９月１３日（日）曇り
今日デートなのだ！
いや、ワタクシじゃないんですけどね。
ワタクシの友人まなみ（仮名）の話。
数日前に、彼女からメール。
「今度の日曜、デートなのよ。」
初耳である！！！
すっかり恋バナから遠ざかった感ありの今日この頃。一気にテンション上がる。
誰？誰？どんな人？どこ行くの？
彼女は、ワタクシの友人の中で割合の高いバツイチである。
歳はワタクシよりちょっとだけ下（・・・・・）
聞けば・・・お相手は中学の同級生。
彼女の記憶は不鮮明だが、どうやら中学の頃おつきあいしてたらしい・・・
ずーーーっと彼女のことが好きだったらしい。
彼女がまた淡々と「あたしのことがどストライクらしいんだよね～」というのがおかしい。
２８年ぶりに会うっていうから、ワタクシ、老婆心ながら申し上げました。
「男の人の老け方には目を見張るものがあるからね。たとえガッカリしても顔に出さないんだよ！」
彼女は、ワタクシの友人に多いバツイチ女たちと同様、年齢よりはるかに若いし、綺麗な娘とカッコいい息子と楽しく暮らしている。
仕事も安定してるし、別れた前夫と子どもたちの関係も良好だ。
ワタクシに言わせりゃあ完璧なバツイチだ。
浮いた噂は一回しか聞いたことなかったがあれはどうなったのだろうか・・・今度教えてくれ。
ワタクシの勝手な想像で
「このカレシ、田舎から出張かなんかで上京するついでに、昔大好きだった女に会おうと思いついたのか？
噂で「彼女、バツイチらしい」なんて聞き、調子乗ってるんじゃないか？
田舎の男が思うバツイチ女と、今のバツイチ女には大きな隔たりがあるんだからねっ！気をつけな！」
ところが、ワタクシの「どんな人？」の質問に対する彼女の答えで、一気に形勢逆転である。
このカレシの経歴がものすごくて、ワタクシの興味をそそるそそる。
田舎の中学を卒業後、東京の有名都立高から国立大学へ。
大学の頃にビリヤードにハマってプロになる。
ビリヤード！ビリヤードですよビリヤード。ハスラーだよハスラー。ポールニューマン？トムクルーズ？
（のちにこれは映画のせいで、ハスラー本来の意味は詐欺師だと知るn）
ビリヤードをやるために仕事をするという生活。
その仕事関係で日本と海外を行ったり来たり。
結婚は、していない。（どうやら彼女への想いをこじらせ過ぎてのことらしい）
親の介護で、今、日本に定住。
東京交響楽団のシーズンシートを持ってるくらいの音楽好き。ちなみに今日のデートはマーラー。
どうです？
すごくないですか？
ワタクシのまわりにはこういう異色な経歴の持ち主がいないので、そりゃ～もう、一気に盛り上がります。
ワタクシが心配した、彼（男っていうもの）の老け具合も心配はいらないようで・・・
というのも、どうやら再会のきっかけがふぇーすぶっくだし、現在の顔写真も見せてもらっている。
で、ここでワタクシの胸を突いたのが彼女の言葉。
「彼の写真見た時、ホントに薄っぺらぼんやりとしか覚えてなくて。
元夫が良くも悪くも私の青春の全てだったから。」←コレを聞いたカレシは「うらやましい」とうなったらしい。
わかる気がした。
いや、カレシのことではなく。
ワタクシも、前夫が良くも悪くも青春の全てだったなあ～
バツイチになった頃に、「こういうことになっちゃったけど、結婚してた数年間はすごく楽しかったから、結婚っていいもんだって言えるよ。」ってなことを言って友達を泣かせたことがある。
ワタクシのまわりのバツイチ女たちが、今、幸せそうなのは、ワタクシも含めて、過去の恋や結婚をきちんと終結させているから。
まなみ（仮名）が、元夫のことしか目に入らないような青春時代を悔いてないから。
ワタクシが、短かったけど失敗だったけど前夫のことは許せないけど、でも結婚していた数年間はとても幸せだったから。
そして、ワタクシが一番嫌なのが、破綻している結婚をずるずる続けている女たち。そしてそれを子どものせいにする女たち。
・・・と、何だか話がそれてるなあ。
とにかく！まなみ（仮名）の「元夫が良くも悪くも私の青春の全て」発言は胸に響いた。
それと、もうひとつ、胸に残ったのは、「どストライク」という言葉。「君のことが大好きだ」という言葉。
「どストライク」なんて言われるの、女冥利に尽きるねえ。
５０年生きてきて、ワタクシのことがどストライクだという男に会ったことがない。
ちょっと自分の女人生を振り返りせつなさすら感じた。
ま、いいでしょう。今年の年末に中学の同窓会があるのだ。
もしかしたら「君のことがどストライクだった」っていう男子がいるかもしれない。
楽しみにしとこう。
そんなこんなで、一気にカレシのことを応援する気満々。
だって、興味湧きません？こんなカレシ。
高学歴からのプロビリヤード打ち。
からのガテン系。
からの海外。
そして一途。そして親孝行。そして一途。そしてクラシック音楽好き。そして・・・一途。
まなみ（仮名）からのデート報告を楽しみに待つとしよう。
今日デートなのだ！
いや、ワタクシじゃないんですけどね。
ワタクシの友人まなみ（仮名）の話。
数日前に、彼女からメール。
「今度の日曜、デートなのよ。」
初耳である！！！
すっかり恋バナから遠ざかった感ありの今日この頃。一気にテンション上がる。
誰？誰？どんな人？どこ行くの？
彼女は、ワタクシの友人の中で割合の高いバツイチである。
歳はワタクシよりちょっとだけ下（・・・・・）
聞けば・・・お相手は中学の同級生。
彼女の記憶は不鮮明だが、どうやら中学の頃おつきあいしてたらしい・・・
ずーーーっと彼女のことが好きだったらしい。
彼女がまた淡々と「あたしのことがどストライクらしいんだよね～」というのがおかしい。
２８年ぶりに会うっていうから、ワタクシ、老婆心ながら申し上げました。
「男の人の老け方には目を見張るものがあるからね。たとえガッカリしても顔に出さないんだよ！」
彼女は、ワタクシの友人に多いバツイチ女たちと同様、年齢よりはるかに若いし、綺麗な娘とカッコいい息子と楽しく暮らしている。
仕事も安定してるし、別れた前夫と子どもたちの関係も良好だ。
ワタクシに言わせりゃあ完璧なバツイチだ。
浮いた噂は一回しか聞いたことなかったがあれはどうなったのだろうか・・・今度教えてくれ。
ワタクシの勝手な想像で
「このカレシ、田舎から出張かなんかで上京するついでに、昔大好きだった女に会おうと思いついたのか？
噂で「彼女、バツイチらしい」なんて聞き、調子乗ってるんじゃないか？
田舎の男が思うバツイチ女と、今のバツイチ女には大きな隔たりがあるんだからねっ！気をつけな！」
ところが、ワタクシの「どんな人？」の質問に対する彼女の答えで、一気に形勢逆転である。
このカレシの経歴がものすごくて、ワタクシの興味をそそるそそる。
田舎の中学を卒業後、東京の有名都立高から国立大学へ。
大学の頃にビリヤードにハマってプロになる。
ビリヤード！ビリヤードですよビリヤード。ハスラーだよハスラー。ポールニューマン？トムクルーズ？
（のちにこれは映画のせいで、ハスラー本来の意味は詐欺師だと知るn）
ビリヤードをやるために仕事をするという生活。
その仕事関係で日本と海外を行ったり来たり。
結婚は、していない。（どうやら彼女への想いをこじらせ過ぎてのことらしい）
親の介護で、今、日本に定住。
東京交響楽団のシーズンシートを持ってるくらいの音楽好き。ちなみに今日のデートはマーラー。
どうです？
すごくないですか？
ワタクシのまわりにはこういう異色な経歴の持ち主がいないので、そりゃ～もう、一気に盛り上がります。
ワタクシが心配した、彼（男っていうもの）の老け具合も心配はいらないようで・・・
というのも、どうやら再会のきっかけがふぇーすぶっくだし、現在の顔写真も見せてもらっている。
で、ここでワタクシの胸を突いたのが彼女の言葉。
「彼の写真見た時、ホントに薄っぺらぼんやりとしか覚えてなくて。
元夫が良くも悪くも私の青春の全てだったから。」←コレを聞いたカレシは「うらやましい」とうなったらしい。
わかる気がした。
いや、カレシのことではなく。
ワタクシも、前夫が良くも悪くも青春の全てだったなあ～
バツイチになった頃に、「こういうことになっちゃったけど、結婚してた数年間はすごく楽しかったから、結婚っていいもんだって言えるよ。」ってなことを言って友達を泣かせたことがある。
ワタクシのまわりのバツイチ女たちが、今、幸せそうなのは、ワタクシも含めて、過去の恋や結婚をきちんと終結させているから。
まなみ（仮名）が、元夫のことしか目に入らないような青春時代を悔いてないから。
ワタクシが、短かったけど失敗だったけど前夫のことは許せないけど、でも結婚していた数年間はとても幸せだったから。
そして、ワタクシが一番嫌なのが、破綻している結婚をずるずる続けている女たち。そしてそれを子どものせいにする女たち。
・・・と、何だか話がそれてるなあ。
とにかく！まなみ（仮名）の「元夫が良くも悪くも私の青春の全て」発言は胸に響いた。
それと、もうひとつ、胸に残ったのは、「どストライク」という言葉。「君のことが大好きだ」という言葉。
「どストライク」なんて言われるの、女冥利に尽きるねえ。
５０年生きてきて、ワタクシのことがどストライクだという男に会ったことがない。
ちょっと自分の女人生を振り返りせつなさすら感じた。
ま、いいでしょう。今年の年末に中学の同窓会があるのだ。
もしかしたら「君のことがどストライクだった」っていう男子がいるかもしれない。
楽しみにしとこう。
そんなこんなで、一気にカレシのことを応援する気満々。
だって、興味湧きません？こんなカレシ。
高学歴からのプロビリヤード打ち。
からのガテン系。
からの海外。
そして一途。そして親孝行。そして一途。そしてクラシック音楽好き。そして・・・一途。
まなみ（仮名）からのデート報告を楽しみに待つとしよう。
