桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

ひとひらのしあわせ・・・①

2008年03月01日 | keep smiling
父から電話があった。いつもは、家のほうにあって近況を母と話した後、私が替わるってパターンが多いのだが、今日の電話は私の携帯にだった(ちなみに私の携帯は国際電話OKです)

つまり、私にのみ用事があるということだ。



なんでも祖父たちは10年ぶりに高校の同窓会をするらしい。

祖父はその幹事。

葉書で、同窓会の日時などを知らせ、出欠を返信してもらい、まとめているという。

近況を知らせる欄をつくったところ、長年幹事をしている祖父にほとんどの人が、感謝の気持ちを書いているのだという。

中には、長文の近況を書いてあるにもかかわらず、懐かしいからといって電話をしてくれる旧友もいる。

また、残念ながら、奥様からの文字で死去を知らせる場合もあるらしい。



「しかし、こんなこともあるんだよ。この年になって、お世話するものへの感謝の気持ち一つない、ただ、出欠のみを書いてある葉書もあるんだよ。

グランパはこういう葉書に出会うたび、どんな人生があったんだ?って心配になるんだ。」



祖父の言いたいことが、よくわかります。

私も先日、reunionの計画でみんなに電話してたから、よくわかるよ。

懐かしがる子もいるし、迷惑そうな子もいるよね。

心が病気になっていた子もいた。

でも、病気の問題ではなく、祖父の旧友の場合は生き方の、品の問題だなって思いました。



「みんないい奴なんだ。みんないい奴だってこと、よく知ってるんだ。

何か腹が立つようなことがあって、そんな状況下で返事をかいてくれたのかもしれないしね。

みんないい奴だから、グランパはとことんあいつらの世話をしようと思ってる。

世話をしようなんておこがましいか・・・Pink、おこがましいってわかるか?

ですぎてるってことだぞ。

みんなのお世話をさせてもらおうと思ってる。

とことん、みんなの人生にかかわりたいって思うよ。

だから、グランパが死ぬのは、みんなの中で一番あとだ。」



グランパめちゃめちゃ前向きだなあ・・・

すっごくかっこいい。そう思いました。



電話を切って、心が温かくなっていることに気がつきました。

                       to be continued