パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

高校野球観戦におけるコンプレックス診断

2013年08月22日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月22日(木)晴れ

本日より夫、帰省。
「それにしても、また、ちょうどの時の飛行機を予約したねえ~甲子園の決勝戦の時間だよ!」
朝食を食べながら、しばし甲子園談義。
夫「花巻東の千葉君、審判からやんわり言われたらしいよ。」
千葉君とは、花巻東の2番打者、156cm。
身長が低い上に、独特のフォームでさらにストライクゾーンが狭くなってて、投手泣かせ。
さらにはファールで粘って粘って球筋を読み出塁する、というのが彼の持ち味。
準々決勝では、彼だけで40球以上も相手ピッチャーは投げさせられた。
試合後「千葉君に翻弄されたゲームだった」と言わしめるほど、彼の存在は花巻東の戦略でもあった。
妻「でもさぁ~あたしはあんまりいい気持ちじゃなかったんだよねえ、見てて。
その時、必要と言う場合にファールファールで粘るという作戦はあっても
毎度毎度のことだと、ちょっと高校野球としてどーよ。
相手ピッチャーを疲れさせる作戦にしか思えなくなるし。」
夫はワタクシとは真逆の考えで、それが彼の持ち味なんだからいいんじゃないの?という考え。
確かに千葉君は、どうしたらファールになるかバットの角度を変えたりの練習もしていたらしい。
ワタクシはチビだ。
幼稚園のお遊戯会では二年連続「小人役」、小学校の整列ではいつも先頭、前ならえは手腰。
高校2年生でやっと150センチ台にとどいた時はホントうれしかった(成長遅過ぎ・・・)
そんな筋金入りのチビなワタクシ、もちろんずっとコンプレックスだった。
だからこそ、身長が低い子の活躍には人一倍大喜びする。
でも、その活躍というのが、身長が低いことを利用しての、というか逆手に取っての活躍というのは
あまりいい気持ちがしない。
「小さいのに、ジャンプ力がすごくて、ホームランかと思われた打球をキャッチした!」とか
「小さいのに、ホームランをバカスカ打つんだよなあ~あいつ!」みたいな選手を応援したい。
千葉君は、大谷君をみて、「俺は彼のようにはできない」と思って今の作戦に出たらしいが
こうして、審判から忠告を受けてしまっては元も子もないじゃないか。

と、考えるワタクシって、いまだに身長コンプレックスから脱却できてないのかなあ。
我が夫もチビだが、彼はこのコンプレックスを脱却した上での千葉君擁護派なのか。
それとももっと根深いものがあってのことか。

なにはともあれ、泣いても笑っても今日、頂点が決まる。
九州人としては延岡学園を応援したいよね!というと、またも夫が
「でも何か悔しくないか?宮崎に先に優勝旗持ち帰られるのって。」
え~~~~っ!?そういう視点???
鹿児島って優勝してないんだっけ?
夫「春は優勝したけど、まだ夏はないだろ。」
妻「え~~~~っ!?でもやっぱり延岡学園に優勝して欲しいよ。
宮崎は鹿児島のようなものじゃん!(???ちがいますっ!)」
と、なかなか意見の合わない夫婦でありますが、それでも一緒に応援したかったなあ。
ま、ワタクシが、ラインで試合を実況生放送して差し上げよう。
夫よ!気をつけて行ってらっさ~~~~い(←なぜか浮かれ気味の妻)
コメント (2)
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