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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

赤岩

2007-08-27 | ノンジャンル
 初クライミングの吉田さんデビューイベントデー。

先日が初沢登りだった吉田さん、ザイルワークやムーブなど基本の大切さを分かってるだけに浮ェりつつも熱心。


吉田さん。
クライミングで初の懸垂はおっかなかったとの事です。



杉本さんを確保していたのは実は大槻さんだったんですねぇ~



吉田さんを確保する僕。
マルチピッチは確保大会ですなぁ~

この辺の処理一つで全体のスピードが全然変わってきます。



ハングをヨイショッと。

今日は暑いのでクライミングを早めに切り上げて泳ぐ予定でした。

あの赤岩のエメラルドグリーン・コバルトブルーの海でチャプチャプっと。

水着も持って行ってたけど、登りだしたら楽しくなってきて
どんどん登ってて結局海には行きませんでした。

 シュノーケルを持って行ってた僕もどーかと思ったけど、朝から水着を着てきていた大槻さんは「本当に出来る人だ、侮れない」と思いました。





サバイバル登山家

2007-08-19 | ノンジャンル
 この本を読んでみようと思ったのは先日、知床の二ッ池で泊まった時に知り合った方から勧められたからです。


本屋で見かけ、手に取ったりした事もあったけど題名のサバイバルってのが気になって買わなかった。

 だってサバイバルって20年くらい前の流行じゃん。
アウトドアの世界も色々と流行り廃りがあって、サバイバルの前はバックパッキングだったよな、フレームザックがマストアイテムだった。

 それから百名山やらオートキャンプやらボルダリングなどなど。
サバイバルって古いなぁ~くらいしか思ってなかったよ。

 そんで、知り合った方から本の内容を聞いてると「ん!?」
なんか聞いた事のある話だなぁ・・  あ、岳人だ!
 と、ピンときた。

 実は、以前にも岳友(坂上さんだよ)から、「今月号の岳人に面白い山行を日高でしてる人の手記が載ってるから読んどけぇ!」 と言われ、慌てて読んだ事を思い出した。

 確かに面白い。 釣りをして魚(食料)を確保しながら遡行するのは僕らと似てる。
岳友曰く「来月の続きが楽しみだ!」と。

 そんで、次の月に出た後編は食料の話に終始した感があった。
他人の食料までアテにするコトまで書いてある。

 岳友は「前半と打って変わって、なんだかヘッチい話になっちゃいましたね。」なんて言ってたけど、僕は素直に面白いと思ったモノだ。

 例えば「史上最悪の旅」と言うスコットとアムンゼンの極点への冒険行の話はやはり食事の話が多く、僕は最高に面白い名著だと思うし、そう言う意見も多いが、逆につまらない食いモンの話ばかりだと言う人もいる。

 モノを食べる事によってしか動く事の出来ない人間は極限の状態になれば食料が気がかりなのは当然だろう。
 この本をガイドとして読むと面白くないだろうが、人間の内面を含む登山の記録として考えると最高に面白い。

 7大陸最高峰制覇ばかりが登山・冒険と思われがちなこの国では評価される事は難しいかも知れないが。

この本を読んで僕は自身が山に登る理由が解かった。

上温湯と並ぶ冒険の名著だ。
こんな人が誰にも知られる事なく埋もれないで良かったと思う。
やってる事は地味だし、今風に言えばキモいしねぇ~。

しかし、書評ってアンャ塔^ンの僕向きじゃぁないな・・
ま、面白いんでオススメです。

 表紙の写真は釣りをする沢屋ならきっとやった事があるであろう「皮剥ぎ」ですね!

知床

2007-08-17 | ノンジャンル
 知床で沢登りをして稜線を歩いたら気持ちイイだろうと思い、春から色々と計画を考えてたけど道路の規制が厳しく、ウトロ側は徒歩でも通さないとの事で参りました。

役人がゲートに立ってるらしく。
  知らないフリして下山してきても名前とか色々聞きますよと言われたり・・
下山にも使えないのかぁ・・・

 でもイワウベツ川・盤の沢はOKだと分かり一安心。
このルート、素晴らしく綺麗で明るく開けた沢でした。
事前に得ていた情報よりも滝は遙かに多く、しかもデカイです!
ダマされた?と思ったくらい。

 ホントに楽しい良い沢でした。

 
天気が良かったからか、白っぽい岩盤は明るく快適。


この沢で最大の滝。三段になっていて50mくらい。


源流近く、苔むした岩が美しい。


源頭を越え、いきなり飛び込んできた景色。
ミツ峰のコルから羅臼岳

カッコイイ!あまりの男性的な威容に衝撃を受けた、声も出ますねぇ~


オッカバケから二ツ池越しに硫黄山。

国後島や爺爺岳も良く見えた、山登りをしていて外国を意識するのはココだけかな?