ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

身勝手?

2013年03月18日 | 日記

 先週の木曜日3月14日は、ホワイトデーだった。
 ひと月前のバレンタインデーに、チョコなどの贈り物をされた男性が女性にお返しをする日だが、日本だけの習慣らしい。

 ちなみに薀蓄サイトに拠れば、バレンタインデーは、もともとは3世紀にローマ皇帝の迫害で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日で、主に西方教会の地域に伝えられていたらしく、あながち菓子業界が仕掛けた他愛もない日とは言い切れない歴史を持っているらしい。

 Narcissus埒もないことをさせられてと、聊かの腹立ちを混ぜて女性店員を相手に汗を掻きかきお返しの品選びをされたお父さん、「ご苦労さンですなあ」と同情する。

 そのホワイトデーなる日、某TV局が大阪の街角で女性に、「正直いらない!」と思ったプレゼントを訊ね、そのワースト3をお節介にも伝えていた。
 第3位が「アクセサリー」、第2位が「タオルハンカチ」、画面の女性らがセンスがないと貶すのは辛抱できるとしても、キモイとまでコメントするのを聞いて阿呆らしくてチャンネルを変えた。

 斯く言うペトロ、現役時代多くもないけれど、あり難迷惑な義理チョコを恭しくも頂いたものの、一月後のことを思うと憂鬱だった。
 お返しはハンカチと決めていたが、それがワーストに入っていて、勝手に贈ってお返しにケチつけるとは、苦笑いを通り越してその身勝手さにチャンネルを変えた次第だが、そんな、「詰まらないこと」に拘る小心振りにまたまた自己嫌悪。

 Lenten_rose身勝手と言えば、一緒にしないでと女性からは叱られるだろうけれど、やはり北朝鮮。
 ミサイル打ち上げに核実験、ソウルやワシントンを火の海にすると恫喝、それが嫌なら食料寄こせとは、何やら気分が似ているような。

 お彼岸を前に、お天気も随分と勝手なようだ。
 昔から、女心と春の空、三寒四温、毛布三枚では寒く四枚では温い。じゃないがその変わりようは目まぐるしく忙しない。
 女性から言わせれば、移ろいやすきは男心と秋の空だろうけれど?

 麗しき女性の皆様、昔から本命チョコなるものにとんと無縁の僻みとねたみが、この稿を書かせたとお許しあれ。「えっ、端から相手にしていないので勝手にどうぞだって、ご尤も」。

 可憐で清楚な「黄水仙」が満開。こんな佳人からなら幾らでもお返し・・・、、、とは懲りない奴?
 もう一枚は、<四旬節・レント>の頃に咲くバラ、で、この名が付いた「レンテンローズ」、「クリスマスローズ」だと思っていたら別種のようだ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.589

コメント
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