桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

求められる人に

2008年02月20日 | keep smiling
今日のlunchは、悲惨でした。

先輩方は、みんな実験などで出払っていて、laboratoryには私だけ。

教授が、lunchに誘ってくださいました。

教授はとてもいい方なのですが、二人で食事するのなら、一人がいいな~~♪

やっぱり多少、気を遣います。



ランチタイムのときに、私は昨日のarticleに書いた友達Sのことを相談してみました。

思ったとおり、またSのお父さまのおっしゃったとおり、Sはうつ病ではありませんでした。

もっと、もっと、なんていっていいかわからないけれど、深いところから来るもののようです。



「Pink。その友だちにきみがしてあげられることは、いっぱいあるよ。それはこれから勉強していきなさい。

だけどね、与えるばかりではなく、Pinkは求められる人になりなさい」

そう言われました。



今まで私は、自分に何ができるだろう?何をしてあげたらいいのだろう?とそればかり考えてきました。

でも、そればかりでは、だめだと、先生は教えてくださいました。

いつか誰かが「Pink。助けて」って来たときのためにいろんな方法をもっていたらいい。

こんな方法もあるよ。

これはどう?

こっちだと気持ちが落ち着くかな?

そんなものをいっぱい自分がもっていたらいい。

そのことは、Pinkのやりたいことに、Pinkの夢にきっと役に立つよ。

求められる人になりなさい。



今朝早く目覚めた私は、一枚のCDを作ろうと思いました。

Sが好きそうな音楽をcelloやピアノで弾いて、録音し届けようと思いました。

本人には会わずに。

聞きたいときに聞いてくれたらいい。

いやなら聞かなくていい。

何かのきっかけで、思い出してくれたら、連絡してくれたらいい。

まずは、Sが好きそうな音楽を録音する・・・このことに心を合わせてみようって思いました。

そして、教授がいってらしたように、力を蓄えながら、微弱なサインを送ってみようと思っています。



教授と二人のlunchも悪くないです。

笑顔になれそうです。




笑顔になれない

2008年02月20日 | keep smiling
「いいかい?誰にでも優しくしてあげるのだよ。Pinkが優しくしたなら、誰もPinkに意地悪できないからね。誰にでも優しくしなさい」

私は、父からこのように言われてきました。

それがいいのか、悪いのか・・・今日はそれを問うのは止めにしましょう。



続けて、こうも言われてきました。

「Pinkいつも笑顔だよ。悲しくてもにこにこしていたら、本当に笑えるんだよ。なんだか悲しさがどこかにいっちゃうんだ。Pinkは笑顔がとてもかわいいよ。いいかい?keep smilingだよ」

それがいいのか悪いのか・・・これも今日は問わないでください。

こんなことも言われて、毎朝幼稚園まで送ってもらいました。



土曜日から笑顔になれません。

3月末くらいに、middle school時代のreunion(同窓会)をしようということになりました。

なぜか、言いだしっぺのYとYの自宅から一番近い私がそれを知らせることになり、名簿を見ながら、電話をかけていました。

一度でいなかったり、movingしていたり、作業は難航していました。

それでも、連絡ついた子に、「○○はどうしてる?連絡先しってる?」と聞くうちにメアドがわかったり、携帯の番号がわかったり、いい感じでした。

お知らせだけのはずが、途中長電話になったり、あのときはどうだった、こうだったと、暴露話になったり、Yと私と電話口の同級生はとても楽しい時間を過ごしていました。



女の子は残りSだけになりました。

いろんな子と話しているうちに、Sが鬱病のようだという噂を聞きました。

私も実際、うつ病の患者さんのcounselingを引き受けていますし、年齢的に言っても、ない話しではないので、噂だといいのになあと、電話するとき少し緊張でした。



何回callしてもかかりません。

ひょんなことから実家の電話番号がわかり、そこにはいないだろうと思いながらも、かけてみました。

Sのお父様がでていらっしゃって、私を覚えていてくださったのか(balletのことだけでしたが)

元気そうでよかったよかった・・なんていってくださいました。

「Sに電話をするのですがつながらなくて。電話番号かわりましたか?」と尋ねる私に、Sならいるよといって、電話にだしてくださいました。



「S!!。よかった。いたんだね。元気だった?わかる?Pinkだよ」

という私に、Sは、「だれ?Pink?知らない。わからない」というのです。

え?どうして?

よく一緒にbasketballしたじゃない。

家にも何度も遊びに来たでしょ?

という私に、middleschoolみたいな大昔のこと、覚えていないってそういうのです。

そういったかと思うと、突然同級生の話をし始めて・・・

私のことを覚えていない、どこの誰かもわからなかったでしょうに、あのときこんなんだったよね、

って早口で話し始めました。

そして、突然電話をきってしまいました。



卒業するときは、みんなおなじだったはず(立場がという意味です)

この7年間にいったい何があったのでしょう。



とても声のきれいな女の子でした。歌が大好きで、どこかの合唱団に入ってソプラノを歌っていました。

ピアノも上手で。かというと走るのがめちゃめちゃ速くて、私の身長のほうが低かったときは、なぜか彼女にかなわなかったなあ・・・

おっとりしているお嬢さんで、日本語風に言うなら、天然。

おおらかなお嬢さんでした。



涙が止まりませんでした。

middleschoolのことを思い出して、私は口が利けないほど号泣しました。

何があったの?

どうしちゃったの?

今すぐ彼女のところに行って、抱きしめたい衝動にかられました。



そこから、どんなに意識しても笑顔になれません。