桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

努力してもだめなこと

2007年02月09日 | omoi
私の幼馴染に言わせると、私は何でもよくできる子供だったらしい。
スポーツも勉強も絵や音楽などの芸術的なことも、まんべんなくどれも人よりよくできる子供だったといわれる。
それも、頑張ってできるようになっているとは思えなかった、だから私から見たら、Pinkが羨ましかったと彼女はそう言う。

私はといえば、努力してできるようになった、できるようになるまでは人より努力しようと考えて、今までやってきた。
もっというなら、努力してできないことなどないとさえ思ってた。

今日1回のフェッテができたら、明日はもう一回、さらにあさってはもう一回。
今日この曲が弾けなくても、明日はこの1小節、あさっては更にもう一小節・・そう思ってやってきた。

母はこんな私を人より特別秀でているところがない『器用貧乏』だと言う。

できなくてへこむことはあっても、失敗感を感じたことはなかった。
つまずいたって思ったこともなかった。

父が私にこんなことをよく言ってくれた。
「夢に向かって進んでいって、つまずいたとする。つまずいたとしても、もう一度立ち上がる人は強いね。すばらしいよね。でも、パパはPinkにはつまずかないでほしいよ。つまずかない強さを目指してほしいよ。つまずきそうになっても、つまずかないように踏ん張る人は、倒れそうになっても持ちこたえる人は、もっと強いんだ。」
こう言われたことに共感して生きてきたように思う。
どんなときも踏ん張ろうと・・

でも今は倒れそうだ。
踏ん張れそうもないよ。