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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

合宿2日目

2009-08-24 | ノンジャンル
 2日目は岩合宿。
義経岩へ! なんと無駄のない素晴らしいプラン!



登る僕とビレイしてくれてるイクちゃん。

染みだしで登れない所と、全く大丈夫な所がありました。




登る大槻さん。
ヒールフックから返すの上手ですね。




イクちゃん
いろいろ考えて試して粘るところがスゴイですね。
最終的に登っちゃうんだから、引き出しはいっぱいある方が強い訳ですねぇ。



ノリタマ

義経のガサガサの岩に指をやられて流血しながらも根性で登ってました。
気合は十分。

でも、後から登る人は血まみれのホールドで、ちょっと迷惑・・



義経のてっぺんから見た景色
いいロケーションだと思います。

実に楽しい有意義な二日間の合宿でした。

合宿、夜の部

2009-08-24 | ノンジャンル
 はい、夜はもちろん宴会ですねぇ!

近くのキャンプ場で夏合宿、夜の部です。



準備をするみなさん。

みんなで買い出しに行きました、現地で新鮮な食材を大量に!
素晴らしい&美味しい!!



焼いては食べ、食べては焼く。

昼間の沢の話や山の話。
つきる事がない楽しい話題と楽しいお酒。



素晴らしい食材。
どこから調達したかは内緒。



挑戦会ってソロの集まりだなぁ・・と思う光景。
ソロテントが人数分ならぶ・・
笑っちゃうくらい。



流行りのスラックライン(綱渡り)を試すノリタマ。
意外と難しいですねぇ・・


同じくイクちゃん。

こんな事してのんびりしてて、二日目の岩合宿は少し出遅れ・・

でも、楽しければイイんです。

夏合宿初日

2009-08-24 | ノンジャンル
 週末は会の夏合宿でした。
初日は沢合宿! ソウベツ川へ!


楽しい沢です。
まるで大人の遊園地! 今シーズンの水遊びもそろそろ折り返しかな!?
去りゆく夏を惜しみつつ、たっぷりとソウベツ川で遊ばしてもらいました。


本流から外れて、わざわざ登りに行った滝。
30mくらい。
水にうたれて頑張る吉田さん。



同じ滝
ひさびさの沢なのに臆することなく登る大槻さん。
こうして見るとなかなか大きいではないですか!



同じく滝の落ち口でマントルを返すイクちゃん。
最後はどうあがいても濡れる・・
強烈なシャワークライミング。
最高に面白い! まさに夏。



へつるノリタマ。
攻めの姿勢が素敵です。



泳ぐ僕。

立派な釜がいっぱいあって泳ぐのに最適!



ゴルシュのノリタマ。
へつりからドボンで泳いで突破!
男らしいよ~

この沢、同じ難所もレベルや好みに応じていろんな突破法を試せて面白い。
巻いてもイイし、登ってもイイし。

泳いでもイイし、へつってもイイし。



高巻き中に見たパーティー。
どうしても巻くしかない滝もありますよぉ!
なかなか判断の面白い沢です。


素晴らしい渓相
見てるだけで心癒されます。

やっぱり泥だらけの沢より、固い岩の沢ってイイですよねぇ・・


でっけぇ滝。

でも簡単に直登できる滝もいっぱいあって面白い。

最近は人、入ってないのかな?
踏み跡もほとんど無くて、高巻きの跡も無く、林道も廃道。
ヤブ漕ぎはまずまずでした。

でも、面白い。
大当たりの沢で、一日仲間と楽しく遊ばせてもらいました。

宇円沙流(ウエンザル)岳

2009-08-16 | ノンジャンル
 今日は日高へ。
かなりマイナーな宇円沙流岳で沢登りです。

清瀬橋から西面の沢を登りました、この沢を登った記録は見た事が無いのですが実に楽しい沢でした。


まずは小手調べに出てくる5mの滝。




2段20m

小さな沢なのに、立派な滝があって素晴らしい!!
楽しくみんなで登らせてもらいました。


大滝を登るノリタマ君。
黒っぽい服なので見にくい・・
晴れてイイ天気だったのですが、沢の中は暗かったのでますます見にくい・・

でも、頑張ってくれました。
ランニングビレイにハーケン一本打ってトップアウト!
エイド無し!渾身のクライミングだ。
素晴らしいよ、まさに若手のエースだ!


そして、それをビレーする僕。

珍しくリードしないでイイのでニヤついてるところ・・
ビレイは真面目にやってますよぉ・・

「がんばれノリタマ! 落ちたら絶対止めてやる!」

こういうのって、相撲部屋で言う所の「かわいがり」なんでしょうか?



ルンゼを登る吉田さん。
最初がハング気味でしたがスイスイっと。



素晴らしい渓相
美しいです、心踊りますね。

人工物や残置物など一切無いのも素晴らしい。

宇円沙流のピークを踏んだ人は少ないだろうな・・
増してや、この沢を詰めて踏んだ人は・・ 
世界一のエベレストのピークを踏んだ人より確実に少ないだろうな。
なんて話しながら登ってました。






今まで見た中で、最大のカバノアナタケ!
わざとらしいほど・・ とってつけたような・・ 超巨大なシロモノ
市場価格はおいくら万円なんでしょうね!?

頂上付近からこんなの担いで降ろせないので今日の所は見逃してやりました。
次、会ったら覚えてろよ!!





稜線に出ると・・

おお! なかなかの眺めじゃないですか!

日高の稜線は今日も涼しい風が吹いてました。



下りは懸垂で。

ザイル一本じゃ足りないので連結。
下りる杉本さん。

ここは支点の位置が悪く、杉本さんのアイディアで克服。
題してザイル→スリング引き寄せ法



同じくノリタマ

懸垂一つとってもパーティの人数が多いと時間がかかる。
全員がスムーズに足並みが揃ってると最高。
スピードイズセーフティ。



下山後はノリタマ君と「サッパリしてきていいですか?」と杉本さんの許しをいただき。
二人して沙流川で泳ぐ。

夏はこうじゃないとね。

エーデルワイス

2009-08-03 | ノンジャンル
 エーデルワイスって言っても、クライミングのザイルの話しじゃないよ。

念願かなって、日曜に本物のエーデルワイスのお花を見てきました。

ウスユキソウってやつですね、内地のは見た事あるんだけど、道民としてオオヒラウスユキソウが見たかった。

恥ずかしくて秘密にしてたけど、実はエーデルワイス、自宅で栽狽オてたくらい・・
(枯れていなくなっちゃったけど・・)なので、感動でした。


この山ですね。
お花見気分の軽いノリだと意外な急峻さとドロドロな道とヤブ漕ぎに驚くかも。
なかなかワイルドな登山道なんです。



15年くらい見たい見たい、と思っていたエーデルワイスちゃん。
やっと会えました。
なぜか、この山、後回しに残していたんですね。

もっと早く来てれば良かった・・

もう、完璧に美しい、これ以上無いくらいのまさに旬の状態のオオヒラウスユキソウ。
美しさの例えようがなく、言葉を無くしてしまう・・
まさに松島を見た芭蕉の様に絶句してしまう・・・

これ、肉眼で自生してる個体を見て、感動しない人はいないですよ!!
大興奮!

しかも、触ってみると・・ 気持ちいいくらいにホワホワ・・
なんて可愛い花なんだ・・

気が付いたら花を見つめて無言で30分近くたってたかも。


わずかな山のわずかな場所にしかない貴重な花。
ずっと咲いていて欲しい。



ウスユキソウだけでなく、様々な種類の花が咲く大平山
どんな花があるかは秘密。
そして、すごい急・・



マンテマです。
僕の大好きな花です。
通勤途中でもマンテマがあると、立ち止まって写真を撮ってしまうくらい。

そしてこのマンテマはかなり希少なカラフトマンテマなんですね。
この大平山に希産しています。

その辺でみかけるマンテマの半分くらいの背丈、花も小作りで可愛らしい美しい花です。



まるで日高の山なみを思いおこさせるV字に浸食された尾根と沢。
固有種の花はもちろん、
道南も素晴らしい山々がある事を再認識した週末。
高山植物に心奪われた週末。