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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日韓、外相会談開催で合意 1日軸、関係改善目指す (時事通信)

2013年06月30日 | 日韓紛争
日韓、外相会談開催で合意 1日軸、関係改善目指す
時事通信2013/06/29-22:26)


 日韓両政府は29日、ブルネイで30日から開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせ、岸田文雄、尹炳世両外相の会談を行うことで合意した。7月1日の開催を軸に日程を詰める。北朝鮮の核・ミサイル問題などについて意見交換し、島根県・竹島や従軍慰安婦の問題、安倍晋三首相の歴史認識をめぐり冷却化した日韓関係改善の糸口を探りたい考えだ。

 日韓外相会談は、昨年9月に玄葉光一郎外相(当時)と金星煥外交通商相(同)がニューヨークで行って以来。安倍、朴槿恵両政権発足後は初めてとなる。尹外相は4月下旬の来日を検討していたが、麻生太郎副総理ら閣僚の靖国神社参拝に反発し、取りやめた。その後、韓国側がブルネイでの会談に前向きな姿勢を示したため、日韓間で調整していた。 
 ただ、朴氏は、米国の次に日本を訪れる歴代大統領の慣例を破って中国を訪問するなど、安倍政権への厳しい姿勢を崩していない。


「日本の三つのノー」に反発 尖閣で譲歩を 中国政府 (時事通信)

2013年06月30日 | 安全保障と東シナ海紛争
「日本の三つのノー」に反発 尖閣で譲歩を 中国政府、首脳会談に条件
時事通信 2013/06/30-02:31)

 安倍晋三首相は28日夜のインターネット討論番組で「尖閣の問題で一定の条件を日本がのまなければ首脳会談をしないと(中国側は)言ってきている」と表明。中国政府は、領土問題として認めず、「棚上げ」を否定するなど日本政府の「三つのノー」に関して日本が譲歩することを首脳会談開催の条件としている。
 
 「三つのノー」(「三不承認」)については唐家※(※=王ヘンに旋)中日友好協会会長(元国務委員)が4月以降、日本の政治家との会談で言及しているほか、王毅外相も最近、日本の要人と会談した際に提起し、日本政府の対応を批判した。これに対し、日本政府は「尖閣諸島は日本固有の領土で、領有権の問題は存在しない」として中国政府の譲歩要求を拒否している。
 
 中国政府高官は「安倍首相は『対話のドアを常にオープンにしている』と言っているが、『三つのノー』がある限り、対話の『入り口』にも入れず、両国関係は硬直化し、問題解決の道筋も見えてこない」と強調。別の中国外務省幹部は「中国はこれ以上事を荒立てたくないが、(日本から前向きなメッセージがなければ)静観するしかない」と述べた。 


中国、首脳会談に条件 尖閣で譲歩要求 (時事通信)

2013年06月30日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国、首脳会談に条件 尖閣で譲歩要求 安倍首相
時事通信2013/06/28-22:05)

 安倍晋三首相は28日夜のインターネット討論番組で、中国政府が首相と習近平国家主席の首脳会談開催に応じるに当たって、沖縄県・尖閣諸島を絡めた条件を提示していることを明らかにした。
 首相は「尖閣の問題で一定の条件をのまなければ首脳会談はしないと(中国側は)言っている」と説明。具体的な条件は明かさなかったが、「それは間違っている」と中国の対応を批判した。
 首相は中国との関係について「対話のドアは常にオープンにしている」と改善に向けた話し合いに前向きの姿勢を示しているが、尖閣問題で譲歩する考えはないことを改めて明確にした形だ。