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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国国務委員、29日に訪日 7月の首脳会談調整へ (時事通信)

2017年05月29日 | 東アジアニュース
中国国務委員、29日に訪日 7月の首脳会談調整へ
時事通信 2017/05/29-00:47)

【北京時事】
 中国外務省は28日、外交を統括する楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)国務委員が29~31日の日程で日本を訪れ、谷内正太郎国家安全保障局長と第4回日中ハイレベル政治対話を行うと発表した。楊氏は安倍晋三首相や岸田文雄外相とも面会する可能性がある。
 
 楊氏の訪日では、7月にドイツで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた安倍首相と習近平国家主席による首脳会談の調整が行われる見通しだ。今年日本が議長国を務める日中韓首脳会談に関しても、早期開催を目指し協議するとみられる。


北朝鮮抑止へ具体的行動 国民の安全確保に万全 安倍首相 (時事通信)

2017年05月29日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮抑止へ具体的行動 国民の安全確保に万全 安倍首相
時事通信 2017/05/29-11:19)

 安倍晋三首相は29日朝、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「国際社会の度重なる警告を無視した挑発は断じて許すことはできない。北朝鮮を抑止するため米国とともに具体的な行動を取っていく」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
 
 首相は「先進7カ国(G7)で合意した通り、北朝鮮の問題は国際社会の最優先事項だ」とし、米韓両国などと連携していく考えを強調。「高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保していくために万全を期す」と述べた。
 
 菅義偉官房長官は、断続的に記者会見し、北朝鮮が同日午前5時40分ごろ、東部・元山から弾道ミサイルを発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられると発表した。稲田朋美防衛相は記者団に、ミサイルはスカッドの系列との見方を示し、高度は100キロ程度だったと説明。「(通常より高い高度に打ち上げる)ロフテッドなどの特異な軌道ではない」と述べた。
 
 政府は外交ルートで北朝鮮に厳重に抗議するとともに、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催。首相は、同会議で情報収集・分析や航空機・船舶の安全確認の徹底などを指示した。
 
 谷内正太郎国家安全保障局長は同日午後、中国の楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)国務委員と東京都内で会談し、北朝鮮への対応を協議する。岸田文雄外相は記者団に「挑発行動を継続する以上、今は対話ではなく圧力を強化することが必要で、中国の役割が重要だ」と指摘した。