アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

対北朝鮮、中ロに協力求める 制裁の厳格実施で 米報道官 (時事通信)

2017年05月16日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
対北朝鮮、中ロに協力求める 制裁の厳格実施で 米報道官 
時事通信 2017/05/16-07:43)

  【ワシントン時事】

 スパイサー米大統領報道官は15日の記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を踏まえ、同国への制裁を可能な限り厳格に実施するよう中国とロシアに求めた。北朝鮮と経済的な関係が深い中国の役割の重要性はこれまでも繰り返し強調されていたが、ロシアを名指しして協力を求めるのは異例だ。
 
 スパイサー氏は「北朝鮮が米国や同盟国の日本と韓国、中国とロシアを含む近隣国を威嚇し続けていることに疑問の余地はない」と指摘。その上で、問題の解決に向けて「域内の関係諸国、特に中国とロシアに対し、可能な限りの制裁実施を求める」と呼び掛けた。 
 トランプ大統領はこれに先立ち、ミサイルがロシア極東ウラジオストク南方の沖合に落下したことを受けて「ロシアが快く思っているとは想像できない」と述べていた。 

 国防総省のデービス報道部長は15日、ワシントン市内で記者会見し、北朝鮮が「試射に成功した」と発表した新型の地対地中長距離弾道ミサイル「火星12」に関し、「ミサイルの種類については依然として分析している」と述べるにとどめた。


北朝鮮ミサイル、受け入れられず 圧力強化は反対 ロ大統領 (時事通信)

2017年05月16日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮ミサイル、受け入れられず 圧力強化は反対 ロ大統領 
時事通信 2017/05/15-23:15)

 【モスクワ時事】

 訪中したロシアのプーチン大統領は15日、北京で記者会見し、北朝鮮による弾道ミサイル発射について「対立をあおり、何も良いことはない」と述べ、受け入れられないとの認識を示した。

 プーチン氏は「核クラブの拡大に断固反対する」と語り、北朝鮮の核ミサイル開発を認めない立場を示した。一方で北朝鮮に圧力をかけることは軍拡競争につながると指摘。「北朝鮮との対話に戻る必要がある。北朝鮮を脅すことをやめ、平和的解決を探らなければならない」と語り、圧力を強める米国などをけん制した。
 プーチン大統領は14日に中国の習近平国家主席と会談。両首脳は朝鮮半島情勢の緊張の高まりに懸念を表明した。


大規模サイバー攻撃、北朝鮮との関連を調査 セキュリティー会社 (ロイター)

2017年05月16日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
大規模サイバー攻撃、北朝鮮との関連を調査 セキュリティー会社 
ロイター 2017年 05月 16日 10:19 JST )


[ニューヨ-ク 15日 ロイター]
 
  サイバーセキュリティー大手のシマンテック(SYMC.O)とカスペルスキー研究所は15日、世界各国で被害が出ている「身代金(ランサム)ウエア」を用いたサイバー攻撃について、過去に北朝鮮によるものと指摘されたプログラムとの関連性を調査していると明らかにした。

今回の攻撃では「WannaCry(ワナクライ)」と呼ばれるランサムウエアが使用された。

両社はワナクライの旧バージョンで使用された一部コードについて、多くの専門家の間で北朝鮮が指揮しているとみられているラザラス・グループが過去に使用したプログラムにも含まれていたと指摘した。

国連安保理、北朝鮮のミサイル発射を強く非難 追加制裁警告 (AFP BBNEWS)

2017年05月16日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
国連安保理、北朝鮮のミサイル発射を強く非難 追加制裁警告
AFP BBNEWS 2017年05月16日 09:24

  
【5月16日 AFP】(更新)

 国連安全保障理事会(UN Security Council)は15日、北朝鮮による最近の弾道ミサイル発射実験を強く非難する声明を発表した。北朝鮮の「(情勢を)非常に不安定化させる行動」には制裁を含む追加措置を取ると言明した。

 中国も支持した全会一致の声明では、北朝鮮が「具体的な行動によって非核化に対する真摯(しんし)な取り組みを直ちに示す」ことの重要性を強調している。

 北朝鮮は14日、同国のミサイルとしてはこれまでで最も射程が長いとみられる弾道ミサイルの発射実験を実施。「大型の核弾頭」が搭載可能とも主張している。

 米国が起草した北朝鮮への最後通告ともとれる声明で、安保理理事国は北朝鮮の行動に「最大の懸念」を表明。北朝鮮に「核実験や弾道ミサイル発射実験をこれ以上行わないよう」要求している。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射実験をめぐっては、日米が要請した安保理の緊急会合も開催される。

 北朝鮮が初めて核実験を行った2006年以降、国連(UN)は昨年の2つを含め計6つの制裁を同国に科している。

 安保理は声明で、全理事国は北朝鮮に対する「すべての制裁を完全に履行する」と確約。他の国もそれに続くように「強く促す」としている。

ロシアは北朝鮮によるもの含め、核保有国プールの拡大には断固反対 プーチン大統領 (sputniknews)

2017年05月16日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
ロシアは北朝鮮によるもの含め、核保有国プールの拡大には断固反対 プーチン大統領
sputniknews 2017年05月15日 18:44

 プーチン大統領は中国訪問後の記者会見で、ロシアが北朝鮮によるもの含め、核クラブ拡大には断固反対であると述べた。

 プーチン大統領は、「我々の立場は我々のパートナーにも、世界でも、特に北朝鮮でもよく知られている。我々は反対で、それを反生産的で有害、危険だと見なしている」と述べた。

今回の発射はロシアに直接の脅威をもたらさなかったが、「しかしこれはもちろん、紛争の進展を誘発し、そこに良いことは何もない」との見解をプーチン大統領は示した。

プーチン大統領は、ロシアが核実験もミサイル実験も容認できないと見ていると強く主張し、次のように述べた。

「朝鮮人民共和国との対話に戻り、北朝鮮を脅かすことを止め、これら問題の平和的解決方法を見つける必要がある。それは可能か否か?可能だと私は考える。」

先に、聯合ニュースは北朝鮮の朝鮮中央通信を基に15日未明、北朝鮮に前日の中距離弾道ミサイルの「火星12」の発射実験に成功したと伝えた。