先日の羊蹄山、同行したアカネさんのスキーが滑らへん、滑らへん・・・
「いやー、金具つけてもらっただけで、手入れしてないからねぇー。」
とか言うてはるし、パーでパチーンとはり唐オたろかと思ったけど、
相手は還暦目前のご婦人やし、思いとどまる。
そんで、下山してスキーの滑走面を見てみたら、なんか白っぽい。
ワックス切れかぁ・・・? と、よー見たら銀色・・
「ええっ!!銀パラ???」
同行の杉本さんに、これってまさか?
「うわっ!銀パラだ! ガハハハー」と大爆笑してる。
「なんだか知らないけど、金具付けてもらった時に塗ってもらったの。」とアカネさん。
ちなみに銀パラとは30年くらい前にはやったワックスで、今使ってる人はマズおらへん。
なんせ、明治維新の頃のワックス(言い過ぎ。)
髪型がチョンマゲの人を見るような驚きのオールドスタイル・・・
銀パラー!?
銀パラー!?
銀パラー!?
銀パラを見た時はグーでゴーンと行ったろか?と、思ったけど、
相手は赤いチャンチャンコ目前のご婦人なので思いとどまる。
思いとどまってばかりでは、本人も僕も困るので、ワックスかけてあげました。

人ンチで新聞ひいてワックスをかける様子。
リムーバーをかけたら銀パラがドロドロに溶け出してヘドロみたいになってた・・
こりゃ滑らんわ! 生塗りのワックスが汚れを拾って酷い事になってるし。
なんせ滑走面のフラット出しから始まりました・・
あとはベース作ってフッ素入りのワックスをホットで塗ってスクレーピング、ブラッシングだ!
もうピカピカ! ついでにイクちゃんのも手伝ってピカピカ!
奥手稲はきっと滑るよ~!
なんか、みんな雪崩講習会とか必死で行くけど、ワックス講習会いけへんよなぁ。
深山で板が滑らなかったら計画通りに行かないし、最悪ビバーク、命にかかわるのは雪崩と一緒だよ。
道具の手入れ含めて事前の準備は大事やなぁ。
それと、ワックスの技術や理論も日進月歩でっせ!
それからねー。島松にクライミングウオールが出来たよ。

完成の図。

基本的に開催日は毎週火曜日の夕方からです。
使用料は一人200円ャbキリ。

今なら課題作りほーだい、ホールド付けほーだい!!

ルーフにハング、垂壁もあるし、クラックにバルジと小さいながらも変化に富んでますよ。
遊びに行こうねー!