8月にヌカビラ岳で遭難事故があり、通行禁止の林道ゲートを合い鍵で開けたという事で問題になりました。

そのチロロ林道のゲートです。
8月の遭難事故について、僕はあれこれ言う立場にはありませんのでコメントはしません。
ただ、通行禁止の林道ゲートが開けられたと言う事で、営林署の方で、全ての林道ゲートの鍵が交換されています。

これがゲートの新しい鍵です。
写真撮っていいの? っていいんです。
正式な手続きをすれば誰でも借りる事が出来ます。
この事を知らずに古いダルマ錠の合い鍵で入山しようとして、貴重な休日を台無しにしないように注意して下さい。
写真のように最新のディンプル錠で、複製は非常に難しいものです。
そして、合い鍵を作るのはやめにしましょう、
営林署と利用者のイタチごっこになってしまいます。
この最新の錠前と貸し出し用の多くの合い鍵の費用を考えると安くは無いと思います。
なんせ、全ての林道ですから。
その費用が林道の維持やメンテナンスに使われる方向に持っていくのが登山者にとっては賢明だと思いませんか?
そして、この鍵は誰でも簡単に借りられますから、お金を出してまで合い鍵を手に入れる必要は無いのですよ。
非常用? 非常っていったい何時ですか?
パンケヌーシ林道もこのタイプになってます、しっかりと手続きをして入山しましょう。

ゲート付近は当たり前ですが、この通りです。
親切なお知らせですねぇ~!

幌尻岳へ向かう糠平川林道の今日の様子です。
林道脇の当リが今にも落ちて来そうです。
気を付けて走行して下さい。

同じく糠平川林道
荒れてますねー
車の運転に自信のない方は無理をなさらない方が無難です。

ゲートです。
この先は更に荒れていて、車はここまでしか入れません。
このゲートの鍵は貸し出しをしていないとの事です。
10kmほど林道を歩く事になります。
体力に自信のない方は無理をなさらない方が無難です。

北電のゲートです。
以前はここまで車が入りましたねー
今はここまで歩くだけでも数キロあります。
よく見ると確かに駐車スペースも無い場所ですねー

林道終点、北電の取水施設
普段の水量はこんなもん、それが一雨降ると大変な事になるんですね。
紅葉真っ盛りでした。

全くだと思います。
便利な林道がいつまでも利用できるよう、適正に感謝の念を持って使用したいものです。