●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

高ぶり

2006年04月06日 | こころの健康

「私が苦しみに合ったことは幸いでした」とある人は言いました。

こう言う事が出来るまでに、この人はどんなに大変な体験をしたのでしょう?

私はここ3ヶ月ほど不調で、かつ、2日前からだるさと頭痛、肩こりetc.で、ダウンどころか、身の置き所のない苦しみを体験しました。ちょうどインフルエンザのような症状で、熱は微熱・・・ってかんじかな?
そして、時々過呼吸もあるので、ふぅふぅ~言いながら寝ていました。


ちょうど、その前に友達と話していたのは、人生で何にも増して怖いのは「高ぶり、思い上がり」だと言うことでした。
もう少し謙虚さがあれば、失敗しないで済んだのに・・・と、言う人はたくさんいますね。私は詳しい事は分かりませんが、堀江さんが最初の時から「高慢」だったのではないと思っています。もちろん、人一倍野心は持っておられたのかも知れませんが、ある時点で特別「思い上がった」時・・・があったと思っています。人々は、堀江さんのお金や株に恐れをなしていたのであって、堀江さん自身にへいこらしていたのではないのですが、自分が「偉く」なったように錯覚されたのかもしれません。そこに油断やスキが出来たように思います。


また、その道を極めた人と言う人は「謙虚」な人が多いですね。
「私などまだまだです。これからです。」と、言われる80歳、90歳の巨匠と呼ばれる人もいらっしゃいます。
「俺はスゴイ!」「偉くなった」「何でも自分の力で出来る」などと、思い上がった所で成長は止まり、バックスライドしてしまいますし、厄介なことにバックしている事にさえ気付かなりますね。

そこで、私は友達のうちから帰った時に、心のうちで祈りました「高ぶらないように守って下さい。」
「誰かが愚かだからって、私が偉くなった訳じゃない。」
「誰かが失敗したからって、私が成長した訳じゃない。」

その答えが、今回の病気だったのかな?と思いました。私は今、誇れる物は何もありませんが、病気をする事によって更に感謝が生まれますし、生かされている事や、人は一人で生きているのではない事を学びます。
そして、そう言う些細なことで、自分を省みる事の出来るこころでありたいと願っています。

「高ぶりは、滅びに先立つ」真理ですね。。。