goo blog サービス終了のお知らせ 

ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

道内の山400座達成

2018-02-27 | ノンジャンル
 もともと内地出身の僕は本州で山登りをしていて、北海道に転勤になりその原始性と人の少ない山の魅力に夢中になった。

北海道の山ばかり登っていても、内地の山を登ったり100名山を登らないとダメな風潮があって、東北の山を登りに行ったり、百名山を登りに行ったり、挙げ句の果てに海外の山にも登りに行ったりしたけど、やっぱり北海道の山がいいなぁと一周回って落ち着いた。

こんなに人の痕跡の無い山がいっぱいあって
登っても登っても知らない山があって
初心者から上級者まで様々な楽しみ方が出来る
交通費をかけなくても楽しめる道内
ブラキストン腺を越えて、まるで本州とは別の大陸なんじゃないかと思う。

言語と通貨の同じ外国だと僕は思っている。

毎日がバケーションなのがイン北海道
季節がハッキリしているのもいい。

春夏秋冬、様々な登山を楽しめるのもいい。


自然が好きなので頂上へ行かなくても自然の中にいるだけで十分に楽しめる
特に野の花が好きでその為に山に入る
クライミングをしたりカヤックをしたり
外で遊ぶのが好きな僕はやる事いっぱいでピークハントばかりしている訳ではないけれど
やっぱり山が好きで、これがベースなんだと思う

そんなこんなで道内の山400座達成
同じ山は違うルートから登っても1座は1座
羊蹄山は100回くらい登ったけど、それでも1座
昨日の鳴尾山で400座

特別に目指してた訳でも無く、感慨も無いのだけれど積み上げてきた実感はあります。
まわりの人がいっぱい登山を始めて、いっぱい止めていった。
登山だけが特別なモノでは無い事も分かっているんだけど
自分に向いている趣味以上のライフワークとして、
これからも登山を続けて楽しんでいこうと思ってます。

山や自然の中でお会いしたら宜しくお願いします。



丹鳴尾山  鳴尾山

2018-02-27 | ノンジャンル

市内の山、丹鳴尾山と鳴尾山へ

山岳会のタメじいから渡された市内の山マップを基に支笏湖の山を一つ一つ登ってます。
それを基に考察すると支笏湖周辺には40の山があるようだ。
支笏40山だ、札幌50山終わった方はぜひどうぞ。

登る人もあまり無いマイナーピークの一つかと思っていたら、なんと他にも登山者がいる!
しかも何人もいる!
今年23座目の山にして初めてだ。
人の行かない山にしか行ってないのでしょうが無いけど、こんなの久しぶりなので驚いた、
人気の山なんですねー

同じ千歳市内から来られた方と歓談
何度も来られているとの事で情報を頂く

とにかく眺望のいい山らしい、スッキリとは晴れなかったけど、雲間に支笏湖や周辺の山が望めた。



丹鳴岳が間近に見える。
ここは支笏周辺の実に素晴らしい展望台だ。




登っていくと全く期待していなかったオープンバーンが多数
ピークに着いてもいないのにテンション上がります




鳴尾山から丹鳴尾山を望む

のっぺりした丹鳴尾山は地図上に三角点がある
三等三角点 丹鳴尾だ。
鳴尾山の標記は地図上には無いが、古くから言われている山名らしい。

実はこの山で北海道の山400座達成した。
そればっかりしている訳じゃないので、ピークハント専門の人には鼻で笑われる数字だと思うけど、なんとなくキリが良くて嬉しい。

ピークでお祝いに他パーティからケーキの形のチョコを頂く。
良い思い出になりました。





登りながら期待していた通り、やはり滑りもいい




支笏湖周辺の山々の中でトップクラスの良い斜面多数
眺めも滑りも良く、綺麗な森を登っていけるとなれば人気の出ない訳が無いもんな。



林間滑走がここちよい。



恵庭岳もチラッと見えた
支笏湖も時折見えた

気持ちよさそうなので、帰りに支笏湖に寄る




この時期にここに来たのは初めてだなぁ
夏とはまた違った美しい景色
白鳥だけが佇んでいた静かな湖





この山はまた行くわ
ホント近場にいいとこ見つけました。
シューの人もいっぱいいたから足回りはなんでも楽しめそう


シカルベ山 リクンヌシ山

2018-02-27 | ノンジャンル

静内が数十年ぶりの大雪だそうで、地元で雪に迷惑している人には申し訳無いのですが、
これは行くしかない!

幌加内方面も考えてたけど、ここはいつも雪が多い地方で、今年は更に多いので後回しだな。

静内方面でパウダー楽しめるチャンスなんて来年は来ないかも知れない、行ける時にいっとこう。

シカルベ山へ向かう、実はここは三石スキー場の跡地がある。
自身の未踏峰を登り、滑りは北面のパウダーをいただく寸法

行ってみたらスキー場を廃業して10年くらい経っているらしく、木が育っていて、そこまでのオープンバーンではなかったけど静内でこんなパウダー滑れるんだ!と感動

スキー場の反対の南斜面もオープンで良かった。



南面はこんな風に三石川の下流域を眺めながらの滑降になる。
以前、登った蓬莱山や社万部山などを眺め、景色の良い滑りを楽しむ。




元スキー場だった所は、やはり滑りやすい。
雪が良く楽しめる




北に面しているので
雪が軽い




元スキー場の下部は牧場になっていて
牧柵があった。
馬さんを驚かさないように歩きました。


下山後、地元の人としばし歓談
こないだもボーダー来て滑ってたぞーとの事
同じ事考える人いるんだなーと思った。

牧場の馬の邪魔にならないように奥を滑ったんです、と言うと。

なんも、大丈夫だー、馬なんて気にしねーよー
昔はそこに駐車場あったんだから
みんなスキーして遊んでたー

との、ありがたいお言葉
こういう地元の人との交流って楽しいなぁ。
このおじいさんのお父さんの尽力でスキー場が三石に作られたんだそう
子どもが減っちゃってスキー場は閉鎖になったとか
歴史を感じるお話、牧場の話、面白かったなぁ。

そして数十年ぶりの大雪だそうで、雪かきの真っ最中
バケット使ってましたが。
雪かきも機械力なんですね。




シカルベ山を南から望む

時間もあるのでリクンヌシへ向かう
長い林道をてくてく歩く、ピークへ着けるのかなぁ?
などと思いながら歩いていると
「ツケナイ」って看板あって爆笑





ピークには無事ツケて、南峰、北峰とも登る事ができた。




登りながらオジロワシやオオワシを間近に見れた
渡って来ているんだなぁ。

なんか、鳥多いなぁと思ったらフレッシュな鹿の死体が。
晩餐でしたか、お食事中失礼しました。



帰りがけに静内のアイヌ資料館などで勉強させていただく。
松浦武史郎やシャクシャインの話を聞き、郷土史などもお話いただく。
閉館中の資料館も開けて頂き、申し訳なくも楽しかった。
今日も充実の一日


尖山 (占冠)

2018-02-19 | ノンジャンル
前から登ってみたかった、低山ヤブ山の大物(僕の中で)

ほんの702mの低い山なんだけど、
その名前に興味があります、もしや誰も気づいてないのかも知れない山

それが占冠の尖山



1枚目




2枚目

アップした地図の写真、1枚目と2枚目の右上の緯度・経度を見て欲しいんです。
全く同じなんです。

しかし、肝心の山の名前が違う
尖山と光山と名前が違う!!

ここからは僕の想像なんですが、光山は誤植でしょう
尖と言う字が光りに見えたのでは???
と思うんです。

地図に間違いがある事はみなさんご存じの通り
あとは、この間違った名前が定着しない事を望むのみですね。
コイボクシュメナシュンベツが読めない人は地図作って欲しく無いと思うのは僕だけじゃないはず。

変なあだ名も流通させられると困る
多峰古峰の南にある南峰をコップタップとか言うのはやめて欲しい
モユクンタップコップか多峰古峰南峰でしょう。
ややこしい事に多武古峯山がほんの数キロ西にあり、
更にその東の砥石山と混同している記述もあるので分からなくなる。

ここから東にある人気の楓沢
この並びにもいくつか沢がある。
実は以前にもややこしい事があった
楓沢の並びに一の沢、二の沢・・・とあるが、
地形図と林班図とでは沢の名前の入り方が違い、救助要請があった際、隣の沢に入っていた事があった。

こんな事もあるので統制が必要だし、何より地図の間違いは人名にすら関わる恐れがある。




なんて、思いながら辿り着いた頂上
なんと看板がありました。
本当にビックリしましたが
しっかり尖山と書かれていて、つい笑顔に。



頭にトマムがついているのもご愛敬ですね。
知内にも尖山があるので、こういう風に地名を付けられたのかもしれません。
円山や三角山、天狗岳なんて地名付けなきゃどこのか分かりませんからね。




頂上からは隣のトマム山がうっすらと樹間越しに望めた。




麓から尖山、決して光山では無い

今日も自身の未踏の山の探索
実に楽しく充実の週末となって大満足でした。




石山 (占冠)

2018-02-19 | ノンジャンル
 最近、行った○○山はなんだか人が多い!とか
外人が多い!とか・・
バックカントリーやる人増えたよねー とかって
なんだろなーって思う
自分だってその山の人口密度を上げてる1人なのに

文句言ってないで違うエリアに行けばいいじゃん
楽しいトコ探せばいいじゃん

 ってな訳で占冠の石山へ



もう、登ってる時から楽しい
歩いてるだけで充実の景色と雪

人なんかいないだろう、ラッセルがイヤなら来るなよと思う
人のトレースを期待したり、トレースが付いてる山しか行けない人とは友達になれない
なりたくもない。
僕は友達は選ぶよ。

こんなマイナー山でソロの人と出会った
ここで会う人とは友達になれそうだ。





初めて行ったのに今シーズン最高に楽しい滑りをマーク!!



舞い上がるパウダー!
スプレーが半端ない、雪の軽さを物語っているようだ。

なんだココ!
メチャクチャいいじゃん!
僕は隠さないよぉー
ケチじゃないから(*^_^*)
こういう情報ってギブアンドテイクだよね
情報をネットでもらってるんだから、お返しもしようぜ

楽しかった~! でも、教えな~い♪ なんて、それなら最初から書くなよ
自己顕示欲が強いのもたいがいにせえよ! と、思う



ここは内陸特有の軽い軽いドライパウダー
なんでこんなに!?のオープンバーン



ハイク時間も短いのにこんなに楽しめちゃってイイの?



そしてこの景色は何?
大雪山の展望台かと思うほど
ニペソツが間近に、石狩岳に表大雪の山々もクッキリ
屏風岳から三角、いや夕張に鉢森!
北日高の山々も良く見えた
展望の山でもあるんだね



滑りも展望も良くて登りも楽しい
美しい森
小鳥のさえずりに春を感じつつ
晴れた冷えた稜線を行くのは幸せしか感じない。

ここはまた行こう。
お気に入りのテレマーク板を持って滑りに行きたい。
景色も眺めに行きたい。

道央圏からわずか2時間
何回登り返しても楽しめる斜面と展望の山、発見!!