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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

米 中国の超高速ミサイルを警戒  ( NHK NEWSWEB )

2014年01月16日 | 米中紛争と東アジア
米 中国の超高速ミサイルを警戒
NHK NEWSWEB 1月16日 12時58分

 アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は15日、首都ワシントン郊外で講演し、中国が今月、音速の5倍以上の速さで飛行し、敵のミサイル防衛システムをすり抜ける超高速のミサイルの発射実験を行ったことについて、「多くの国が開発を進めており不自然なことではない」と述べました。

 そのうえで、ロックリア司令官は「中国が技術を注入して実用化する能力はアメリカを上回っており、中国の開発はアメリカよりも進んでいる」と述べ、中国が驚異的なスピードで超高速ミサイルの開発を進めていると警戒感を示しました。

 一方、ロックリア司令官は、急速な海洋進出を進める中国を念頭に「北東アジアの安全保障を巡りアメリカは日本がより大きな役割を担うことを望んでいるが、問題は日本が政治的にどこまでの役割を許されるのかだ」と述べ、今後の日本国内での集団的自衛権の行使を巡る議論を注視していく考えを明らかにしました。

ダボス会議が22日開幕、安倍首相ら首脳40人超が出席へ ( ロイター )

2014年01月16日 | 国連・国際社会
ダボス会議が22日開幕、安倍首相ら首脳40人超が出席へ
ロイター 2014年 01月 16日 14:55 JST


 [ジュネーブ 15日 ロイター] -22─25日にスイスで開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)には、世界各国の首脳ら40人以上が一堂に会し、経済問題など世界が直面する課題をめぐって意見交換する。

 主催者が公表している出席者リストには、キャメロン英首相、安倍晋三首相、韓国の朴槿恵大統領のほか、ウクライナのヤヌコビッチ大統領、メキシコのペニャニエト大統領、ナイジェリアのジョナサン大統領らが名前を連ねている。

 イランのロウハニ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の講演も予定されており、激しい対立関係にある両首脳が接触する可能性もある。

 カーニー英中銀総裁、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁、黒田東彦日銀総裁ら中央銀行トップや、ルー米財務長官、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、キム世銀総裁らの参加も予定されている。

 国際機関の代表なども含めた出席者は全体で2500人に上る見通しで、世界のトップ1000社の半数の最高経営責任者(CEO)も参加。ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)のブランクファイン会長兼CEO、コカ・コーラ(KO.N: 株価, 企業情報, レポート)のケント会長兼CEOらの出席が予定されている。

 出席者リストは向こう数日以内に更新される見通し。スイスで22日に開催されるシリア国際和平会議に主席するケリー米国務長官、ロシアのラブロフ外相も、ダボス会議に顔を見せる可能性がある、という。

<中国からはNDRC副主任>

 一方、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)諸国のなかでは、首脳級の出席が予定されているのはブラジルのみ。中国からは、国家発展改革委員会(NDRC)の張暁強副主任が参加する。ただ、世界経済フォーラムのシュワブ会長は、出席者リストにはまだ載っていないものの、中国からは「上級の指導者」が出席する見込みだと述べている。

また、次期米連邦準備理事会(FRB)議長のジャネット・イエレン氏、ドイツのメルケル首相の出席も、今のところ予定されていない。


米有力議員 中国の姿勢に懸念 ( NHK NEWSWB)

2014年01月16日 | 米中紛争と東アジア
米有力議員 中国の姿勢に懸念 (抜粋記事)
( NHK NEWSWB 1月16日 12時8分)
 
 前文省略

ルビオ議員は今月19日から日本、韓国、フィリピンを訪問するのを前に15日、NHKのインタビューに応じ、「今回の訪問を通じてアメリカと同盟国との関係が揺るぎないことを示したい」と述べました。
そのうえで、ルビオ議員は東シナ海における中国の海洋進出や防空識別圏設定の動きについて、「中国が地域での影響力を高めるために攻撃的な姿勢を強めている」と懸念を示し、アメリカと日本など同盟国が連携して平和的な解決を目指すとともに、防衛能力の強化を図ることが重要だと強調しました

また、沖縄県の尖閣諸島を巡って、アメリカ政府が日本の施政下にあるとしながらも領有権の問題については立場を明確にしない方針を取っていることについて、「尖閣諸島は明らかに日本のもので、中国の挑発を見過ごすべきではない」として、アメリカは日本の立場への支持をより明確に打ち出すべきだという見方を示しました。

一方、安倍総理大臣の靖国神社参拝について、ルビオ議員は「複雑な歴史の問題があるのは承知しているが、重要なのは前に進むことだ」と述べ、今回の訪問で、日本と近隣諸国との関係改善を促したいという考えを明らかにしました。