パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

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2019年05月29日 | おでかけ
5月29日(水)曇り

月曜日に、友人A夫人からライン。
「明日ぽっかり空いたからどっか遊びに行かない?」
彼女は癌闘病中にも関わらず、仕事もやめず、民生委員という超ハードなボランティア活動も辞めず、パワフルに生きている。
初めて、彼女から病気の事を聞いた時に、ワタクシは少しの絶望感の中、「とにかく治療に専念して!」と懇願した。
しかし彼女は「生活を変えたくないの」
元々の基礎体力があったという事もあるだろうが、今となっては彼女の言う「生活を変えたくない」信念が良かったのだと思う。
「カツラ、ズレてるズレてる!」なんて店長に言われながら働く。
「Aさんの代わりになる人なんていないのよ。だから頑張って!」と鰻だトンカツだのご馳走してくれるボランティアの会長さん。
家族は家族で、思ったよりあっさりと(ワタクシの目から見てね)サポートしている。

「横浜か逗子あたりにドライブに行こうか!」と彼女。
うっひょ〜い。ドライブドライブ!

ウキウキし過ぎました・・・
横浜まで走った頃、雨です。
「嘘ぉ〜天気予報は21時頃から雨になるって言ってたよねっ!傘要らないと思ってたのにぃ〜」
とぼやきつつも、ワタクシ、心の中で「あたしがウキウキし過ぎたからだ・・・」
ウィンドウショッピングしたり、ランチ食べたりして通り雨をやり過ごそうとしたものの、
通り雨なんてものじゃなく本格的に雨。

どうする?
前日の打ち合わせでワタクシがふざけて「トランプ送りに空港行く?エアフォースワンが見られるかもよ!」
A夫人「検問とかあったらめんどくさいよ〜」
なんて会話を思い出した彼女が、雨の中海を見てしょうがないから羽田行ってみよー
羽田国際空港に行ってみたが、もうトランプ氏は帰った後だった。
飛行機見て、ほうじ茶ラテ飲んで帰ったのであった。楽しかった。

このドライブ中の会話。
この日の朝、川崎で凄惨な無差別殺傷事件があり、待ち合わせが川崎だった事もあり、「犯人許せん!」と言う話になった。
許せん!といえば・・・から広がった話が、ワタクシは全く知らなかった話で、
病院で死産だった赤ちゃんを清掃員の人がトイレで流してしまったという話。
A家ではこのニュースを見ていた夫が「もう死んでるんだろ?逆に、流した清掃員の人の方が気の毒だ」てな発言をした。
A夫人「あたしゃ、もしこの当事者で、夫がそういう考えだったら即離婚だっ!って思ったね。
子供を亡くした時、夫婦の見解の違いとか露見してくるだろうね〜」
確かに。
元々A氏は少し考え方とかが異質だったり、並外れたマイペース型だったり、こんなことがなくてもあたしだったら離婚するわと、何かあるたびに心で思うのだが、
まぢでこの人は、たとえ当事者であっても「もう死んじゃってるんだから別にいいんじゃない?」って言いそうだ。

ワタクシはワタクシで、
少し前にめっちゃ話題になった(と思うのだが)幻冬社の事を話し出すと
A夫人「なにそれ?知らない。」
で、簡単にあの騒動の事を話したのだが、なぜその話をしたかったかと言うと、
騒動の発端になった本「ヒッキーヒッキーシェイク」を読んでみたら、面白かったから。
久々に結構なボリュームのある本を一気読みした。
で、なぜ彼女にその話したかったと言うと、彼女の息子がいま現在五年ほど引きこもっているから。
小説のようにうまくいくなんてことはないけど、彼が読んでいる本や漫画の中にこれを一冊入れてもいいじゃないかなあと思ったから。

それにしても、「絶対これみんな知ってるでしょ」と思うような事を知らない人がいたり、
「え?知らない?有名な話だよ」的なこと言われる事があると、ほほ〜っ、興味の矛先とかテレビを見る時間帯の違いとか、家族や周りの人の影響とかで、こんなにもぽっかり知らないことがあるのだなあと驚いた。
あと、彼女の購買力にも驚いた。
それにひきかえ、自分の、決断力のなさにも驚いた。
赤レンガ倉庫でみた、いかにもお土産っぽいガラスのカップ&ソーサー、買えばよかった・・・
観光客かっ?(充分観光客じゃ!)と、自分を都会人ぶる悪い癖が出て、(そのくせ、帰省用のお土産は買ったのだ)
今、ガラス製品というか食器を増やしてはいけないと思いとどまったのだが、
いや、もう二度と(出た!オーバーな悲愴感)横浜に来る事はないかもしれなかったのに。
あと、モチーフ的に「赤い靴」はとても好き。
せめてハンカチかキーホルダーくらい買うべきだった。
全ては貧乏のせいじゃ、仕事をしていないせいじゃ、怠け者のせいじゃ。
てな事をつらつら思っているうちに雨が上がった。
気を取り直して、図書館へ行こう。
「平成くん、さようなら」が届いているの。
コメント
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