○ ヤトロファ

2008-12-31 08:31:00 | ♪PFK ASAP NEWS
ニュージーランド航空がきのう30日、食用や飼料以外の作物を使った「次世代バイオ燃料」の原料として注目される多年性植物ヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)から 
抽出した油を使用した旅客機の飛行試験に成功したと発表した。 


同社によると、 
次世代バイオ燃料による飛行成功は世界で初めて。 主要な温室効果ガスの二酸化炭素を多く排出する航空業界の地球温暖化対策に大きく寄与しそうだ。 
二酸化炭素排出量の多い石油や石炭など化石燃料の代替エネルギーとして生産が伸びているバイオ燃料は、トウモロコシなど食用や飼料用の穀物から生産され、穀物価格暴騰を招いた。 試験飛行は、オークランド国際空港を発着、2時間かけて行われた。ボーイング747‐400の4基あるエンジンの1基で、既存のジェット燃料とヤトロファを1対1で混合して使用。 
エンジンに問題なく、空中停止と再始動も支障はなかった。