パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ありがとう

2019年05月20日 | おでかけ
5月20日(月)晴れ
娘が「この前、ママ達がY姉ちゃん夫婦と行った上野の居酒屋、一緒に行かない?」とお誘い。
GWの最終日にも彼女らとは会ってるので「へ〜、そんなにあの居酒屋が気になってたのね〜」くらいに思い、しかし、娘とフィアンセYさんと会うのは至福の時なのでいそいそ出かける。
予約が取れなかったと聞いてたが、「開店と同時くらいに並んでみる!」とのいきおいで、ワタクシ達が電車に乗っていると「入れたよっ!」とライン。
そこは、もともとはお魚屋さんのやってるお店なのでお魚が美味しい。

お刺身やら煮込みやらに舌鼓を打ちながら、夫が「明日は休み?」
二人とも休みだと言う。
本腰入れて呑めると思った夫が「じゃあ焼酎をボトルで頼もう!」
Yさんが、少し慌てた感じで居ずまいを正して
「今日は少しお話ししたいことがありまして・・・」
酔っ払いになる前に話さなきゃ!と思ったのだろう。
え?なになに?と少し緊張する。
Yさん「僕たち、一緒に暮らして一年になりました。」
年内に結婚を考えていますという話であった。
聞いた瞬間、ぶわっと涙腺が崩壊する。
ぢつはワタクシ、少々気にしていた。
初めてYさんと会ったとき、自分の思いの丈を延々と語った。
どうしても言いたかったし、聞いて欲しかった。
が、後で冷静になって考えると「まだまだ結婚は許しません」とも取れるよね〜
友人たちから「Cちゃん、もうそろそろ結婚するんじゃないの?」と言われるたびに「う〜む。ワタクシが変な釘を刺したのではないか。」と心の中で思っていた。
基本、同棲を好ましくないと思っているのに、同棲の期間を長引かせるようなことになったのではないか・・・悶々・・・
しかし、彼こそ、こういう状態がずるずるするのを嫌い、きちんとしたいと考えてくれたのだと思うとありがたくて泣けた。

夫が「こういうめでたい話がどんどんなくなってるから、せめて親族だけでのお披露目みたいなのはして欲しいなあ」
先週、夫の叔父さんの訃報が届いたところで、今年のお盆は初盆が三つも重なっているのだ。
n「また弟Aは新幹線を乗り継いで来てくれるかなあ」
夫「大喜びで来るさ!」

何の話からだったか、ワタクシが夫のマメさを話すと娘が負けじとYさんのマメさを話しながら
「ふっとした事なんだけど、似てるなあと思う時がよくあるよ」
これって、父親にとっては理想的な事じゃないのかっっっ!
自分と似た人と娘が結婚するっって!!!と、また母は泣きそうになるが、グッとこらえて、ふざけた昔話なぞをする。
フェスに連れて行ってもらった話なんぞ、夫の尋常じゃない優しさに溢れてるぞ。
 と思って今、その頃の日記を振り返って読んでみて、娘より妻の我儘放題ぶりに驚いた・・・

Yさんが、娘の住んでた街(=ワタクシ達の住む街)をすごく好きになってくれてて、今日もそっちに帰りたいくらいですと言う。
かっ、かっ、可愛いっっっ!
「いいよいいよ、今夜うちに泊まりなよ!」
酔っ払ってるから、どんなに我が家が散らかっているかもう思い出せないけど、気にもならない。
うちに帰ってきて、娘の写真をスライドショーで見せられるYさん。
夫が「俺さあ、何が嫌いって、結婚式とかで新郎新婦の写真を延々見せられるのがイヤ。」
そりゃ、ワタクシも一緒です。
よそさまのお子の写真も興味ありません。
よそさまのオタクの犬猫の写真の方がよっぽど見たい(・・・)
でも、このケースは違うわよ。
「Yさんっ!Cの子供の頃の写真とか見たいよね〜」
Yさん、元気に「見たいですっ!」
夜中まで延々スライドショーで見せられるのであった。
気の毒に・・・という顔してる夫に「あなただって、あたしの子供の頃の写真とか見たいでしょ」
夫「いや、それほどでも」
つまんない人だわね。
Yさん!今度鹿児島行った時には、Cの小さい頃のアルバム見せるからね。30冊くらいあるのよ。

翌日は、二日酔いの夫を筆頭に、なんかあっさりしたもの食べに行こう。

地元のお蕎麦やさん。初めて行ったが、なかなかよかった。
二日酔いなのに、ビールは飲む人たち・・・
ぢつは、走り出したら急には止まれない老人のように、ワタクシ達夫婦、蕎麦行脚をやめられずに、
先週末も地元で一番人気らしいお蕎麦やさんへ行ったのであった。

東京のお蕎麦はホントに美味しいと、東京暮らしの先が見えてきた今頃に気づいたが、鹿児島に帰ってから懐かしく思い出すのだろう。
食べ物と幸せ感の相乗効果で思い出はどんどん美味しくなっていく。
コメント (6)
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