麓から見る大雪山は冠雪、例年一度は溶けるが今年は根雪になるんじゃないか?ってくらい真っ白で紅葉とのコントラストが美しく、青空の下、外遊び日和だ。
美しい新雪と紅葉のコントラストの黒岳
こんな日に…と、思うのだ。
なぜ、僕は洞窟に行ってしまったのか…
探検してしまったのか、しかも2箇所も。
探検、1発目
アイヌ伝説で地獄へ通じる穴、あの世との境界と言われる比布にあるアフンルパロへ。
ここは鍾乳洞だ。
看板にも地獄に通じるとハッキリ書かれていて、しっこ漏らした。
激セマな入口をほふく前進し、冥界の奥を覗き見る。
進みすぎると現世へ帰れなくなりそうなので、ほふくでリターン
最深部
これ以上先は地獄かも?も少し現世で遊びたいのでリターン
鍾乳洞なんだね。
探検、2発目
層雲峡隧道
分かりやすく言うと、廃トンネル。
その中に温泉が湧いているらしい。

釣りもしないくせに、ウェーダー持ってるのは探検以外に用途なし。
行ってみると禍々しさを滲み出して存在していた。
そもそも、入口が埋まってる。
わずかな隙間から熱気と蒸気が吹き出してくる
なんとか掘り出し、ほふく前進可能なとこまで入口を広げる。
掘るにつれ、強烈な熱気が隧道内部から噴出してきて、恐怖で心を折られそうになる。
ここに入るのか… ホントに?
無理やり入った熱風渦巻く隧道内部
簡単に死ねそうで、心の中の緊急アラートが全開で早く出ろと告げている気がする。
早く出たい気持ちと、探索したい気持ち。
0.5対9.5で早く出たい気持ちの圧勝
内部は熱気と湿度がスゴイ
こんな閉塞されたとこで熱に巻かれたら終わりだ。
そして、臭気がすごい
硫化水素だ。
オバケがいるかどうか分かんないけど、濃度の高い硫化水素は確実に僕の息の根を止めに来る、そして、ここは隧道内部、臭気の逃げ道なんて無い。
硫化水素って 段々具合悪くなるとかじゃなくて 即死する、しかも致死濃度はその日の体調にもよる上、有効な救助手段は無い。
それに加えて凄まじい落盤だ。
天井のコンクリートがバカンと外れて下に落ち四散している。
こんなのにやられたら人知れず確実に死ねる。
ここだけは大当たりは引きたくねぇ・・・
更に硫黄の泥濘が膝、時に腰近くまで僕を沈ませる。
暗闇の中たまにある落とし穴で、もがくしかない。
ぐっちゃぐちゃの泥か硫黄かわかんない通路
今まで、こういうとこ何度か行ってるけど、ここは怖い
こういうとこ、ファミコンのスペランカーじゃないけど、コウモリがいるのが定番なのに、それすら居ない。
やはり硫化水素なのだろうか?考えてるとどんどん怖くなってくる。
なにこれ?!
硫黄だ!
湧いてる!湧いてるよ!!
お湯がこんこんと湧いている。
こんな苦労して見つけた源泉は温かく、適温で硫黄濃度も抜群なのだが、長湯すると様々な要素で昇天しそうだ。
この看板は読めなかったなぁ。
オマケ
アイヌ伝説の美少女、「カナチ」が住んでいたとされる棚瀬山へ、そしてガチ金魚すくいの検定を受験!
美少女カナチの伝説
今で言えば橋本環奈的な?(芸能に疎い僕)
ピークは岩でした。
時間あったので、行ってみたかった金魚の館へ!
金魚すくい検定やってきました!!
週末の成果
ボルダリング 初段
金魚すくい 6級… せつない…
ちなみに6級のレベルは3分間で13匹、15匹だと5級なんだよ。
初段めざします!
みんなも行ってみてね!
お店のおじさん良い人だし、小学生の常連たちにシバかれて新鮮です。