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サイバー問題にも対応 オバマ大統領、習主席と初会談 (時事通信)

2013年06月08日 | 東アジアニュース
米中、新たな協力関係構築 サイバー問題にも対応 
オバマ大統領、習主席と初会談
時事通信 2013/06/08-13:42)

【パームスプリングズ(米カリフォルニア州)時事】オバマ米大統領は7日午後(日本時間8日午前)、カリフォルニア州パームスプリングズ近郊の保養施設に中国の習近平国家主席を迎え、初めての首脳会談に臨んだ。両首脳は会談後、記者団に対し、米中が「新しい協力モデル」の構築を目指すことで一致したと述べた。また、サイバー問題でも協力して対応する考えを示した。

 オバマ大統領は会談冒頭、「中国の平和的台頭を歓迎する」と表明。両国の協力が必要な懸案として、北朝鮮の核問題への対応やサイバー攻撃、気候変動、経済摩擦など幅広いテーマを列挙した。また、中国の人権問題の重要性についても強調した。

 大統領はさらに「両国間にはいや応なく緊張のある分野があるものの、私が過去4年間に学んだことは両国民が協力を強く望んでいるということだ」と明言した。
 習主席は「中米関係の将来の青写真について討議するために大統領とお会いしている」と強調。「われわれは創造的に思考し、精力的に行動する必要がある」と述べ、相互利益に基づいた「新しい大国関係」の構築を共に目指したいと指摘した。