米 中国の超高速ミサイルを警戒
NHK NEWSWEB 1月16日 12時58分
アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は15日、首都ワシントン郊外で講演し、中国が今月、音速の5倍以上の速さで飛行し、敵のミサイル防衛システムをすり抜ける超高速のミサイルの発射実験を行ったことについて、「多くの国が開発を進めており不自然なことではない」と述べました。
そのうえで、ロックリア司令官は「中国が技術を注入して実用化する能力はアメリカを上回っており、中国の開発はアメリカよりも進んでいる」と述べ、中国が驚異的なスピードで超高速ミサイルの開発を進めていると警戒感を示しました。
一方、ロックリア司令官は、急速な海洋進出を進める中国を念頭に「北東アジアの安全保障を巡りアメリカは日本がより大きな役割を担うことを望んでいるが、問題は日本が政治的にどこまでの役割を許されるのかだ」と述べ、今後の日本国内での集団的自衛権の行使を巡る議論を注視していく考えを明らかにしました。
NHK NEWSWEB 1月16日 12時58分
アメリカ太平洋軍のロックリア司令官は15日、首都ワシントン郊外で講演し、中国が今月、音速の5倍以上の速さで飛行し、敵のミサイル防衛システムをすり抜ける超高速のミサイルの発射実験を行ったことについて、「多くの国が開発を進めており不自然なことではない」と述べました。
そのうえで、ロックリア司令官は「中国が技術を注入して実用化する能力はアメリカを上回っており、中国の開発はアメリカよりも進んでいる」と述べ、中国が驚異的なスピードで超高速ミサイルの開発を進めていると警戒感を示しました。
一方、ロックリア司令官は、急速な海洋進出を進める中国を念頭に「北東アジアの安全保障を巡りアメリカは日本がより大きな役割を担うことを望んでいるが、問題は日本が政治的にどこまでの役割を許されるのかだ」と述べ、今後の日本国内での集団的自衛権の行使を巡る議論を注視していく考えを明らかにしました。