箕面市の墓地公園にあるカタリナ の両親のお墓。
この日(12/12)に墓参したのは、夏に行けなかったことに加えて、もうひとつ理由(わけ)があった。
話は遡るが、ガラシア病院に転院することになって、さて? と思案したのは通う算段。
余談だが、駅に至便、国道を挟んでトヨタレンタもありで、転宅を機に車を離して20年近く、少し寂しくもあったが直に慣れた。
途中、おねだりしたこともあったが、酒に締まりのない誰か?を慮ってか縦に振って貰えず。
話を戻して、初めて息子と外来面接でガラシアへ行った折、最寄り駅の千里中央からタクシーを利用、その日の交通事情あるだろうが15分ほど掛かった。
駅と病院を往復する無料バスは1時間に1本ほど、最終バスは18時30分に病院を発ち、夕食にも付き添ってやれない。
外来の日、復路はそのバスを利用したが、北千里駅を廻るため30分近く掛かった。
タクシーは片道二千円余り、毎日となればまず無理。
で、今春、関西に転勤になった息子、「車庫で遊んでいることが多いので使って」と言ってくれた。
娘が介護休職を取ってくれた3月間は電車で病院へ行き、娘と車で帰宅。
名神吹田ICを経て病院まで33km余、小一時間かかったが、酷暑でもあり電車に比べて格段に楽だった。
何より、カタリナの傍に少しでも長くいてやれるのが嬉しかった。
同乗者たちは我慢?していたようだが、ユーミンの「春よ、来い」や「飛行機雲」、山下達郎の「クリスマス・イブ」などを聞きながら通った4月、長かったのか短かったのか。
退院前の1月余はひとり、専ら復路だったがヒヤリとしたことも二度や三度あったような。
9月の豪雨では阪大病院付近で路肩が崩れ復路が通行止め、迂回が何日も続きうんざりしたこと、ガンバ大阪のゲームの終了と鉢合わせ、渋滞に巻き込まれたこともあった。
その車、12月が車検、息子は自分が車検を、また、その後も使ってと言ってくれる。
が、大きな役目を終えた今、万が一の際の貸し手責任を何時までも負わせては・・・、整備をして返すのがけじめ。
ディーラーへの納車が16日、その前に墓参をと思った次第。
往路、ガラシアへの道と同じルート(写真上)を走ってみた、同じようにユーミンを聞きながら。
久し振りに走って、表現は聊か穏当を欠くが、あの頃は楽しくもあったなあ・・・、と思った。
病室の扉(写真下)を開けると、「お早う」「今日は」と声を弾ませてくれる人が待っていて、「ありがとう」「お休みなさい、気をつけて帰ってね」と笑顔で送ってくれる人がいたもの。
とまれ、サンタさんの橇(そり)もどき、R 君とI 君へのプレゼントを積んでメリー・リスマス!、「ありがとう」の言葉を副えて返すことにした。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.743
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます