桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

もしかしたら、時間を埋めてるのかもしれないね

2009年11月30日 | omoi
父と話す時間がめちゃくちゃ増えた。

思春期・・・14~15歳の頃、私は父にとても反抗していた。
理由はない。ただ、反抗期だったってだけ。
優しいパパもいやだった。
仕事で忙しいパパが嫌だった。
約束を守らない(守れない)パパが嫌だった。

あの時と、今の父は何も変っていない。
相変わらず、優しく、私にべたべたで、
仕事も忙しく
帰るよって行った時刻に帰れたことがない父である。

10代の私との時間を埋めるように
父との話をする時間が増えた。
将来のこと
読書のこと
結婚のこと
仕事のこと
インフルエンザウイルスは、うにのような形をしていること・・・

いろんな話題がでてきて、
話が尽きない。
今日は、ダビンチ・ロボットの話をしたよ。

operation
のできるロボットらしいよ。
切り口が実にきれいで、早くoperationでき、患者さんへの負担も少ないらしい。

価格はなんと日本円で3億円!!しゃき~~ん^^

そんな日常が今の私にはとても大事。

柳緑花紅を考える

2009年11月13日 | omoi
花は紅、柳は緑・・・

これについての記事は、1個下↓を読んでください。



さて、

A先生は、確かに②自然のままで人工を加えぬことのたとえ。 
として、『ピンク先生にぴったりだ』といってくださったのだと思います。



では・・・

自然のままで人工を加えぬことは、はたしていいことでしょうか?

たとえば、男性がひげの手入れをせずに、ぼさぼのままでいたとする。

きれいに、整えて、生やしたひげはすてきかもですが、

伸び放題に、自然のままのひげはそれはいいといえるのか?



よく手入れされた日本庭園がありますよね。

あるいは、京都の何とかというお寺の枯山水。



あれらは、手入れをしてあるから美しい。

雑草は伸び放題。

折れた枝は、そのままにしてある・・・なんて庭園だったら・・・



女性もそう。

化粧はしなくてもも

手入れが行き届いた素肌の美しさってあるって思う。





A先生は、もちろん心の問題を言っておられたんだって思います。

あんまり心を加工するなよ。

そういう意味ではさっさと大人になるんじゃないぞって。

お会いするたびに、そういう言葉をかけてくださったこと思い出します。



でも・・・

それでいいのかと・・・

考え込んでしまっているよ。

こんなにも 人は 愛しい存在

2009年09月19日 | omoi
今、考える時間が山ほどあるので
いろんなことを考えてしまいます。

恋愛ってかけひきするものか?とかwww
ペットshopって必要か?とか
Indonesia語ってやっぱりAsiaの言葉だなあとか

こうやって書くと何の脈絡もないように思えるけれど
私の中には、ちゃんとつながっていて
そんなくだらないことを
毎日毎日考えています。


私が主役のプロジェクト チームのメンバーたちが
私生活より
何より
私を最優先してくれている様子をみるにつけ

人間ってなんて愛おしいのだと
宇宙の中で
私たちは、ちっぽけで
星屑のような
誰からも知られない
そんな存在だけど

感謝のきもちがあふれ
愛おしいと
思わずにはいられません

私を取り巻く
すべてのものに感謝しています

私でよかったなって、そう思う

2009年09月11日 | omoi
日本のどこか・・・
たとえば、じゃあ、そう北海道で地震があったとして、
私のお友達が、そこに住んでいるとします。
ご無事かどうかとても心配になって、連絡して
そのかたが無事だったら、とてもとても安心して、うれしくなりますよね。

地震があったことは、お気の毒だけど、
私の大事なお友達のあなたがご無事で本当によかったって思ってしまいます。

私のお友達の心のきれいな方が、
でも、それでいいのだろうか?って疑問を投げかけていらっしゃいました。

「あなたが無事で本当によかった」っていってくださるけれど、でも、私でなかったらそれでいいの?って。

ううん。そうじゃない。
あなたであっても、あなたのとなりの大事なあなたの友達でも、
その隣の、あまりよく知らない彼でも、誰が傷ついてもだめ。
でも、私の心は、あなたにむかっているから、
あなたが無事だと、心からよかったって思うの。
だからといって、他の人ならいいかっていうとそうじゃないんだよ。


でもね、また別の人は、また私の知らない誰かのことを一番大事に思っていて、
「あなたじゃなくてよかった」って。そう思うものなんだ。
みんなは、必ず世界中の誰かに一番大事に思われている。
それでいいんだって、思う。
みんなは誰かの唯一の存在。
「あなたになんともなくてよかった」って誰かに思われている存在。


ただ、ただね、今なら、今の私なら
あなたでなく、あなたのお友達でもなく
被害にあったのが
私で本当によかったなって。

そう思うんだよ。


がんばってもがんばっても

2009年08月20日 | omoi
がんばってもがんばっても何とかならないことなんて
ないって思ってた。

でも、もしかしてそれがあるのかなあ・・・

大きな壁があったとき
 よじ登って乗り越える?
 真ん中にどかんと穴を開けて、近道?
 壁の最後をたどって、向こうに行く?
 地面に穴を掘って、あっちのほう?


          それともそれとも・・・ここはすぱっとあきらめる?

どれも正解。
どれも素敵な選択。

大好きよって伝えればよかった

2009年08月05日 | omoi
日本と時差があるので
私のこちらでの誕生日が終わったら、

翌日は日本時で私の母方の祖母の命日になります。



バレエの合宿のとき、ピアノの先生のおうちで

16年飼っていた犬がなくなりました。
合宿中に連絡をもらって、朝お顔を見に先生のおうちに行きました。


おじいちゃんなのに、いつまでも3歳児のようなかわいい顔をしていて、
今にも起きて、とことこ歩いてきそうでした。



4歳のときからお世話になっているピアノの先生のおうちに
彼は、私が9さいころにやってきました。
兄弟のいない私は、動物が大好きで、

先生のお宅に行くことがとても楽しみでした。
行くときは、いつもビーフジャーキーを持って
レッスンよりも犬と遊ぶのが楽しみでした。
彼もわかっていて、
私がいくと、ビーフジャーキーをおねだりしているようでした。
いつも2本ときめてあったので、
先生がトイレに行かれたときなど、

こっそり3本目をあげていました。



最近では、耳が聞こえていないようで、

名前を呼んでもやってこなかったり
いすから飛び降りることもできずに、
下に降りたいときは、キュンキュン鳴いていました。



冷たくなった、彼を見て涙があふれましたが、
不思議と心がはりさけそうな気持ちにはなりませんでした。

(犬だからってことではないのです)


実は、先生から連絡をいただいたとき
お宅に伺うのが、とてもつらかったのです。
もしかして、祖母のときと同じように
私は、彼のそばを離れなくなるのではないか
胸が張り裂けそうな気持ちになるのではないかと・・・


でも、私は穏やかな気持ちで彼を見ることができました。



なんでだろう・・・
あとから気が付いたことですが、
先日記事にしたように、私は彼にいつも大好きだよ。またくるね。
また遊ぼうね。ってその時々の私の年齢に応じた言葉をかけ
かわいいね、大好きだよって彼に伝えていたからだと、

だからお別れがあっても悔いがないんだと気が付いたのです。





3月の末に日本に来たときの私は、日本の生活に戸惑い
祖母が「女の子なのに脚でドア閉めるなんて

(両手がふさがっているとき脚でドアを閉めていました)女の子なのに・・・」という言葉に

いちいち反応し、
「女の子がだめなら男の子だってだめだよ」って祖母にたたみかけ
一ヶ月くらいは、けんかばかりの毎日でした。


だんだん仲良しになり、
一緒に買い物に行ったり、私のバレエの影響かフラを始めたり・・・。



お中元をいただいたときは、だらだらしたお礼状じゃなく
「おいしかったです^^」
「うれしいです^^」って気持ちを絵手紙で表そうよっていう型破りな私の提案を
真っ先に採用してくれた祖母。
祖父がだめだめっていうことをみんな、祖母がとりなしてくれて・・・





そんな祖母に私は、十分ありがとうを言わずにいたのです。
祖母のことが大すきよって伝えられずに、祖母は星になってしまいました。
そんな後悔で胸が張り裂けそうで、今も変わらず張り裂けそうで・・・


母も同じなんだと。
おじも同じなんだと。
だから、祖母の死以来、
母が私に祖母のことを語ることはなくなったし、
おじが私に祖母のことを語ることをしなくなりました。
祖父すら、祖母の思い出を話しません。



もう5年・・・ううん。まだ5年なのかもしれません。
どうやったら傷がいえるのか・・・

でも・・・元気になりたい。

みんなでたくさん、グランマの話しようよ。















だからね、だから・・・

みんな・・・大事な人にちゃんと伝えて。

「大好きだよ」「大事だよ」「愛してるよ」って。

いっぱいいっぱい伝えてほしいの。




permと夏と役所さん

2009年06月30日 | omoi
permをかけようかどうかここ1週間くらい悩んでいます。

もともと少しくせがあるし

さらに、半年前にかけたパーマが多少残っている感じ。



ゆる~~いwaveのかかった髪が大好きなので、

high schoolくらいから、ずっとこのhair styleです。

cutも、cutlineが崩れてきたら、裾だけ直してもらう程度。



9月くらいにちょうどいい感じ(かけすぎでもなく、とれてもいない)

にするべく、permのかけどきを狙っている私です。





先日、いつもいっているaestheticで、めったに読まない雑誌を見ていました。

すると、日本の映画監督兼男優さんのインタビュー記事がのっていました。

みたことあるんだけどなあ・・・

お名前を忘れました。

なんでも最近、映画を初監督したらしく

そのときの感想が書かれてありました。





夏が近づくと、私にはどうしても思い出してしまう出来事があります。

それは、祖母の死です。

私にとってはなんとも形容しがたい、辛い思い出なんだけど・・・



あ!思い出した。

Mr.Yakushoです。役所さん?

彼がinterviewでこういっていました。



生まれた瞬間から、人は死に向かって進む。

誰でも、どんな有名人もどんなお金持ちも。

人が死ぬということは、本当に辛くて悲しいことなんだけど、

永遠の別れではないと考えたらどうだろう?

「ごめん、ちょっと先にいっちゃうけれど、むこうでまってるね」とか

「先行ってまっててよ。あとから追いかけるからさ」

っていう別れだと考えたらどうだろう?



そうしたら、生をあるいは死をもっとちがったものとして受け入れられるのではないか。

自分はそういう世界を描きたかったと。



このinterviewを読んだとき

心の氷が溶けるような気がしました。

そして、この記事を読んで以来、今までよりももっともっと

空を見上げて、祖母と話をすることが増えた私です。

私はバンビーナ

2009年06月28日 | omoi
「Quando Lei e felice, io sono felice♪」

おばあちゃんは、やっぱりこういいました。



Pinkが幸せなとき、私もしあわせだよ   って。



父も同じことをいいます。

私にも、母にも、研究室のみなさんにも、留学生たちにも

「When you are happy,I am happy.」って。



2週間ほどの滞在期間中、祖母はわたしのことを

「バンビーナ(かわいこちゃん)」って呼んでいました。

英語なら、My honey とか My sweetとか・・・

そんな感じです。



祖母よりずっと大きいわたしなのに、

祖母の前では、いつまでたっても子どもだった気がします。



こんなことを書くと私の所属がばれてしまいますが、

今日は午後くらいから、Michael Jacksonの救急車搬送や死亡説(実際死亡だったようですが)

空も陸もとてもばたばたしていて、

なんだろう?と思っていました。

祖母をLAXに送っていくのも、道路の混雑が予想されました。

父など、マスコミの多さに驚き、裏口から出てきたそうです。



でも、みんな揃って、祖母を送ることができました。

そのときに言われた言葉が、冒頭の言葉です。



やっぱり祖母は、太陽でした。

私を抱きしめ、バンビーナって^^






笑顔で、お礼が言えました。
来年は、バンビーナでなく、違った呼び方をしてもらいましょう。





                       もっと女っぽいやつで♪

おばあさんのサンドイッチ

2009年05月15日 | omoi
心が温かくなるとか

心に灯がともった気がする



なんて、人は時々心に温度を表現しますよね。



今日は、まさしくそんな感じでした。



学校から戻って、車を止め、荷物を取り出していると

「Pinkさん?」とおばあさまからお声をかけられました。

「私は、Tの祖母です」

うちに勉強に来ているsoccer少年の一人Tのおばあさまでした。



内容は、時々孫からPink先生のことを聞いている。

いつも楽しく過ごしていること(楽しく勉強でないことに注意ww)

cakeやお食事を出してもらって、とてもおいしいこと。

本当にお世話になっています。ありがとう、って。



なんかそんな風にいっていただいているだけでも感激。

みるみるうちに、私の目に涙がたまっていきました。



そして、孫が言ってたんだけど、

あなたのサンドイッチをつくってみました。

うまくできたかどうかわからないし、

生徒が何人来るかもしらないから、足りるかどうかしら?



といって、大量のサンドイッチを私に持たせてくれました。



こちらのサンドイッチといったら、知る人ぞ知る、peanut butterやjamだけを

塗ったようなサンドイッチ。

もしくは、Subwayのようなもの。



ですから、日本のような野菜や卵・ハムやカツなどをはさみ、きれいに三角に切ったサンドイッは、

彼らには、ちょっと珍しかったのです。(あまり口にしない)

お孫さんから、サンドイッチを聞き、

おばあさんが作ってくださったサンドイッチ。



きっと手の込んだこんなサンドイッチを作ったのは、おばあさま生まれて初めてだったんじゃないかなあ・・・



かわいいお孫さんのために

お孫さんを支えてくれてるほかのお友だちのために

そして勉強をおしえてくれているPink先生にと

こんなに心を込めてつくってくださるなんて・・・



泣けました。

あったかいなあ・・・

そう思って泣けました。




心の距離

2009年04月30日 | omoi
どうしても、私にカテキョをしてほしいとおっしゃっていたお母様。



私の電話での応対がいつもと違うので(あいづちしか打たない私。

だって。。。口はさめないんだもん^^;)母が、一体どんな要求なのかと尋ねてきました。



事情を説明すると、意外や意外。

母は、そのお母様のことわからなくもないといってきました。



「初めて子育てをして、自分が仕事をしていて、このままでいいのか?

自分は、この子に何もしてやってないんじゃないか?

もっとしてやれることがあるんじゃないか?ってあせってるんじゃないかな。



ママも、あなたを育てているときいろいろ考えたよ。

日本語ばかりで話しかけていいんだろうか?

この子は、ここでどうやって生きていくんだろう?

私は、この子に何をしてやればいいんだろうか?って。

おばあちゃまも離れていて、なかなか相談できる人がいなかったから。

こういう経験があるから、今子供たちのサークルつくってるんだけどね。



子どもがかわいいから、賢くのびのび育って欲しいと願う親なら、

このママみたいに、焦ったりするんじゃないかな。



何かしてやりたい。焦りや不安みたいなもの?

それがPinkにカテキョだったのかもよ。

たまたま、近所で話をしたら、

「うちのこのカテキョ・・・」って話になったんだろうね。

タイムリーだったんだよ。きっと。



お子さんが辛いんじゃないの。

ママが精神的に参ってるんだね。

パパはどうなんだろうね?きっと忙しいんだろうなあ・・・

Pinkがfollowするのは、このママなのかもね。」



いやあ~~~

なら、ママが相談にのってあげてよ。ってことで、うちにお子さんを連れて来てもらうことになりました。

お母様ってさ・・・

みんな一生懸命だなって。

どのお母様も、いい子に育って欲しいって思う気持ちは同じで。

でも、方法が見つかんなくて、焦ったり不安になったりして。

その焦る気持ちが余裕をもてなくして、「子どもを産んだことがない人が!」なんて言葉になるんだろうなと、思いました。



そばに相談できる人がいるっていい。

とてもとても、安心できるって思いました。



私、実は昨日貧血がひどく、かわいい7歳のおこちゃまとピアノ弾いて遊んでいただけなのですが、このお母様の緊張がどんどん溶けていくのがわかりました。



ああ・・・この人はこんなにも孤独だったんだ。

お父様(ご主人ね)がやはりお忙しくて、なかなか子どものことでも話す機会がなくて、

一人でなにもかもやってるって気持ちになってたんですね。



母が、

「一人で、つらかったですね・・・」って声をかけたとたん・・・張っていた糸が切れたように、

彼女は、号泣でした。

本当に辛かったんだね。

私までも泣けちゃって。。。



子どもってこんなに愛されて育つんだと、身にしみました。

といっても、カテキョするよってお返事はできず、

また、いつでもお話にいらしてくださいねってことになったんですが。



このお母様と少し距離が縮まってよかった。

そう思いました。