう、選挙に金がかかるという話もあったが、pochiは住民基本台帳の番号を使った電子投票を推進すればコスト削減だと思う。ついでに、グリーンカードとして連動させれば一挙両得だ。

勝てっこない反対派

2005-08-12 15:24:48 | Weblog
 郵政民営化反対派をみていると、石原都知事ではないが、つくづくと「腰が据わっていない」なと思う。対立候補を立てると聞いて「安政の大獄」といったり、コメントを求められた記者は日本的な風土になじまないようなことを言っているようだが、それは彼らが長年の取材を通して、これまでの政治の常識に取り込まれているからではないのか。それが、従来の常識にとらわれない首相のやり方を見て、あわてているようにも思えるが、とりようによっては彼らの甘さを告白しているようなもの。反対派にいたっては長年の間、議員仲間だった小泉首相のことをよく知らなかったということを証明している。役者の違いということか。
 これは野党も同じことで、民主党の言う「郵政民営化以上のもっと大事なこと」って、いったいなんだろう。顔や雰囲気のことを言うのは何だが、岡田代表をテレビで見ていると、いつも上目使いにみえるうえに、さっぱり華やかさがなく、暗い感じになってしまう。しかも、新聞報道だと“3年間、増税しない”等といったそうだが、それこそ財政再建はどうなるのかと問い詰めたい。

どう判断する?靖国参拝

2005-08-11 09:58:15 | Weblog
 昨日見た毎日新聞のweb版に、香港紙からの記事として、中国共産党が9月3日の“抗日戦争勝利60周年”まで、日本批判を控えるように指示したという内容の記事があった。
 pochiの第1感は、これは日本の選挙を控えて社民党・共産党・民主党などの東アジア重視勢力応援のためではないかとということ。この時期に反日運動が盛んになっては、嫌中感情を高ぶらせて小泉自民党に有利に働くという判断があったのではという考えだ。
 そこで、次にどうするかというのが8月15日の総理の靖国参拝。郵政民営化を争点にした以上、争点が拡大するのは避けたい。となると、戦術的には参拝しないということになる。もともと、靖国神社には春秋の例大祭があるのだからその日に参拝すればいいのだ。ただし、いまの情勢の中で、行かないというのもまた政治的にとられてしまう。悩ましい限りだろう。
 余裕があれば、今回の選挙は郵政を争点にし、次に憲法という捉え方も出来るが、今度の選挙で負けたら、次の機会はない。それだけにどう考えるか、難しい8月15日の靖国参拝だ。
 
 
 

民営化大賛成

2005-08-10 06:09:53 | Weblog
 郵政民営化法案が参議院で否決されたが、これまでのところを見ていると反対派の甘さ・信念のなさがはっきりしてきた。同時に民主党のスタンスもはっきりした。「この程度の改革が出来なくては、もっと大きな改革など出来ない」という小泉首相の発言は正しい。審議の結果、反対派との妥協でできた法案でさえも、まだ反対という。彼らは、過疎地の郵便局がなくなるなどというが、実際に離島などでは「委嘱」という形で民営化がされている。クロネコは離党にも配達している。この際だから、信書の配達も民間参入を完全に認める法案を出しなおしても良いのではないか。
 地方でも、都会の一部でも郵便局長はお祭り等の行事に招待される“名士”でもある。共産党や社民党が労組と名士を一緒にして支持するのも、彼らのスタンスをよくあらわしている。彼らには今が問題で未来はどうでもよいのだろう。 

面白くなかったイージス

2005-08-08 21:08:59 | Weblog
 今日「亡国のイージス」を観にいった。面白くない。予告で見て期待していただけに残念。pochiの行った郊外の劇場では観客の年齢層は高かったように思えた。pochiは原作は読んでいない。
 したがって、原作を読んだ人が行けば、意味がわかるのかも知れないシーンが結構あった。それはちょっとあげただけでも、①中井貴一のヨンファと女のテロリストとの関係。兄弟らしきことを暗示するシーンがあったが、なぜ、その彼女が船の中にいるのか不明。②如月と彼の父親及び家族の関係。③如月と女テロリストの関係等々。
 また、話が全体的に中途半端でスピード感がない。副長に従った部下たちの動機の説明もほとんどないし、“グソー”という兵器が使用されるまでに時間がないというのに緊張感が伝わってこない。理念なき国でなにを守るのかというらしいメッセージは理解したが、pochiには専任伍長がヨンファを撃つときに躊躇いが長かったのが、本当のメッセージかという気がしなくもなかった。
 
 

5000円が不要なシステムを作ることだ

2005-08-06 16:21:58 | Weblog
 郵政民営化賛成反対で盛り上がった1週間だったが、どうしても反対派の理屈がわからない。郵便局がなくなる、8000円の年金をもらいに5000円タクシー代をかける…等、消費税のときの子どもが100円玉を持って買い物にいったら3円足りないという理屈と同じで、単純な感情論に訴える陳腐このうえもない話ばかり。
 政治というのは、その5000円のタクシー代が不要なようにするシステムを作ることではないのか。前にも書いたけど、役場が郵便局の金融保険を代行するシステムを作るなどで簡単に解決できる話ではないか。既得権の維持ばかりにこだわっているとしか見えない。
 この際、今後の日本をどうするかをポイントに選挙を行った方がよい。民主党は政府税調のサラリーマン増税を槍玉に挙げるだろうが、民主党が政権をとっても増税は間違いなくするだろう。住民基本台帳を利用して、これに税の完全平等捕捉を目的にしたグリーンカードの機能をプラスすれば、捕捉率が向上するのは間違いない。さらに、学校や宗教団体などへの優遇措置の見直しが絶対に必要だ。民主党は絶対にこういうことはしないだろう。彼らは批判は好きだが、批判だけでなく対案を示すべきだ。
 ついでに、たとえば中国残留日本人孤児(もはや孤児ではないのに)への特別な年金等の話を出すときは、それには必ず金がかかること、その金は税金であること、いくら増税が必要かなど、可哀想だけの視点ではなく、予算まで考えてもらいたい。中国・韓国・北朝鮮についての各種の問題でも同じ視点がなくては納得できないのだ。
 自民党も内部の反対派に対抗馬を立てるのは当然だ。なあなあで済んだ時代はもうおわりにしてもらいたい。

執筆者を見て一気に萎えた

2005-08-04 06:24:42 | Weblog
 今朝の朝日の朝刊に岩波のブックレットの全面広告が載っていた。「憲法を変えて戦争に行こう…(長いから省略)」というタイトルで、岩波お得意の憲法9条を守ろうという話。
 で、執筆者の名前が香山リカ、姜尚中、井筒和幸、ピーコ、井上ひさし、森永卓郎、渡辺えり子、黒柳徹子…というので一気に萎えてしまった。みんな、共産党の支持者や北朝鮮マンセー等々、時代遅れのサヨクばっかり。これでは全然、説得力がないんだよ。彼らにとっては日本は普通の国になっちゃ悪いらしい。まあ、目新しいのは吉永小百合だけど、彼女だって今までにそういう意見を表明しているという記憶がある。
 北朝鮮や中国には軍隊も徴兵制もある、核武装もしている。韓国だって軍隊もある。北朝鮮と韓国が統一したら一緒に核武装だ。なのに、日本だけは永遠の「平和国家」で、謝罪し、賠償し続けるお財布にとどまらせようという考えらしい。中国・韓国・北朝鮮が自国の憲法に9条を追加し、核放棄をしたら日本も考えてあげるよというのがpochiの考え。

8月15日へ期待と楽しみ

2005-08-03 08:18:14 | Weblog
 今年の8月15日にいったいどのぐらいの人が靖国神社に行くか?pochiは期待と楽しみで待っている。楽しみというのは多くの人が参拝した結果、朝日新聞や中国・韓国北朝鮮がどんな反応をするかということだ。また、合わせて「良心的」?な人たちの反応にも期待しているよ。

「俺の眼を見ろ、なんにも言うな」

2005-08-02 11:32:09 | Weblog
 毎年、いまごろの季節になると、「戦争の記憶の風化」というようなことが言われる。それは良くないことだという論調だ。
 しかし、戦争の記憶にせよ、災害にせよ、あるいは身近な人の死にせよ、時間が解決してくれるというのも、また事実だ。終戦から60年も経っているのだから、記憶が薄れて当然だ。
 pochiの母は品川にあった沖電気(?)の工場に勤労動員で行っていたという。学校の教師だったので、女学生を引率して行ったのだという。工場の庭で終戦の詔勅を聞いた後、翌日からは工場へは行かず、学校で授業があったという。このことに、ちょっと驚いた。2~3日は休みかなと思ったからだ。
 
 風化ということで言えば、一度、出張の帰りに時間があったので広島の原爆資料館に行ったことがあるが、正直なところ、展示の仕方に疑問があった。一言で言うと、旭川の動物園と上野動物園の違い。効果的な見せ方、アピールの仕方が弱いということを感じたのだ。多分、悲惨なことを悲惨なままに展示すればよい、わかってくれるだろうという、純真な日本人的な発想なのかも知れないが、60年も経っているのだから工夫が必要になっているのではないか。もっと、アニメや音響効果、CGなども多用しないと訴えが弱い。
 歌の文句ではないが「俺の眼を見ろ、なんにも言うな」という思いは、世界では通用しないのだ。外交にしても通商にしても、どこかに、「俺の眼を見ろ、なんにも言うな」思想があったのではないかという気がしてならないpochiである。
 

最近の中国はどうなっている

2005-08-01 12:01:32 | Weblog
 最近の中国は一体どうなっているのだろう。高級軍人が核兵器による先制攻撃を口走ったり、各地での暴動、そして、広東省や四川省での疾病の発生とWHOの支援拒否などという断片的な情報を見ているだけでも、上海や北京の表面的な繁栄とは別に、隠されていたであろう実像が表面に出てきた感じがする。
 以前に、漫画家の小田空が中国で日本語教師をしたときの話を漫画にしたものを読んだときに、貧しくて学校に行かれない話があった。素朴な絵だけに沁みるものがあった。
 中国は共産主義国家なのに貧しい地域を放置しているようにしか見えない政策を採っているようだし、そもそも国民を大事にする考えなどは少ないようだ。「民は知らしむべし」という儒教的な要素が強い儒教的共産国家ではないのかな。

 それにしても6カ国協議やそれにいたる朝鮮半島の意見等を見ていると、60年前の歴史はしつこく糾弾しているのに、いま現在、北朝鮮で行われている圧政と抑圧にはきわめて肝要だ。これ一つとってみても、彼らの視点が信じられない。