パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

本の話、マンガの話

2008年11月14日 | 本・マンガ・テレビ・映画
11月14日(金)晴れ
ずいぶんと時間がかかったが、ようやく「一瞬の風になれ」3巻読了。
いやぁ~良かった!
もう一度、高校生になったら絶対陸上部に入る。
主人公の男の子も魅力的ないい子だが、やはり女子を持つ身としては、
谷口若菜がいいっ!
彼女が、最後の大会で、県大会に進めるかどうかのギリギリのレースの
シーン、ゴールのシーンには、泣けた。
レースの最中に、応援している部員の一人が、長距離の極意(結局最後は気力)みたいなことを言うのだが、
そこの場所を、ロードレース大会を控えていた娘を呼びつけ、声に出して読んで聞かせたくらいだ。

今朝、図書館から「予約本が入りました~」のメール。
何を予約していたか。
西原理恵子の「毎日かあさん」4巻出戻り編。
大喜びで借りに行く。
即、読む。
一人でげらげら声をたてて笑う。
なんとおもしろくて、愛にあふれたお話なのだ!
あまりにおもしろすぎ、「これは家族と共有したいっ!」と思い、
特におもしろかった箇所に付せんを貼りはじめる。
今週は三者面談期間ゆえ、2時には帰ってくる娘のために、
抹茶ケーキなどを焼きながら読み続ける。
期末考査前一週間をきった娘に、「付せんの箇所だけでも読んでみて!」とおもしろさの押し売り。
娘もゲラゲラ笑いながら読んでいる。
そして「このシリーズの一番最後のお話って、特にいいんだよね~」と最後の話を読み・・・
「やばい、泣きそうだよ。めっちゃ、悲しいっっ!
帰ってきてからまたゆっくり読もうっと!」と塾へ出かけていく。
母はきちんと順番に読むタイプなので、最後の話が気になりながらも、
順を追って、ゲラゲラ笑いながら読み進める。
そして一番最後の話になり・・・号泣。
ホントに号泣。
ヒックって、嗚咽が漏れるほど泣く自分に驚くが、
たったの9ページのお話が、辛くて悲しくて、でもいろんな愛の形がぎゅっと詰まっていて、
ホントにいいのだ。
絵がシンプルすぎるところも、そこまでのおもしろい話なども、
相乗効果として一番最後の話を素晴らしいものにしている。

そして、今日は、たくさんの料理本のほかに、写真集も一冊借りる。
「うめめ」
ワタクシ、写真を撮るのは好きだが、人の写真はあまり好きではない。
しいてあげれば、夫の写真くらいかなあ~好きなのって(夫よ、この発言、ポイント高い?)
夫はアラーキーも好きだし、三好和義も好き。椎名誠の写真も好きみたい。
幅広いジャンルの彼の本棚には、写真集もたくさん並んでいるが、
ワタクシは手に取った事すらない。
そんなワタクシが、初めて図書館で借りた写真集が「うめ版 新明解国語辞典×梅佳代」
これがねえ~すっごい良いのよぉ~
夫に影響を受けるまでは、ワタクシもっぱら人物写真しか撮ってなかったのだが、
まさに、ワタクシの理想とする人物写真だらけ。
辞典のことばと、その意味が載せられ、
それに合った写真が出ているのだが、
もうねえ~絶妙というか、抱腹絶倒ものですよ。
「思いも寄らない」のページでは、ホントに思いも寄らない組み合わせの写真があるし、
「鑑」では、まさに「鑑」といえる人物の写真がある。
今日は、そんな彼女のデビューとなった写真集「うめめ」を発見。
読む本が山積み状態で、嬉しい今日この頃。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする