桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

Pink カンタービレ!

2007年07月13日 | cello
私が日曜日に演奏する曲は、「Concerto in C Major:Joseph HAYDN作曲」
です。

まず、Concertoというのは、協奏曲という意味です。協奏曲は、独奏者を主役にしてオーケストラと共に音楽を創作していきます。
チェロコンチェルトといったら、独奏者はチェリストで、オケが伴奏部分を受け持ってくださるわけです。
また、ピアノコンチェルトといったら、ピアニストがソリストでオケが伴奏部分。普通はオケにはピアノは含まれていませんから、ピアニストはピアノコンチェルトのときにオケと共演できることになります。

私が尊敬してやまないJoseph HAYDN先生は、こんな美しいConcertoを書き残してくださいました♪
特に私が演奏する第一楽章は、華やかで美しく、チェロのもつ低音から高音までの安定した音の美しさを余すことなく発揮した、明るくちょっと派手な感じのする曲です。
日曜日の発表会には、オケ部分をピアノが伴奏する形をとっての発表会です。

ところが、昨日もお伝えしたようになかなか合わない伴奏者と私の演奏。
昨日は夕食を一緒に食べに行って、こう弾きたい、こういう風に伴奏してもらいたいということをいっぱいいっぱい話しました。
「間奏の部分は、あなただけが演奏するんだから、伴奏と思わないで華やかに弾いて。遠慮しないでほしいの。私をサポートしようと引っ込めなくていいよ。次、私が入るときにその華やかさをバトンタッチしてほしいんだ」
伴奏者は、いつも独奏ばかりでコンチェルトの伴奏は初めてだといいます。
無理な注文かな・・なんて思いながら、彼女のピアノの先生から「彼女の勉強だからね。Pink、きちんと思いを伝えてあげて」と言われました。

このくらいでいいや、とあきらめちゃうことは簡単だけど、せっかくいただいた機会。さらにせっかくの出会い。
大事にしたい。彼女にも「今回の伴奏、勉強になった」って思ってもらいたい。
私も歌いたい。
納得できないところは、ちゃんと伝え合って完成度の高いものにしたいです。
今日もこれからあわせてきます。

    Pink カンタービレ!

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