九州地方で、まるで台風シーズンと見紛うような大雨の被害をもたらし月が明けた。
梅雨、「西でざあざあ、東でしとしと」と表現するらしい。
湿った空気が九州の西側から、梅雨前線を回りこんでくるのを名古屋?辺りで太平洋高気圧がブロック、このために梅雨時におきる現象らしいのだが、時折「ざあざあ」では追いつかないような降り方をするらしい。
♪ ささのはさらさら のきばにゆれる
この月、文月とも呼ぶが、それには諸説があるらしい。
が、五節句のひとつ七夕(しちせき)があるからという説が一番座りがよくてきれいに思う。
七夕は織姫星と夏彦星の伝説。
織姫星は機織の上手な働き者の娘、夏彦星もまた働き者の牛追い。
娘の父、天の帝のとうちゃん、「ええこっちゃないか」と結婚を認めたが、このふたり?の夫婦生活、ちょっとHなことを妄想。
楽しく、妻は働くのがもう嫌といい、夫も、何時も妻といたいと家に引きこもってしまった。
天のとうちゃん怒り猛って、天の川を隔ててふたりを引き離したものの、まあ、少子化対策もあって年にいち度だけの逢瀬を認めたらしい。
阿呆の戯言は打っちゃって、わが終の棲家、西洋長屋のロビーにも子供達が飾った竹笹が立ち、その中の短冊のひとつひとつが可愛い。
なかに、「げんきなあかちゃんがうまれますように」というのがあって、弟か妹を待ち焦がれる兄と妹の優しい心がうかがえ、ともに祈りたい気持になる。
君たちのとうちゃんとかあちゃん働き者だから、何時も一緒にいられてよかったねえ!
♪ ごしきのたんざく わたしがかいた
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