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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

これからのストーブはこれで決まりだ!

2010-10-25 | ノンジャンル
 まず、最初に・・・
ストーブを語る時の僕は熱いですよぉー
暑苦しいですよぉ! 今日はストーブネタです。


最近流行りの「高効率ストーブ」
ジェットボイルに代表されるアレですよ、ベルカディアで輸入してて、エライ流行ってるのでその効果の程を知ってる人は多いはず。

んで、僕も手に入れました。




スウェーデンはプリムスの「イータ・ソロ」です。




もちろんカップ部を外してゴトクを付ける事も可能。
専用のコッフェル以外も使用できるのです。

ここで注目はバーナー部のヘッド、ごく普通のプリムスのヘッドなんですよぉー
火力は決して強くはない。




ジェットボイルの最新機種、フラッシュと迷ったけど、イータ・ソロにしたのは、写真の通り、ハンギングキットが標準で付いてるから。

これがスゴイ!
まさに目からウロコ、コロンブスのタマゴ的な一本吊り下げ方式で、ストーミーの昔から吊り下げの鎖は3本でないとならん!
と思ってた僕には衝撃的!!

なんせ、たった一箇所の穴に差し込むだけでオッケーなんですから。

ビッグウオールごっこのためじゃないですよー
ストーブを使う為に、平らな場所を探さなくてイイってのがどんなにストレスフリーか使ってみて初めて判るこの愉悦

いままで何度も何度もお湯をひっくり返してた過去の僕にサヨナラです。
だって、絶対に唐黷ネいモン。




このようにマルちゃんの担々麺がそのまま入るのもャCント高いです。
カップ麺がプロテクトされてますねぇ
つぶれて泣いてた過去の僕にもサヨナラです。



コッフェル部の底

実はコレがミソなんですねぇー
このヒダヒダがストーブの熱を無駄なく吸収して逃がさない。
なので、沸騰が早い上にガスの消費量が少なくてすむ訳です。
ストーブ本体自体は大した火力は無い訳ですし、むしろエコの観点から考えても低火力に押さえた方がガス消費量が少ない訳です。

一昔前の4800キロカロリー!!のガスストーブのなんとバブリーなことか・・・
時代は確実に変わりましたねぇ。




付属のネオプレンカバーを外した所です。
マジックテープで簡単に外れるのが素晴らしい!
油料理の後、洗うのがラクでイイですねぇ。

もちろんカバーを装着したまま調理します。
このカバーで放熱を防ぎ、ヒートロスを防止するのも工夫の一つです。
ストーブで加熱中も手で持っていられるくらいの断熱効果のスグレモノです。


さて、ここまで来れば次の段階へ進みます。
総括すれば、
① 別にストーブの火力は大したこと無くて良し。
② 実はコッフェルの底にヒミツあり

    ですね!!



で、こんなコッフェルを手に入れてみました。

一見普通のコッフェルですが。
裏を見ると・・・





この通り!
例のヒダヒダがついてますね!!





比べてみるとこんな感じ。


一緒じゃん!!


一昔前に、空冷バイクのエンジンに金の洗濯ばさみをくっつけて表面積を拡げた原理と同じか?

調べてみると10社くらいから、この手のコッフェルが出てました。
オプティマスのウイークエンドとか、イワタニのイータシリーズとか。

ご丁寧にイワタニは専用のストーブ以外は一酸化炭素中毒の心配があるから使うなって書いてます。

え・・

たかが鍋で・・

そもそも密閉空間で使うなって書いてるのにねぇ。



さっそくGIストーブで実験・・

スゲー! ホントに早ぇー!!




オプティマスの123Rがそのまま入るよ!

ステキー!!




うん、ピッタリじゃん!
400ccのお湯を沸かすのほんの数十秒。




ガス缶とオプティマスのクラックスがピッタシ入ります。
便利だねぇー



まるでジェット戦闘機の部品のようだ。
うっとりしますねぇ・・

この手のコッフェルがあれば、手持ちのストーブでオッケーでしょう。
でも、ジェットボイルやイータ・ソロのようなストーブとコッフェルの一体の妙も素晴らしいですよ。

なんせ、手に持ったままお湯が沸きますし、時間も短いので苦になりませんしねぇ。
ネオプレンカバーの効率も見逃せない所。

でも、汎用性を考えるとこの手のコッフェルだけでも十分オッケーでしょう。

いやー、山でのごはんやコーヒータイムがますます楽しくなるなぁ・・

そもそも僕の場合、そう言う楽しみの為に山に入ってるんだし。
あんまり登らないけど叱らないでねー

コーヒー飲んだり、景色を見たりしてるだけで十分楽しーんです。

あとストーブに火を付けるのが楽しくて・・
さて、あなたの心にも火は付きましたかな?

赤岩盛況

2010-10-24 | ノンジャンル
 挑戦会の皆様方とクライミングへ。



今日もまた大人の部活動の始まりです。
まずは44フェイスから。
登り出そうとする杉本さんとナゼか笑顔の2人。

今日の44、何故か次から次へとパーティーがやってくる・・
大入り満員だ~

場所を譲って移動です。



移動した奥チムニーから見た44

この通りの大人気。祭り状態です
44祭り~♪



奥フェイス登りたい! と、言ってたハズなのに、
いきなりコーヒーを落としだす・・
まあ、嫌いじゃない僕もすかさずお湯を沸かします。

結局、トップロープを張らされるハメになった石川君は壁を見てる様子。



トップロープ支点を作ってくれてる石川君



コーヒーを飲み終え、早速登る大槻さん。
杉本さん、ずっとビレーだ・・



その隣で蟹工作船を登る僕



ビレーしてる人のすぐ後ろで湯気をたててラーメンを食べる石川君。
と、焼きそばを食べてるバンキ。
新手の悪質な嫌がらせか?
お昼前には効果てきめん。




大槻さん。
たまにしかクライミングしないのにやたら上手い。



イクちゃん。
お目当ての奥フェイスを登り、蟹工作船にチャレンジ。




ファイアーマンを登る杉本さん

このルートを拓いた三和さんの後輩にあたる杉本さん。
登らずにはいられますまい。

明後日は札幌でも雪の予報、そろそろ赤岩もお終いかな?

のんびりと支笏へ

2010-10-23 | ノンジャンル
 天気もいいし、市内の支笏湖へ。
市内とか言えるのも千歳市民の特権かなー




支笏ロックでクライミング
最近、人が来ないのかツタもからまり荒れ気味。




細かいのが面白いのです。

のんびり出来る岩場なのです。




まさに紅葉が見頃の湖畔で焚き火。
ちゃんと焚き火の出来るのんびり場所もあるんですよー





そして、僕の得意の焚き火料理
焼きリンゴ~!!

今日も上手に出来ました。

湖畔に雪虫が舞い、冬を予感させる暖かい秋の日でした。

秋も深まり…

2010-10-21 | ノンジャンル
寒くなってきました。
この時期のキャンプに活躍してくれるのがコレ!

パープルストーブ301ストーブです!

久しぶりに取り出して秋キャンに向け点検中。




山では重すぎて使えず、ファミリーキャンプでは扱い辛さからか、使ってる人を見たこと無い隙間商品

でも、暖かいし灯油なので燃費も最高!料理も出来て、ちょっとした照明にもなるよ。

6リットルタンクで長時間の運用可能!

まさに秋キャンプにはかかせません。

ケロシンいいですよ~!

僕はすっかりケロ中毒です。 ケロケロ。



今日も日高山脈へ

2010-10-19 | ノンジャンル
 今朝は石北峠で積雪でしたね。

雪の今日、日高の山々はどうなっているのか?
フワリフワリと飛んで空から見てきました。
現在の状況など、皆さんの日高登山の参考にされて下さい。




カムエクです、手前がピラミッド。
うっすらと冠雪しています。




幌尻岳です。
少し積雪が確認できました。
今、登るなら夏と冬の両方の装備と、しっかりした防寒・防風の装備が必要ですね。




ピリカヌプリです。

個人的に大好きな山なので360°ぐるりと回ってじっくり観察。
南に位置している山ですが、やはり冠雪です。

しかし・・・
あまりの美しさに絶句、感涙です。




ヌピナイ上二股の天場の様子です。
お世話になった方も多いはず。




七つ沼カールの様子
紅葉もすっかり終わり、雪に覆われるのを待っているかのようです。




1839峰、左にコイカク。




ヌカビラ川の様子です。
荒れる時は荒れる、そんな川。
一挙に増水し、トツタベツと幌尻の巨大な上流域を持ち、北カールに繋がってるからかなかなか水が引かないヌカビラ川。
人気のルートですが、軽く見てはいけないのです。



紅葉も盛りでした。

雪の白さと紅葉のコントラストが美しく、日高の山々に彩りを添えていました。